スーパーマリオスタジアム (ゲームソフト)
ジャンル | スポーツ |
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対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ |
開発元 | ナムコ、ナウプロダクション |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1-4人 |
メディア | GC用8cm光ディスク |
発売日 |
2005年7月21日 2005年8月29日 2005年11月3日 2005年11月11日 |
対象年齢 | 全年齢 |
売上本数 | 約27万本(2007年8月現在) |
ジャンル | スポーツゲーム(野球) |
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対応機種 | Wii |
開発元 | バンダイナムコゲームス、ナウプロダクション |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 1 - 4人 |
メディア | Wii用12cm光ディスク |
発売日 |
2008年6月19日 2008年8月25日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス | ヌンチャク対応。クラシックコントローラ非対応。 |
売上本数 |
23万本(2010年7月現在) 126万本[1] |
その他 | Mii対応 |
『スーパーマリオスタジアム』は、任天堂が発売したスポーツゲームで、マリオシリーズのキャラクターを使用した野球ゲームソフトのシリーズ。
第1作である『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』(Mario Superstar Baseball)は、2005年7月21日に任天堂が発売したニンテンドーゲームキューブ用野球ゲーム。『ドンキーコンガ』シリーズや『スターフォックス アサルト』と同じくナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)が開発に関わっているため、操作性は『ファミスタシリーズ』に近いものとなっている。また野球ゲームを多く制作しているナウプロダクションも関っている。
2作目である『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』(Mario Super Sluggers)は、2008年6月19日に任天堂から発売されたWii用野球ゲーム。前作『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』に引き続き、バンダイナムコゲームスとナウプロダクションが開発を担当。
概要
スーパーマリオシリーズのキャラクターたちによる野球ゲーム。
登場キャラクターが非常に多く、マリオシリーズではダントツで多い。その中から9人メンバーを選んで試合を行う(代打、代走はなし)。選手の能力は投球、打撃、守備、走塁に分けられ、そこから更に12種類のパラメータに細分化されている[2]。
なお、両作ともに競技名のゲーム内表記は「ベースボール」であり、日本版においても「野球(やきゅう)」という用語は一切登場しない。
スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール
選択できるスタジアムは、マリオスタジアムなど6種類。また、ミニゲームもあり、それぞれが野球の特徴をいかしたものになっている。
NOW LOADING画面にはファミコン時代のマリオが表示されるものがある(複数パターンが存在する)。
ゲームモード
エキシビジョン
好きなメンバーを選んで試合を行う。 ただし同じキャラクターを選択することはできない。
チャレンジモード
