ジグザグジギー

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ジグザグジギー
メンバー 池田勝
宮澤聡
別名 ジグザグ、ジグジギ、ジギー
結成年 2008年2月
事務所 マセキ芸能社
旧コンビ名 キムラニューロン(池田)、カンタンドリル(池田)、ビッグバン(宮澤)など
現在の活動状況 ライブ、テレビ
芸種 コント
ネタ作成者 両者
同期 ケチン・ダ・コチン
スタスタローン
シンボルタワー
あじさい
ひよしなかよし
アトランティス
ナカール・ゴッチ
など
公式サイト 公式プロフィール
受賞歴
2013年 第34回ABCお笑いグランプリ 第3位
2013年 キングオブコント2013 ファイナリスト
2014年 第35回ABCお笑いグランプリ 決勝進出
2014年 NHK「オンバト+」第4回チャンピオン大会 優勝
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ジグザグジギーは、マセキ芸能社所属のお笑いコンビである。ワタナベコメディスクール4期生。キングオブコント2013ファイナリスト。オンバト+第4代チャンピオン。

メンバー

  • ツッコミ担当。神奈川県出身。明治大学理工学部情報科学科卒業。同学部の研究室に進む[1]
  • 身長:186cm、体重:65kg、血液型:B型
  • 立ち位置は右。
  • 趣味は映画鑑賞、熟女、団地巡り。
  • 特技はバスケットボール、若干数のモノマネ。
  • 宮澤聡(みやざわ さとし、 (1984-05-17) 1984年5月17日(39歳) - )
  • ボケ担当。東京都出身。学習院大学経済学部経済学科卒業。
  • 身長:171cm、体重:66kg、血液型:A型
  • 立ち位置は左。
  • 趣味はプロレス観戦、プロレスラーのサイン収集、飲食。
  • 特技はプロレスラーから絶妙なタイミングでサインをもらうこと。
  • 舞台衣装は黒のスーツ、白いワイシャツ。

来歴

  • 池田は高校時代、友人が舞台でコントをしていたのを観てお笑いに興味を持つ。宮澤は小学生の時に友人とやったコントが大きくウケて以来、芸人になると決めて一筋に進んできた[1]
  • 2006年4月、宮澤と池田はそれぞれワタナベコメディスクール(以下、WCS)に4期生として入学。2007年3月卒業。WCS時代はそれぞれ別のコンビを組んでおり、宮澤はコンビ「ビッグバン」を結成し、WCS卒業後ワタナベエンターテインメント所属となる。池田はコンビ「カンタンドリル」を結成するも、WCS卒業後は事務所には所属せずフリーランスでの活動を行った。
  • 2007年7月、宮澤がコンビ解散。その後宮澤は、ジグザグジギー結成まで空白の時間を過ごす。2007年12月、池田もコンビを解散。
  • 2008年2月、宮澤がWCSで同じクラスだった池田を口説き落としジグザグジギーを結成。コンビの正式な結成は2008年2月22日である。宮澤曰く「(池田が)イケメン風で華があるように見えるので、うまく行くかなと思った」とのこと。そこから約1ヶ月後の「ウルトラC vol.18〜春うららSP〜」(2008年03月26日)にて新コンビでのデビューを果たした[1]
  • 2009年1月より、マセキ芸能社の若手タレント部門である「マセキユース」に所属。2013年1月よりマセキ芸能社所属となる。
  • 2014年3月放送の『オンバト+』(NHK)が主催する「オンバト+ チャンピオン大会」に出場。ファーストステージではコント「席替え」を披露し、トップの成績でファイナルステージに進出。ファイナルステージではコント「贈る言葉」を披露、『オンバト+』が最終回であることも絡めた構成のネタで優勝。オンバト+の4代目チャンピオン及びオンバト最後のチャンピオンに輝いた。

芸風

  • 主にコントを専攻している。一つの設定を強引に押し続けるネタが特徴。代表的なネタに「オークション」「出欠」などがある。
  • ネタ作りは2人で行っているが、基本的な主導権を握っているのは池田である。宮澤は大まかなイメージや案を出して池田に渡し、池田はそれを緻密と言われる台本に仕上げている。宮澤の台詞が一字一句でも違っているとそこで逐一、池田が指摘しているという。コンビ結成当初は2人で集まってネタ作りをしていたこともあるが、現在はこのように分業してネタ作りを行っている。「主に発想やアイディアは宮澤、そこから台本へと書き起こすのが池田」というエピソードを宮澤がよく披露するが、池田はその言い回しに対して納得していない[1]

