三戸郡

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青森県三戸郡の位置(1.三戸町 2.五戸町 3.田子町 4.南部町 5.階上町 6.新郷村)

三戸郡(さんのへぐん)は、青森県陸奥国)の

人口65,467人、面積969.34km²、人口密度67.5人/km²。(2017年10月1日、推計人口

以下の5町1村を含む。

郡域[編集]

1878年明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記5町1村に八戸市を加えた区域にあたる。

歴史[編集]

近代以降の沿革[編集]

知行 村数 村名
藩領 陸奥盛岡藩[1] 1町
65村
三戸城下[2]、五戸村、兎内村、切谷内村、上市川村、下市川村、石沢村、中市村、又重村、戸来村、西越村、手倉橋村、浅水村、扇田村、豊間内村、志戸岸村、七崎村、八幡村、相内村、玉掛村、沖田面村、大向村、赤石村、小向村、蛇沼村、袴田村、貝守村、川守田村、泉山村、梅内村、目時村、豊川村、斗内村、田子村、相米村、種子村、日沢村、白板村、原村、飯豊村、佐羽内村、道地村、石亀村、杉本村、茂市村、遠瀬村、山口村、関村、夏坂村、河原木村、石堂村、大仏村、根市村、花崎村、境沢村、長苗代村、上野村、根岸村、売市村、沢里村、根城村、田面木村、坂牛村、櫛引村、尻内村、浜通村
陸奥八戸藩 1町
51村
八戸城下[3]、金浜村、沼館村、大久保村、柏崎村、小中野村、類家村、田向村、新井田村、十日市村、妙村、松館村、田代村、晴山沢村、平内村、鳥屋部村、赤保内村、角柄折村、金山沢村、道仏村、岩淵村、糠塚村、中居林村、石手洗村、是川村、頃巻沢村、島守村、中野村、市野沢村、泥障作村、泉清水村、法師岡村、杉沢村、福田村、森越村、埖渡村、樺木村、上名久井村、下名久井村、高瀬村、平村、鳥谷村、鳥舌内村、法光寺村、苫米地村、片岸村、麦沢村、小泉村、高橋村、斗賀村、剣吉村、虎渡村
盛岡藩[1]・八戸藩 2村 大森村、野沢村
  • 明治初年 - 岩淵村が新井田村に合併。(2町117村)
  • 明治元年
  • 明治2年
  • 明治4年
  • 明治8年(1875年) - 野沢村が赤保内村に合併。(2町116村)
  • 明治9年(1876年)ごろ(2町107村)
    • 兎内村が五戸村に、志戸岸村が豊間内村に、種子村・日沢村が田子村に、飯豊村が原村に、佐羽内村・道地村・杉本村が石亀村にそれぞれ合併。
    • 白板村が原村に合併されたとみられる。
  • 明治11年(1878年10月30日 - 郡区町村編制法の青森県での施行により、行政区画としての三戸郡が発足。郡役所を八戸鳥屋部町に設置。

町村制以降の沿革[編集]

