黄檗駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
黄檗駅
おうばく - Obaku
所在地 京都府宇治市五ケ庄
所属事業者 京阪電気鉄道駅詳細
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細

黄檗駅(おうばくえき)は、京都府宇治市五ケ庄西浦および五ケ庄新開にある、京阪電気鉄道および西日本旅客鉄道(JR西日本)のである。駅番号は京阪電気鉄道がKH75

概要[編集]

京阪電気鉄道の宇治線と、JR西日本の奈良線が乗り入れている。両社の駅は隣接しているが、連絡通路などの設備はない。両社のホームの端同士は目と鼻の先にあるものの改札口は離れており、乗り換えるためには駅北側部分の道路をコの字型に通って行かなければならない。

京阪の駅はPiTaPaスルッとKANSAI協議会)および「スルッとKANSAI」対応各種カード、JR西日本の駅はICOCAの利用エリアに含まれている。

京阪電気鉄道[編集]

京阪 黄檗駅*
おうばく - Obaku
木幡 (1.5km)
(1.8km) 三室戸
所在地 京都府宇治市五ケ庄西浦37
駅番号 KH75
所属事業者 京阪電気鉄道
所属路線 宇治線
キロ程 5.4km(中書島起点)
電報略号 黄(駅名略称方式)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,403人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1913年大正2年)6月1日
備考 * 1926年に黄檗山駅から改称。

配線図

三室戸駅

2 1


STRg STRf
STR+BSr STR+BSl
STR+BSr STR+BSl
STRg STRf

木幡駅


相対式2面2線のホームを持つ地上駅である。半径200mの急カーブ上に位置し、「電車とホームの間に注意」というステッカーがホームに貼り付けられている。

改札口は上下線で別々に設けられており、改札内でホーム同士を行き来することはできない。どちらのホームも中書島寄りに改札があり、宇治方面行きの改札には駅係員は配置されておらず、中書島方面行きの改札に駅員が早朝深夜を除き配置されている。

2006年6月30日で売店の営業は終了し、現在では飲料および新聞の自動販売機があるのみとなっている。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 宇治線 上り 中書島淀屋橋中之島線出町柳方面
2 宇治線 下り 宇治ゆき

案内サインは上記の通りであるが、上り列車は中書島駅までの運転のため、淀屋橋・中之島線方面や出町柳方面への利用客は中書島駅で京阪本線の乗り換えを要する。なお、両ホームとも有効長は5両。


JR西日本[編集]

JR 黄檗駅
おうばく - Ōbaku
木幡 (1.4km)
(2.9km) 宇治
所在地 京都府宇治市五ケ庄新開18
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 奈良線
キロ程 12.0km(京都[* 1]起点)
電報略号 オハ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,604人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1961年昭和36年)4月21日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
  1. ^ 正式な起点は木津駅

相対式ホーム2面2線を持つ、交換設備を備えた地上駅である。構内配線が一線スルーになっていないため、快速は減速して通過する。かつては単式1面1線のホームしかなかったが(現在の2番のりば)、奈良線の輸送力増強のためにその向かい側に相対式のホーム1面1線が新たに増備された(現在の1番のりば)。

宇治駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託している業務委託駅である。

のりば[編集]

ホーム 路線 方向 行先
1 奈良線 上り 京都方面
2 奈良線 下り 宇治奈良方面

利用状況[編集]

京都府統計書によると、1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均乗車人員
京阪電気鉄道 JR西日本
1999年 3,855 3,257
2000年 3,945 3,282
2001年 3,860 3,236
2002年 3,814 3,148
2003年 3,716 3,096
2004年 3,633 3,096
2005年 3,556 3,200
2006年 3,441 3,282
2007年 3,402 3,322
2008年 3,436 3,458
2009年 3,392 3,408
2010年 3,400 3,460
2011年 3,311 3,552
2012年 3,403 3,604

駅周辺[編集]

駅の有る五ヶ庄地区は第2室戸台風でも浸水[1]、昭和61年と平成20年にも水害による床下浸水[2]をした低地で、平成24年8月の集中豪雨では当駅と三室戸駅間に有る「京滋バイパス」との交差部が浸水し京滋バイパスが不通になり。当駅と木幡駅の間で交差する「弥陀次郎川」は宇治川よりの天井川の堤防が決壊して住宅8戸が全壊、500戸近くが浸水[3]平成25年台風18号でも浸水被害を出している[4]

バス[編集]

JR駅前にバス乗り場を設けており、停留所名は「JR黄檗」となっている。主に宇治方面へのバスが京都京阪バスにより運行されている。

歴史[編集]

※凡例:【京】 - 京阪、【JR】 - 旧国鉄・JR西日本の各駅に関する内容。

  • 1913年大正2年)6月1日 - 【京】京阪電鉄宇治線の駅が、同線開業と同時に設置。当時の駅名は黄檗山駅
  • 1926年(大正15年) - 【京】黄檗駅に改称。
  • 1943年昭和18年)10月1日 - 【京】会社合併により京阪神急行電鉄(阪急電鉄)の駅となる。
  • 1949年(昭和24年)12月1日 - 【京】会社分離により京阪電気鉄道の駅となる。
  • 1961年(昭和36年)4月21日 - 【JR】国鉄奈良線の駅が、同線の木幡駅 - 宇治駅間に新設開業。
  • 1981年(昭和56年) - 【京】京阪駅のプラットホームに視覚障害者用誘導ブロックを新設[5]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 【JR】国鉄分割民営化により、国鉄の駅が西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
  • 1999年平成11年)
    • 9月27日 - 【京】京阪宇治行きホームに車イス対応トイレを設置、使用開始[6]
    • 11月1日 - 【京】駅構内踏切を廃止[7]
  • 2002年(平成14年)3月11日 - 【京】京阪宇治行きホームに転落検知マットとホーム異常通報装置が設置される[8]
  • 2003年平成15年)11月1日 - 【JR】ICカード「ICOCA」供用開始[9]

隣の駅[編集]

京阪電気鉄道
宇治線
木幡駅 - 黄檗駅 - 三室戸駅
西日本旅客鉄道
奈良線
みやこ路快速・快速・区間快速
通過
普通
木幡駅 - 黄檗駅 - 宇治駅

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 淀川河川事務所 洪水の記憶
  2. ^ 出典・文理閣「京都の治水と昭和の大水害」『第4章宇治川と宇治市の水害』
  3. ^ 出典・京都新聞2013年7月23日朝刊14面掲載記事「備える 命を守るために 天井川」より
  4. ^ 出典・京都新聞2013年9月17日朝刊22面掲載の写真と解説より
  5. ^ 「くらしの中の京阪」1981年8月号
  6. ^ 「くらしの中の京阪」1999年11月号
  7. ^ 「京阪百年のあゆみ」資料篇145頁より
  8. ^ 『K PRESS』2002年4月号12面「くらしのなかの京阪」
  9. ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]