「イエスソングス」の版間の差分
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*12位(アメリカ)<ref>[http://www.allmusic.com/album/yessongs-mw0000196431/awards Yessongs - Yes : Awards : AllMusic]</ref> |
*12位(アメリカ)<ref>[http://www.allmusic.com/album/yessongs-mw0000196431/awards Yessongs - Yes : Awards : AllMusic]</ref> |
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*17位(日本)<ref>『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73</ref> |
*17位(日本)<ref>『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73</ref> |
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| Last album = [[危機 (イエスのアルバム)|危機]]<br />(1972) |
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| This album = '''イエスソングス'''<br />(1973) |
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| Next album = [[海洋地形学の物語]]<br />(1973) |
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『'''イエスソングス'''』 |
『'''イエスソングス'''』(''Yessongs'')は、[[イギリス]]の[[プログレッシブ・ロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]、[[イエス (バンド)|イエス]]初の公式ライブ・アルバム。 |
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この時のイエスは、歴代作品の中でもトップ・クラスの評価及び商業的成功を得たアルバム『[[こわれもの]]』と『[[危機 (イエスのアルバム)|危機]]』をリリースした直後だった。それを踏まえてリリースされた本作は、3枚組LPで高額(本国イギリスで4ポンド99ペンス)だったが、『[[ニュー・ミュージカル・エクスプレス]]』6月のアルバム・チャートで7位まで上昇した。 |
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詳細な録音データは記載されていないが、「全トラックは[[1972年]]のツアーで録音された」とある。 |
詳細な録音データは記載されていないが、「全トラックは[[1972年]]のツアーで録音された」とある。 |
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収録曲のほとんどは、このアルバムから参加した[[アラン・ホワイト]]が[[ドラムス]]を担当しているが、ドラム・ソロが含まれた「パーペチュアル・チェンジ」と「遥かなる思い出 / ザ・フィッシュ」は[[ビル・ブラッフォード]]がドラムスを担当した時代の演奏が収録されている。 |
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== 収録曲 == |
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# オープニング ([[イーゴリ・ストラヴィンスキー|ストラヴィンスキー]]作曲:組曲『[[火の鳥 (ストラヴィンスキー)|火の鳥]]』より) - "Opening (Excerpt from 'Firebird Suite')" 3:45 |
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# シベリアン・カートゥル - "Siberian Khatru" 8:50 |
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# 燃える朝焼け - "Heart of the Sunrise" 11:26 |
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# パーペチュアル・チェンジ - "Perpetual Change" 14:08 |
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# 同志 - "And You and I" 9:55 |
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# ムード・フォー・ア・デイ - "Mood for a Day" 2:52 |
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# ヘンリー8世の6人の妻より - "Excerpts from 'The Six Wives of Henry VIII'" 6:35 |
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# ラウンドアバウト - "Roundabout" 8:33 |
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# オール・グッド・ピープル - "I've Seen All Good People" 7:00 |
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# 遥かなる思い出 / ザ・フィッシュ - "Long Distance Runaround"/"The Fish (Schindleria Praematurus)" 13:45 |
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# 危機 - "Close to the Edge" 18:41 |
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# ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス - "Yours Is No Disgrace" 14:21 |
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# スターシップ・トゥルーパー - "Starship Trooper" 9:25 |
