デメトリアス・ジョンソン

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デメトリアス・ジョンソン
Demetrious Johnson.jpg
基本情報
本名 デメトリアス・クリシュナ・ジョンソン
(Demetrious Khrisna Johnson)
通称 マイティ・マウス (Mighty Mouse)
DJ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1986-08-13) 1986年8月13日(30歳)
出身地 ケンタッキー州マディソンヴィル
所属 AMCパンクレイション
身長 160cm
体重 57kg
リーチ 163cm
階級 バンタム級
フライ級
バックボーン レスリング
テーマ曲 Go get it(T.I.
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デメトリアス・ジョンソンDemetrious Johnson1986年8月13日 - )は、アメリカ合衆国男性総合格闘家ケンタッキー州マディソンヴィル出身。AMCパンクレイション所属。現UFC世界フライ級王者。

来歴[編集]

ワシントン州ピアース郡で耳の聞こえない母親と暴虐的な継父の間に育つ。ジョンソンは本当の父親を見た事が無いと言う[1]。 幼少時には小柄な体と大きな耳の為に「マイティマウス」とからかわれていじめられた。

高校時代にはレスリングに励む。また、レスリングで強くなるために陸上クロスカントリーにも励む。運動に励んでいた上、学業の成績も優秀であったという[2]

2005年10月、リアリティ番組「The Ultimate Fighter」に影響を受け、近所にあったAMCパンクレイションで総合格闘技を始めた[3]

2007年7月14日、King of the Cageでプロデビュー。デビュー後、ローカル大会で全勝を記録し、WECと契約。

WEC[編集]

2010年4月24日、WEC初参戦となったWEC 48ブラッド・ピケットと対戦し、0-3の判定負けを喫しキャリア初黒星となった[4]

2010年9月30日、WEC 51でニック・ペースと対戦し、3-0の判定勝ち。WEC初勝利となった。当初はクリント・ゴドフリーと対戦予定であったが[5]、対戦相手が変更となった[6]

2010年11月11日、WEC 52でダマッシオ・ペイジと対戦し、ギロチンチョークによる一本勝ちを収めた[7]

UFC[編集]

2011年2月5日、WEC統合によりUFC初参戦となったUFC 126山本"KID"徳郁と対戦し、テイクダウンを奪い続け3-0の判定勝ちを収めた[8]。この試合からXboxとスポンサー契約を結んた[9]

2011年10月1日、UFC Live: Cruz vs. JohnsonでUFC世界バンタム級タイトルマッチで王者のドミニク・クルーズに挑戦するが、終始圧倒され、5R判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2012年3月3日、UFC on FX 2の初代UFC世界フライ級王座決定トーナメント準決勝でイアン・マッコールと対戦。3Rを戦い抜いた後、判定1-2でジョンソンの勝利が発表されるも、その後ジャッジの採点ミスが発覚し、正式には0-1のドローであったことが判明[10][11]。これにより6月に再戦が組まれる事が発表された。また、この試合はファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年6月8日、UFC on FX 3でイアン・マッコールと再戦し、判定勝ち。

2012年9月22日、UFC 152の初代UFC世界フライ級王座決定トーナメント決勝戦でジョセフ・ベナビデスと対戦し、5R判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2013年1月26日、UFC on FOX 6の世界フライ級タイトルマッチでジョン・ドッドソンとUFC世界フライ級王座の防衛戦で対戦。序盤に何度かダウンを奪われたが、後半で有効打をまとめて5R判定勝ち。王座の初防衛に成功し、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2013年7月27日、UFC on FOX 8の世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング4位のジョン・モラガと対戦し、5R腕ひしぎ十字固めを極めて一本勝ち。2度目の王座防衛に成功し、サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した。当初は4月13日のThe Ultimate Fighter 17 Finaleでモラガと対戦する予定であったが、ジョンソンの怪我のため延期されていた[12]

2013年12月14日、UFC on FOX 9のUFC世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング1位のジョセフ・ベナビデスと再戦し、1RKO勝ちを収め3度目の王座防衛に成功し、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。UFCでは初のKO勝利であった。

2013年12月31日、FOXスポーツのファイター・オブ・ザ・イヤーを受賞した[13]

2014年6月14日、UFC 174のUFC世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング4位のアリ・バガウティノフと対戦し、3-0の5R判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した。

2014年9月27日、UFC 178のUFC世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング8位のクリス・カリアソと対戦し、キムラロックで一本勝ちを収め5度目の防衛に成功した。

2015年4月25日、UFC 186のUFC世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング7位の堀口恭司と対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収め6度目の防衛に成功。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。この試合はスポーツ・イラストレイテッドのサブミッション・オブ・ザ・ハーフイヤーを受賞した[14]

2015年9月5日、UFC 191のUFC世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング1位のジョン・ドッドソンと再戦し、3-0の判定勝ちを収め7度目の防衛に成功した。

2016年4月23日、UFC 197のUFC世界フライ級タイトルマッチでフライ級ランキング2位のヘンリー・セフードと対戦し、ボディへの膝蹴りでTKO勝ちを収め8度目の防衛に成功した。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年11月、エレクトロニック・スポーツの運営企業とスポンサー契約を結んだ[15]

2016年12月3日、The Ultimate Fighter 24 FinaleのUFC世界フライ級タイトルマッチでTUF 24優勝者のティム・エリオットと対戦。エリオットの寝技に苦戦したものの5分5Rを戦い抜き3-0の判定勝ち。9度目の防衛に成功した。

