西条盆地

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西条盆地
冬の西条盆地と東広島市中心部
所在地 広島県東広島市
座標
西条盆地の位置(日本内)
西条盆地
北緯34度24分6.5秒 東経132度42分50.9秒 / 北緯34.401806度 東経132.714139度 / 34.401806; 132.714139座標: 北緯34度24分6.5秒 東経132度42分50.9秒 / 北緯34.401806度 東経132.714139度 / 34.401806; 132.714139
盆地成因 構造盆地
プロジェクト 地形
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西条盆地(さいじょうぼんち)は、広島県の中央部(現在の東広島市[1])に広がる標高約200mの盆地。盆地の広さは県内屈指であり、米作中心の穀倉地帯となっている。

概要[編集]

古代はだったため、西条湖成層という土壌を有する。

盆地は水源に乏しく、灌漑のために大小約3000もの溜池が造られている。盆地を黒瀬川が南北に流れており、周辺の水田を潤している。黒瀬川には落差は約15メートルの吾妻子の滝がかかっており、西条盆地が二段に分かれていることを示している。三永水源地はこの段差を利用して作られたものである。

盆地を囲むの一つである龍王山からは、良質の軟水が湧き出ており、西条の酒造業を支えている。

脚注[編集]

  1. ^ 日本の地形千景 広島県:西条盆地”. www.web-gis.jp. 2023年5月15日閲覧。

参考文献[編集]