ある日、クッパがマリオたちに野球の挑戦状を送りつけてきた。クッパに挑戦するチームを決めるため、野球で勝負することに。 『マリオサンシャインズ』・『ピーチキングダム』・『ワリオグレーツ』・『ヨッシーアイランズ』・『ドンキーコングス』のうち1チームを選んでスタート。他の4チームと試合を行い、相手チームの選手を仲間にしたり、コインを集めてアイテムを買う。最終的に『クッパモンスターズ』を倒せばクリア。 また、条件をクリアするとクッパモンスターズも使用可能になる。挑戦状を送りつけてもなかなか挑戦に来ないマリオたちに業を煮やしたクッパは、自ら出向きマリオたちを倒して回る。 最後はマリオたちに占拠されたクッパ城を取り戻すため、メインキャラのみで構成された『マリオファイアボールズ』と対戦。クッパの場合はメインキャラを仲間にすることが出来ず、サブキャラクターの性能をどれだけ上手く生かせるかが試される。 試合では一部を除き相手のキャラクターを仲間にできる。仲間にするには試合中に出されるミッションをクリアして該当するキャラクターのフラッグを全て獲得し、試合に勝つ事。なおコールド勝ちすれば、フラッグを全て獲得してないキャラクターも仲間になる。 なおこのチャレンジモードでは各キャラクターに上記とは別の決められた数のミッションがあり(例:「ホームランを打て」、「3回ホームインしろ」等)、すべて達成し(数は4個 - 10個)最後のチームを倒したら、エキシビジョンでスターキャラとして使えるようになる。
キャプテンキャラはミッションの数が多く、難しいミッションが多い。なお、スペシャルレベルをクリアすると、『クッパモンスターズ』と言うチームが使用可能に。
チームメンバー
太字はキャプテンキャラ
マリオサンシャインズ
ピーチキングダム
ヨッシーアイランズ
ドンキーコングス
ワリオグレーツ
クッパモンスターズ
トイフィールド
最大4人まで対決可能。野球盤のような雰囲気のステージで、コインを稼ぐ。
ミニゲーム
野球がメインとなるミニゲームで、全部で7つある。
- はなび / スタジアム:マリオスタジアム(ナイト)
- 飛んでくるボムへいを打ち返しポイントを稼ぐ。いわゆるホームラン競争である。キノコ、フラワー、スター、ファイヤーボールの順で速くなり、ランダム、ボムキングもある。また、連続で打ち返すと15点×連続数のボーナスポイントがもらえ、ボムキングを打ち返すと、200点もらえる。ファイヤーボールをホームランにすると他の弾より派手な花火が打ちあがる。1人プレイ時は10球以内に指定された得点を超えればクリア、複数人対戦時は1人3球×3ターンで最も得点を取ったプレイヤーが勝利となる。なお、1人プレイのスペシャルレベルでは10球ノーミスだと延長戦に入る(途中でミスをするか、合計20球打ったら終了)。
- ブロックショット / スタジアム:ピーチガーデン
- ボールを投げブロックに当てると、枚数に応じてポイントがもらえる。クッパブロックに当てるとポイントが半分(減った分は他のプレイヤーに均等に配分される)になり、♪(おんぷ)ブロックに当てると100ptsもらえる。1人プレイのスペシャルレベルでは、持ち玉3球での得点を競う。♪ブロックに当てると+2球(最高3球までしか増えない)、クッパブロックに当てると得点が減らない代わりに-1球となる。複数人対戦時は、1人1球×3ターンで最も得点を取ったプレイヤーが勝利となる。
- ワンワンがころんだ / スタジアム:ワリオパラダイス
- だるまさんがころんだの要領でフィールド上にある宝石を取る。フィールド中央で鼻ちょうちんを出して寝ているワンワンに気づかれないようにして取る。鼻ちょうちんが割れた時に動いていると、ワンワンに突進されて宝石を半分失ってしまう。大きい宝石は小さい宝石10個分である。宝石を取れば取るほど走る速度が上がるが止まりにくくなる。たまにキノコが出てくるが、スピードアップしてしまうため上手く止まったとしても、突進される時がある。制限時間60秒(1人プレイのスペシャルレベルは90秒)で一番多くの宝石を取ったプレイヤーの勝利となる。
- パックンパニック / スタジアム:ヨッシーパーク
- 3つの土管から出てくる赤、青、黄色、緑のパックンフラワーを卵を使って攻撃する。また、卵はそれぞれの色のパックンフラワーに対応してるので、もし間違えるとパックンフラワーがファイヤーボールで攻撃をしてくる。その時にしゃがんでないとふっとばされてしまう。また、ときどき出てくる紫のパックンフラワーはボーナスで、全ての卵に対応している。ときどき出てくるボムへいは、パックンフラワーに攻撃すれば多くポイントがもらえ、プレイヤーに直接当てることも可能。制限時間60秒(1人プレイのスペシャルレベルは90秒)で一番多くのポイントを取ったプレイヤーの勝利となる。
- バレルヒッター / スタジアム:ドンキージャングル
- 赤、青、黄色のタルをボールを打ち返して破壊する。破壊するとポイントがもらえる。その時、ボールが当たったタルの近くに同じ色のタルがあると『ぷよぷよ』のように破壊できる。また2個以上のタルを破壊するたびにメーターが上がっていき、MAXになると茶色のタルが出てきて、それを破壊すると、全部のタルが破壊でき、1人プレイのスペシャルレベルでは球が3個増える。複数人対戦時は1人5球×3ターンで最も得点を取ったプレイヤーが勝利となる。
