石清尾山塊

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石清尾山塊
所在地 日本の旗 日本香川県高松市
位置 北緯34度20分17.6433秒
東経134度01分22.0249秒
最高峰 浄願寺山 (239.47m)
Project.svg プロジェクト 山
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石清尾山塊(いわせおさんかい)は、香川県高松市高松平野北西部に位置し高松市街地に面した山塊である。

地理[編集]

連山は高松平野北西部にあって、高松平野の至る所から見通すことが出来る孤高物でもある。石清尾山から紫雲山[要検証 ]にかけては通称「峰山」と呼ばれる起伏のある台地になっており、峰山町という集落を形成している。

高松市街地に面した貴重な緑地帯であり、周りを人口密集地に囲まれていることから、峰山にある高松市峰山公園を始めとして気軽に登山できる山として高松市民にとっては身近な存在である。

歴史[編集]

かつてこの山塊は両端を香東川に囲まれ、川が運ぶ土砂が堆積することによって山塊が形成されていった。また石清尾山麓には古くから人が住みつき、現在にそのことを示す「石清尾山古墳群」が国定史跡に指定されている。その後1637年(寛永14年)に香東川は西嶋八兵衛によって水流が付け替えられ、山塊の西側のみを流れる現在の水流になった。

紫雲山[編集]

稲荷山や室山、浄願寺山、石清尾山といった複数の山の総称であり、東麓に栗林公園を有する[1][2][3][4]沈没事故を起こした宇高連絡船紫雲丸がこの山名を冠したことでも有名。[要出典]

山塊[編集]

石清尾山[編集]

香川のみどり百選の一つ。高松市峰山公園が多くを占め、アスレチックやキャンプ、スポーツなどのレクリエーションの場となっている。公園内の石清尾山山頂の展望台からは屋島から高松市中心部とそれに面する瀬戸内海、香西地区にかけてが一望できる。また、夜間は高松市中心部とそれに面する瀬戸内海の対比から夜景が美しく、標高の高い屋島山頂に次いで高松市の定番夜景スポットの一つとなっている。麓には高松の氏神と呼ばれる石清尾八幡宮がある。

稲荷山[編集]

  • 標高:166m

室山[編集]

浄願寺山[編集]

小山[編集]

交通[編集]

山の上への公共交通機関は無く、専ら自動車か徒歩で登山することになる。

道路は高松市民病院付近から峰山公園付近まで存在し、峰山上は自動車で移動できるがそれ以外の稲荷山、紫雲山[要検証 ]、室山、浄願寺山に道路は無く自動車は進入出来ない。

また、徒歩で登山する場合は登山道が無数に存在するが、ほとんどが手入れされたハイキングコース並みの道である。

ショートカット[編集]

石清尾山塊は高松市中心部に面し、周りを人口密集地に囲まれているため、山の存在自体が交通を阻む形になっており、いくつかのショートカットが存在する。

栗林トンネル[編集]

峰山と紫雲山の間に位置し、高松市中心部と鶴尾地区及びそこに連結する国道32号を結ぶ動脈である。トンネルは香川県道172号川東高松線の一部で重要度が高く交通量も多い。

ここをショートカットできない場合はラッシュ時の交通渋滞が激しい中央通り国道11号)まで迂回する必要があり、それほど重要度は高い。

切通越え[編集]

切通越えは峰山と浄願寺山の間に位置する峠で、鶴尾地区弦打地区を結ぶ道路が存在する。ショートカットとしては栗林トンネルよりかなり規模は小さく、自動車の対向困難箇所が多数存在する狭隘な農道であるが、交通量が少ないため対向車が現れることは稀である。

ここがショートカットしない場合は栗林トンネルか産業道路(香川県道176号檀紙鶴市線)を経由する。

2013年度を目処にこの峠に御殿山トンネル(仮称)が建設される予定である。このトンネルは都市計画道路木太鬼無線の一部で、完成すればそれまで迂回を余儀なくされていた高松平野の中央と西部の拠点市街地が結ばれることになり、栗林トンネルに匹敵する重要度の高い動脈となる予定である。

放送送信所[編集]

高松平野の中心に位置し、高松市全体を見渡せるロケーションから石清尾山には高松市を放送対象地域とするコミュニティFMの送信所が置かれている。

他にも室山には鶴尾地区や栗林町を対象としたRNCの中継局も設置されている(→RNC栗林南中継局参照)。

FMラジオ放送送信設備[編集]

周波数 放送局 コールサイン 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
81.5MHz エフエム高松 JOZZ9AB-FM 20W 108W 高松市 約16万4000世帯
※指向性あり

FMラジオ放送送信設備(廃止)[編集]

2000年3月23日に亀井町から移転。送信設備はFM高松と共用であった。2005年4月1日午前0時をもって高松FMへ吸収合併され廃止。

周波数 放送局 コールサイン 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
78.0MHz FM MARINO JOZZ9AF-FM 20W 不明 高松市 約16万4000世帯
※指向性あり

出典[編集]

  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『紫雲山』 - コトバンク
  2. ^ デジタル大辞泉『紫雲山』 - コトバンク
  3. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)『紫雲山』 - コトバンク
  4. ^ 『香川県の歴史散歩』 香川県の歴史散歩編集委員会、山川出版社、2013年、10-12頁。ISBN 978-4634246379

関連項目[編集]