グラス・ハマー

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グラス・ハマー
Glass Hammer
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テネシー州
ジャンル プログレッシヴ・ロック
シンフォニック・ロック
活動期間 1992年 - 現在
レーベル Arion Records/Audio Resources
ビクターエンタテインメント
共同作業者 イエス
公式サイト www.glasshammer.com
メンバー
Fred Schendel
Steve Babb
ジョン・デイヴィソン
Carl Groves
Kamran Alan Shikoh
Aaron Raulston

グラス・ハマー(Glass Hammer)は、アメリカプログレッシヴ・ロック・バンド。

概要[編集]

1992年、Fred SchendelとSteve Babb (Stephen DeArqe) の2名 (ともにマルチプレイヤー) を中心にテネシー州で結成。1993年トールキン指輪物語を題材にしたファーストアルバム『Journey Of The Dunadan』でデビュー。以後、セッションメンバーらと何枚かのアルバムやDVDビデオ・ライブをリリースし、2014年現在も活動を続けている。

音楽性[編集]

元々プログレッシブ・ロックのファンだったというメンバーが、自分達が納得出来る作品を作ることを企図して結成したバンド。作品のコンセプト、クラシック音楽の取り入れ方や変拍子の使い方、或いはアナログ・シンセサイザーメロトロンハモンド・オルガンといった楽器の用い方に、1970年代イエスELP、あるいは同じアメリカのバンドであるカンサスといった、大物プログレッシブ・ロック・バンドへの憧憬が強くみられる。2005年のアルバム『The Inconsolable Secret』にはイエスのアート・ワークで有名なロジャー・ディーンがジャケットのイラストを提供。2007年10月にリリースしたアルバム『Culture Of Ascent』ではジョン・アンダーソンがゲストボーカルとして参加している。2010年のアルバム『If』からはジョン・デイヴィソンが参加。2012年、ジョン・デイヴィソンは病気のベノワ・ディヴィッドの後任としてイエスにも参加。

アルバムのモチーフとしてはファンタジーの世界 (前述のトールキンやC・S・ルイスケルト神話など) に題材を求めることが多い。

評価[編集]

デビュー当初の錬度は決して高くなく、シンセサイザーの音色設定が散漫、アレンジの立体感が乏しい、といった批判もあったが、作品を発表する都度サウンドが昇華して行き、2000年にリリースされたアルバム『chronometree』の頃には、実力的にも高い評価を得るまでになった。NEARfestに参加するなど、有力な正統派プログレッシブ・ロック・バンドの一つとみなされている。

メンバー[編集]

中心メンバーはFred SchendelとSteve Babb (Stephen DeArqe)。 現在は以下の6人編成。加えてセッションメンバーやゲストが多く存在する。

  • Fred Schendel (キーボード、スチールギター、バックボーカル)
  • Steve Babb (Stephen DeArqe) (ベース、キーボード、バックボーカル)
  • ジョン・デイヴィソン (リードボーカル)
  • Carl Groves (リードボーカル)
  • Alan Shikoh (ギター)
  • Aaron Raulston (ドラムス)

ディスコグラフィー[編集]

CD[編集]

指輪物語を題材にしている。
1stと同じく指輪物語が題材。ただし内容はトラッド・フォークが主体で、前作のようなプログレッシブ・ロックの要素はほとんど無い。
  • 2002 Lex Rex
再びプログレッシブ・ロック路線へ。
  • 2004 Shadowlands
  • 2004 Live at Nearfest
  • 2005 The Inconsolable Secret (悲しみの淵に潜む秘密)
2枚組。ジャケットをロジャー・ディーンが担当している。
ジョン・アンダーソンがゲストボーカルで2曲参加。
  • 2009 Three Cheers for The Broken-Hearted
ボーカルはSusie Bogdanowicz。ポップな小曲が並ぶ作品。
ボーカルはジョン・デイヴィソン。
  • 2011 Cor Cordium (心の中の心)
  • 2012 Perilous (ペリオス)
  • 2013 The Inconsolable Secret Deluxe Edition (悲しみの淵に潜む秘密 デラックス・エディション)
2005年発表の同作品の再発に、リテイク / リミックス盤をつけたもの。
現行メンバーの他にも歴代のボーカリストがリードボーカルやバッキングボーカルをとっている。

DVD[編集]

  • Lex Rex Live
2004年3月11日のライブ。アルバム「Lex Rex」の曲が中心。
  • Live at Belmont
2006年5月16日のライブ。

外部リンク[編集]