- スターダッシュ / スタジアム:クッパキャッスル
- フィールド中央のツボからでてくるアイテムをとり、ポイントを稼ぐ。アイテムは、コイン、スター、コイン袋、キノコ、毒キノコがあり、コイン袋はコイン10個分である。キノコを取るとスピードアップし、毒キノコを取るとスピードダウンする。スターを取ると無敵になり、スターを持っていない敵に当たると多くコインを減らせる。また、頭上からドッスンが落ちてくることもあり、踏み潰されると、多くのコインを失う。制限時間60秒(1人プレイのスペシャルレベルは90秒)で一番多くのコインを取ったプレイヤーの勝利となる。
- マリオグランプリ
- 上記のゲームを全てやり、勝つたびにポイントがもらえる。1位:10ポイント、2位:6ポイント、3位:3ポイント、4位:0ポイントが貰え、最終ゲームはポイントが倍になる。最終的に多くのポイントをとった人の勝ち。
登場キャラクター
各キャラの投打における利き手はあくまでもデフォルトであり、変更は自由にできる。ただし両打ち(スイッチヒッター)は不可能。
キャプテン
チームのキャプテンとメンバーの組み合わせでチーム名が変わる(1人のキャプテンにつき4種類)。
バランスタイプ
- 全ての能力が平均的なキャラ
- マリオ(打撃6・投球6・守備6・走塁5) 右投げ右打ち
- 全体的にバランスが良い初心者向けのオールラウンドプレーヤー。ルイージより足が微妙に遅い代わりに打撃力(特にパワー)は微妙に高い。
- ルイージ(打撃5・投球6・守備6・走塁6) 右投げ左打ち
- マリオと同様にバランスが良く、初心者向けのキャラクター。マリオ・デイジーより打撃力が微妙に低い反面、バランスタイプの中で最も足は速い。だが、前の塁に戻る必要がある時はブレーキが弱いのが難点。ジャンプが得意で特殊アクションが二つともジャンプ系である(スーパージャンプ、壁ジャンプ)。バッティングフォームは何処か違う一本足打法である。
- デイジー(打撃6・投球7・守備5・走塁4) 右投げ左打ち
- バランスタイプの中では最も投球能力が高いキャラ。ピッチング時はいわゆるアンダースローで投げる。打撃は平均的でピーチがミート重視なのに対しデイジーはパワーも備える。初心者でも使いやすい。
- キャサリン(打撃6・投球4・守備4・走塁4) 右投げ右打ち
- バランスタイプだが、能力的には打撃を得意としパワータイプに近い。ちなみに相性の良いヘイホーとは、『ドキドキパニック』でデビューした仲。守備は鼻でボールを吸引し守備範囲はヨッシー程でないが広く肩力ではヨッシーに勝る。
テクニックタイプ
- 投球・守備能力が高いキャラ
- ピーチ(打撃4・投球8・守備7・走塁5) 右投げ右打ち
- 投球能力がかなり高く、守備能力もメインキャラ中No.1。デイジーと比べてパワーが低いが、足はデイジーより多少速い。バッティングフォームは神主打法に見えるが、パワーは低いが代わりにミート力は高く、右打者であるが右方向へ鋭い打球を飛ばすなど投打両面で非常に器用でありテクニックは随一。
- ワルイージ(打撃4・投球9・守備4・走塁4) 左投げ左打ち
- 投球能力は一級品で、変化球は大きく曲がる上に、速球の球速も比較的速い。打撃はあまり得意でなくチャージすると逆にパワーが落ちるという謎の特徴がある。打者にデッドボールを当てると不貞寝する。
スピードタイプ
打撃能力が低く、走塁能力が高いキャラ
- ヨッシー(打撃5・投球4・守備6・走塁9) 右投げ左打ち
- 足の速さはメインキャラ中No.1。打撃も平均的であり俊足でかつ左打者のため内野安打も多く初心者向けのキャラクター。ピッチング時はいわゆるトルネード投法で投げる。変化球はよく曲がるが、速球の球速は遅い。舌を器用に使い守備範囲も広いが肩力はやや乏しい。
- ディディーコング(打撃3・投球6・守備7・走塁7) 右投げ左打ち
- パワーはメインキャラ中で最低だが、ヨッシーに次ぐ足の速さである。守備能力もピーチと並んでメインキャラ中No.1。俊足生かした守備を得意とする。但し打撃は不得意である。
パワータイプ
- 守備・走塁能力が低く、打撃・投球能力が高いキャラ
- ドンキーコング(打撃8・投球7・守備4・走塁4) 右投げ左打ち
- 力は自慢だが、力を溜めるまでの時間が長い。ピッチング時はいわゆるサイドスローで投げる。打撃のときはボクシンググローブで打つ。デッドボールを食らうと投手に向かっていく。パワータイプでは器用な方であり守備・走塁能力も平均的でありバランスもパワータイプでは良い。
- クッパ(打撃9・投球9・守備1・走塁1) 右投げ左打ち
