デレク・シェリニアン

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デレク・シェリニアン
Derek Sherinian
Derek-Sherinian (cropped).jpg
デレク・シェリニアン(2006年)
基本情報
生誕 1966年8月25日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ラグナ・ビーチ
ジャンル ヘヴィメタルプログレッシブ・メタルフュージョン
担当楽器 キーボード
活動期間 1982年 -
共同作業者 バディ・マイルス
アリス・クーパー
キッス
ドリーム・シアター
プラネット・エックス
イングヴェイ・マルムスティーン
ビリー・アイドル
ブラック・カントリー・コミュニオン

デレク・シェリニアンDerek Sherinian1966年8月25日 - )は、アメリカ人キーボーディスト。ヘヴィ・メタル/ハード・ロックの分野で活躍。アリス・クーパー・バンド、ドリーム・シアターイングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジングフォース等で活動し、現在はプラネット・エックスを率いている。 ギリシャ系アルメニア人の家系である。

概要[編集]

バイオグラフィ[編集]

評価[編集]

ギター・ワールド誌はシェリニアン を「キーボードの王」と称し、アリス・クーパーからは「キーボード界のカリギュラ」と名付けられている。また、英語版キーボード・マガジン誌は、2011年にシェリニアンを「新世代のキーボード・ヒーロー(Keyboard Hero for a new generation)」と発表した。キーボーディスト・小川文明の教則本『地獄のメカニカル・トレーニング・フレーズ』には、シェリニアンのソロ・アルバム『ブラッド・オヴ・ザ・スネイク』に収録されている『ファントム・シャッフル』という曲のアドリブを参考にしたフレーズが掲載されている。解説では、シェリニアンのスタイルを「基本のスケールからかなり逸脱しているので、やや複雑に聴こえるかもしれない」と表現した。また、コラムには「彼(シェリニアン)のことは音楽的に尊敬している」と書かれている。

使用機材[編集]

多数のメーカーのキーボードを使用しているが、シンセサイザーコルグノードピアノヤマハグランドピアノハモンドオルガンを主に使用している。特にコルグとはエンドーサーになって25年以上の深い関係にある。後述するコルグのシンセサイザーによるMonster Leadの音色はドリーム・シアターのアルバム『フォーリング・イントゥ・インフィニティ』での使用などで有名である。サンズ・オブ・アポロのアルバム『MMXX』に収録されている『アスフィクシエイション』のレコーディングでは、ヤマハのグランドピアノの弦を一部ミュートさせ、現代音楽の分野でよく知られるプリペアド・ピアノ的な特殊奏法を採用している。また、ビンテージ・キーボードのコレクターであり、彼のTwitterアカウントには貴重なシンセサイザー、エレクトリックピアノ、ハモンドオルガン、メロトロンなどの画像が多数アップロードされている。

シグネチュア・サウンド[編集]

Monster Lead

シェリニアンがジャック・ホートップ(コルグUSAスタッフ)と作ったリード・サウンド。コルグ・TRINITYシリーズに収録されているプリセット音色、Monster Leadのパラメーターを開くと、鋸歯状波とパルス波を元にしたシンセ・リードにエフェクトをかけた音色なことがわかる。YouTubeなどにはMonster Lead、もしくはそれを模したリード・サウンドによる演奏動画がアマチュアのメタル・キーボード奏者たちによって多数アップロードされている。

Balls

1962年製ハモンドB3とエフェクト・ペダルなどによるディストーション・オルガン。Korg New CX-3にはシェリニアンが作成したDS Balls!という音色が収録されている。

ディスコグラフィ[編集]

ソロ・アルバム[編集]

  • プラネット・エックス』 - Planet X (1999年)
  • イナーシャ』 - Inertia (2001年)
  • ブラック・ユートピア』 - Black Utopia (2003年)
  • 『ミソロジー』 - Mythology (2004年)
  • 『ブラッド・オヴ・ザ・スネイク』 - Blood of the Snake (2006年)
  • 『メレキュラー・ヘイノシティ』 - Molecular Heinosity (2009年)
  • 『オセアナ』 - Oceana (2011年)
  • 『ザ・フェニックス』 - The Phoenix (2020年)

プラネット・エックス[編集]

  • 『ユニヴァース』 - Universe (2000年)
  • 『ライヴ・フロム・オズ』 - Live from Oz (2002年)
  • 『ムーンベイビーズ』 - MoonBabies (2002年)
  • 『クアンタム』 - Quantum (2007年)

外部リンク[編集]