借景

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彦根城天守を借景とする玄宮園
勝山を借景とする足立美術館枯山水庭

借景(しゃっけい)は、日本庭園や中国庭園における造園技法のひとつ[1]

概要[編集]

庭園外の森林などの自然物等を庭園内の風景に背景として取り込むことで、前景の庭園と背景となる借景とを一体化させて景観を形成する手法[2]。庭園外の自然物等についても庭園景観の重要な構成要素とするため、近年の都市開発に際して借景とする山そのものの開発やビルなどの高層建築の建設による景観の変化などについて、借景の破壊という面で紛争が生じることがある[3]

著名な借景庭園と借景とする背景[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 世界大百科事典 第2版『借景』 - コトバンク、2017年8月19日閲覧。
  2. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『借景』 - コトバンク、2017年8月19日閲覧。
  3. ^ 篠部 裕 (2012). “庭園の周辺景観の保全施策に関する一考察 日本庭園を事例として”. 都市計画論文集 47 (3): 625-630. doi:10.11361/journalcpij.47.625. 
  4. ^ a b 百科事典マイペディア『借景』 - コトバンク、2017年8月19日閲覧。
  5. ^ a b c d ZHOU, Hongjun (2013). “A STUDY ON THE SPACE COMPOSITION OF BORROWED SCENERY GARDEN OF JAPAN”. Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ) 78 (689): 1659–1666. doi:10.3130/aija.78.1659. ISSN 1340-4210. 
  6. ^ 境内・山内案内:世界遺産 京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ”. 天龍寺. 2017年8月19日閲覧。
  7. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ『玄宮園』 - コトバンク
  8. ^ デジタル大辞泉『紫雲山』 - コトバンク
  9. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『紫雲山』 - コトバンク
  10. ^ 日本庭園 足立美術館 ADACHI MUSEUM OF ART”. 足立美術館. 2017年8月19日閲覧。
  11. ^ 借景庭園 名勝 仙巌園 (磯庭園)”. 島津興業. 2017年8月19日閲覧。