三山木駅
三山木駅 | |
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ファイル:Kintetsu Miyamaki STN.JPG 三山木駅 | |
みやまき Miyamaki | |
◄B17 興戸 (1.3 km) (0.7 km) 近鉄宮津 B19► | |
所在地 | 京都府京田辺市三山木高飛2-6 |
駅番号 | B18 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | B 京都線 |
キロ程 | 22.4 km(京都起点) |
電報略号 | ミヤマ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
4,294人/日 -2012年11月13日- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月3日 |
乗換 | JR三山木駅(片町線) |
三山木駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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三山木駅(みやまきえき)は、京都府京田辺市三山木高飛にある、近畿日本鉄道(近鉄)京都線の駅。駅番号はB18[1]。
歴史
- 1928年(昭和3年)11月3日 - 奈良電気鉄道桃山御陵前 - 西大寺(現・大和西大寺)間開通時に開業[2]。
- 1963年(昭和38年)10月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道京都線の駅となる[2]。
- 2004年(平成16年)7月10日 - 京都方面ホームが高架化開業[3]。
- 2005年(平成17年)8月6日 - 大和西大寺方面ホームが高架化開業し、高架化完成[4]。
- 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始[5]。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ高架駅。ホーム有効長は6両。改札口は1ヶ所のみ。かつての地上駅時代には、方向別に改札口が存在していた。
なお自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | B 京都線 | 下り | 新祝園・大和西大寺・奈良・天理・橿原神宮前・吉野・大阪難波方面 |
2 | B 京都線 | 上り | 新田辺・丹波橋・京都・京都国際会館方面 |
- 構内の方面表記では上記のように記載されているが、下り列車は最遠で橿原神宮前駅・近鉄奈良駅・天理駅までの運転であり、吉野駅へは橿原神宮前駅にて吉野線の列車に、大阪難波駅へは大和西大寺駅にて奈良線の列車に、それぞれ乗り継ぐことになる。また、上り列車は京都国際会館方面は朝の1本のみの運転のためそれ以外の時間帯は最低1回は乗り換える必要がある。
利用状況
近年における一日乗降人員は以下の通り。
- 2005年11月8日:3,610人
- 2008年11月18日:4,076人
- 2010年11月9日:4,073人
- 2012年11月13日:4,294人
駅周辺
駅前のバスターミナルからは、同志社京田辺キャンパス(同志社大学、同志社女子大学、同志社国際中学校・高等学校)方面へのバスの発着が多い。同志社京田辺キャンパスへはJR同志社前駅や近鉄興戸駅が近いが、その両駅にはバスが乗り入れていない。そのため、奈良交通は近鉄三山木駅と片町線(学研都市線)JR三山木駅を同志社へのバスの玄関口として位置づけ、バス利用の促進のために同志社の学生・教職員を対象とした特別の割引回数券を販売している。
- JR三山木駅 - 西日本旅客鉄道片町線(学研都市線)。ほぼ隣接した形になっており、駅前広場(バスターミナル、タクシー乗降場)を共用している。
- 玉水駅 - 西日本旅客鉄道奈良線。東へ約2キロメートル、木津川の対岸にある。
- 木津川
- 京田辺市立三山木小学校
- 三山木郵便局
- 京都府道22号八幡木津線
- 京都府道65号生駒井手線
- 国道24号 - 京都府道65号を東へ約1.5キロメートル。木津川の対岸にある。
- サンフレッシュ(スーパーマーケット)
バス
- 1・2番のりば
- 100系統:同志社大学デイヴィス記念館(同志社国際中・高校→同志社大正門→同志社大理工学部経由) ※登校時間帯以外は1時間に1 - 2便の運行
- 99系統:〔急行〕同志社循環(同志社国際中・高校→同志社大正門→同志社女子大正門→三山木駅)(開講日のみ運行)
- 3番のりば
- 91系統:高船(普賢寺・水取・打田経由) ※1日2往復のみ
- 90系統:水取(普賢寺経由) ※1日4往復のみ
- 50系統:同志社山手循環 ※概ね30分間隔で運行
- 4番のりば
同志社大学と同志社山手中央方面以外は本数が僅少であるため、注意されたい。
特徴
この駅には折り返し設備も待避線も無いにもかかわらず、近鉄電車の奈良線系統の方向幕には「急行|三山木」や「準急|三山木」などが装備されていた。これは、西大寺方に隣接する近鉄宮津駅が宮津車庫設置当初は信号場扱い(三山木信号所)であったことによる措置だが、ほどなくして同信号場は駅へ昇格し、2006年(平成18年)3月のダイヤ改正で奈良線に区間準急が登場した事による方向幕追加の必要も生じたため、この2つの幕は消滅した。また、それ以外にも「急行|(大和)西大寺 この車両三山木まで」や「準急|奈良 この車両三山木まで」などの切り離しの方向幕も装備されている。しかし当然、そのような運用は現在は1本も無い。ただし過去に新田辺発三山木行きの臨時普通が走っていた。
同志社大学・同志社女子大学開校日には臨時運転が実施される。 朝は京都発新田辺行き急行1本が宮津行き急行に延長される(9:59発)。 夕方は近鉄宮津発新田辺行き各駅停車が運転される(15:20、16:25、16:40、16:54、18:25発)。 一部は新田辺から京都行き準急や国際会館行き各駅停車へ変更され運転される。
また、2005年(平成17年)の高架化に合わせて、1段式の列車案内装置(単色LED)が両ホームに設置され、自動放送も詳細化された。列車案内装置自体は奈良線八戸ノ里駅とほぼ同タイプである。
隣の駅
脚注
- ^ "駅ナンバリングを全線で実施します" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 19 August 2015. 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、12-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第51巻第10号、鉄道友の会、2004年10月号、27頁。
- ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、496・882頁頁。全国書誌番号:21906373。
- ^ "平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります" (pdf) (Press release). 近畿日本鉄道. 30 January 2007. 2016年2月25日閲覧。