1.八戸町 2.長者村 3.是川村 4.湊村 5.大館村 6.館村 7.下長苗代村 8.地引村 9.名久井村 10.中沢村 11.斗川村 12.三戸町 13.小中野村 14.鮫村 15.階上村 16.上長苗代村 17.北川村 18.島守村 19.田部村 20.留崎村 21.猿辺村 22.田子村 23.向村 24.五戸村 25.市川村 26.戸来村 27.浅田村 28.上郷村 29.平良崎村 30.川内村 31.倉石村 32.野沢村 33.豊崎村(紫:八戸市 桃:五戸町 赤:南部町 橙:新郷村 黄:三戸町 緑:田子町 青:合併なし)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(2町31村)
    • 八戸町 ← 八戸城下[4]、柏崎村(現・八戸市)
    • 長者村 ← 類家村、田向村、石手洗村、中居林村、糠塚村(現・八戸市)
    • 是川村(単独村制。現・八戸市)
    • 湊村 ← 浜通村の一部、大久保村(現・八戸市)
    • 大館村 ← 新井田村、妙村、十日市村、松館村(現・八戸市)
    • 館村 ← 田面木村、売市村、根城村、八幡村、坂牛村、櫛引村、上野村、沢里村、沼館村(現・八戸市)
    • 下長苗代村 ← 河原木村、石堂村、長苗代村(現・八戸市)
    • 地引村 ← 苫米地村、片岸村、麦沢村、高橋村、小泉村(現・南部町)
    • 名久井村 ← 上名久井村、下名久井村、平村、高瀬村、法光寺村、鳥舌内村、鳥谷村(現・南部町)
    • 中沢村 ← 中野村、市野沢村、泥障作村、大森村、泉清水村(現・八戸市)
    • 斗川村 ← 斗内村、豊川村(現・三戸町)
    • 三戸町 ← 三戸城下[5]、川守田村、梅内村[一部](現存
    • 小中野村(単独村制。現・八戸市)
    • 鮫村 ← 浜通村の一部、金浜村(現・八戸市)
    • 階上村 ← 田代村、晴山沢村、平内村、鳥屋部村、金山沢村、赤保内村、道仏村、角柄折村(現・階上町)
    • 上長苗代村 ← 尻内村、大仏村、花崎村、根岸村、根市村(現・八戸市)
    • 北川村 ← 剣吉村、虎渡村、斗賀村(現・南部町)
    • 島守村 ← 島守村、頃巻沢村(現・八戸市)
    • 田部村 ← 法師岡村、福田村、森越村、杉沢村、樺木村、埖渡村(現・南部町)
    • 留崎村 ← 梅内村(大部分)、泉山村、目時村(現・三戸町)
    • 猿辺村 ← 貝守村、蛇沼村、袴田村(現・三戸町)
    • 田子村 ← 田子村、相米村(現・田子町)
    • 向村 ← 小向村、大向村(現・南部町)
    • 五戸村(単独村制。現・五戸町)
    • 市川村(下市川村が単独村制。現・八戸市)
    • 戸来村(単独村制。現・新郷村)
    • 浅田村 ← 浅水村、扇田村(現・五戸町)
    • 上郷村 ← 原村、石亀村、茂市村、山口村、関村、夏坂村、遠瀬村(現・田子町)
    • 平良崎村 ← 沖田面村、玉掛村、相内村、赤石村(現・南部町)
    • 川内村 ← 上市川村、切谷内村(現・五戸町)
    • 倉石村 ← 石沢村、中市村、又重村(現・五戸町)
    • 野沢村 ← 西越村(現・新郷村)、手倉橋村(現・五戸町)
    • 豊崎村 ← 豊間内村(現・五戸町)、七崎村、境沢村(現・八戸市)
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治34年(1901年7月1日 - 八戸町・長者村が合併し、改めて八戸町が発足。(2町30村)
  • 大正4年(1915年11月1日 - 五戸村が町制施行して五戸町となる。(3町29村)
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正13年(1924年11月10日(5町27村)
    • 小中野村が町制施行して小中野町となる。
    • 湊村が町制施行して湊町となる。
  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和3年(1928年)11月10日 - 田子村が町制施行して田子町となる。(6町26村)
  • 昭和4年(1929年5月1日 - 八戸町・小中野町・湊町・鮫村が合併して八戸市が発足し、郡より離脱。(3町25村)
  • 昭和17年(1942年
    • 4月1日 - 下長苗代村が八戸市に編入。(3町24村)
    • 7月1日 - 「三戸地方事務所」が八戸市に設置され、本郡を管轄。
  • 昭和24年(1949年)4月1日 - 田部村の一部(森越)が北川村に編入。
  • 昭和29年(1954年12月1日 - 是川村が八戸市に編入。(3町23村)
  • 昭和30年(1955年
    • 3月1日 - 田子町・上郷村が合併し、改めて田子町が発足。(3町22村)
    • 3月20日 - 三戸町・猿辺村・斗川村・留崎村が合併し、改めて三戸町が発足。(3町19村)
    • 4月1日(3町15村)
      • 市川村・館村・上長苗代村が八戸市に編入。
      • 田部村・地引村が合併して福地村となる。
    • 4月20日 - 平良崎村・向村が合併して南部村が発足。(3町14村)
    • 7月1日 - 五戸町・川内村・浅田村が合併し、改めて五戸町が発足。(3町12村)
    • 7月20日 - 名久井村・北川村が合併して名川町が発足。(4町10村)
    • 7月29日(4町9村)
      • 野沢村の一部(手倉橋)が五戸町に編入。
      • 戸来村および野沢村の一部(西越)が合併して新郷村が発足。
    • 10月19日 - 豊崎村の一部(豊間内)が五戸町に編入。
    • 10月20日 - 豊崎村が八戸市に編入。(4町8村)
  • 昭和32年(1957年3月31日 - 島守村・中沢村が合併して南郷村が発足。(4町7村)
  • 昭和33年(1958年9月10日 - 大館村が八戸市に編入。(4町6村)
  • 昭和34年(1959年2月11日 - 南部村が町制施行して南部町となる。(5町5村)
  • 昭和55年(1980年)5月1日 - 階上村が町制施行して階上町となる。(6町4村)
  • 平成16年(2004年)7月1日 - 倉石村が五戸町に編入。(6町3村)
  • 平成17年(2005年)3月31日 - 南郷村が八戸市に編入。(6町2村)
  • 平成18年(2006年1月1日 - 南部町(なんぶまち)・名川町・福地村が合併し、改めて南部町なんぶちょう)が発足。(5町1村)

変遷表[編集]

行政[編集]

  • 歴代郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治11年(1878年)10月30日
大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注[編集]

  1. ^ a b 記載はすでに斗南藩。
  2. ^ 三戸城下8町の総称。無高のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。ここでは便宜的に1町と数える。
  3. ^ 八戸城下40町の総称。無高のため「旧高旧領取調帳」には記載なし。ここでは便宜的に1町と数える。
  4. ^ この時点では八幡町、堀端町、常海町、窪町、番町、馬場町、堤町、本徒士町、徒士町、稲荷町、新荒町、荒町、上組町、上徒士町、町組町、廿六日町、廿三日町、十三日町、常番町、本鍛冶町、鳥屋部町、大工町、寺横町、山伏小路、鍛冶町、十六日町、六日町、三日町、八日町、鷹匠小路、長横町、岩泉町、朔日町、十八日町、廿八日町、十一日町、下大工町、塩町、柏崎新町、下組町が存在。
  5. ^ この時点では同心町、八日町、馬喰町、二日町、在府小路町、六日町、川守田町、久慈町が存在。

参考文献[編集]

関連項目[編集]