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== レコーディング・メンバー == |
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* [[スティーヴ・ハウ (ギタリスト)|スティーヴ・ハウ]] - [[エレクトリック・ギター]]、[[アコースティックギター]]、バッキング・ボーカル |
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*[[ビル・ブルーフォード]] Drums,Perc(B-1/D-2) |
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* [[アラン・ホワイト]] - ドラム、パーカッション ※上記以外全曲 |
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== 脚注 == |
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2020年9月10日 (木) 02:10時点における版
『イエスソングス』 | ||||
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イエス の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1972年 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | イエス&エディ・オフォード | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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イエス アルバム 年表 | ||||
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『イエスソングス』(Yessongs)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、イエス初の公式ライブ・アルバム。
枚数
当初は3枚組LPであったが、CDでは収録可能時間の違いから、LPのA/B/C面=ディスク1、D/E/F面=ディスク2という構成の2枚組として発売された。尚、記載された収録時間はCDのデータ。
内容
この時のイエスは、歴代作品の中でもトップ・クラスの評価及び商業的成功を得たアルバム『こわれもの』と『危機』をリリースした直後だった。それを踏まえてリリースされた本作は、3枚組LPで高額(本国イギリスで4ポンド99ペンス)だったが、『ニュー・ミュージカル・エクスプレス』6月のアルバム・チャートで7位まで上昇した。
詳細な録音データは記載されていないが、「全トラックは1972年のツアーで録音された」とある。
2人のドラマー
収録曲のほとんどは、このアルバムから参加したアラン・ホワイトがドラムスを担当しているが、ドラム・ソロが含まれた「パーペチュアル・チェンジ」と「遥かなる思い出 / ザ・フィッシュ」はビル・ブラッフォードがドラムスを担当した時代の演奏が収録されている。
収録曲
- A面(ディスク1)
- オープニング (ストラヴィンスキー作曲:組曲『火の鳥』より) - "Opening (Excerpt from 'Firebird Suite')" 3:45
- シベリアン・カートゥル - "Siberian Khatru" 8:50
- 燃える朝焼け - "Heart of the Sunrise" 11:26
- B面(ディスク1)
- パーペチュアル・チェンジ - "Perpetual Change" 14:08
- 同志 - "And You and I" 9:55
- C面(ディスク1)
- ムード・フォー・ア・デイ - "Mood for a Day" 2:52
- ヘンリー8世の6人の妻より - "Excerpts from 'The Six Wives of Henry VIII'" 6:35
- ラウンドアバウト - "Roundabout" 8:33
- D面(ディスク2)
- オール・グッド・ピープル - "I've Seen All Good People" 7:00
- 遥かなる思い出 / ザ・フィッシュ - "Long Distance Runaround"/"The Fish (Schindleria Praematurus)" 13:45
- E面(ディスク2)
- 危機 - "Close to the Edge" 18:41
- F面(ディスク2)
- ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス - "Yours Is No Disgrace" 14:21
- スターシップ・トゥルーパー - "Starship Trooper" 9:25
レコーディング・メンバー
- ジョン・アンダーソン - ボーカル
- クリス・スクワイア - ベース、バッキング・ボーカル
- スティーヴ・ハウ - エレクトリック・ギター、アコースティックギター、バッキング・ボーカル
- リック・ウェイクマン - キーボード
- ビル・ブルーフォード - ドラム、パーカッション ※「パーペチュアル・チェンジ」と「遥かなる思い出 / ザ・フィッシュ」のみ
- アラン・ホワイト - ドラム、パーカッション ※上記以外全曲
ちなみに、「オープニング」でオーケストラの指揮を執っているのは小澤征爾。
ビデオ版
同時期の演奏を収録した同名のライブ・ビデオがLDやDVD、Blu-ray Discでリリースされている。「危機」及び「スターシップ・トゥルーパー (Würm)」はLP/CDと同じ演奏が収録されているが、それ以外は別の演奏が収録されている。また、ロジャー・ディーンのイラストをモチーフにしたアート・ワークが映像に施されている。
当初発売されたレーザーディスクにはクレジットが記載されておらず、各曲の録音データの詳細は不明であったが、後に発売されたDVDやBlu-ray Discには、1972年12月15日・16日にロンドンのレインボー・シアターで行われたクリスマス・コンサートであることが記載されている(リック・ウェイクマンがソロの部分で「ジングルベル」のフレーズを弾いていることからも、クリスマスの演奏であることがわかる)。元々は『イエスソングス』の映画としてつくられたフィルムであり、メンバーはアラン・ホワイト加入後の編成。収録曲は以下の通り。
- 危機より抜粋
- オール・グッド・ピープル
- ザ・クラップ
- 同志
- 危機
- ヘンリー8世の6人の妻より抜粋
- ラウンドアバウト
- ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス
- 終了クレジット/スターシップ・トゥルーパーより抜粋 (Würm)
脚注
- ^ ChartArchive - Yes
- ^ Yessongs - Yes : Awards : AllMusic
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73