人物・エピソード[編集]

  • 建設プラントに勤めていた事があり、フォークリフトなどを操縦していたという。総合格闘家になってからも仕事を続けていたが、ドミニク・クルーズ戦が決まってから師のマット・ヒュームに勧められ、フルタイムの仕事を辞めて、格闘技に専念する事となった。仕事と格闘技を両立させていた時の練習時間は週10~15時間であったという[16]
  • 既婚者であり、白人女性とのあいだに二児を儲けている。
  • ゲームが趣味でエレクトロニック・スポーツや過去にはXboxがスポンサーについている。ゲーム実況を配信している最中に全米アンチドーピング機関(USADA)の抜き打ち検査を受けたこともある[17]

戦績[編集]

プロ総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
28 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
25 5 9 11 0 1 0
2 0 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ティム・エリオット 5分5R終了 判定3-0 The Ultimate Fighter 24 Finale
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2016年12月3日
ヘンリー・セフード 1R 2:49 TKO(ボディへの膝蹴り) UFC 197: Jones vs. St. Preux
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2016年4月23日
ジョン・ドッドソン 5分5R終了 判定3-0 UFC 191: Johnson vs. Dodson 2
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2015年9月5日
堀口恭司 5R 4:59 腕ひしぎ十字固め UFC 186: Johnson vs. Horiguchi
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2015年4月25日
クリス・カリアソ 2R 2:29 キムラロック UFC 178: Johnson vs. Cariaso
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2014年9月27日
アリ・バガウティノフ 5分5R終了 判定3-0 UFC 174: Johnson vs. Bagautinov
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2014年6月14日
ジョセフ・ベナビデス 1R 2:08 KO(右フック→パウンド) UFC on FOX 9: Johnson vs. Benavidez 2
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2013年12月14日
ジョン・モラガ 5R 3:43 腕ひしぎ十字固め UFC on FOX 8: Johnson vs. Moraga
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2013年7月27日
ジョン・ドッドソン 5分5R終了 判定3-0 UFC on FOX 6: Johnson vs. Dodson
【UFC世界フライ級タイトルマッチ】
2013年1月26日
ジョセフ・ベナビデス 5分5R終了 判定2-1 UFC 152: Jones vs. Belfort
【フライ級王座決定トーナメント 決勝】
2012年9月22日
イアン・マッコール 5分3R終了 判定3-0 UFC on FX 3: Johnson vs. McCall
【フライ級王座決定トーナメント 準決勝】
2012年6月8日
イアン・マッコール 5分3R終了 判定1-0 UFC on FX 2: Alves vs. Kampmann
【フライ級王座決定トーナメント 準決勝】
2012年3月3日
× ドミニク・クルーズ 5分5R終了 判定0-3 UFC Live: Cruz vs. Johnson
【UFC世界バンタム級タイトルマッチ】
2011年10月1日
ミゲール・トーレス 5分3R終了 判定3-0 UFC 130: Jackson vs. Hamill 2011年5月28日
山本"KID"徳郁 5分3R終了 判定3-0 UFC 126: Silva vs. Belfort 2011年2月5日
ダマッシオ・ペイジ 3R 2:27 ギロチンチョーク WEC 52: Faber vs. Mizugaki 2010年11月11日
ニック・ペース 5分3R終了 判定3-0 WEC 51: Aldo vs. Gamburyan 2010年9月30日
× ブラッド・ピケット 5分3R終了 判定0-3 WEC 48: Aldo vs. Faber 2010年4月24日
ジェシー・ブロック 1R 1:06 KO(ハイキック) Alaska Fighting Championship 68 2010年2月10日
フランツ・メンデス 1R 4:38 チョークスリーパー KOTC: Thunderstruck 2009年8月15日
ルイス・コントレラス 1R チョークスリーパー Genesis Fights: Rise of Kings 2009年6月27日
フォレスト・シーボーン 1R チョークスリーパー Genesis: Cold War 2008年12月6日
ホセ・ガルサ 2R 1:56 腕ひしぎ十字固め AXFC 22: Last Man Standing
【AXFCバンタム級タイトルマッチ】
2008年8月16日
ルイス・コントレラス 1R キーロック USA MMA: Northwest Fighting Challenge 6 2008年3月29日
エリック・アルバレス 5分3R終了 判定3-0 AXFC 20: March Madness
【AXFCバンタム級王座決定戦】
2008年3月8日
ジェフ・ブルジョア 5分3R終了 判定3-0 AXFC 18: The Art of War 2007年9月22日
ペドロ・メルカド 1R 1:25 TKO(パンチ連打) KOTC: No Holds Barred 2007年7月14日
Brandon Fieds 1R 0:17 KO(パンチ) AXFC 16: Annihilation 2007年4月28日

アマチュア総合格闘技[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ルーペ・ハジェンズ 3R 1:07 チョークスリーパー Rumble on the Ridge 2009年1月10日[18]
オレン・ウルリッヒ 1R 2:29 TKO(パンチ連打) Genesis Fights: Brawl at the Mall 3 2006年7月29日[19]

獲得タイトル[編集]

表彰[編集]

  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC サブミッション・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • FOXスポーツ ファイター・オブ・ザ・イヤー(2013年)

出演[編集]

CM[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
王座新設
初代UFC世界フライ級王者

2012年9月22日 - 現在

次王者
N/A