岐阜貨物ターミナル駅

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岐阜貨物ターミナル駅
駅舎
駅舎
ぎふかもつターミナル
Gifu Kamotsu Terminal
西岐阜 (1.2km)
(1.6km) 穂積
所在地 岐阜県岐阜市今嶺四丁目18-1
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 東海道本線
キロ程 400.7km(東京起点)
電報略号 キタ
駅構造 地上駅
開業年月日 1986年(昭和61年)11月1日[1]
備考 貨物専用駅
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コンテナホーム(着発2番線側)
着発2番線へ進入するEF66形電気機関車

岐阜貨物ターミナル駅(ぎふかもつターミナルえき)は、岐阜県岐阜市今嶺四丁目にある日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線貨物駅新南陽駅とともに、着発線荷役方式(E&S方式)を初めて採用した駅であり、駅構内に「着発線荷役方式 発祥の地」とした石碑が建っている。

駅構造[編集]

着発線は4本ある。1本は上下本線の間に中線として存在し、残りの3本は本線の南側にあり、本線側から順に下り1番線、着発1番線、着発2番線となっている。着発1番線・2番線はコンテナ荷役線となっており、その間に1面のコンテナホームがある。ホームの長さは450mほど。着発線から数本の留置線や引き上げ線が分岐する。駅構内東端のすぐ東側は西岐阜駅となっている。総面積53,000m2[2]

ホーム西端から着発2番線を構内踏み切りで渡った場所に駅舎やトラックプールがある。

取扱う貨物の種類[編集]

貨物列車[編集]

以下は2014年3月15日改正時点の状況である[3]

停車する定期列車はコンテナ車で編成された高速貨物列車のみであり、下り列車(穂積方面行)が1日11本(うち当駅終着1本)、上り列車(西岐阜方面行)が1日9本(うち当駅始発1本)停車し、荷役作業を行う。行先は下りが新潟貨物ターミナル駅広島貨物ターミナル駅福岡貨物ターミナル駅熊本駅、上りが名古屋貨物ターミナル駅西浜松駅東京貨物ターミナル駅仙台貨物ターミナル駅である。

上記列車とは別に、名古屋貨物ターミナル駅との間で1日1往復が運行され、1日1本名古屋貨物ターミナル駅→当駅折り返し→札幌貨物ターミナル駅という区間を走行する列車もある(同区間を走行する列車は通常は稲沢駅折り返し)。

以上の列車のほか、臨時列車も設定されている。

駅周辺[編集]

国道21号の北約800mに位置し、接続する岐阜県道173号文殊茶屋新田線が構内をアンダーパスする。日本通運濃飛倉庫運輸などの通運事業者が多く集まる。

歴史[編集]

従来岐阜駅で行われていた貨物の取扱を、同駅の高架化工事着工に伴いそれを移転する形で開業した。同時に旅客駅の西岐阜駅も開業した[1]

  • 1983年昭和58年)11月 - 着工。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 国鉄の駅として開業[1]。当初から着発線荷役方式を採用していた[2]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR貨物の駅となる。
  • 2011年(平成23年)12月27日 - 荷積後の貨物列車(27両編成)が構内本線合流点で脱線[4]フォークリフトが締結解除されたコンテナを車両から持ち上げようとした際、何らかの原因で締結が外れておらず車両ごと持ち上げてしまい脱線をさせてしまった。(締結状態のままコンテナを持ち上げるとフォークリフトが前のめりになり、記録装置に荷重計の数値と共に記録が残る。)また、発車まで脱線に誰も気づかないまま発車、列車脱線となった。この事故は運輸安全委員会が検証を行ったが、コンテナをフォークリフトで持ち上げ、締結解除状態から締結状態になって脱線した状況は再現できなかった。

隣の駅[編集]

東海旅客鉄道
東海道本線
西岐阜駅 - 岐阜貨物ターミナル駅 - 穂積駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『地方自治年鑑 1987年版』 第一法規出版、1987年9月。ISBN 978-4474013513
  2. ^ a b 鉄道ジャーナル』第20巻第13号、鉄道ジャーナル社、1986年12月、 117頁。
  3. ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 66-73頁。
  4. ^ JR岐阜貨物ターミナルで27両の貨物列車脱線、中日新聞、2011年12月28日

関連項目[編集]