ヤンデックス

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ヤンデックスのロゴマーク

ヤンデックスロシア語: Яндекс、英語:Yandex)はロシア検索エンジンポータルサイトのひとつ。また、Chromiumベースのウェブブラウザ(Yandex.Browser)は、そのまま日本語で使える。

概要[編集]

ヤンデックス検索システムは1997年、アルカジー・ヴォロシュの「コンプテック・インターナショナル」社によって立ち上げられた。2000年にヤンデックス社として登記。ロシア法人はあるものの、その株式100%がオランダのYandex N.V.社保有となっている。株式市場で取引されているのもYandex N.V.の株式である。2008年には、米シリコンバレーにも子会社を作り、グローバル検索などの改良を目指している[1]。アメリカのデジタル市場調査会社「コムスコア」の2012年12月の統計によると、ヤンデックス検索システムは検索件数(48億4000万件または世界の2.8%)において、世界第4位。ロシア国内では、ランブラーGoogleロシア語版、Mail.ruなどと、常に首位を争っている[2]

Googleとの裁判[編集]

2014年12月、GoogleはAndroid対応機器メーカーに、検索システムを含む競合他社のアプリをプリインストールすることを禁じ、Google マップ、YouTube、Gmail、さらにはGoogle Play ストアをも違反機器で使えなくすると警告。その結果、「プレスティジオ」、「フライ」、「エクスプレイ」などのスマートフォンメーカーが、ヤンデックスとの提携を終了せざるをえなくなった。そのためヤンデックス側が提訴し、連邦反独占局(FAS)はGoogleの「競争保護」法違反を認めた。また欧州連合(EU)も、Googleの独禁法違反の証拠収集を行っており、ヤンデックスのケースは前例になりうる[3]

自動車市場へ進出[編集]

2016年、ヤンデックスの自動車搭載システム・ラボラトリーの責任者アンドレイ・ワシレフスキーは、「私たちは、トヨタやホンダとの協力を継続する予定であり、すべての自動車メーカーに対してオープンである」と語った。同年8月末には、ロシアのトラック・メーカーKAMAZと人工知能(AI)に基づくシステムの創出に関する契約に調印しており、車線内の走行維持や、緊急停止の指示や、運転手の疲労度確認も可能とするサポート・システムを開発予定。既存のナビゲーターは、トラックを軽自動車のように狭い道や低い橋の下へ誘導してしまうため敬遠されがちであるといい、この種のサービス向上にも意欲を見せている。ワシレフスキーによると「ヤンデックス・ナビゲーターは、多くの都市におけるルートの設定をサポートしているが、サービスにおけるチャートは、プロの地図作成者ばかりでなく最初に変更に気づいたユーザー自身によっても更新され、新しいインターチェンジや道路情報カメラや走行速度規制などに関する情報が、追加されている」という[4]

脚注[編集]

  1. ^ ロシアYandexがアメリカに子会社
  2. ^ 2005: Most popular Russian sites - Yandex, Rambler, Mail.ru, Google(英語)
  3. ^ YandexがGoogleに勝訴 ロシアNOW
  4. ^ ヤンデックスが自動車市場へ進出 ロシアNOW

外部リンク[編集]