おいらせ町
おいらせちょう ![]() おいらせ町 | |||||
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国 |
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地方 | 東北地方 | ||||
都道府県 | 青森県 | ||||
郡 | 上北郡 | ||||
市町村コード | 02412-1 | ||||
法人番号 | 7000020024121 | ||||
面積 |
71.96km2 | ||||
総人口 |
24,130人 [編集] (推計人口、2023年11月1日) | ||||
人口密度 | 335人/km2 | ||||
隣接自治体 | 三沢市、八戸市、上北郡六戸町、三戸郡五戸町 | ||||
町の木 | イチョウ | ||||
町の花 | サクラ | ||||
他のシンボル | ハクチョウ | ||||
おいらせ町役場 | |||||
町長 | 成田隆 | ||||
所在地 |
〒039-2192 青森県上北郡おいらせ町中下田135-2 北緯40度35分57秒 東経141度23分52秒 / 北緯40.59917度 東経141.39772度座標: 北緯40度35分57秒 東経141度23分52秒 / 北緯40.59917度 東経141.39772度 ![]() | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |

合併前は百石町役場だった。
おいらせ町(おいらせちょう)は、青森県東部、上北郡に属する町。
地理[編集]
上北郡の東南部に位置し、東部を太平洋に面する。東西を十和田湖を源流とする、町名の由来となった奥入瀬川が流れる。また、隣接する八戸市、三沢市のベッドタウン化が進んでいる。
隣接する自治体[編集]
歴史[編集]
- 2006年(平成18年)3月1日 - 上北郡下田町・百石町が合併し発足[1]。2町は当初、六戸町を含む3町で法定合併協議会を設けて協議し、新市名を「おいらせ市」に決めていた。しかし、六戸町が財政計画案などに難色を示して合併協議から離脱し、市昇格を断念して2町合併による「おいらせ町」が誕生することとなった。青森県の町村の中では最多の人口を擁する。
行政[編集]
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初代 | 三村正太郎 | 2006年3月 | 2010年3月25日 | 旧百石町長 |
2代 | 成田隆 | 2010年3月26日 | 2014年3月25日 | |
3代 | 三村正太郎 | 2014年3月26日 | 2018年3月25日 | |
4-5代 | 成田隆 | 2018年3月25日 | 現職 |
- 2010年以降4度の町長選挙は成田と三村による一騎討ちとなり、2018年までは交互に当選する形となっていた。2022年の町長選挙では成田が三村を制し初めて連続当選となった。
産業[編集]


農業[編集]
商業[編集]
工業[編集]
- ベッドタウン化に伴い進出工場も増加傾向にある。
漁業[編集]
主な企業[編集]
郵便[編集]
地域[編集]
人口[編集]
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.05%増の24,222人であり、増減率は県下40市町村中2位。
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おいらせ町と全国の年齢別人口分布(2005年) | おいらせ町の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― おいらせ町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | ||
おいらせ町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
所轄警察署[編集]
所轄消防署[編集]
- 八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部おいらせ消防署
- 同上 おいらせ北部分遣所 2015年(平成27年)4月 新設(旧下田町北部地区の人口増加に対応)
教育[編集]
- 高等学校
- 中学校
- 小学校
金融機関[編集]
- 青森銀行百石支店
- 青森県信用組合百石支店
- 青い森信用金庫(すべて、旧:八戸信金店)
- おいらせ支店
- おいらせ町役場分庁舎出張所
- 青葉支店
