究極 (アルバム)

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究極
イエススタジオ・アルバム
リリース 1977年7月15日 (UK)
録音 1977年
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間 38:43
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース イエス、ビル・イングロット
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス)[1]
  • 8位(アメリカ)[2]
  • 20位(日本)[3]
イエス 年表
リレイヤー
(1974)
イエスタデイズ
(1975)
究極
(1977)
トーマト
(1978)
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究極(Going for the One)は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドイエスのアルバム。新作のスタジオ録音アルバムとしては8作目。ライブの『イエスソングス』と初期編集盤の『イエスタデイズ』を含めると10作目。

制作過程[編集]

このアルバムが発売された当時の最も大きな話題は、リック・ウェイクマンが再加入した事。

海洋地形学の物語』における意見の相違と、ソロ・アルバムが好調だった事もあってウェイクマンは1974年6月イエスから離れた。だが代わって加入したパトリック・モラーツは、本作のリハーサル中(リハーサルが始まる前とも言われている)に脱退してしまった。そこでサポート・メンバーとして参加を要請したのがウェイクマンだった。この頃は、財政的に決して好調とは言えない状態にあったらしく、そういった点も踏まえて様々な話し合いが行われ、結局は1976年の11月に、正式メンバーとして再加入したようである。従って本作では、ウェイクマンは作曲では参加していない。ちなみにこわれものでは、別のレコードとの契約が残っていたため作曲では参加しなかったため、事実上2回目となる。

また、前作『リレイヤー』から2年半置いてリリースされた本作は、それまでとは様々な点で相違がある。 まず、前作まで共同プロデューサーだったエディ・オフォードが降板した。 またジャケット・デザインがロジャー・ディーンからヒプノシスに交代した。(ロジャー・ディーンとイエスの間で意見が合わなかったという説もある)

レコーディングは、クイーンのレコーディングスタジオとして知られるスイスモントルーのマウンテン・スタジオで行われた。

内容[編集]

前作がジャズや無調の即興演奏の色が強かったのに対して、本作はイエス本来のポップなメロディーを持つロックバラード色が強い、親しみやすいサウンドを持っている。

評価[編集]

本国イギリスではメロディ・メーカー(Melody Maker)とレコード・ミラー(Record Mirror)という、音楽性の相反する2つの音楽誌で一位を獲得した。また、シングル・カットされた不思議なお話をも、両誌でトップ10に入っている。

収録曲[編集]

A面
  1. 究極 - Going For The One
  2. 世紀の曲がり角 - Turn Of The Century
  3. パラレルは宝 - Paralells
B面
  1. 不思議なお話を - Wonderous Stories
  2. 悟りの境地 - Awaken

リマスター盤[編集]

2003年にCDのリマスター盤が発売された。音質の向上が図られている他、以下の7つのボーナス・トラックが追加収録されている。

  1. モントルーズ・テーマ
  2. ヴェヴェイ
  3. アメイジング・グレース
  4. 究極(リハーサル)
  5. パラレルは宝(リハーサル)
  6. 世紀の曲がり角(リハーサル)
  7. イースタン・ナンバーズ(アーリー・ヴァージョン)

レコーディング・メンバー[編集]

  • ジョン・アンダーソン Vocals
  • スティーヴ・ハウ Guitars,Vocals
  • クリス・スクワイア Bass,Vocals
  • アラン・ホワイト Drums,Perc
  • リック・ウェイクマン Keyboards

エピソード[編集]

  • 「パラレルは宝 Paralells」におけるパイプ・オルガンはスタジオから離れたVeveyにある教会のものを使用し、リック・ウェイクマンはスタジオとつないだ電話でテンポを確認しながら録音した。
  • レコーディング風景がプロモーション用にビデオ撮影されたが、一般公開されずに終わった。一部の映像がブートレッグ・ビデオとして流出している。
  • レコーディング終了後、同じスタジオにてウェイクマンのソロ・アルバム『罪なる舞踏』のレコーディングが始まった。この録音には居残りしたクリス・スクワイアとアラン・ホワイトが全面的に参加している。

脚注[編集]

  1. ^ ChartArchive - Yes
  2. ^ Going for the One - Yes : Awards : AllMusic
  3. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73