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プランター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
プランター

プランター(planter)は、装飾用の草花を植えたり活けるための鉢や箱の事。イギリスやアメリカではplanter と flowerpot(植木鉢)をほとんど同義に使い、あまり区別をしない。花器、花瓶をも planter と呼ぶ場合も少なくない。

日本で「プランター」と呼ぶ場合、プラスティックを使用した長方形のものが一般的であるが、木製や陶磁器、金属製のもの、また、円筒型や門扉へのハンギング等に向いている半円形のものなど、様々な材質、形状のものがある。プラスティック製のプランターの中には底部の排水用のすのこ状部分に切り取り式の栓があり、これで排水孔を内側から塞ぐことで、水生植物湿地性植物の栽培ができるように設計されているものも多い。「プランター」は和製英語でセロン工業創業者の芹澤次郎が発案・製品開発した。

用語

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大きさ

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プランターの大きさを示すとき、一般的に“型”を使う。(1型=1cm。10型=10cmとすることもある[要検証]。)園芸本などでは65型の大きさを例として使うことが多い。

鉢底石

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プランター(鉢)からがこぼれにくくするために底に敷く軽石のこと。ネットに入れて使ったりする。また、軽石(普通の)を使う代わりにプラスチックを敷くこともある。

開発エピソード

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芹澤次郎は、1949年東京都渋谷区道玄坂上に合成樹脂成型加工・販売、園芸生花用品の研究・開発を目的として芹澤プラスチック製作所(現在のセロン工業)を創業[1]

1953年に鉢皿を開発、その年鉢カバー(ビニールパイプ鉢カバー)を開発。全国的に普及販売し大ヒットとなる[1]

1955年に長方形の植物栽培容器を「プランター」という和製英語を発案・命名・製品を開発[1]

脚注

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関連項目

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