エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜

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エスカ&ロジーのアトリエ
〜黄昏の空の錬金術士〜
ジャンル ファンタジー
ゲーム:エスカ&ロジーのアトリエ
〜黄昏の空の錬金術士〜(PS3)
エスカ&ロジーのアトリエ Plus
〜黄昏の空の錬金術士〜(PS Vita)
ゲームジャンル 旧約錬金術RPG
対応機種 PlayStation 3
PlayStation Vita (Plus)
開発・発売元 ガスト
ディレクター 岡村佳人
キャラクターデザイン
メディア PlayStation Vita:
PS Vitaカード
プレイ人数 1人
発売日 PlayStation 3:
2013年6月27日
PlayStation Vita:
2015年1月22日
レイティング CEROB(12才以上対象)
コンテンツアイコン セクシャル
キャラクターボイス フルボイス
アニメ
原作 ガスト
監督 岩崎良明
シリーズ構成 浦畑達彦
脚本 浦畑達彦、高橋龍也、冨田頼子
キャラクターデザイン 中野圭哉
音楽 ガスト
アニメーション制作 Studio五組
製作 エスカ&ロジーのアトリエ製作委員会
放送局 #放送局を参照
放送期間 2014年4月10日 - 6月26日
話数 全12話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト ゲームアニメ
ポータル ゲームアニメ

エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』(エスカ アンド ロジーのアトリエ たそがれのそらのれんきんじゅつし)は、ガストより2013年6月27日に発売されたPlayStation 3ゲームソフト

アトリエシリーズの第15作目であり、黄昏シリーズ(大地、空、海)の2作目。2012年に発売された『アーシャのアトリエ 〜黄昏の大地の錬金術士〜』の正当な続編に当たる作品[1]。本作はPS3用アトリエシリーズ初のダブル主人公であり、男女のいずれかを選択することができる。選んだ方の主人公の視点から物語が展開されていく[2]PlayStation Vita版専用ソフト「エスカ&ロジーのアトリエ Plus ~黄昏の空の錬金術士~」は2015年1月22日に発売された。

2014年にテレビアニメ版が放送された。

あらすじ[編集]

システム[編集]

以下に主な変更点・追加点を記載する。

調合[編集]

シリーズおなじみのアイテム作成システム。前作同様、素材ごとに品質や特性の差異などがない理詰めスタイルだが、「分解(後述)」が加わったので幾分ランダム要素も追加されている。 潜在能力や特性、調合スキルの仕様が改められ、比較的調整がしやすくなった。一方で非常にタイトな属性値帯を狙わないと強力な効果が得られないものもたまにあったりする。 また、各装備品に割り当てられたカテゴリが多岐にわたるようになっており、これらを素材にしやすくなっている。

属性値
前作では火・水・風・土それぞれに個別に属性値が存在したが、今作は対象となる属性に同じだけ加算される仕様となった。
調合スキルに「任意の属性値を0にしてそれを他の属性値に分配する」というものが追加されたためか、低く抑えた方が強力な効果を得られるケースが増えている。
属性ボーナス
属性値上昇となっている対象属性全てに、属性ボーナスというポイントが加算される(最大5)。基本的に1つにつき1つだけだが、素材の特性によっては2〜5加算される場合がある。
属性ボーナスは調合スキルを使用するためのコストとして消費される。
調合スキル
アイテムの効力(従来の品質)やCPを増加させたり、作成期間を1日だけ短縮したりなど、前作に比べて種類が大幅に増えている。その反面、一度使ったスキルは再使用不可。
使用にはスキルごとに定められた属性ボーナスを必要とし、属性によって使用できる調合スキルの傾向が異なる。
前作とは異なり、基本的に必要となるコストは属性ボーナスだけで、再投入もCPが割増しになることはない。
  • 火属性:CPの増加と素材の属性値倍加。より多くの属性値を得るための効果といえる。
  • 水属性:消費CPの割引と属性ボーナスの加算(消費量と同値)。属性ボーナス加算は全体を通して頻繁にお世話になるであろう効果である。
  • 風属性:アイテムの再投入・調合期間の短縮・属性値を減らしての他属性値や効力の増加。他の属性に比べて種類が多く、強力な効果を作り出すために非常に重要な効果ばかりとなっている。
  • 土属性:効力と作成個数または使用回数の増加。効果は地味ながら便利という、縁の下の力持ちを地で行く。調合の内容に影響しない効果しかないので、専ら最後に使うことになる。
  • 全属性:効力の大幅増加に加え、素材の属性値倍加もしくは全属性値1.5倍。強力な効果であるが、全ての属性ボーナスが1または2必要という非常に重いコストを要する。
特性
以前特性として機能していた効果は調合スキルになったため、今回属性ボーナスや効力の増加補正といったものが主体となっている。
特性をプールする「ストックヤード」は丸ごと削除され、影響があるのはその特性を持つアイテムだけとなった。
潜力
前作での潜在能力。
今作では有効となった潜力は全てプールされ、作成完了した時点でPPというキャパシティの範囲内で任意に選択できるようになった。
その反面、PPのマネジメントがとても重要になった他、セットできる枠が5つから3つに減ったため吟味が重要となる。
錬成
アーランドシリーズにおける鍛冶に近いシステム。序盤で課題を達成していくことで使用可能となる。
インゴットを使用して作成した鍛冶と異なり、本作では通常の調合に近い扱い。調合との違いは、初期武器を除いて同一カテゴリの武具を素体とする点と作成期間・作成個数はともに1という点。
設定的には「元からある武器に素材を付与することで、その力を無理矢理引き出す」というもの。その割には調合スキルによって増殖可能だが、恩恵だと思ってスルーすべきと思われる。
分解
序盤で使用可能となるシステム。
採取地から持ち帰った「遺物」を分解することで、素材となっているアイテムを入手することができる。また、その遺物がレシピ未入手であれば作成可能となる(この方法でしかレシピを入手できないアイテムは一つしかないが)。
素材アイテムは調合アイテム扱いであり、付与されている潜力はある程度の範囲でランダム。この方法でしか入手できない素材・潜力が多数存在するため、要所要所で使用する必要がある。

戦闘[編集]

