国母駅

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国母駅
駅舎(2006年1月)
こくぼ
kokubo
常永 (2.3 km)
(1.9 km) 甲斐住吉
所在地 山梨県中巨摩郡昭和町西条310*
北緯35度37分49.48秒 東経138度33分3.77秒 / 北緯35.6304111度 東経138.5510472度 / 35.6304111; 138.5510472
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 81.2 km(富士起点)
電報略号 コホ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
340人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1928年昭和3年)3月30日
備考 無人駅
* 正式な所在地。東側は甲府市にまたがる
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国母駅(こくぼえき)は、山梨県中巨摩郡昭和町西条にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。

リニアモーターカー方式の中央新幹線の駅候補地の一つとして、当駅周辺から同じ身延線の市川大門駅周辺までの間が挙げられていた。

歴史

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅。のりばは駅舎側から1番線、2番線で、1番線に甲府方面の列車が、2番線に富士方面の列車が発着する。このほかに駅の甲斐住吉方から側線が1本分岐している。

ホームの常永方の端はスロープになっており、ここから遮断機と警報機のついた構内踏切が北側の駅舎へ延びている。駅は昭和町と甲府市の境にありホームの大部分は甲府市に入っているが、駅舎がぎりぎりで昭和町に入っているので所在地は昭和町となっている。

駅舎はコンクリート造りで簡易なもの。内部には待合所のほか小さな窓口があるが無人駅なのでシャッターが下りたままになっている。また、自動券売機などの設置は無いためこの駅で切符を購入することは出来ないが、毎年8月7日市川三郷町神明の花火大会が開催される時に限ってこの窓口で乗車券を購入することができる。この駅舎は1999年平成11年)8月に出来た2代目で、この駅舎を建設する前は開業当初からの木造駅舎を有していた。南甲府駅管理。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 身延線 下り 甲府方面[1]
2 身延線 上り 身延富士方面[1]

駅周辺

上記の通りこの駅は昭和町と甲府市の境にある。駅名となった国母の地名も甲府市のものである。

1970年代に駅の近くに国母工業団地が形成された。周囲は甲府市南郊の住宅地であるが駅の南500メートルほどのところには工場が多数存在している。

駅前には国母観光自動車のタクシー乗り場がありタクシーが客を待っていることもある。

バス路線

駅前のロータリーにバスを止めるスペースが無いことと道が手狭のため、路線バスは入ってこない。 しかし、駅前の道から少し進むと2つ信号があるが、2つ目の信号の周辺にバス停がある。

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
国母駅入口   53 国母小学校・千秋橋・甲府駅 県立中央病院 山交タウンコーチ
56 国母小学校・千秋橋・甲府駅・県立中央病院 敷島営業所 山梨交通
  53 山の神入口・花輪・浅原・南湖小学校・青柳 鰍沢営業所 山交タウンコーチ
56 常永駅 山梨大学医学部附属病院 山梨交通

利用状況

1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2006 313
2007 343
2008 373
2009 351
2010 356
2011 340

隣の駅

東海旅客鉄道
身延線
常永駅 - 国母駅 - 甲斐住吉駅

脚注

  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

関連項目