- 典型的なホームランバッターかつパワーピッチャー。足は非常に遅く守備も不得意だが、パワーと球速はメインキャラ中No.1。打撃のときは片手打ちである。相性の良いキャラも相性の悪いキャラも非常に多い。デッドボールを食らうと投手をにらみつける。
- ワリオ(打撃8・投球3・守備4・走塁3) 右投げ右打ち
- 豪快なパワーを生かした打撃が得意だがパワータイプで唯一投球能力が低い。しかしその他の能力のバランスは良く守備も下手ではない。
- クッパJr.(打撃8・投球5・守備3・走塁4) 左投げ右打ち
- クッパと同様にパワーが高く、守備は低いが、足は早いのでクッパよりバランスが良い。
メンバーキャラクター
※は隠しキャラで、チャレンジモード内で加入させると使用可能。
バランスタイプ
テクニックタイプ
スピードタイプ
パワータイプ
スペシャル技
いわゆる必殺技。メインキャラクターは、投球・打撃でスペシャルボール・スペシャルショットを使用できる。使用する際は、パワースターが必要であり、キャプテンは1つ、他のメインキャラクターは2つ必要である。 パワースターは最大5個で最初に組んだチームの相性で数がきまり、それ以降は定期的にスターチャンスなるものが登場しその時に、バッターが塁に出たらバッター側に、バッターをアウトにしたらピッチャー側に1個入ることになる。同じチームに所属してるキャラクターのスペシャルショットはほとんど同じである。
- マリオ
- 投球 - ファイアボール:炎を纏った剛速球のボールを投げる。
- 打撃 - ファイアショット:炎を纏ったボールを打つ。守備陣は炎が消えないうちに捕ろうとしても捕ることができない。
- ルイージ
- 投球 - ファイアボール:炎を纏った剛速球のボールを投げる。
- 打撃 - ファイアショット:炎を纏ったボールを打つ。守備陣は炎が消えないうちに取ろうとしても取ることができない。マリオのファイアショットはライナーで飛ぶのに対しこちらはゴロで飛ぶ性質がある。
- ピーチ
- 投球 - ハートボール:ハートを纏わせることでボールを見えにくくする。
- 打撃 - ハートショット:ハートを纏わせることで打ったボールを見えにくくする。
- デイジー
- 投球 - フラワーボール:花びらを纏わせることでボールを見えにくくする。球速はピーチのハートボールより遅い。
- 打撃 - フラワーショット:花びらを纏わせることで打ったボールを見えにくくする。
- ヨッシー
- 投球 - タマゴボール:卵型のボールを地面に投げつけることで不規則なバウンドをするボールを投げる(実世界でこのようなボールが投げられた場合、本来はボールであるが、ストライクになる)。
- 打撃 - タマゴショット:卵型のボールを打ち返すことで不規則なバウンドをするボールを打つ。
- キャサリン
- 投球 - ピンクボール:卵型のボールを地面に投げつけることで不規則なバウンドをするボールを投げる(ヨッシーのタマゴボールと同じく、実世界では本来ボールであるが、ストライクになる)。
- 打撃 - ピンクショット:卵型のボールを打ち返すことで不規則なバウンドをするボールを打つ。ヨッシーよりも遠くに飛ぶ性質がある。
- ワリオ
- 投球 - インチキボール:分身魔球のようにボールを2つにして投げることで相手を惑わせる。途中から1つになる。
- 打撃 - インチキショット:打ち返したボールを2つにすることで守備陣を惑わせる。落下地点も表示されず、ダミーを捕ると動けなくなる。ワルイージのウソツキショットよりも遠くに飛ぶ性質がある。
- ワルイージ
- 投球 - ウソツキボール:分身魔球のようにボールを2つにして投げることで相手を惑わせる。途中から1つになる。
- 打撃 - ウソツキショット:打ち返したボールを2つにすることで守備陣を惑わせる。ワリオのインチキショットと同じく、落下地点も表示されず、ダミーを捕ると動けない。
- ドンキーコング
- 投球 - バナナボール:バナナのような軌道を描いたボールを投げる。
- 打撃 - バナナショット:バナナの形のように曲がるボールを打ち返す。
- ディディーコング
- 投球 - ブーメランボール:バナナのような軌道を描いたボールを投げる。ドンキーのバナナボールに比べると曲がる幅が少ない。
- 打撃 - ブーメランショット:バナナの形のように曲がるボールを打ち返す。
- クッパ
- 投球 - キラーボール:ミットの寸前で一度円を描いて一周しそのあと急加速するボールを投げる。
- 打撃 - キラーショット:キラーの形をしたボールを打つ。このボールを取ったキャラは勢いで大きく後退し、約5秒間、動作が不可能になる。
- クッパJr.
