大津町
おおづまち 大津町 | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 九州地方 | ||
都道府県 | 熊本県 | ||
郡 | 菊池郡 | ||
市町村コード | 43403-5 | ||
法人番号 | 2000020434035 | ||
面積 |
99.10km2 (境界未定部分あり) | ||
総人口 |
35,775人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||
人口密度 | 361人/km2 | ||
隣接自治体 |
菊池市、阿蘇市、合志市、 菊池郡菊陽町、上益城郡益城町、 阿蘇郡西原村、南阿蘇村 | ||
町の木 | 杉 | ||
町の花 | つつじ | ||
他のシンボル | ほおじろ | ||
大津町役場 | |||
町長 | 金田英樹 | ||
所在地 |
〒869-1292 熊本県菊池郡大津町大字大津1233番地 北緯32度52分44.4秒 東経130度52分5.9秒 / 北緯32.879000度 東経130.868306度座標: 北緯32度52分44.4秒 東経130度52分5.9秒 / 北緯32.879000度 東経130.868306度 | ||
外部リンク | http://www.town.ozu.kumamoto.jp/ | ||
ウィキプロジェクト |
大津町(おおづまち)は、熊本県の中北部、菊池郡に属する町である。
人口は約3万人である。1960年代には一時的に人口が減少したが、その後は熊本市のベッドタウンとして、また本田技研工業熊本製作所の企業城下町として人口が増加している。
地理
熊本市中心部から東北東に約19km、熊本市と阿蘇山の中間に位置し、熊本平野や熊本都市圏の東端にあたる。町域東部は阿蘇外輪山にあたる。南部を白川が西流する。
町内を九州横断ルートである豊肥本線や国道57号が東西に貫いており、観光シーズンには阿蘇方面への渋滞が発生するなど、郊外に位置しながら交通量は比較的多い。
中心市街地は町域の西部にあり、特に国道57号大津バイパスの沿線には商業施設(ロードサイド店舗)が集積している。対照的に市街地から外れた地域では、田畑や森林が広がる風景が見られる。
年間降水量は2,000mmを上回ることもあれば1,000mmを下回ることもあるなどバラつきが大きい。年平均気温は15℃から17℃の間を推移している。
- 隣接している市町村
地名
町内の郵便番号は869-12xxであり、集配は大津郵便局が行っている。 ※郵便番号は日本郵便のウェブサイトを参照。
- 大津
- 新
- 灰塚
- 引水
- 室
- 杉水(旧護川村)
- 矢護川(旧護川村)
- 下町(旧陣内村)
- 陣内(旧陣内村)
- 中島(旧陣内村)
- 町(旧陣内村)
- 森(旧陣内村)
- 大林(旧瀬田村)
- 瀬田(旧瀬田村)
- 吹田(旧瀬田村)
- 平川(旧平真城村)
- 古城(旧平真城村)
- 真木(旧平真城村)
- 岩坂(旧錦野村)
- 錦野(旧錦野村)
- 外牧(旧錦野村)
- 高尾野(合併時、平川・大津より分立)
- 美咲野(大津より分立。年不詳)
歴史
大津の名前の由来はよくわからないが、肥後国誌によると戦国期に有力国人である合志氏の一族が東嶽城(現 日吉神社)を築き大津十朗義兼と名乗っていることから、既にこの頃には大津の地名があったようである。合志川芥には「此の所は「火児国大水(ヒゴノクニオオズ)」と呼ばれていた」とある。
- 1889年4月1日 町村制度施行により、以下の町村が発足。
- 合志郡大津町・陣内町・平真城町・瀬田村・護川村
- 阿蘇郡錦野村
- 1896年4月1日 - 郡区町村編制法施行により、合志郡を菊池郡に編入。
- 1956年8月1日 - 大津町・陣内村・平真城村・瀬田村(一部)・護川村(一部)・錦野村(一部)が対等合併し、大津町が発足。
- 1991年6月1日 - 菊池郡菊陽町と境界変更。
- 1997年6月1日 - 菊池郡旭志村と境界変更。
- 1998年6月1日 - 菊池郡旭志村と境界変更。
- 2006年1月1日 - 菊池市と境界変更。
行政
- 町長:家入勲(2004年から)
- 町議会議員 16人
国の機関
- 熊本地方法務局大津阿蘇支局
県の機関
産業
第一次産業はほとんどが農業であり従事者は1割を超えるが、耕地面積や農家戸数とともに減少傾向にある。
第二次産業は、本田技研工業(ホンダ)が日本国内のオートバイ生産拠点を静岡県浜松市とともに町内に置いたことにより大いに発展、製造業全体の生産額は約450億円ほど(2011年度鉱工業分野の集計。町内総生産の3割)であり、町内の産業の中枢を担っている。2008年から、ホンダは浜松製作所で生産している中型・大型二輪部門を熊本製作所に順次移管・集約する予定である。さらに米国での二輪車生産を2009年春に終了し、熊本製作所に集約している。
