ホキ美術館

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Japanese Map symbol (Museum) w.svg ホキ美術館
HOKI MUSEUM
Hoki museum outside rear 001.jpg
ホキ美術館の裏側。ギャラリー1の半分ほど約30メートルが完全に宙に浮いている構造
施設情報
専門分野 写実絵画
収蔵作品数 450
館長 保木博子
事業主体 株式会社ホキ美術館
建物設計 日建設計
延床面積 3,720m2
開館 2010年平成22年)11月3日
所在地 267-0067
日本の旗 日本 千葉県千葉市緑区あすみが丘東三丁目15番地
位置 北緯35度31分19秒 東経140度16分48秒 / 北緯35.52194度 東経140.28000度 / 35.52194; 140.28000座標: 北緯35度31分19秒 東経140度16分48秒 / 北緯35.52194度 東経140.28000度 / 35.52194; 140.28000
アクセス JR外房線土気駅南口から徒歩20分
公式サイト http://www.hoki-museum.jp/
プロジェクト:GLAM
株式会社ホキ美術館
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
267-0067
千葉県千葉市緑区あすみが丘
東三丁目15番地
業種 サービス業
代表者 保木將夫代表取締役
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ホキ美術館(ほきびじゅつかん Hoki Museum)は、千葉市緑区あすみが丘東にある美術館である。主に現代の日本人画家による写実絵画の細密画を専門に収集・展示している。

概要[編集]

美術館は昭和の森公園に隣接しており、ホギメディカルの創業者保木将夫によって収集された写実絵画作品、約450点を収蔵・展示している。

収蔵作家の大部分は日本人であり、日本最大となる森本草介のコレクション36点のほか、野田弘志中山忠彦磯江毅、青木敏郎、原雅幸、大矢英雄、島村信之、生島浩、諏訪敦、石黒賢一郎、五味文彦、小尾修、大畑稔浩、藤原秀一、塩谷亮、木原和敏山本大貴 (画家)、安彦文平、渡抜亮、卯野和宏、永山優子、廣戸絵美、など約50名である[1][2]。コレクションのうち、約130点が、地上1階、地下2階の三層の回廊型ギャラリーに展覧されている[1]

ギャラリーは9つの連続した回廊で構成されている。

  • ギャラリー1 [地上1階] 企画展(年に2回入れ替え)
  • ギャラリー2 [地下1階] 女性の人物画を中心に展示
  • ギャラリー3 [地下1階] 野田弘志のサイズ500号の大作・中堅作家の大作を展示
  • ギャラリー4 [地下1階] サイズ10号前後の作品を展示
  • ギャラリー5 [地下1階] 板谷波山富本憲吉の陶芸を展示
  • ギャラリー6 [地下2階] 野田弘志森本草介の大作を展示
  • ギャラリー7 [地下2階] 風景画を展示
  • ギャラリー8 [地下2階] 14人の画家による「私の代表作」を展示
  • ギャラリー9 [地下2階] 磯江毅の2作品を展示

建物の内部・外部には美術館としては珍しい多くの特徴がある。

  • 内部照明は全てLED照明を使用している。
  • 1階のギャラリー1の先端30メートルは宙に浮いた構造となっている。
  • 1階のギャラリー1はガラス窓から自然光が入るので開放的な空間となっている。
  • 観賞を疲れにくくする為にゴム素材の床材が使用されている。
  • 絵画の多くがガラス板で覆われていない。
  • 絵画の周辺には立ち入り禁止を表す停止線やロープなどが無い。

館内には本格的なイタリア料理とワインを提供するレストラン、軽食とドリンク類を提供するカフェ、展示絵画を印刷したポストカードや図録を販売するミュージアムショップが併設されている。

不定期で、画家や専門家を招いてのギャラリートークが開催されている。クラシックギター、弦楽四重奏、ピアノとチェロの二重奏などのコンサートが開催されることがある[3]

企画展の履歴

  • 2010年11月03日 - 2011年05月22日「開館記念特別展」
  • 2011年05月28日 - 2011年11月13日「時を超えて - 静物と風景画展」
  • 2011年11月19日 - 2012年05月20日「存在の美 - まなざし・微笑み・憂い」(人物画展)
  • 2012年05月26日 - 2012年11月11日「現代の写実。ホキ美術館名品展」
  • 2012年11月21日 - 2013年05月19日「写実の可能性と大いなる挑戦-新規収蔵展」
  • 2013年05月23日 - 2013年11月10日「光と風をかんじて…展」(光と風がテーマ)
  • 2013年11月15日 - 2014年05月18日「ホキ美術館大賞展・新 私の代表作展」
  • 2014年05月22日 - 2014年11月16日「人思い、人想う。」(人物画展)
  • 2014年11月21日 - 2015年05月17日「特別展:野田弘志展」「企画展:ホキ美術館名品展2014」
  • 2015年05月21日 - 2015年11月15日「写実って何だろう?」
  • 2015年11月20日 - 2016年05月15日「3つの個性」(3人展:五味文彦・大畑稔浩・島村信之)
  • 2016年05月19日 - 2016年11月13日「心ゆさぶる写実絵画」
  • 2016年11月18日 - 2017年05月15日「第2回ホキ美術館大賞展」
  • 2017年05月19日 - 2017年11月12日「画家の眼がとらえた美」

