愛知御津駅
愛知御津駅[* 1] | |
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駅舎(2024年4月) | |
あいちみと Aichi-Mito | |
◄CA43 西小坂井 (3.7 km) (3.1 km) 三河大塚 CA45► | |
所在地 | 愛知県豊川市御津町西方松本 |
駅番号 | CA 44 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■東海道本線(名古屋地区) |
キロ程 | 302.1 km(東京起点) |
電報略号 | アミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
[統計 1]1,063人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1888年(明治21年)9月1日[2] |
備考 |
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愛知御津駅(あいちみとえき)は、愛知県豊川市御津町西方松本にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である[1]。駅番号はCA44。
運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。
概要
[編集]開業当時の駅名は、東海道本線の当初の敷設計画の経由地(旧東海道沿い)であり、駅設置予定地であった宝飯郡御油町(現豊川市内)の地名をそのまま採用し「御油駅」とした。のちに開業した愛知電気鉄道線(現名鉄名古屋本線)の御油駅は、当初「本御油駅」と命名された。
戦後、駅舎再建時に駅名変更が検討され、「御津」「三河御津」「愛知御津」の3案が提案されたが、御津だけでは茨城県の水戸駅と混同の恐れがあり、また旧国名をつける三河御津も付近に「三河」を冠する駅が多く紛らわしいという事から、県名の「愛知」を用いた「愛知御津」が選定された[4]。現在でも西側にある踏切の名は「御油踏切」で、当時を偲ばせている[1]。
豊川市内のJR路線は飯田線のみであったが、旧宝飯郡御津町との市町村合併により、東海道本線に駅を持つこととなった。
歴史
[編集]- 1888年(明治21年)9月1日:御油駅(ごゆえき)として、官設鉄道(のちの国鉄・JR)浜松-大府間の開通時に開業。一般駅。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1945年(昭和20年)8月7日:空襲で駅舎が破壊される[4]。
- 1948年(昭和23年)
- 1949年(昭和24年):貨物上屋改築[4]。
- 1951年(昭和26年):駅前広場完工[4]。
- 1971年(昭和46年)10月4日:貨物の取扱を廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東海が継承。
- 1991年(平成3年)3月16日:駅舎改築[6]。
- 2006年(平成18年)11月25日:TOICA導入。
- 2017年(平成29年)
- 9月30日:JR全線きっぷうりばの営業を終了[7]。
- 10月1日:集中旅客サービスシステム(現・お客様サポートサービス)の使用開始に伴い終日無人化[7][3]。
駅構造
[編集]2面3線のホームを持つ地上駅[1]。1番線が上り本線、3番線が下り本線である。2番線が中線であり[1]、上り下り双方の折り返しが可能である他、待避線としても使われている。下り本線の隣に下り1番線があり、回送列車の待避で使用している。
西小坂井駅上り1番線で夜間留置する車両の回送列車は当駅で折り返している。
駅舎は上りホーム側にあり、下りホームとは跨線橋で連絡しているが、エレベーターは設置されていない。
駅舎内には自動券売機(TOICA対応)が1台、簡易型自動改札機(TOICA対応)が設置されている。トイレは改札内にある。かつて改札外に東海キヨスクがあったが、現在は閉店している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 東海道本線 | 上り | 豊橋・浜松方面[注釈 1] | |
2 | 待避列車、当駅折り返し専用 | |||
下り | 岡崎・名古屋方面[注釈 1] | |||
3 |
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改札口(2022年10月)
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1番線ホーム(2022年10月)
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2・3番線ホーム(2022年10月)
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駅名標(2024年4月)
利用状況
[編集]「豊川市の統計」によると、 1日あたりの乗車人員は以下の通りである。
年度 | 人数 |
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2002年(平成14年) | [統計 2]1,544 |
2003年(平成15年) | [統計 2]1,484 |
2004年(平成16年) | [統計 2]1,411 |
2005年(平成17年) | [統計 2]1,400 |
2006年(平成18年) | [統計 2]1,357 |
2007年(平成19年) | [統計 2]1,342 |
2008年(平成20年) | [統計 3]1,350 |
2009年(平成21年) | [統計 3]1,317 |
2010年(平成22年) | [統計 3]1,319 |
2011年(平成23年) | [統計 4]1,299 |
2012年(平成24年) | [統計 4]1,332 |
2013年(平成25年) | [統計 5]1,368 |
2014年(平成26年) | [統計 5]1,328 |
2015年(平成27年) | [統計 5]1,376 |
2016年(平成28年) | [統計 6]1,354 |
2017年(平成29年) | [統計 6]1,362 |
2018年(平成30年) | [統計 1]1,361 |
2019年(令和元年) | [統計 1]1,375 |
2020年(令和 | 2年)[統計 1]1,063 |
駅周辺
[編集]- 豊川市役所御津支所(旧・御津町役場)
- 豊川市御津体育館(旧・御津町民体育館)
- 豊川市御津文化会館(ハートフルホール、旧・御津町文化会館)
- 豊川市立御津中学校(旧・御津町立御津中学校)
- 豊川市立御津南部小学校(旧・御津町立御津南部小学校)
- 御津郵便局(日本郵便豊川支店 御津集配センター併設)
- 蒲郡信用金庫御津支店
- 豊川信用金庫御津支店
- 愛知県中央信用組合三谷支店 御津出張所
- ひまわり農業協同組合御津支店
- Aコープ御津店
- たつみストア御津店
- スギ薬局御津店
- 御津山
- 愛知県道501号愛知御津停車場線
バス路線
[編集]「愛知御津駅前」停留所にて、豊川市コミュニティバスの路線が発着する。
2010年4月より御津地区福祉乗合タクシーが運行されていたが、市内バス路線再編により2011年11月から「豊川市コミュニティバス」となった。
かつては、豊橋鉄道バス、名鉄バスの御津駅前バス停があったが、豊橋鉄道バスは1979年、名鉄バスは1988年に路線廃止となっている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 04号 名古屋駅・古虎渓駅・美濃赤坂駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月2日、21頁。
- ^ 「TOPIC PHOTOS」『鉄道ピクトリアル』第38巻第12号、電気車研究会、1988年12月号、92頁。
- ^ a b “JR東海 進化する在来線旅客サービス”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 20. (2017年11月27日)
- ^ a b c d e 御津町町史編さん委員会(編)『御津町史 本文編』御津町、1990年、907頁。
- ^ 「運輸省告示第193号」『官報』1948年7月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '91年版』ジェー・アール・アール、1991年8月1日、193頁。ISBN 4-88283-112-0。
- ^ a b 『東海道本線 集中旅客サービスシステムの使用開始について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2017年9月5日。オリジナルの2020年11月8日時点におけるアーカイブ 。2020年11月8日閲覧。
- 豊川市の統計
- ^ a b c d “豊川市の統計 令和3年版” (pdf). 豊川市. p. 46 (2022年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “豊川市の統計 平成20年版” (pdf). 豊川市. p. 50 (2009年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c “豊川市の統計 平成23年版” (pdf). 豊川市. p. 52 (2011年12月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “豊川市の統計 平成25年版” (pdf). 豊川市. p. 44 (2014年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b c “豊川市の統計 平成28年版” (pdf). 豊川市. p. 36 (2017年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。
- ^ a b “豊川市の統計 平成30年版” (pdf). 豊川市. p. 42 (2019年3月). 2023年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月16日閲覧。