第三次産業は、先述のとおり商業が国道57号バイパス沿いの店舗を中心に盛んである。
大津町に本社を置く主な企業
大津町に事業所を置く企業
- 信越石英九州工場
- 中央可鍛工業熊本工場
- テラダイン日本事業部
- 東京エレクトロン九州大津事業所
- 東洋沪機製造熊本工場
- 濱田重工熊本工場
- 富士精工熊本工場
- HOYA熊本工場
- 本田技研工業熊本製作所
- ユーエスシー熊本QIセンター
- 東洋新薬熊本工場
- 三井ハイテック熊本事業所
姉妹都市・提携都市
- 日本国外
地域
人口
大津町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
学校
- 高等学校
- 中学校
- 大津町立大津中学校
- 大津町立大津北中学校
- 大津町立菊阿中学校(2006年、大津中学校に統合)
- 護川中学校(1962年、大津中学校に統合)
- 平真城中学校(1958年、大津中学校に統合)
- 小学校
- 大津町立大津小学校
- 大津町立大津北小学校
- 大津町立大津東小学校
- 大津町立大津南小学校
- 大津町立室小学校
- 大津町立護川小学校
- 大津町立美咲野小学校
- 特別支援学校
- 幼稚園
- 大津町立大津幼稚園
- 大津町立陣内幼稚園
- 大津音楽幼稚園
- 白川幼稚園
学校教育以外の施設
- 保育所
- 大津保育園
- 白川保育園
- 緑ヶ丘保育園
- 杉水保育園
- 一宇保育園
交通
空港
- 熊本空港(阿蘇くまもと空港) - 敷地のごく一部が当町内にある。
鉄道
路線バス
- 一般路線バス
2006年3月1日にジェイアール九州バス山鹿線の路線バスが廃止され、路線は産交バス・熊本電鉄バス[2]にそれぞれ譲渡された。また、産交バスによる路線網再編により2015年11月30日を持って菊陽町を経由して熊本市街とを結ぶ路線が廃止・短縮されたが、子8系統のみ本数を大幅に削減した上で存続している[3]。
- 九州産交バス・産交バス
- 産交バス大津営業所担当地域 - 2015年11月30日までは九州産交バスの営業所も兼ねていた。
- 熊本電鉄バス
- 平日に御代志 - 翔陽高校間の1往復のみ運行している。
- 九州産交バス・産交バス
- 都市間バス
大津駅(南口)
道路
高速道路は町内を通っていないが、九州自動車道の熊本インターチェンジもしくは益城熊本空港インターチェンジが近隣にある。
- 一般県道
大津町に本拠地を置く主なスポーツチーム
名所・旧跡・施設・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡・施設・観光スポット
- 大津温泉岩戸の里
- 昭和園
- 弥護山自然公園
- 日吉神社(つつじ園)
- 江藤家住宅
- 生涯学習センター(公民館・文化ホール)
- 大津町町民交流施設(オークスプラザ)
- 野外活動等研修センター(みどり館)
- 大津町矢護川コミュニティセンター(ふれあいセンター矢護川)
- おおづ図書館
- 大津町運動公園
- 社会体育施設
- 人権啓発福祉センター
- 老人ホーム
- 若草児童学園
- 陽の原キャンプ場
- 大津温泉「岩戸の里」
- 市民リフレッシュ農園
- 阿蘇北向谷原始林
祭事・催事
- スポーツの森・大津ジョギングフェスティバル(2月)
- 桜祭り(3月-4月)
- つつじ祭(4月)
- 地蔵祭(8月)
- ホンダ夏祭り(8月)
- 九州実業団女子駅伝(10月)
- からいもフェスティバルinおおづ(11月)
大津町にゆかりのある著名人
出身者
- 江藤哲蔵(政治家、衆議院議員)- 旧陣内村出身
- 坂本哲志(政治家、衆議院議員)- 旧陣内村出身
- 原聰(外交官)
- 坂本寧(画家、坂本善三美術館館長)
- 不知火光右衛門(元大相撲力士、第11代横綱)- 旧陣内村出身
- 二宮美穂(柔道家)
- 市原大嗣(プロサッカー選手)
- 坂本和哉(プロサッカー選手)
- 武田洋平(プロサッカー選手)
- 畑本時央(プロサッカー選手)
- 本田真吾(プロサッカー選手)
- 前田彩里(陸上選手)
- 大村詠一(エアロビック)
- 大村紗織(エアロビック)
- 大村智美(エアロビック)
ゆかりのある人物
脚注
- ^ 平成23年度市町村民所得推計 - 熊本県庁 2014年5月27日閲覧
- ^ 2011年9月30日を持って熊本電鉄は撤退した。
- ^ 九州産交バスポータルサイト (2015年9月4日). “熊本都市圏路線再編計画「南部・東部地区のダイヤ改正について」”. 2015年12月17日閲覧。
- ^ 熊本県企画振興部 交通政策課. “阿蘇くまもと空港ライナー”. 2015年12月17日閲覧。
外部リンク
- 大津町(公式サイト)