隊列
前衛3人に加えて後衛3人を配置できるようになっており、キャラの行動時に自由に入れ替えることができる(ターンは経過しない)。後衛にいる間、少しずつHP・MPが回復する。
交代可能な後衛は位置によって決まっており、移動や効果によってキャラの場所が変化すると交代できるキャラも変わってしまう。
同じ場所に2人以上いる場合、全員その場所に対応する後衛としか交代できないので、とりわけ敵のスキルなどによって立ち位置を変更されると意外と面倒なことになる。
サポート
サポートゲージを消費して、キャラの攻撃時に追撃を行うまたは被弾時に代わりにダメージを受けてもらう。
前衛だけでなく後衛もサポートに参加できる。攻撃には特に制限はないが、防御時にサポートを行える後衛は攻撃を受けるキャラがいる位置に対応した後衛のみ。後衛によるサポート防御を行った場合、その後衛と前衛は入れ替わる。
条件を満たしている場合、このサポート攻撃時に必殺技を使用することが可能(この場合でも行動ウェイトは一切発生しない)。
ストーリーを進めるとサポートの効果を強化することができるようになり、特に攻撃はキャラによって強攻撃・行動順押し戻し・範囲攻撃の3つに派生する。
スペシャルサポート
DLCを除く4人目のメンバー(スレイア/レイファー)が加入した時に解禁される強力なサポート攻撃。
サポート攻撃を続けると画面右上に表示されている「連携率(DamageRate)」が上昇していき、一定以上になったときにサポート攻撃が可能であれば発動できる。発動者が後衛の場合、対応する前衛と入れ替わる。
通常のサポートアタックとは全く異なる特性となっており、総じて与ダメージは通常のサポートの比ではない。
スペシャルサポートを使用する場合、他に行動できるキャラがいてもそこでサポートは終了となる。例外として、ダブルドロー実行中であればさらにダブルドローが発動可能。
ダブルドロー
後半に解禁される、エスカとロジーによる連携攻撃。二人掛かりで攻撃アイテムを使用する(回数は双方消費してしまう)。
エスカとロジーがともに戦闘に参加していて(片方が後衛でも可)、二人のどちらかが攻撃する際にサポートゲージがあれば実行可能。双方が使用する攻撃アイテムを選択することで発動が確定し、サポート攻撃の代わりにダブルドローがセットされる。
実行者は普通に発動するが、ダブルドロー側は演出が変化し、より強力な効果を発揮するようになる。さらに、スペシャルサポートと重なるとダブルドローIIとなり、さらに効果が跳ね上がり、必殺技並みの演出となる(とどめ演出はない)。
サポート攻撃とは異なり、サポートゲージを消費せず途中で敵が全滅しない限りサポートゲージの残量に関わらず発動可能。ただし、ダブルドローではサポートゲージが増加しないというデメリットがある。
スペシャルサポート同様、使用するとその時点でサポートが終了してしまう。
なお、攻撃範囲は実行者の選択したアイテムに依存する。

採取[編集]

探索調査
素材を採取するか敵を倒すかするとゲージが上昇していく(最大200%)。このゲージを100%分消費することで様々な恩恵を得ることができる。消費するゲージさえあれば使用制限はない。
3つ表示されている中から任意に実行することができ、エリアに出入りするか探索調査を実行するとランダムで実行できる内容が変化する。今回は日数経過の条件が軽いため、探索調査の吟味がしやすくなっている。
調査ゲージは採取地内にいる限り全てのエリアで共有される。採取地を出てしまうと0%にリセットされる。
以下に種類を記載する。
  • 遺物回収:前時代に作成された錬金術のアイテムを回収する。3つのシルエット+大まかなな印象が表示されるので、その中から任意に選択できる。強敵出現とともに、採取地によって内容が異なる。
  • 強敵出現:その採取地の適正レベルに比べて高いレベルのモンスターと戦闘になる。「手ごわい」「危険」「無謀」の3つのランクがあり、いずれかを選択できる。遭遇レベルは、採取地に加え主人公の装備品のレベルの総和で変化する。
  • 分担採取:現在そのエリアに残っている全ての素材アイテムを回収できる。レア重視か個数重視かお任せかを選択できる。普通に採取する場合の個数+1~2個入手できる上に時間が経過しないため、単純に便利。
  • ○○変異:土地・戦闘・採取数・希少材料・遺物の5つがあり、エリアによって実行できるものが異なる。土地は強敵出現で出現するモンスターのランクが、戦闘は経験値が、採取数は入手できる個数が、希少材料はレア素材入手率が、遺物は遺物の潜力ランクがそれぞれアップする。
  • 資料回収:特定エリアでのみ実行でき、前時代に関する資料を回収する。回収した資料に対して再度回収を実行することはできないので、重複してしまうことはない。
日数経過
本作では、採取地における日数経過の条件は「時間経過ゲージ(仮称)が10溜まる」「時間経過ゲージが1以上の場合にエリアを抜ける」のいずれかである。
そのため、採取地・エリアにただ出入りしただけでは日数は経過しない。また、採取地内を移動するだけならば時間は一切経過しない。

支部関連[編集]

課題
4か月ごとに25個設定される目標。大課題と小課題に分かれており、トゥルーエンドを目指すには大課題の達成が必須となる。
5×5の領域に割り当てられており、大課題は中心、小課題のうち比較的に難易度の低いものはその周囲の8個、難易度が高いものが外枠の16個という配置となっている。
中心の9つは達成してラインができるごとにボーナスが得られるビンゴ式となっている。また、25個全て達成できた場合は主人公のHPまたはMPが増加する。
達成した課題はマリオンに報告することで達成したものとみなされるので、報告を忘れるといつまでたっても恩恵が得られない。
なお、中心の9個を全て完遂するまで残りの16個の条件は開示されない。ただし、条件が開示されないだけでアイテムの使用回数などの実行状況は進行し、達成すれば開示される。
各期の最後15日間になると期末報告が可能となり、これを行うことでその期を終了しすぐさま次の期に移る(依頼もすべて失敗扱いになる)。
研究
序盤途中で実行可能になる。投資することで調合時におけるPPやCPの増加や経験値の増加、移動・採取所要時間の短縮など様々な恩恵を得ることができる。
研究期間というものはなく、必要な額を支払えば即座に有効となる。
ストーリー進行によって解禁されるほか、課題や依頼の達成によって上昇するランクが一定以上である必要がある。
依頼
前回と違って10日ごとにソールの下に10個の新しい依頼が届く形。ただし、やはりランダム性はなく更新日前後でセーブ&ロードしても追加される依頼の内容は変化しない。
達成するとお金の代わりにホムンクルスの給料である5種のお菓子をいくつか入手できる。
ホムンクルス
全てのお菓子を20個以上集めることで解禁される、アーランドシリーズのちむに相当するシステム。作中では「支給班」とも呼ばれる。
給料であるお菓子を渡すことで所有するすべてのアイテムを複製できる。複製にかかる期間はアイテムによるが、追加でお菓子を渡すことで期間を短くすることができる。
素材・調合アイテム・攻撃アイテム・回復アイテム・補助アイテムで必要とするお菓子が異なる。
使用アイテム
本作ではアイテムをため込むカゴと爆弾などの使用アイテムは完全に別枠となっており、コンテナからカゴの中にアイテムを入れることはできない。
使用アイテムはそれぞれ1~5のサイズが設定されており、最大5×5の装備枠に入れることで持ち出すことができる(枠は課題の達成によって拡張する)。ちなみに、サイズは調合スキルや潜力によって変動する。
また、各使用アイテムは支部所属のホムンクルスによって複製されている設定であり、アトリエに帰還するたびに使用回数が全回復する。使い切ったとしても消滅しない。
活動費
戦闘と売却を除けば、本作における唯一の金策
月ごとに支部から支給される開発班で使用できる資金であり、戦闘や調合など活発に行っていれば支給額が増える。
なお、活動費明細には期間中に使用したアイテムの料金が記載されているが、これは減額されているわけではなくむしろ成績という扱いなのでアイテムを使えば使った分だけ支給額が増えるという謎な事態となっている。