エピソード

  • 「ジグザグジギー」というコンビ名の名付け親は語感分析で有名な黒川伊保子である>[2]。彼女から「世の中に響く、親しまれるコンビ名」としていくつか候補をもらい、その中から決定した。
  • 厳格な両親を持つ池田は、WCSに入学する時から両親に「放送作家の仕事をしている」と話しており、お笑い芸人であることは黙っていた。2013年元日に放送されたロケットライブ(フジテレビ)で急遽電話にて電撃告白をすることになり「芸人をやっています」と告白した父親からの返事は「勝(池田)がそんなに言うんだったら頑張ってみな。」と激励を込め承知した[3]
  • ロケットライブ内のロケットドッキングライブで西村ヒロチョデニスと共に披露したユニットコントのシナリオの大部分は池田が担当していた。
  • 宮澤の実家は裕福であり、実家は浅草にある6階建のビルである。1階、2階は家業の仕事場、3階より上が住居として使われている。
  • ジグザグジギー初単独ライブ「MASK MAN」は、新宿・シアターブラッツにおいて2011年3月28日に公演予定であったが、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で公演中止となり、幻の初単独ライブとなった。
  • ウルトラC」という自主ライブを2006年から行っており、宮澤はウルトラCプロデューサーとしてライブを取り仕切っている。池田は「ウルトラC 映画部」にも参加している。
  • WCSに幼馴染3人で入学した池田は、入学当初「キムラニューロン」というトリオを組んでいた。[4]
  • 池田は鎖骨に飲み物を溜めることができる。
  • 宮澤はプロレスが好きで選手のサイン入りカードのコレクションは3000枚にも渡る[5]
  • 池田は2013年10月の事務所ライブで自らの結婚報告を行った。
  • 池田の好きなうまい棒はテリヤキバーガー味である。
  • 宮澤は甘いものが苦手で、福神漬けやたくわんも甘いものとして分類しているほどである。
  • 酒類全般を好む宮澤だが特にビール、焼酎、紹興酒を好む。しかし焼酎の中でも芋焼酎はあまり飲まない。
  • 両者非喫煙者である。
  • 池田は合理的な性格もあって、電車は時刻表を見てギリギリのスケジュールで動くため、予定の寸前まで現れず、電車が遅れて遅刻したことも時々あった。また、舞台があること自体忘れていたということもあった[1]

略歴

出演

レギュラー

テレビ・ラジオ

雑誌

  • 公募ガイド(公募ガイド社)(2015年4月号-)[9]
  • CanCam(2015年9月23日発売)
  • ぴあお笑いライブ読本(2015年9月30日発売)

ライブ

  • 「パンキッシュガーデン」(マセキ芸能社の事務所ライブ。毎月開催)
  • 自主ライブ「ウルトラC」(2006年10月-)
  • 「ニサンガ」(ジグザグジギー、ニッチェツィンテルの3組で不定期に行っているユニットコントライブ)(2012年11月26日、東京・新宿バイタス)(2013年4月26日、東京・新宿シアターミラクル)
  • 「斉藤力也会」[10](ジグザグジギー、わらふぢなるおの2組で行っているトークライブ、原宿ヒミツキチオブスクラップ)(2013年4月-2015年3月)

単独ライブ

  • ジグザグジギー単独ライブ「OKAE」(2012年3月26日、新宿・シアターブラッツ)
  • ジグザグジギー第2回単独ライブ「chimpanzee」(2012年8月16日、ウッディーシアター中目黒)
  • ジグザグジギーキングオブコント2013 ファイナリスト記念ライブ「2012-2013 BEST〜新ネタもやります〜」(2013年11月16日~17日、新宿シアターモリエール)

DVD

  • 「キングオブコント2011」(2011年12月23日発売) ※準決勝
  • ジグザグジギー「2008-2012 BEST」(2013年5月22日発売)
  • ツィンテル「ネターミテーナー」(2013年5月22日発売)※特典映像
  • 「ボクたちの交換日記」(2013年8月21日発売) ※エキストラ
  • 「キングオブコント2013」(2013年12月18日発売)
  • ナイツ独演会「主は今来て今帰る。」(2014年1月22日発売)※ゲスト出演
  • 「必笑! ~お笑いファンが選んだネタベスト~」(2014年8月27日)
  • 「キングオブコント2014」(2014年12月24日発売) ※準決勝

脚注

  1. ^ a b c d e 東京新聞 2016年1月27日14面「笑う神拾う神」
  2. ^ 出演者紹介【2010.11.6放送回】”. 日本テレビシンガタ』番組公式サイト (2010年11月6日). 2016年1月28日閲覧。
  3. ^ TVでた蔵「2013年1月1日放送 フジテレビ ロケットライブ」”. ワイヤーアクション (2013年1月1日). 2016年1月28日閲覧。
  4. ^ 現在、ひとりは高校教師、もうひとり(澤遼平)は「あじさい」というコンビで活躍している。
  5. ^ 東京03豊本のプロレス回覧板「ジグザグジギーの宮澤君。」”. 東京スポーツ (2014年5月8日). 2016年1月28日閲覧。
  6. ^ 初回放送は「マセキのニコジョッキー(仮) #1」(2012年11月7日)放送である。初回放送内で番組名が決定し、#2(2013年1月23日放送)-#5(2013年4月2日放送)は「クラッシャー・バンバン・ビガロと愉快な仲間たち」の番組名で放送。#6(2013年4月30日放送)以降は、「ジグザグジギーのすやすや寝るすや」に番組名を変更。
  7. ^ 2013年2月、池田がインフルエンザになってしまったため急遽ニコジョッキーの番組を宮澤、ゲスト:田中泰宏(青春ダーツ)、江澤伸行(カントリーズ)の3人で行った。(「クラッシャー・バンバン・ビガロと愉快な仲間たち #3〜池田インフルエンザ緊急企画、マセキニコ生『復活!黄金プロレス』メンバーが番組を乗っ取りますスペシャル〜 」(2013年2月5日放送))
  8. ^ 2013年9月12日放送分は、宮澤のみの出演。
  9. ^ 「突っ込みどころ満載写真館」という連載が2015年4月よりスタート。ジグザグジギーはこのコーナーの審査員を担当。「街角で見かけた笑える情景」「看板、ちらしなどの笑える誤記」など、読者から送られてくるユニークな写真とツッコミコメントを採点していく。
  10. ^ 前身である「トーク会」(2013年3月7日)は出演:わらふぢなるお、ゲスト:ジグザグジギー池田で行われた。(宮澤は他ライブに出演していたため不参加)翌月からはジグザグジギーとわらふぢなるおのトークライブ「斉藤力也会」(2013年4月18日)となった。

外部リンク