三田村邦彦

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みたむら くにひこ
三田村 邦彦
三田村 邦彦
本名 三田村 邦彦(同じ)
生年月日 (1953-10-22) 1953年10月22日(70歳)
出生地 日本の旗 日本新潟県新発田市
身長 178cm
血液型 B型
職業 俳優歌手
ジャンル テレビドラマ映画舞台
活動期間 1979年-
活動内容 1970年代中期:劇団青俳入団
1979年:映画『限りなく透明に近いブルー』でデビュー
同年:『必殺仕事人』(以来、必殺シリーズ錺職人の秀役)
1981年:『警視庁殺人課
1982年:『太陽にほえろ!
1984年:『序の舞』、『Wの悲劇
1985年:『もしも、学校が…!?
1987年:『ママはアイドル
1987年:『橋田壽賀子ドラマ おんなは一生懸命
1997年:『京都祇園入り婿刑事事件簿
配偶者 中山麻理(1980年-1999年
一般女性(2010年-現在)
著名な家族 長男(三田村瞬
二男
三男(中山麻聖
(3人とも中山との間の子。親権は中山に委譲)
長女
(現在の妻との間の子)
主な作品
テレビドラマ
必殺シリーズ
太陽にほえろ!
もしも、学校が…!?
ママはアイドル
橋田壽賀子ドラマ おんなは一生懸命
京都祇園入り婿刑事事件簿』シリーズ
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三田村 邦彦(みたむら くにひこ、1953年10月22日 - )は、日本俳優歌手新潟県新発田市出身。血液型はB型、身長178cm

元妻である元女優の中山麻理[1]との間に3子。長男三田村瞬と三男中山麻聖は俳優。二男は一般人。

現在の妻との間に1子(長女)。

来歴・人物

新潟県立新発田高等学校卒業、予備校に進学すると偽り上京[2]、看板屋で働きながら劇団青俳養成所を経て劇団青俳に所属。

1979年劇団の推薦により『限りなく透明に近いブルー』でデビュー[3]

同年『必殺シリーズ』に飾り職人の秀役で出演、華麗な殺しと、陰りのある表情をたたえる仕事人を演じ人気を博した[4]

1980年にデビュー作で共演した女優の中山麻理と結婚、3子を儲けるが1999年に離婚。長男と二男の親権を持つ。2010年5月16日に26歳年下の元テレビ番組制作会社社員の女性と5年間の交際、1年間の同棲を経て再婚。2015年3月19日、長女が誕生。

1982年より『太陽にほえろ!』にジプシー刑事役で出演、若手刑事のミワカントリオ[5]、カワセミカルテット[6]の一人として人気を得る。

歌手活動も行っており、シングルやアルバムを多数リリースしている(TDKレコードより歌手デビュー、後にコロムビアレコードへ移籍。2010年5月をもってインディーズで音楽活動を再開)。舞台ではミュージカルに出演しており、代表作は『ブラッド・ブラザーズ』(初代エディ役)、『スクルージ』(2代目スクルージ役)、『NEVER GONNA DANCE』(モーガンサル役)など。

おとな旅あるき旅』で滋賀県長浜市小谷城址を訪れた際、「三田村家発祥の地」と話している。 同番組内では「城マニア」であることを公言し、福知山城など関西の古城にも足を運んでいると語っている。

阿波踊りの熱狂的なファンとして知られ、徳島市阿波踊りにサンスター連として20年以上参加している。しかし、2016年はミュージカル『アニー』の大阪公演のため欠席した。

エピソード

  • 当初殺し屋の役が嫌であり、必殺仕事人への出演を拒んでいた、また出演は2クールの契約であったので、その契約に従い、番組降板を希望していたが、石原興から飲みに誘われ、今辞めるのは中途半端だと説得され、出演を延長した[7]
  • 新・必殺仕事人の最終回において、壮絶な死を遂げる予定であったが、ファンから助命嘆願が数多く寄せられ、必殺仕事人シリーズを続投することになった[8]、そのため太陽にほえろ!への出演が短縮された。
  • 三田村は必殺まっしぐら出演に際して、当初は断ったが、工藤栄一が1話、2話の監督を務めるなら出演するという条件を出した、また本来最終話とその前11話も工藤が監督を務める予定であったが、スケジュールの都合で務められなくなり、三田村は工藤から直接謝罪をされた[9]

出演

映画

テレビドラマ

情報・バラエティ番組

この土曜スペシャルで2008年からシリーズ化している「街道歩き旅シリーズ」の(1)日光街道10日間編(5月31日放送)・(2)水戸街道8日間編(11月15日放送)にいずれも出演している。

ほか多数

ビデオ用作品(Vシネマ)

  • 実録・籠寅三代目 合田幸一 任侠修業篇
  • 実録・籠寅三代目 合田幸一 名門継承篇
  • 実録・籠寅三代目 合田幸一 関西二十日会篇

コマーシャル

ラジオ

舞台

●1985年 『恐怖時代』

  • 花のひと ふかがわ亭(明治座 若尾文子/共演 石井ふく子/演出)
  • 樋口一葉(名鉄ホール 竹下景子/共演 石井ふく子/演出)
  • オンナだらけの新喜劇(2007年3月18日、朝日放送
  • 女の人さし指(2011年3月3日〜21日、三越劇場 若尾文子/共演 石井ふく子/演出)
  • ミュージカル「アニー」(2014年 - 2016年)
  • 納涼必殺まつり(京都南座
    • 必殺女ねずみ小僧(1981年)
    • 必殺・鳴門の渦潮(1982年。その前に名鉄ホールで先行して上演された)
    • 必殺ぼたん燈籠(1983年)