その他[編集]

ダブル主人公
プレイ開始時、エスカ・ロジーのいずれかを選択することができ、選択したほうがその周回における主人公となる。選択されたキャラは戦闘で常に前衛に固定される。
それぞれの主人公でしか作成できないアイテムがいくつかある他、単独行動時のイベントはそれぞれ異なるものとなっている。
致命的に難易度に差は出ることはないものの、「ジェオシス」などの用語の説明が出る・基礎スペックが若干高め・専用アイテムが比較的扱いやすいといった理由により、1週目はロジーを選ぶのが妥当と思われる。

登場人物[編集]

主人公[編集]

エスカ・メーリエ(Escha Malier
- 村川梨衣
本作の主人公。15歳。ピンク色の髪に緑色の瞳をしている。身長:158cm、O型。職業:開発班の新人役人。
コルセイトのリンゴ園に住む少女。母ミリアから錬金術を学び、その技術を活かして支部の手伝いをしていたところ、正式に役人として採用される。現在では扱える者が数少ない、錬金釜を利用した旧式の錬金術を扱うことができる。元気で明るいがやや天然気味な性格。甘いものが大好きで、旅先で甘いものを食べたいがために錬金術でお菓子を生成して支給班に複製してもらったほど。未踏遺跡に行くことが子供のころからの夢。
「エーテル」と名の付くエネルギー攻撃をスキルとして持つ。ステータスがロジーに比べ若干低めで専用アイテムは軒並みMPなどのコストを必要とするが、自身の3回行動化などの強力な効果を持つ。特に最強専用アイテム「四極天の知恵書」は4属性ダメージを敵全体に与えるというもので、作りこめば作中最強の威力を誇る。ちなみに、ダブルドローIIで使用すると人型兵器スラグを召喚するという凄い演出が発生する。
ロジックス・フィクサリオ(Logix Ficsario
声 - 石川界人
本作のもう一人の主人公。18歳。身長:173cm、A型。職業:中央の錬金術士。
愛称ロジー。元々は中央で錬金術の研究をしていたが、飛行船の研究の失敗からコルセイト支部の開発班へとやってきた少年。研究の失敗で飛行士の親友(声:古川慎)を大火傷させてしまったトラウマから、中央で就いていた役職については語りたがらず、どことなく影がある。少々世間知らずで真面目な性格。仕事の際にも常に効率を重視して行動する。錬金釜を利用した調合はできないが、代わりに錬成器・分解器といった最新の錬金器具を扱うことができる。錬成にあたっては乗りやすい箒・前時代技術の詰まったイヤリング・ステッキなど、難儀な注文を受けては頭を悩ませている。最初は飛行船の建造に消極的だったが、エスカに励まされた事で積極的に飛行船建造に取り組む事になる。中央にいたときは研究に没頭して部屋にこもってばかりいたらしい。
武器は錬金剣。発掘された遺物をベースに開発されたものらしい。柄の部分に何かしらのアイテムを装填することで様々な攻撃を行えるほか、攻撃アイテムを切ることでその効果を発動させることができる。また、左手にも同様の機能を持ったものを装着しており、「ブリッツコア」という自然界の力を結晶化したアイテムを装填することで各属性の弾を撃ち出せる。研究者だったので戦闘は得意ではないとのことだが、スキルなどの挙動はとてもそうは見えない。
専用アイテムはほとんど前述のブリッツコア。エスカのものと違ってコストは一切必要とせず、多少の特殊性を有するもののストレートにダメージを与える効果が主体となっているので扱いやすい。最強専用アイテム「タウゼントブリッツ」はその効果の一つに「アインツェルカンプ」とある通り、様々なシリーズのアインツェルカンプを再現した攻撃を行う。
余談であるが、左手の甲の装備にアイテムを装填してエネルギー弾や炎のキックを放つ剣を媒介にしてアイテムの効果を引き出す4種の力を一つにした剣でジャンプ斬りを放つなど、全体的にアクションが平成仮面ライダーっぽい

主要人物[編集]

