Tu-154 (航空機)

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ツポレフ154
Ту-154 (Tu-154)

アエロフロート・ロシア航空(旧塗装)のTu-154M
アエロフロート・ソビエト航空塗装のTu-154M

Tu-154(ツポレフ154;ロシア語:Ту-154 トゥー・ストー・ピヂスャート・チトィーリェ)は、ソ連で開発された3発ジェット旅客機である。世界市場への進出を目指し、ツポレフ設計局が開発した。北大西洋条約機構 (NATO) の考案したNATOコードネームでは「ケアレス」と呼ばれた。

目次

[編集] 概要

ウラジオストク航空(新塗装)のTu-154M

Tu-154はTu-134双発旅客機の拡大発展型であった。同機で採られたジェットエンジン2基を機体後部両側に備えるという方法を踏襲し、3基のエンジンを尾部に集中装備している。この方式はボーイング727トライデント等各国の旅客機が採っており、一時期たいへん好まれた旅客機のスタイルとなった。154M型になってからは、第3エンジンの空気取り入れ口が縦長の楕円形とされ、この機体の特色となっている。

Tu-154は戦闘機のように非常にスマートなスタイルの飛行機であり、現在もこれをフラグシップとする航空会社も多い。その他、かつての共産圏の航空会社などで多数使用されている。

日本にも騒音対策を施したTu-154Mが多数飛来しており、日本(新潟空港)へ飛来している航空会社は、ウラジオストク航空ウラジオストクハバーロフスクから路線を就航させている。Tu-154B-2もかつては多数飛来していたが、現在は日本の騒音規制の法律上の問題から許可を得た特別機以外飛来することはできなくなっている。

また、Tu-155は、現在ロシアで開発中の宇宙旅客機の母機としても使用されている。

[編集] 派生型

[編集] Tu-154

1966年に発表され、1968年10月4日に初飛行した機体でエンジンはNK-8-2(9,497kg)。 アエロフロート1971年5月に貨物輸送機としての運航を開始し、翌1972年2月9日に旅客輸送を開始した。

[編集] Tu-154A

1973年に発表され、1974年4月からアエロフロートで使用開始し、翌年から運用開始された。 エンジンはNK-8-2U(10,496kg)、燃料搭載量は39,750kg、電子機器として自動着陸装置を搭載しカテゴリーIIまでは対応している。

[編集] Tu-154B

Tu-154Aの装備を近代化し、最大離陸重量を98,000kgに増加させ、客室を延長し、座席数を増加させた機体。

[編集] Tu-154B-2

Tu-154Bにアメリカ製自動操縦装置を装備した機体。

[編集] Tu-154M

ウラジオストク航空のTu-154M

エンジンをD-30KU-154-II(10,614kg)に変更し、燃費を向上させ、航続距離を延長、前縁スラットを小型化し、スポイラー面積を拡大、 APUの位置変更、エンジンの空気取り入れ口の開口部を拡大し、慣性航法装置(INS)を3基標準装備させた機体。 その機体性能でかつての西側諸国での騒音規制もクリアしている為、 現在も更新の進んでいないかつての共産圏の航空会社などで多数使用されている。

[編集] Tu-155 / Tu-156

Tu-155およびTu-156を参照のこと。

[編集] スペック

  • 初飛行: 1968年10月4日
  • 全長: 47.90 m
  • 翼巾: 37.55 m
  • 全高: 11.40 m
  • 運航乗務員数: 3-4名

[編集] Tu-154

[編集] Tu-154M

ウラジオストク航空(旧塗装)のTu-154M
  • エンジン: ソロヴィヨーフ設計局D-30KU-154-II ターボファンエンジン×3
  • 推力: 103.6 kN (23,380lb)
  • 座席数: 180
  • 最大離陸重量: 100,000 kg
  • 巡航速度: 950 km/h (513kt)
  • 航続距離: 6600 km (3563nm)

[編集] 主な運航者

[編集] 民間航空会社

ブルガリア航空のTu-154M
タジキスタン航空のTu-154M
プールコヴォ航空のTu-154M
カヴミンヴォディアヴィアのTu-154M

など。

[編集] 軍用

ポーランド空軍のTu-154M

など。

[編集] 外部リンク

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