- 投球 - キラーJr.ボール:ミットの寸前で一度円を描いて一周しそのあと急加速するボールを投げる。加速するタイミングはクッパのキラーボールよりも若干早い。
- 打撃 - キラーJr.ショット:キラーの形をしたボールを打つ。このボールを取ったキャラは勢いで大きく後退し、約5秒間、動作が不可能になる。
- ちなみに、キラーの海外名は「Bullet Bill」であるが、クッパとクッパJr.のスペシャル技の名称においては「Killer」となっている。
- サブキャラクター
- メインキャラクターの場合は、ボールが様々なものに変化するが、サブキャラクターの場合は、普通のボールに特殊効果が少しついただけのものである。
- 効果は以下の3つずつで各キャラクターに割り当てられている(色によって変動する)。
- 投球
- 変化タイプ
- ボールが普通より大きく曲がる。
- 直球タイプ
- ノビがある速いボール。
- チェンジアップタイプ
- ボールがミットの寸前で速度が急激に落ちる。
- 打撃
- ゴロタイプ
- 打つとボールがゴロになる。
- フライタイプ
- 打つとボールがフライになる。
- ブーメランタイプ
- 打つとボールがブーメランのように曲がる。
スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール
任天堂カンファレンス 2007.秋において続編となる『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』が発表され、2008年6月19日に発売された。前作の登場キャラに加えて、多数の新キャラが登場する。前作では2人までのプレイしかできなかったが、本作では協力、妨害、応援など、多人数同時プレイが可能になった。Wiiリモコンを使った直感操作も可能。また、Miiにも対応しているため、コナミの『実況パワフルプロ野球Wii』などと同様、Miiを選手として出場させることもできる。
ゲームモード
ある程度ゲームを進めると「夜」モードに出来る。スタジアムがナイター仕様になるほか、夜のときにしか遊べないミニゲームやスタジアムも存在する。
エキシビジョン
自由な組み合わせで試合が出来る。色違いのキャラクターは複数選択できるようになった。
チャレンジ
ピーチ姫が建設したベースボールアイランドを侵略せんとするクッパJr.に対抗するため、仲間を集めていくアドベンチャーモード。謎を解いたりミッションをこなすことでキャラクターを仲間に出来る。最終目的はクッパのチームに勝利すること。
ミニゲーム
ゲーム中の各操作を使用したミニゲームがプレイできる。
会場となる球場に(限定)と付いているものは、球場そのものが昼夜どちらかでしか使用出来ないことを表す。
- はなび(マリオスタジアム・夜)
- ホームラン競争。基本的なルールは前作と同じ。スロットに「うちわけ」が追加されており、これで指定された方向に打つことが出来れば50ptsのボーナスが入る。
- 1人プレイ時は10球以内に指定された得点を超えればクリア。スペシャルレベルでは10球で得られる得点を競う。10球ノーミスだと延長戦に入るが、前作とは異なり、ミスするまで続く。
- 複数人対戦時はスロットに「おじゃま」が追加され、該当者は打ったボールを打ち落とすことが出来る(ボールが当たると、打ったプレイヤーではなく当てたプレイヤーに得点が入る)。1人3球×2ターンで最も得点を取ったプレイヤーが勝利となる。
- アイスブロックショット(ピーチリンク・夜)
- 前作の「ブロックショット」と基本的なルールは同じ。ただし今回は4人同時にプレイする。前作のレンガブロックがアイスブロックに、♪ブロックがハートマークのジャストブロックに変更されている。
- また、緑色のシャインブロックが追加されている。4人全員が横一列にシャインブロックが並んだ時にスポットライトが点き、一番早く丁度シャインブロックまで壊したプレイヤーにボーナスポイントが加算される。
- 前作とは異なり、丁度クッパブロックで止めると-50ptsとなる。制限時間60秒で一番多くのポイントを取ったプレイヤーが勝利となる。
- ジュエルキャッチャー(ワリオシティ・昼)
- 大砲から飛んでくる宝石をキャッチするゲーム。宝石の色で得点と難易度が変わる。ただし、発射されるおじゃまアイテムに当たったり、取り逃すとミスとなる。