ルシル・エルネラ(Lucille Ernella
声 - 本多真梨子
14歳。身長:145cm、A型。職業:開発班の後輩役人。
2年目から開発班へとやってくる。以前は中央で医術を学んでいたため、その方面の知識は豊富。しかし、医術所は古代語で書かれていることが多いにもかかわらず古代語を読むことを非常に苦手としている。礼儀正しく、仕事も懸命にこなすが、やや抜けているところもある。動物に懐かれやすいということで、ホムンクルス達に非常に懐かれている。
実は大規模な商会を営む富豪のお嬢様で、親からは溺愛されている。わざわざ辺境のコルセイトに配属されたのも、多大な影響力を持つ親の過保護を避けるため。別に親と険悪という訳ではなく毎週手紙のやり取りをしているが、手紙の返事が遅れると支部にクレームを入れてくるのが悩みの種。しかし、このクレームは実は父親が家に帰ってきてほしいがためのいちゃもんだったことが判明。ロジーのアドバイスで手紙の内容を変更した結果、もう帰ってくれなさそうだと悟った父親は倒れてしまったらしい。
武器は医療カバン。中に入っている薬品を投げつけて攻撃を行うほか、注射器をダーツのように投擲する。必殺技は「メディスンブレイク」。薬品の入った瓶に注射器を投げつけて反応を起こしてエネルギー球化させ、それを叩き付ける。とどめ演出では瓶の数を4つに増やして、相互反応を起こして大爆発を起こす(この反応は想定外らしく、急遽カバンを変形させた盾の陰に隠れてやり過ごしている)。
ウィルベル・フォル=エルスリート(Wilbell Voll Erslied
声 - 瀬戸麻沙美
18歳。身長:152cm、B型。職業:魔法使い。
前作から引き続き大婆様からの課題をこなすため、精霊探しの修行の旅をしている[注 1]。現在は火の王の話を聞いてコルセイトに滞在中。DLCで追加パーティとして編入可能。
武器は箒。前作では様々な小型精霊を召喚していたが、今回は総じて風の王の力を借りての風属性攻撃を主体とする。発動に時間がかかるものの、風の王を召喚して攻撃する「ウィンドコール」は非常に強力。必殺技は「プライマルコール」。風の王を召喚して物理攻撃を行う。とどめ演出では巨大な魔法陣を展開して、光線を放つ。風の王はどこか行った
アウィン・サイドレット(Awin Sidelet
声 - 赤羽根健治
20歳。身長:175cm、B型。職業:技術班の整備士。
エスカの従兄妹にあたるが、幼い頃から一緒だったためエスカからは「お兄ちゃん」と呼ばれ慕われている。仕事は専ら煙突や建物などの設備の修繕。気球が配備されてからはその整備も担当する。背負って持ち歩くような大槌で机や棚などを作れるという驚異の器用さを誇り、要望を伝えればちゃんと作りこむので住人の評判はいい。しかし、思い付きを誰の許可も取らず勝手に実行しては失敗し、ヘイジマン班長やソールに叱られるということが度々発生している。何よりも問題なのは、成功すれば問題ないのにという態度で誰がどれだけ言ってもほぼ反省しないということ。「世界の果て」へと辿り付く事を夢見ている。
武器はハンマー。ただのハンマーではなく、放電・放熱というギミックが内蔵されている。リンカと同じ重戦士タイプで、足は遅いが使いやすい攻撃スキルが揃っている。必殺技は「∞スパイラル」。その場でハンマーを改造してドリル付きの杭を実装、ハンマーの動力で回転させて射出する。とどめ演出では射出したドリルに追いついてハンマーを再連結し、さらに回転を加えて零距離射出によって風穴を開ける。
スレイア・ヘーゼルグリム(Threia Hazelgrimm
声 - 喜多丘千陽
26歳。身長:167cm、B型。職業:歴史研究家。
支部への協力者としてやってくる、歴史調査の専門家。仕事の虫であり、没頭すると食事・睡眠すらろくに取らないこともしばしば。家事が全くできないため、助手を欲しがっている。マリオンとは中央にいた頃からの友人。なお、前作に登場したキースグリフの姪であり、叔父の起こした錬金技術の破損事件によって家系が責任を担わされた境遇を体験している。しかし、本人はそれを恨んだりせず、古代の歴史が未来に希望を齎すかそうでないかを探っている。後に叔父のメモ帳を発見し、コルセイトの遺跡について新たな論文の執筆を行うことになる(叔父のおかげなので若干気に入らない様子であるが)。レイファーとは遺跡に対する思想の違いから反目し合っているが、決して嫌っているという訳ではなく自分からよく話しかけているらしい。
武器はイヤリング。ただのイヤリングではなく、ロジーも説明されてもよく分からない前時代の技術が詰め込まれている代物。攻撃時に照準のようなものが宙に浮かぶのが特徴である。彼女の勝利ポーズ時に新たに取り出しているので使い捨ての模様。必殺技は「エンシェントジェム」。相手周辺に複数の照準を展開し、それ目掛けてイヤリングを投げつけてダメージを与える。とどめ演出では相手を亜空間に閉じ込めて爆発・消滅させる。全体的に叔父であるキースと似た演出となっている。
レイファー・ラックベリー(Reyfer Luckberry
声 - 増谷康紀
32歳。身長:178cm、AB型。職業:トレジャーハンター。
気ままに宝を求めてさすらうトレジャーハンター。ハリーと行動を共にしていた。後に開発班への協力者となる。開発班の誰もが気付かなかった隠し部屋を勘で見つけるなどその腕前は確かで、コルセイトに来る前に支部が一軒買えるほどのお宝を見つけている。しかし、金を使うタイミングには極めてシビアであり、自分の生活に関してはかなり質素に済ませる倹約家。元々はとても貧乏な村の出身で、パンを一つ持って逃げ出し、ある時トレジャーハンターの師匠と出会って現在に至っている。その師匠の言葉から、ため込んだ資金を思わず使いたくなるような夢を探している。また、不当な採掘をする気はないなど軽薄そうな態度に反し真面目なところもある。スレイアに対しては美女と評しつつも、学術的価値のある遺物を「お宝」と一纏めにする遺跡に対する価値観の違いから度々喧嘩をしている。
トレジャーハンターというロマンよりな(無職一歩手前な)職業に就きながらも意外にもリアリストな面を持つ。遺物に関しても「便利な道具を持ちながら滅びた連中の遺物の価値を問うなどくだらない」という考えから、トレジャーハンターでありながら「お宝」である遺物に対して価値を見出していない(価値をつけるのはそれを欲しがる人間、というスタンス)。
武器はライフル銃。曰く「一人旅で怪我を負うのは危険だから、威嚇も出来て遠距離攻撃ができる銃がいい」とのこと(弾丸の費用はばかにならないが、金で勇気を買っていると語る)。火属性または範囲攻撃という偏ったスキル構成となっている。必殺技は「ガンズカーニバル」。すさまじい勢いでライフル弾を叩き込み、最後にジャンプショットで締める。とどめ演出では巨大なライフルを使って遠距離から撃ち抜くという形に変化する。
ミーチェ・サン・ミュッセンブルク(Micie Sun Mussemburg
声 - 村中知
14歳。身長:157cm、A型。職業:中央監査局の監査官。
幼くして中央監査局に務めるエリート。物語中盤からコルセイト支部へ監査官として赴任する。カトラに対して好意を持つ様になるが、アプローチが迂遠すぎて全く気付いてもらえない(好感は得ている模様)。先生を尊敬しており、事ある毎に薔薇を取り出して先生からの言葉を引用する。DLCで追加パーティとして編入可能。
若年ながら高い実務能力と戦闘能力を有し、真面目でエリートであることを鼻にかけない丁寧な態度、と基本的に有能な人物。一方で、ロマンチスト気質で思い込みが激しく客観性に乏しいという欠点があり、他者への配慮が欠けていることがままある。また、自分の意見に対する評価が甘く、アウィンとは別ベクトルで人の忠告をあまり聞かない。
武器は2本の細剣。演出だけでなく、連続行動やWait増加など効果にもスピーディな要素がみられる。ちなみに、よくバラの花が舞う。必殺技は「ソードエンソード」。両手に細剣を持ち、高速で切り裂く(ちなみに、細剣で切り付けると折れるはずである)。とどめ演出では敵を宙に跳ね飛ばし、超スピードで全天から突進を連続で見舞う。
カトラ・ラーチカ(Katla Larchica
声 - うのちひろ
12歳。身長:145cm、O型。職業:雑貨屋の店番。
市街地で露天商をしている少女。大手に対抗できず雑貨屋を潰してしまった両親に代わり、雑貨屋の復活を目指している。しかし、雑貨屋とは名ばかりに瓦礫・紙屑・木片などを商品として売る、そこらへんの石で自作したアクセサリーを出鱈目を語って売りつけようとする、希少品だと気づかずに格安で売ってしまう、逆に必要そうなものだと分かるとあまりに非常識な値段を提示する、などはっきり言うと商才がない(若すぎるのもあるが)。なお、両親は商品の仕入れを担当しているが、面白そうなもの主体で仕入れてくる(真っ当な品だと大手に敵わないため)。前述の通り商品はガラクタが多数なので、エスカたちやウィルベルなど特殊な用途か掘り出し物目当ての人しか買っていかない。途中、ハリーから支援の申し出を受けるも、生活支援のみ受けることにするなど相応に誇りをもって商売に挑んでいる。DLCで追加パーティとして編入可能。
