トーク (アルバム)

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トーク
イエススタジオ・アルバム
リリース 1994年5月22日(US)
録音 1993年頃
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間 54分30秒
レーベル Victory Music
プロデュース トレヴァー・ラビン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 17位(日本[1]
  • 20位(イギリス[2]
  • 29位(スイス[3]
  • 31位(スウェーデン[4]
  • 33位(アメリカ[5]
  • 45位(ドイツ[6]
  • 47位(オランダ[7]
イエス 年表
結晶
(1991年)
トーク
(1994年)
キーズ・トゥ・アセンション
(1996年)
テンプレートを表示

トーク』(Talk)は、イエスアルバムである。メンバーはジョン・アンダーソンクリス・スクワイアトレヴァー・ラビントニー・ケイアラン・ホワイト。「ウォールズ」にはスーパートランプロジャー・ホジソンがボーカルとして参加している。

収録曲[編集]

  1. コーリング
  2. アイ・アム・ウェイティング
  3. リアル・ラヴ
  4. ステイト・オブ・プレイ
  5. ウォールズ
  6. ホェア・ウィル・ユー・ビー
  7. エンドレス・ドリーム:a)サイレント・スプリング~b)トーク~c)エンドレス・ドリーム
  8. コーリング(スペシャル・ヴァージョン)

経緯[編集]

結晶」のリリース後に行われた大規模な公演ツアーの後、ビル・ブラッフォードが脱退を表明した。イエスは1992年にビクトリー・ミュージック(日本での系列はビクターエンタテインメント)と契約、1993年春には新作アルバムをリリースすると発表した。ビクトリー・ミュージックが、ロンリー・ハート時代の、いわゆる「90125」メンバーに、リック・ウェイクマンを加えてアルバムを製作してほしいとの要望があって、イエス脱退の意思がないにも関わらずスティーヴ・ハウは招集されなかった。さらに、日程上の都合からリック・ウェイクマンも収録に参加できず、結局は「90125」時代のメンバーで制作することとなった。こうして出来た本作は、ジョン・アンダーソンの意思を反映させつつ、トレヴァー・ラビン主体の内容となっている。その為、旧来の熱心なイエスリスナーには敬遠され、チャートアクションは著しくなかった。又、トークツアーも作品の不評の為にチケット売上が70パーセントに止まる。後半予定されていたヨーロッパツアーもキャンセルされ、メンバーを落胆させた。

なお、このアルバムのイエスのロゴは、ロジャー・ディーンによるデザインのものが使われず、ピーター・マックスによるデザインのロゴが使われている。

次作の構想においてジョン・アンダーソンとの確執が深刻となったトレヴァー・ラビンは、イエスでの仕事を終えたと感じて、トーク・ツアー終了後に脱退した。

エピソード[編集]

  • トニー・ケイはキーボード担当ではなく、ハモンド・オルガンのみの担当で、他のキーボードはトレヴァー・ラビンが弾いている。トニー・ケイもツアーの後に脱退している。
  • 当初、収録曲「エンドレス・ドリーム」はかつての名曲「危機」の続編の「危機・2」として制作されたかのような宣伝がなされていたが、それは各メンバーから後に否定されている。
  • 本作の発表直後に、CD-ROM版のマルチメディア風「Talk」も発売されていたが、その薄っぺらなコンテンツはファンを落胆させた。

脚注[編集]