- 白い宝石はホームランの軌道で飛んでくるので、なかよしジャンプでないと取れない。1人プレイでは10球以内に指定された得点を超えればクリア。
- スペシャルレベルでは10球で得られる得点を競う。2人 - 4人プレイでは3球×2ターンで最も得点を稼いだプレイヤーの勝利となる。なお、2人 - 4人プレイでは宝石が発射される前に、おじゃまアイテムとそれを発射する人物が決められる。
- バレルクラッシュ(DKジャングル・昼)
- 前作の「バレルヒッター」と基本的なルールは同じ。ただし今作では任意のタイミングでボールのトスが可能となった。
- また、新たに「ボムへい」が登場し、破壊した時点で画面に出ている全てのタルを破壊することが可能。2人 - 4人プレイではおじゃまアイテムの代わりに木の枝が発射でき、それでタルの場所を変えられる。
- 1人プレイでは時間内に指定された得点を超えればクリア。2人 - 4人プレイでは2ターン終了時点で最も得点が高いプレイヤーの勝利となる。
- パックントロッコ(ヨッシーパーク・昼)
- 4人同時にプレイする。自分の前に土管型のトロッコに乗ったパックンフラワーが登場、徐々に迫ってくる。迫ってくる時に首を傾けるので、首の位置に応じたボールを投げれば得点、同時にトロッコを奥に押し戻すことが可能。
- なお、位置と違うボールを投げると押し戻せず、得点も増えない。また、得点するたびにスペシャルゲージがたまり、満タンになると全てのパックンに攻撃を当てるスペシャルボールが放てる。
- 制限時間内で一番多くの得点を取ったプレイヤーが勝利となる。
- キャッスルピンボール(クッパキャッスル(夜限定))
- 転がってくる鉄球をピンボールの要領で打ち返す。フィールドには障害物が設置されており、鉄球を当てるとポイントが入る。
- また、画面奥にはスロットがあり、止まった絵柄によって様々な効果を発揮する。2人 - 4人プレイでは1人が打席に、残りの3人が守備位置に立ち、3人側はアタックで鉄球を跳ね返す事が可能だが、鉄球に当たるとポイントを失う。1人プレイでは制限時間内に指定されたポイントを超えればクリア。
- 2人 - 4人プレイでは2ターンで最もポイントを取ったプレイヤーが勝利となる。
- ゴーストショット(ルイージマンション(夜限定))
- 4人同時にプレイする。登場するオバケにボールを当てれば得点。あらかじめ決められている自分の色と同じオバケにボールを当てればより多くの得点がもらえる。
- 時々出てくるオレンジのオバケは何回もボールを当てれば倒す事が可能だが、その際にとどめをさした人物がボーナスポイントをもらえる。なお、真ん中に現れるピンクのオバケはスターかボム兵を持っており、スターを取ると一定時間、どの色のオバケにボールを当てても高い得点がもらえるが、ボム兵を取るとタイムロスとなる。
- 制限時間内で最も得点を取ったプレイヤーの勝利となる。
- ワイルドゲッソー(デイジーシップ・昼)
- フィールド内に散らばるコインを走塁の操作で集めていき、最後に獲得コインの最も多いプレイヤーの勝利。フィールド中央にはボスゲッソーがおり、プレイヤーを踏みつぶしにかかったり、進路を塞いだりしてくる。
- スーパースターを取ると無敵になり、速度も少し上がる。
- まほうのラクガキ(クッパJr.ルーム(昼限定))
- フィールド内に現れる宝箱から筆を取得し、フィールド内にもっとも落書きをしたプレイヤーが勝利となる。筆はひとつだけなのでアタックなどで奪う必要がある。
- 筆で囲いを描き、囲いの中でジャンプすれば囲いの中が塗りつぶされ高得点。宝箱からは巨大化するキノコや無敵化するスーパースターの他、妨害キャラクターとしてワンワンが登場する。
- マリオグランプリ(エントランス)
- すべてのミニゲームのスターレベルをクリアすると出現。ランダムで選ばれる5つのミニゲームをプレイし、最も高得点のプレイヤーが勝利。
- ミニゲームは全てスターレベル相当の内容になり、はなび、キャッスルピンボール、バレルクラッシュは一人プレイでも対戦ルールになる。
トイフィールド
野球盤のようなフィールドでコインを稼ぎ、最終的に最も稼いだプレイヤーが勝利者となる一風変わった野球ゲーム。
トレーニング
操作の基本を練習することが出来る。