武器はステッキ。マジックハンドが仕込まれている。スキルではもっぱらカバンの中の何かしらのアイテムを使って戦う。必殺技は「ラストバザール」。カバンに詰め込まれた大量の打ち上げ花火状のアイテムで爆撃を行う。とどめ演出ではどうやってか取り出した大筒(むしろ大砲)に敵を詰め込み、空に打ち上げて爆散させる。
リンカ(Linca
声 - 小清水亜美
24歳。身長:160cm、A型。職業:開発班の班長補佐。
遠征討伐の任務にあたっており、支部にはいないことも多い。前作から引き続きの登場となるが、行動・言動の常識外れっぷりは相変わらず。後輩のエスカ・ロジーに何とか先輩らしさを見せようとするが、大抵は空回りしている。同じ顔と姿をした8人姉妹(のような存在)の末っ子である(TV第7話)。
武器は大剣。前作に引き続き、地面をこすりながら振るう。アウィン同様重戦士タイプで、攻撃力は全般的に高いが素早さとMPが低い。必殺技は「グラビティクロス」。全身に影が差し、目を赤く輝かせるというバーサーカーばりの演出の後、左右に大振りで薙ぎ、締めに切り上げる。とどめ演出では最後の一撃がその場で何回転もして遠心力を加えた横薙ぎに変化する。
サン姉さん
本作で登場する別のリンカ。三番目なのでリンカにサン姉さんと呼ばれていた模様。下戸なリンカと違い、大酒のみで陽気な性格。姉妹の中でリーダーだったらしい。リンカと同じ格好をして酒場でのツケを押し付けるという悪質なただ食いを行うが、特に敵意はない。リンカも彼女に対しては多少なりとも心を許しており、強く突っぱねることはしない。
ソール・グラマン(Solle Grumman
声 - 松原大典
20歳。身長:172cm、A型。職業:支部の経理担当。
支部の予算を管理している。予算の無駄遣いは一切許さない厳しい性格で、淡々と駄目出しをしてくるので書類作成が苦手なエスカに恐れられている。大の甘党でお菓子作りが趣味で、支給班のホムンクルスへの給料にもなっている[注 2]。アウィンとは同期で、物事への考え方は正反対ながらも仲が良い。コルランド支部長の息子であるが、かつての厳しい行いのせいで「父さん」と呼ぶ事ができず、改善を試みるコルランドに食事に誘われても胃が悲鳴を上げてしまっている(本人も努力しようとはしている)。ちなみに、父親と比較されるのが嫌という理由で支部長には断じてなりたくない模様。甘党なのも、唯一コルランドに取り上げられなかった嗜好品なため。
支部に多大な出資をしてくれているハリーのことは「先生」と呼び慕っている。そのため、エスカたちがハリーに気軽に話しかけている姿を見た際は静かながら割と本気で切れていた
マリオン・クィン(Marion Quin
声 - 植田佳奈
26歳。身長:150cm、A型。職業:開発班の班長。
中央の役人だが、異国での調査任務を終え中央に戻った矢先、当時はまだ班員のほとんどいなかったコルセイト支部の開発班班長に任命されてしまう。上からの理不尽な指示に文句を言いつつも、真面目に仕事をこなしている。全く減らない書類に頭を悩ませ、エスカらとの定例会議を息抜きとしている有様である。20代後半になったせいか、結婚や加齢に対して若干の焦りがみられる。知り合いのスレイア曰く「抜けているようでそつがない」という通り、事務能力だけでなく戦闘技術も卓越していて弱点が全く思いつかないというスーパーウーマンである。
コルランド・グラマン(Colland Grumman
声 - 藤沼建人
47歳。身長:184cm、A型。職業:コルセイト支部の支部長。
真面目で有能な支部のトップ。自分にも他人にも厳しく、周囲からは恐れられている一方で、人望は厚い。ソールの父親で、日頃から息子に対して厳しく指導してきた結果、妻との喧嘩もあって後悔の念を抱いている。ソールの心情を聞いたことで歩み寄ることを決意、度々食事に誘うなどしている様子。
デューク・ベリエル(Duke Beriel
声 - 小山剛志
47歳。身長:181cm、B型。職業:酒場の親父。
酒場「竜の拳」の店主。元は支部の討伐班に在籍していたが、老竜アルテゲヴァルトの討伐任務中の事故により引退し、酒場を経営するようになる。コルランドとは同い年で一緒に仕事をしていた頃もあり、悪態をつき合いながらも仲が良い。
かわいい女の子がいないと愚痴りながらも、彼を慕う常連のおかげで繁盛している。
ニオ・アルトゥール(Nio Altugle
声 - 伊瀬茉莉也
15歳。身長:154cm、A型。職業:旅の薬士。
異国からやってきた薬士で、現在はエスカの家に滞在している。前作の主人公ことアーシャの妹。前作での経験から、不思議な声を聞くことが出来る能力を持つ。ある理由から、未踏遺跡について調べている。
Vita版ではウィルベルと同時に参戦するようになる。ただし、それにあたって指名手配犯と同じ苗字はまずいということで知り合いであるスレイアを後見にニオ・パナトゥールと名乗る(パナとは姉妹が勝っているうしの名前)。
武器は調理器具。回復スキルを得意とする。必殺技は「お姉ちゃんの贈り物」。おそらくはアーシャにもらったであろう、メガクラフトなどの攻撃アイテムを投げつける。とどめ演出では、最後にテラフラムを投げつけて締める。
クローネ(Clone
声 - 山村響
年齢不明。身長:164cm、血液型不明。職業:リンゴ園の管理人。
古くからコルセイトのリンゴ園を管理しているオートマタ(機械人形)の女性。喋っている途中、時折単語で区切る癖がある他、「あらあら」という口癖もある。この口癖は区切る癖を誤魔化すためにエスカが提案したもの。900年前に創られており代々、エスカの家系とともに生きてきた。幼くして母を亡くしたエスカにとっては、母親のような存在。同時に、長年に渡って街で生き続けたため、デュークさえも子供扱いするという町のお母さんでもある。長きに渡り人と関わり続けた結果、人間と全く変わらないほどの表情を有する。かつての親友だったフラメウとの境遇から、錬金術には関わりたがらない。なお、幼い頃のエスカに対して読んであげた絵本は、クローネの過去の経験から基づいて描いた物語で、ゲーム中のイベントで度々読んでくれる。ちなみに、最終話自体はクローネ自身ではなくエスカの母が書いた内容で、クローネの過去の記録は9話までで完結している。
あまり細かくは語られないが、コルセイト地下にあるという「培養槽」なる施設の管理者。これら前時代の遺跡は管理者が不在となると機能が停止してしまうらしい。
ハリー・オルソン(Harry Olson
声 - 真殿光昭
40歳。身長:175cm、O型。職業:謎の冒険家。
かつてはある都市で大きな商会のオーナーを務めていた人物。現在は私財をつぎ込んで自称「学術的研究の旅」をしている。コルセイト支部のスポンサーであり、カトラの生活支援なども申し出ている。
大婆様
声 - 平尾明香
ウィルベルの大婆様(高祖母)である大魔法使い。
火の王
声 - 吉川未来
火を司る一番強い精霊。DLC購入によって追加される追加イベントでウィルベルと契約する。
フラメウ(Flameu
声 - 阿久津加菜
年齢不明。身長:140cm、血液型不明。職業:謎の少女。
コルセイトの遺跡にてエスカ・ロジーと出会うことになる謎の少女。その正体は900年前に強制的に大地を再生させる施設「ジェオシス」の管理者にされた存在で、クローネのかつての親友。現在では未踏遺跡と呼ばれているジェオシス一号機内で眠りについている。今では記憶が薄れ、肉体自体もほとんど消えかかっている。薄れゆく記憶の中でそれでも忘れてしまった「約束」の為にジェオシスを起動させる事で大地を再生させようとしている。エスカ・ロジー達が未踏遺跡に到達したことで覚醒、時間稼ぎをさせた後にジェオシス自体を落下させる事で起動し、大地を再生させようと試みるが、最終的にエスカ達との戦いに敗れ、クローネに励まされた事で元の穏やかな記憶を取り戻した。その後、今の時代で生きていく事に希望を抱きながらエスカ達と友達となり彼らの前から姿を消す(別のジェオシスに移動したとのこと)。なお、クローネの描いた「はちどりひめのだいぼうけん」の主人公である「はちどりひめ」は彼女がモデルとなっている。
本来、彼女の目的である約束の内容は「大地が枯れていく理由を調べる」というものであり、作中での行いとは齟齬が見られるがジェオシスとの融合の影響なのかは不明。
アーシャ・アルトゥール(Ayesha Altugle
声 - 井上麻里奈
前作「アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~」の主人公で、PS Vita版のみの追加キャラクター。
ニオの姉である。とある遺跡を訪れた際、その遺跡が崩落しやすくなっているために立ち入り禁止だったのを知らず、全壊させたことで指名手配された。ニオ曰く、キースとは「錬金術の会話に固有名詞が全くない」「お互いがお互いの欲しいものが分かる」など熟年夫婦のようだと評されている。また、ウィルベルからは「アーシャ以上の美人は見たことがない」とも。