巡回展の履歴

  • 阪急うめだ本店「ホキ美術館名品展」 2012年12月12日 - 2012年12月30日
  • 阪急うめだ本店「ホキ美術館所蔵 森本草介展」 2013年12月30日 - 2014年1月12日
  • 日本橋三越本店「ホキ美術館所蔵 森本草介展」 2014年2月5日 - 2014年2月17日
  • 秋田県立近代美術館「ホキ美術館展-これが写実だ!驚きと感動の絵画-」 2016年7月2日 - 2016年9月11日
  • 阪急うめだ本店「ホキ美術館名品展」 2016年11月23日 - 2016年12月5日
  • ふくやま美術館「驚きの写実絵画 ホキ美術館名品展」 2017年1月21日 - 2017年3月12日
  • 佐賀県立美術館「ホキ美術館名品展」 2017年3月29日 - 2017年5月14日

利用情報[編集]

  • 入館料 - 一般:1800円、高校生・大学生・65歳以上:1300円、中学生:900円、小学生以下無料(団体の場合は1人750円として換算)。65才以上のシニア割引料金で利用する場合は公的機関が発行した生年月日もしくは年齢が記載された身分証(免許証、パスポート、保険証など)の提示が必要。学生の料金で利用する場合は学生証の提示が必要。団体割引は一定の条件を満たす必要があり要問合せ。有料会員(メンバーシップ)が2種類用意されており、会員になると会員本人または会員本人と同伴者1名が1年間フリーパスで入館できる。
  • 開館時間 - 午前10時 - 午後5時30分 入館受付は閉館時刻の30分前の午後5時まで。
  • 休館日 - 火曜日(国民の祝日の場合は開館して翌日休館)
  • 館内設備 - エレベーター、車椅子対応トイレ、貸出し用車椅子、無料コインロッカー(要100円硬貨1枚)、鍵付き傘立て。
  • 館内施設 - 美術館、ミュージアムレストラン、ミュージアムカフェ、ミュージアムショップ。
  • 専用バス - 東京からの各種バスツアーあり。
  • その他 - 館内撮影・録画・録音禁止。

建築概要[編集]

  • 設計 - 日建設計
  • 施工 - 大林組
  • 竣工 - 2010年9月(着工2008年10月)
  • 構造 - 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(地上1階、地下2階)
  • 敷地面積 - 3,860m2
  • 展示館面積 - 1,800m2
  • 延床面積 - 3,720m2

建築に関する受賞歴[編集]

特徴的な外見を持つ建築物は様々な賞を受賞している。

  • 日本建築家協会「日本建築大賞」2011年
  • 千葉市「千葉市都市文化賞 優秀賞」2011年
  • 千葉県「千葉県都市文化賞「優秀賞」2011年
  • 社団法人日本建設業連合会「第53回BCS賞」 2012年

アクセス[編集]

JR外房線土気駅千葉中央バス南口3番乗り場から「あすみが丘ブランニューモール行き」に乗り「あすみが丘東4丁目」下車(乗車時間約5分)バス停留所から美術館入り口までは徒歩2分、またはJR外房線土気駅南口から徒歩20分。

千葉東金道路中野インターチェンジより大網街道へ、昭和の森公園入口(ホキ美術館の看板あり)を右折、二つ目の信号(ホキ美術館の看板あり)を左折すぐ。2013年4月27日に開通した首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の東金JCT - 木更津東IC間の最寄りのICは茂原北インターチェンジ。新しくできた住所(2010年8月)のため地図情報が古いカーナビでは検索できない。駐車場(普通乗用車/収容台数:40台、バス/収容台数:2台)あり。美術館入場者は無料。

周辺[編集]

関連項目[編集]

参考書籍[編集]

  • 『写実絵画とは何か?ホキ美術館名作55選で読み解く』 安田茂美・松井文恵 著、生活の友社、 2015年、ISBN 9784915919978

脚注[編集]

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  1. ^ a b 「ホキ美術館について」 ホキ美術館の案内書(2011年5月版)
  2. ^ 収蔵作家と作品 ホキ美術館公式サイト 2016年2月6日閲覧。
  3. ^ ホキ美術館イベント情報

外部リンク[編集]