登場キャラクター
前作と異なり、キャラクターはタイプ別に分類されておらず、投打の左右変更が不可能。前作登場したキャラはすべて最初から使用できる。
なお、チーム名はキャプテンが誰であるかのみによって決まり、残り8人のメンバーは関係ない。
登場するスタジアムはチャレンジモードでのもの。
キャプテン
()は、そのキャラクターをキャプテンとしたときのチーム名。
スペシャル技に説明がないものは、(名前が違っていても)前作と同じ。
- マリオ (マリオファイアボールズ)
- スペシャルショット:ファイアショット
- スペシャルボール:ファイアボール
- ルイージ (ルイージナイツ)
- スペシャルショット:たつまきショット(竜巻を纏ったボールを打つ。軌道上の相手野手は怯み、内野線を越えたあたりで通常のボールに戻る)
- スペシャルボール:たつまきボール(竜巻を纏った蛇行する軌道のボールを投げる)
- ピーチ (ピーチロイヤルズ)
- スペシャルショット:ハートショット(打球方向の相手野手を魅了し、短時間動けなくする。ただし、デイジー・ベビィピーチ・ベビィデイジー・キノピコ・マーレ・キャサリン・ディクシーコング・タイニーコングには効果がない)
- スペシャルボール:ハートボール
- デイジー (デイジーフラワーズ)
- スペシャルショット:フラワーショット(打球の落下地点に花壇が現れ、その中に相手野手は入れなくなる。ただし、花壇が完成する前に踏み込まれた相手には効果がなく、構えていれば捕られる。)
- スペシャルボール:フラワーボール(スペシャルショット以外の、どんな打ち方で打ち返されても必ず内野フライになる。この時に花びらが散るエフェクトが現れる)
- ヨッシー (ヨッシーエッグス)
- スペシャルショット:たまごショット
- スペシャルボール:レインボーボール(投球の軌道に虹が現れ、見えにくくする。ボールは打者に到達する直前に雨粒が飛び散るエフェクトが現れる)
- キャサリン (キャサリンリップス)
- スペシャルショット:キャノンショット(打球に先行してタマゴが飛んでいく。命中した相手野手は怯むが、一度でも当たると消滅する)
- スペシャルボール:すいこみボール(口から吐き出したボールを一旦吸い戻してから打者に到達する)
- ドンキーコング (DKワイルズ)
- スペシャルショット:バレルショット(樽を纏ったボールを打つ)
- スペシャルボール:バレルボール(樽を纏ったボールを投げる。打ち返されても凡打になりやすい)
- ディディーコング (ディディーモンキーズ)
- スペシャルショット:バナナショット
- スペシャルボール:バナナボール
- ワリオ (ワリオマッスルズ)
- スペシャルショット:ボムへいショット(ボム兵を纏ったボールを打つ。おじゃまアイテムのものと違い、着地したあるいは相手野手が捕ろうとした時点で爆発する)
- スペシャルボール:インチキボール
- ワルイージ (ワルイージスマーツ)
- スペシャルショット:スネークショット(実際とは違う方向に飛んでいるように見える打球を放つ。すぐに通常の軌道に戻る。例えば、一二塁間に飛んでるのかと思ったら二遊間だった等)
- スペシャルボール:ウソツキボール(巨大なボールのような幻覚を見せて投げる。途中で通常に戻る)
- クッパ (クッパモンスターズ)
- スペシャルショット:ブレスショット(打球方向を中心とした3方向にファイアボールを放つ。おじゃまアイテムのものと似ているが、3つの火球の方向が扇状に開いている)
- スペシャルボール:キラーボール
- クッパJr. (クッパJr.ルーキーズ)
- スペシャルショット:ラクガキショット(打球の落下地点に守備陣が怯む効果のあるペイントをばらまく。ペイントが落ちた後に構えた野手には捕られる)
- スペシャルボール:ラクガキボール(打者の視点にペイントをばらまいて、ボールを見えなくする)
サブキャラクター
※は隠しキャラで、チャレンジモードで加入させると使用可能。
マリオスタジアムで登場
ピーチリンクで登場
ヨッシーパークで登場
DKジャングルで登場
ワリオシティで登場
クッパキャッスルで登場
その他
球場
- マリオスタジアム
- 障害物が一切存在しないシンプルなステージ。
- ピーチリンク
- フィールド全体が凍っていて滑るステージ。フリーザーに当たると動けなくなる。