用語[編集]

前時代
何かの事態によって滅んでしまった、高度な錬金術の技術を有していた時代。金属部品や銃など、現在でも生成が容易ならざるものは遺跡からの発掘品に頼っている。また、錬金術において重要な位置にある水銀は名前すら忘れられている。
当初は兵器開発などが行われていたことと複数の国が争っていたらしいことから自滅だと思われていたが、ジェオシス関連の施設にて後期において様々な国が手を取り合ったにも拘らず滅んでしまった可能性が示唆されている。
滅びの影響なのか、コルセイト西端などには突如大地が消えて雲海が広がっている「存在しない土地」というものが存在している。様子としては、アルトネリコシリーズの地表に近い印象がある。
錬金術
前時代から存在している錬金釜を使った旧式錬金術と中央などで使われている新式錬金術がある。
旧式は血統や才能に依存するため技術者人口が少ないのに対し、新式では旧式錬金術を応用して専用器具と計算式などによって汎用性と安定性を高めることで勉強さえすれば誰でも使えるようにしたものである模様。
なお、ジェオシスのような遺跡は、開発に関わった錬金術師の一族を制御素体として取り込む必要がある。そのため、前作で登場したイグドラシルはアーシャの先祖が関わった可能性が高い。
ジェオシス
世界中で見られる謎の遺跡の総称。一号機はコルセイト地方で開発された。その特徴は、作物が育ちにくい世界状態にもかかわらず周辺では草木が生い茂っていること。
ジェオシスは草木を活性化させて自然を回復させるために研究されていたものなのだが、実は未完成である。というのも、ジェオシス周辺は確かに草木が生えているが、そこから離れると砂漠化が進行してしまっているとのこと。つまり、周囲の生命力を吸って再生しているように見せかけているだけの大失敗作である。
その特性から、はちどりひめのだいぼうけんに登場する「じょうろ」とはジェオシスのことであると思われる。さらにそこからすり合わせると、ジェオシス開発後にフラメウが大地の調査をしている間、人間が安易な環境再生手段であるジェオシスを量産してしまう。そして、いくら危険性を説いても放棄してくれないことに業を煮やした結果、フラメウは人間を見限ったという流れが考えられる。

主題歌[編集]

