竹中直人の恋のバカンス

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竹中直人の恋のバカンス
ジャンル バラエティ番組
出演者 竹中直人
住田隆
ふせえり
温水洋一
片桐はいり
ほか
オープニング 恋のバカンス/竹中直人
エンディング 悲しみは明日を知るための涙/鈴里真帆、口笛/忌野清志郎
製作
制作 テレビ朝日
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1994年7月20日 - 1995年1月4日
放送時間水曜 23:25 - 23:55
放送枠ネオバラエティ
放送分30分
回数20
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竹中直人の恋のバカンス』(たけなかなおとのこいのバカンス)は、1994年7月20日から1995年1月4日までテレビ朝日系列局で放送されたテレビ朝日製作のバラエティ番組。全20回。放送時間は毎週水曜 23:25 - 23:55 (JST) 、テレビ朝日系全国ネットの深夜番組放送枠『ネオバラエティ』水曜の番組として放送。略称「恋バカ」。

竹中直人ビシバシステム(住田隆&ふせえり)、温水洋一片桐はいり東京スカパラダイスオーケストラの面々などが出演し、『東京イエローページ』以来からの作家加藤芳一や、宮沢章夫が構成に参加。マニアを超えたコントを放送した。

概要[編集]

竹中や宮沢、ビシバシステムの2人がかつて参加していたラジカル・ガジベリビンバ・システム、コントビデオ「普通の人々」、舞台公演「竹中直人の会」の延長線上にあり、竹中によるテレビでのレギュラーコント番組としては1989年にTBSテレビで放送されていた『東京イエローページ』以来となる。それらの流れを汲み、極めてシュールな笑いが展開された。『東京イエローページ』とは異なってロケコントを中心とした内容となり、SEやスタッフによる笑い声を被せない演出が特徴として挙げられる。主な収録は井の頭公園内で行なわれた。

当時『無能の人』『シコふんじゃった』等で監督・俳優として高く評価され、世間に認知されていた竹中だが、ここでは純粋に独自の笑いを追求し展開した。脇を固めるレギュラー出演陣も各自強烈な個性を放つ。

数々のコントから「ナンおじさん」、「流しな二人」、「ショスタコビッチ三郎太」などのキャラクターを生み出し、本番組終了後に再びTBSテレビに舞台を移し開始された『デカメロン』や、2005年にフジテレビで放送されたコント特番『素敵な小箱』においてもそれらは引き継がれた。

2005年にはDVD-BOXが発売。これに合わせて『リターンズ2006 くだるか?もっとくだるか!?』がテレビ朝日だけの関東ローカルで2006年1月14日深夜に放送された。この番組は内村光良が出演した部分を削り、テレビ朝日で放送した時にカットしたシーンを追加して『リターンズ2005 俺たちに明日はないっす』と題し、DVD-BOX購入者特典として配布された。

CS放送テレ朝チャンネルで、2007年2月より再放送が開始された。

出演者[編集]

レギュラー[編集]

ゲスト[編集]

リターンズ2006[編集]

  • 竹中直人
  • 住田隆
  • ふせえり
  • 温水洋一
  • 片桐はいり
  • 六平直政
  • 内村光良
  • ANI (スチャダラパー)
  • BOSE (スチャダラパー)
  • 高橋幸宏
  • 緋田康人(元ビシバシステム) - 竹中直人のコント番組には『東京イエローページ』以来の出演。

主なコントコーナー[編集]

  • ナンの男
  • とっくりブラザーズ
  • 流しな二人
  • いじめられて 捨てられて
  • 三郎太の部屋
  • 原始人
  • ボン梶本
  • 奥山和由RAMPO
  • 5人の若大将

スタッフ[編集]

レギュラー版[編集]

リターンズ2006[編集]

  • 構成:倉本美津留、出羽山三 / 竹中直人
  • ディレクター:東裕二
  • プロデューサー:青山幸光(テレビ朝日)・平出聡(K-max
  • 制作協力:K-max

関連項目[編集]

テレビ朝日 ネオバラエティ水曜日
前番組 番組名 次番組
福ぶくろ
(1993.10 - 1994.6)
竹中直人の恋のバカンス
(1994.7.20 - 1995.1.4)
マカデココ
(1995.1 - 1995.9)