- BGMは『スーパーマリオ64』のお城の中のBGMのアレンジ。
- ヨッシーパーク
- 遊園地のステージ。土管や列車が登場する。
- BGMは『ヨッシーストーリー』のテーマ曲のアレンジ。
- ワリオシティ
- 都会のステージ。打球の方向を変える標識や水が飛び出すマンホールが登場する。
- DKジャングル
- ジャングルのステージ。ステージ上にはタルが転がる。
- ルイージマンション(隠し、夜のみ)
- マンションのステージ。ボールが見えにくくなっている。
- デイジーシップ(隠し)
- 豪華客船のステージ。夜にはボスゲッソーが登場する。
- クッパJr.ルーム(隠し、昼のみ)
- おもちゃ箱のステージ。ワンワンやキラーが登場する。
- クッパキャッスル(隠し、夜のみ)
- お城のステージ。ボム兵を投下するボムキングや炎を出すクッパの像が登場する。
- BGMは『New スーパーマリオブラザーズ』のお城のBGMのアレンジ。
なかよし
前作にもあった「相性」に関するシステムだが、今作では新要素が追加されている。
ただしバランス調整のためなのか、前作で「なかよし」だった組み合わせが削除(「ふつう」に格下げ)され[3]、逆に一部の「ふつう」だった組み合わせが新しく「なかよし」になった。
おじゃまアイテム
打撃の際、現打者と次打者がなかよし同士だと使用可能。相手守備陣にエラーを誘発させるアイテムを打球の周辺に発射する(1つだけ例外)。マリオカートシリーズのようにルーレットでアイテムが選択されるが、リールを任意のタイミングで止めることは出来ず、投球が投手からリリースされた瞬間に止められる。また、アイテムの効果は相手野手だけでなく走者(打者走者含む)にも現れるため、注意が必要。アイテムを使用出来るタイミングは打球が飛び始めてから最初に相手野手が捕球するまで。
名前の末尾に※が付いたアイテムは、チャレンジモード内で発見した後で使用可能。
- カメのこうら
- 打球の周辺に亀の甲羅を転がして攻撃する。
- バナナのかわ
- 打球の周辺にバナナの皮を正五角形の並びでばら撒く。相手は直撃するか、落ちているものに触れると転倒する。
- ボムへい
- 打球の周辺にボム兵を投げ付け、着地して少し時間が経ったあと爆発する。
- POWブロック ※
- アイテムの着地点周辺に衝撃波を与え、相手を怯ませる(ただし、パタパタのように浮いているキャラクターだと直撃しない限り効果が無い)。但し相手野手や球場の仕掛けに直撃した場合、衝撃波は起きない。
カメのこうら・バナナのかわ・ボムへい・POWブロックは、タックルするか送球・打球が当たるとダメージを受けずに排除できる。 - ファイアボール ※
- 打球の周辺に、山なりに跳ねるファイアボールを投げつける。相手に直撃したときの挙動はマリオのスペシャルショット等と同じ。
カメのこうら・POWブロック・ファイアボールは、守備の場合に限りジャンプすると回避できる。 - ミニテレサ ※
- 打球の姿を消す。相手野手がCOMプレイヤーの場合は打球を追うのを一旦止める。このアイテムのみ、フェンスに当たるまでしか使用できない。
なかよしそうきゅう
守備の際、打球に向かってタックルすると一番近くの味方にボールをトスする。それをノーバウンドでキャッチし、その2人がなかよし同士だと非常に速い球速で送球することが出来る[4]。成功した場合、トスを受けた側の味方が送球をするストップモーションの演出が入る。
なかよしジャンプ
外野守備の際、なかよし同士の外野手2人で片方がもう片方をタイミング良く大ジャンプさせることにより、ホームラン性の打球を捕球することが出来る。なかよしジャンプが発動できたからといって捕球できるとは限らず、捕球失敗の際は届かなかったストップモーション演出が入ってからホームランとなることがある。
本作はこれがかなり重要なアクションであるが故、中堅手と左翼手・右翼手がなかよしである必要がある。そのため、外野守備陣のメンバー・位置がかなり制約される。メンバー選定で、守備オーダーがランダム決定される際に走力の低い選手が中堅手に配置される場合があるのもこれが理由。
注釈
関連項目
- ドンキーコンガシリーズ(ナムコ開発)
- スターフォックス アサルト(ナムコ開発)
- みんなのニンテンドーチャンネル内「体験!芸ーム人」に出演