- おいらせ支店
- 十和田おいらせ農業協同組合(JA十和田おいらせ)
- ももいし支店
- 下田支店
交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
道路[編集]
- 有料道路
- E4A 百石道路:(8) 下田百石IC
- E4A 第二みちのく有料道路:下田百石IC - (下田本線料金所) - 三沢十和田下田IC
- 一般国道
- 県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
名所・旧跡・観光スポット[編集]
- 氣比神社:南部藩最大の藩営牧場があったことより馬を祀る神社として17世紀に創建される。
- 一里塚公園
- カワヨグリーン牧場:ユースホステル併設。
- 間木堤:ハクチョウ飛来地
- 根岸の大銀杏:樹齢1100年以上、日本最古の銀杏の木という説もある。県天然記念物[2]。
- 百石えんぶり
- 自由の女神像:ニューヨークと同緯度にあることから、本物の1/4の大きさにて建立。
- 大山将棋記念館:大山康晴十五世名人に関連する資料を中心に展示。〔おいらせ町下前田〕[3]
- 阿光坊古墳群(阿光坊)国の史跡[4]
- 民具ふれあい館(中下田)
- 観光農園 アグリの里おいらせ 熱帯果樹園 イチゴ園 レストラン、天然温泉足湯併設
祭事・催事[編集]
- 百石えんぶり:2月
- おいらせ春まつり:4月下旬~5月
- 氣比神社大祭:7月下旬
- 全国将棋祭り:8月
- おいらせ百石まつり:9月
- おいらせ下田まつり:9月
- 日本一のおいらせ鮭まつり:11月第3土・日曜日(旧下田町で1985年に開始[5]。2020年から不漁とコロナ禍で3年連続中止となり、2022年11月の町議会議員全員協議会で町から廃止方針が示された[5]。)
特産品[編集]
- 神酒 氣比の里:町内のみの限定販売品
- 清酒桃川
- 銀の鴨:宮内庁御用達
- おっぱいブランド:メロン、イチゴ
- キャベツラーメン
出身著名人[編集]
- 伊藤美紀 - 女子サッカー選手(旧下田町出身)
- 奥平光紀 - ミュージカル俳優
- 柏崎順子 - 国文学者、一橋大学教授
- 北向由樹 - 政治家、バスケットボール選手
- 嵯峨理久 - サッカー選手
- 袴田里見 - 社会運動家、政治家
- 三村申吾 - 第17-21代青森県知事
- 村井倉松 - 外交官、第8代八戸市長
電話番号[編集]
- おいらせ町は上北郡に属しているが、市外局番は三沢市や十和田市、他の上北郡の町村と異なっている。三沢市・六戸町と隣接する一部を除き、八戸市および三戸郡五戸町・新郷村・階上町、南部町の一部(旧・名川町および旧・福地村域)と同一のエリア(八戸MA)となっている。
その他[編集]
- 2010年2月28日に実施された任期満了に伴う町長選挙では、当日9時33分に当町のある太平洋沿岸にチリ地震による大津波警報が発表されたことに伴い、沿岸部にある一川目・二川目・川口の3箇所の投票所が閉鎖されたため、該当地域の投票が翌週の3月7日[注釈 1]に繰り延べ投票された。ちなみに、他の投票所は通常通り投票が続けられたが、開票は、先記3箇所の投票終了を待って行われた。なお、途中で投票所が閉鎖されるのは、昭和40年代に熊本県と宮崎県で豪雨による途中閉鎖以来となった[6]。
- おいらせ町は『町』を「ちょう」と読む自治体として本州最北である。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 閉鎖前に投票された票は全て無効となる。
出典[編集]
- ^ 2005年(平成17年)7月21日総務省告示第824号「町の廃置分合」
- ^ 長寿日本一の根岸の大いちょう - おいらせ町
- ^ 大山将棋記念館(王将館) - おいらせ町
- ^ おいらせ阿光坊古墳館が開館します - おいらせ町
- ^ a b “「おいらせ鮭まつり」廃止へ 漁獲量減にコロナ追い打ち”. デーリー東北. 2022年11月15日閲覧。
- ^ 2010年3月1日のNHK青森「あっぷるワイド」から
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト
- 青森県上北郡おいらせ町 (02412A2006) | 歴史的行政区域データセットβ版| 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
- 地図 - Google マップ
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