オープニングテーマ「ミルク色の峠」
作詞・作曲 - 中島優美 / 歌 - チリヌルヲワカ
アバンタイトルテーマ「あめつちのことわり」
作詞・作曲・編曲 - 菊田裕樹 / 歌 - 霜月はるか
エスカイベントテーマ「りんごのねごと 〜 Ring on one, go to...」
作詞・作曲・編曲 - 柳川和樹 / 歌 - 天乙准花
ロジーイベントテーマ「空の傷痕」
作詞 - 青木香苗 / 作曲・編曲 - 阿知波大輔 / 歌 - Annabel
ワールドトラベルテーマ「回遊魚の原風景」
作詞・作曲・歌 - 南壽あさ子 / 編曲 - 湯浅篤
イベントバトルテーマ「崇めよ、我は神鬼」
作詞・作曲・編曲 - 下田祐 / 歌 - 霜月はるか
インフィニティーバトルテーマ「Sky of Twilight」
作詞 - 下田祐 / 作曲・編曲 - Shade / 歌 - いとうかなこ
シークレットテーマ「約束」
作詞・作曲・編曲 - 下田祐 / 歌 - 杉並児童合唱団
ファイナルバトルテーマ「蜂群崩壊症候群 -Colony Collapse Disorder-」
作詞・作曲・編曲 - 下田祐 / 歌 - 杉並児童合唱団
バトルフィニッシュテーマ「無限大クロニクル」
作詞 - UYU / 作曲・編曲 - 阿部隆大 / 歌 - ACRYLICSTAB
ストーリーエンドテーマ「Pluie」
作詞・作曲・歌 - Rurutia / 編曲 - Rurutia、TAKA SATO
エンディングテーマ「甘いご褒美」
作詞・作曲 - 中島優美 / 歌 - チリヌルヲワカ

漫画[編集]

電撃マオウ』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)2013年12月号より2015年1月号まで連載。作画は阿倍野ちゃこ

  1. 2014年3月27日発売 ISBN 978-4-04-866400-4

テレビアニメ[編集]

2014年4月より6月まで放送された。アトリエシリーズでは初のアニメ化。アニメーション制作は『きんいろモザイク』のStudio五組[3]、監督は『ミス・モノクローム -The Animation-』『探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO』でも監督を務めた岩崎良明がそれぞれ担当する[4]。極力、原作や前作を知らなくても楽しめるように制作されている[5]

原作のストーリーを下敷きにしつつ、原作とは異なる目線からストーリーを追っており[6]、アニメオリジナルのエピソードもある[7]。第8話まではコルセイトでのドタバタコメディ、第9話以降は未踏遺跡をめぐる連続ドラマという構成[8]。原作はマルチエンディング形式であるが、アニメ版のエンディングは原作の通常エンドに近い形となり、そこから先の解釈は視聴者に任せられている[8]

原作はエスカとロジーの2人が主人公だが、アニメのターゲットを考慮した結果として、アニメ版ではエスカがピックアップされている[7]

アトリエシリーズのアニメ化プロジェクトは、始まりから放送まで2年以上を要した。現在継続中のシリーズを盛り上げていく役割を担ってもらうという考えから『エスカ&ロジーのアトリエ』がアニメ化され、結果的にアニメ版は前作の移植版『アーシャのアトリエPlus』と、次回作『シャリーのアトリエ』の橋渡しをするような形となっている[9]。11話ではニオの回想だがアーシャが登場し、最終話では1カットのみ、『シャリーのアトリエ』の主人公たちが登場する。

スタッフ[編集]

  • 原作・音楽 - ガスト
  • 監督 - 岩崎良明
  • シリーズ構成 - 浦畑達彦
  • キャラクター原案 -
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 中野圭哉
  • モンスターデザイン - 岩永悦宜
  • プロップデザイン - 樋口聡美、コレサワシゲユキ
  • 美術監督 - 柴田千佳子
  • 色彩設計 - 松岡珠江
  • 撮影監督 - 赤松康裕
  • 編集 - 後藤正浩
  • CGIディレクター - 高橋将人
  • 音楽制作 - 柳川和樹、浅野隼人
  • 音響監督 - 明田川仁
  • ゼネラルプロデューサー - 襟川陽一
  • プロデューサー - 細井順三、渡辺旭、石原良一、高篠秀一
  • アニメーションプロデューサー - 柴田知典
  • アニメーション制作 - Studio五組
  • 製作 - エスカ&ロジーのアトリエ製作委員会(ガスト、コーエーテクモゲームスポニーキャニオン創通

主題歌(アニメ)[編集]

オープニングテーマ「アスイロ」
作詞 - 花野十三 / 作曲・編曲 - 浅野隼人 / 歌 - 村川梨衣
エンディングテーマ「ふゆみどり」
作詞 - 花野十三 / 作曲・編曲 - 柳川和樹 / 歌 - 霜月はるか

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督 エンドカード
第1話 ようこそアトリエへ! 浦畑達彦 岩崎良明 青柳隆平 滝吾郎、輿石暁
ハン・ミンギ
- 日向悠二
第2話 魔法使いってなんですか? 冨田頼子 中山岳洋 村田尚樹 藤原未来夫 村山竜大
第3話 私だって戦います! 浦畑達彦 吉田泰三 小野田雄亮 北原章雄、洪錫杓
谷口繁則
溝口ケージ
第4話 たるです!しっぽです! 高橋龍也 加瀬充子 石井和彦 飯塚正則 ntny
第5話 私、先輩になりました! 冨田頼子 サトウシンジ 関口雅浩、松原栄介 和狸ナオ
第6話 おいしいデザートど〜れだ? 浦畑達彦 田所修 西村博昭 冨谷美香、能海知佳
本多みゆき
フカヒレ
第7話 なにがなんだかリンカさん! 高橋龍也 比嘉直 セトウケンジ 小澤円、武智敏光
松原栄介、三宅雄一郎
ハンミンギ
イチゼン
第8話 アツアツ? 温泉旅行です! 冨田頼子 中野英明 一ノ瀬結梨、重松晋一
服部益実、関口雅浩
松原栄介
shirakaba
第9話 ガーン! 夢がとられちゃう! 浦畑達彦 加瀬充子
祝浩司
小野田雄亮 北原章雄、林眞煜
李相振、金大勳
横松雄馬
片岡英之
船戸明里
第10話 あきらめないで! 高橋龍也 西澤晋 藏本穂高 奥野浩行、はっとりますみ
松原栄介、金海淑
金奉徳、車尚訓
韓旻基、金永範
ワダアルコ
第11話 あこがれの未踏遺跡です! 冨田頼子 加瀬充子 西村博昭 都竹隆治、安田祥子
森悦人、はっとりますみ
池原百合子、井前隆生
白羽奈尾
第12話 私たちの約束です! 浦畑達彦 中山岳洋 村田尚樹 大高雄大、嵩本樹
はっとりますみ、重松晋一
猪飼一幸、ABOUT17