ディスコグラフィ

シングル

発売日 規格 規格品番 タイトル 備考
東芝EMI
1980年4月20日 EP TP-10724 A いま走れ!いま生きる! テレビ朝日系時代劇「必殺仕事人」挿入歌
B 加治川
1981年5月5日 EP TP-17156 A 想い出の糸車 テレビ朝日系時代劇「新・必殺仕事人」主題歌
B 涙の裏側
TDKコア
1982年5月5日 EP T07S-1003 A レクイエム
B 小さな風船
1982年9月5日 EP T07S-1009 A 「君」
B 進水式
1983年7月21日 EP T07S-1035 A 透き通る季節 テレビ朝日系時代劇「壬生の恋歌」挿入歌
B HAPPY&BLUE
1983年11月5日 EP T07S-1042 A 自惚れ テレビ朝日系時代劇「必殺仕事人IV」挿入歌
B 涙をふきなよつらいから
日本コロムビア
1985年2月1日 EP AH-548 A 薄暮
B パーティ・ドレス
1985年8月 EP AH-641 A 人生はコメディ THE SCHOOL![12]名義、TBS系テレビドラマ「もしも、学校が…!?」主題歌
B バナナが好きだった
1986年1月 EP AH-701 A 逃亡者
B 君だけがIn My Heart
1986年8月1日 EP AH-757 A ゆれる…瞳 テレビ朝日系時代劇「必殺まっしぐら!」主題歌
B エリー
1987年3月21日 EP AH-815 A In My Loneliness〜哀しみの部屋〜
B 夏の消印
1988年3月21日 EP AH-923 A 君はパラダイス
B 誰も知らないバラッド
1988年11月21日 EP AH-973 A 追憶のサファイア
B 冬の引き潮
1990年10月21日 8cmCD CODA-94 1 男のふるさと ANB系時代劇「将軍家光忍び旅」主題歌
2 晴れ晴れ道中
1992年10月21日 8cmCD CODA-108 1 青春一気 ANB系時代劇「将軍家光忍び旅2」主題歌
2 影ぼうし
キングレコード
1994年5月25日 8cmCD KIDS-182 1 黎明 テレビ朝日系時代劇「殿さま風来坊隠れ旅」主題歌
2 夢の座標
MPT RECORDS
2010年6月24日 CD MPTCS-3001 1 LOVE Song
2 ふるさと

アルバム

  • やがて君は季節の中へ(1982年4月5日、東芝EMI)
  • 必殺の秀(1982年4月21日、東芝EMI)ミニアルバム
  • 風の秋から(1982年10月5日、TDKコア)
  • Vol.III(1983年9月21日、TDKコア)
  • Selection 12(1984年3月21日、TDKコア)ライブアルバム
  • My Favorite Songs(1984年11月21日、TDKコア)ベストアルバム
  • DAY BY DAY(1985年2月21日、TDKコア)
  • MARIKO(1985年11月5日、TDKコア)ベストアルバム
  • SOUND TRACK(1985年11月21日、TDKコア)
  • 三田村邦彦ベストコレクション(1987年3月21日、日本コロムビア)ベストアルバム
  • OLD/NEW(1987年10月1日、日本コロムビア)
  • 三田村邦彦全曲集(1988年10月1日、日本コロムビア)ベストアルバム
  • 12の月の輪舞 〜さよならで鎖環がれた1年と11人の物語〜(1988年11月21日、日本コロムビア)
  • 三田村邦彦ベストアルバム(1989年12月21日、日本コロムビア)ベストアルバム
  • 三田村邦彦ベストセレクション(1993年9月21日、日本コロムビア)ベストアルバム

脚注

  1. ^ https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E9%BA%BB%E8%81%96%E3%80%8C%E5%83%95%E3%81%AE%E7%88%B6%E3%81%AF%E4%B8%89%E7%94%B0%E6%9D%91%E9%82%A6%E5%BD%A6%E3%80%8D%E3%81%AB%E8%A6%B3%E5%AE%A2%E3%81%A9%E3%82%88%E3%82%81%E3%81%8F/ar-AABfLaQ#page=2
  2. ^ 日本映画人名事典 1996年度P.704
  3. ^ 日本映画人名事典 1996年度P.704
  4. ^ 日本映画人名事典 1996年度P.704
  5. ^ 三田村、渡辺徹、神田正輝
  6. ^ 神田正輝、渡辺徹、世良公則、三田村
  7. ^ 時代劇マガジン 2008 Vol.17 12 P.123
  8. ^ 日本映画人名事典 1996年度P.704
  9. ^ 時代劇マガジン 2008 Vol.17 12 P.124
  10. ^ 菅直人や枝野幸男が実名で登場、3.11からの5日間描く「太陽の蓋」が7月公開”. 映画ナタリー (2016年3月11日). 2013年3月11日閲覧。
  11. ^ このCM出演により同業他社である『水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)』に出演できなくなった。
  12. ^ 三田村邦彦&山本コウタロー&片岡鶴太郎

関連項目

外部リンク