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
東京都 TOKYO MX 2014年4月10日 - 6月26日 木曜 22:00 - 22:30 独立局
兵庫県 サンテレビ 2014年4月11日 - 6月27日 金曜 1:30 - 2:00(木曜深夜)
京都府 KBS京都
愛知県 テレビ愛知 金曜 2:35 - 3:05(木曜深夜) テレビ東京系列
日本全域 BS日テレ 2014年4月14日 - 6月30日 月曜 0:00 - 0:30(日曜深夜) 日本テレビ系列
BS放送
ニコニコ生放送 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) ネット配信
バンダイチャンネル 2014年4月14日 - 6月30日 月曜 12:00 更新 見放題サービス利用者は全話見放題
dアニメストア[10]
ニコニコチャンネル
AT-X 月曜 23:00 - 23:30 CS放送 リピート放送あり

BD / DVD[編集]

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2014年7月16日 第1話 - 第2話 PCXG-50391 PCBG-52461
2 2014年8月6日 第3話 - 第4話 PCXG-50392 PCBG-52462
3 2014年8月29日 第5話 - 第6話 PCXG-50393 PCBG-52463
4 2014年9月17日 第7話 - 第8話 PCXG-50394 PCBG-52464
5 2014年10月24日 第9話 - 第10話 PCXG-50395 PCBG-52465
6 2014年11月28日 第11話 - 第12話 PCXG-50396 PCBG-52466

CD[編集]

発売日 タイトル 規格品番
2013年6月26日 エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜 オリジナルサウンドトラック GUSTCD-10011〜3
Twilight Sky GUSTCD-10014
2014年7月16日 エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜 オリジナルサウンドトラック the Animation PCCG-90128

インターネットテレビ[編集]

  • 「エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~」完成発表会! (ニコニコ生放送:2013年6月7日)
  • 『エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~』教えて岡村ディレクター! 質問生回答<ゲームの電撃チャンネル> (ニコニコ生放送:2013年6月14日)
  • 「エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~」カウントダウンファイナル前夜祭緊急生放送! (ニコニコ生放送:2013年6月26日)
  • ゲーム実況『エスカ&ロジーのアトリエ』発売記念!ミッションクリアまで終わらない生放送 ~岡村Dも出るよ!~ (ニコニコ生放送:2013年8月16日)
  • 『シャリーのアトリエ 〜黄昏の海の錬金術士〜』 TVアニメ『エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜』 完成記念発表会 (ニコニコ生放送:2014年6月26日)
  • 「シャリーのアトリエ」発売直前& アトリエシリーズ アートギャラリー開催記念放送 (ニコニコ生放送:2014年7月12日)
TVアニメのキャスト出演
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」りえしょんのアトリエしょん 〜1たる目〜(ニコニコ生放送:2014年4月10日)
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」りえしょんのアトリエしょん 〜2たる目〜(ニコニコ生放送:2014年5月5日)
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」ことりのコトリエ 〜3たる目〜 (ニコニコ生放送:2014年5月19日)
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」りえしょんのアトリエしょん 〜4たる目〜(ニコニコ生放送:2014年6月5日)
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」りえしょんのアトリエしょん 〜5たる目〜(ニコニコ生放送:2014年6月26日)
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」りえしょんのアトリエしょん 〜6たる目〜(ニコニコ生放送:2014年7月17日)
  • TVアニメ「エスカ&ロジーのアトリエ」&ゲーム「シャリーのアトリエ」りえしょんのアトリエしょん番外編 〜【ルシルのアロリエ】〜(ニコニコ生放送:2014年8月28日)


脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 課題内容は完全な自由なので別に精霊探しである必要はないが、大婆様が唯一褒めてくれたのが風の王との契約だったので強力な精霊との契約を目指している。ただし、大婆様が褒めなかったのは、ウィルベルが過程を誤魔化して結果ばかり求めていたため(度が過ぎて一度は破門されかけた)。風の王との契約も、どちらかといえば友人であるアーシャを身を挺してかばったことの方が大きいと思われる。
  2. ^ ホムンクルスたちからの人気にはそれなりに自負があるらしく、ルシルに持っていかれた時は拗ねてひたすらお菓子を食い続けた。

出典[編集]

  1. ^ WORLD”. エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜公式サイト. 2013年6月9日閲覧。
  2. ^ SYSTEM TOPIC”. エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜公式サイト. 2013年6月9日閲覧。
  3. ^ 【速報】『エスカ&ロジーのアトリエ〜黄昏の空の錬金術士〜』、2014年にテレビアニメ化決定! アニメを手掛けるのはStudio五組”. ファミ通.com (2013年11月6日). 2013年11月6日閲覧。
  4. ^ 「エスカ&ロジーのアトリエ」2014年4月放送開始!エスカ&ロジー役には村川梨衣&石川界人”. TOKYO ANIME NEWS (2014年1月30日). 2014年1月31日閲覧。
  5. ^ タカシノP(高篠秀一) (2014年5月2日). “【エスロジ制作録】アニメ『エスカ&ロジーのアトリエ』のプロデューサーが踏まれたいのは……あの女性!? 謎の新キャラも紹介”. 電撃オンライン. KADOKAWA/アスキー・メディアワークス. 2014年5月4日閲覧。
  6. ^ タカシノP(高篠秀一) (2014年6月14日). “【エスロジ制作録】夢である未踏遺跡への挑戦が始まる! アニメではゲームとは違った目線のエスカが完成”. 電撃オンライン. KADOKAWA/アスキー・メディアワークス. 2014年7月26日閲覧。
  7. ^ a b kbj (2014年5月29日). “アニメ『エスカ&ロジーのアトリエ』を手がけるStudio五組に潜入――制作現場の様子や柴田代表取締役と岩崎監督へのインタビューも”. 電撃オンライン. KADOKAWA/アスキー・メディアワークス. 2014年7月26日閲覧。
  8. ^ a b タカシノP(高篠秀一) (2014年7月18日). “【エスロジ制作録】この回がロジー編の最終回だった!? プロデューサーがアニメ後半の制作秘話や“竜眠香”などを解説”. 電撃オンライン. KADOKAWA/アスキー・メディアワークス. 2014年7月26日閲覧。
  9. ^ タカシノP(高篠秀一) (2014年4月18日). “TVアニメ『エスカ&ロジーのアトリエ』のプロデューサーコラム【エスロジ制作録】スタート! 第1回はプロジェクトのこれまでと1話の見どころを紹介”. 電撃オンライン. KADOKAWA/アスキー・メディアワークス. 2014年5月4日閲覧。
  10. ^ エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~”. ドコモ・アニメストア. dアニメストア. 2014年5月19日閲覧。

関連項目[編集]

  • えとたま - 2015年4月から6月にかけて放送されたアニメ。「エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜」の一部の出演者が「えとたま」に出演し、両方の制作陣にポニーキャニオンが名を連ねたことでニコニコ生放送においてコラボ企画が2015年1月28日配信された。

外部リンク[編集]