ドラマ (アルバム)

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ドラマ
イエススタジオ・アルバム
リリース 1980年8月18日 (US)
録音 1980年
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間 36:55
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース イエス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 2位(イギリス)[1]
  • 18位(アメリカ)[2]
  • 78位(日本)[3]
イエス 年表
トーマト
(1978)
ドラマ
(1980)
ロンリー・ハート
(1983)
イエスショウズ

(1980)
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ドラマ』(Drama)はイエス1980年に発表した音楽アルバム。2011年発表のアルバム『フライ・フロム・ヒア』と共に、イエス名義のアルバムの中でジョン・アンダーソンがボーカルを担当していない数少ない作品の一つでもある。

この前作トーマトから、イエスは音楽的にも人間関係も不調となり、ジョン・アンダーソンリック・ウェイクマンが脱退した。残されたクリス・スクワイアアラン・ホワイトスティーヴ・ハウは、イエスを解散するか別のボーカルとキーボードを補充するかという二者選択を迫られ、その結果、同じマネージメントの中にいたバグルストレヴァー・ホーンジェフ・ダウンズを引き入れる。このメンバー構成で作成された唯一のアルバムが本作である。

なお、トレヴァー・ホーンは翌1981年に「レンズの中へ」を改作した「アイ・アム・ア・カメラ」をバグルス名義で発表し、1982年にリリースしたバグルスのアルバム『モダン・レコーディングの冒険』に収録しているほか、クリス・スクワイアとアラン・ホワイトは『ロンリー・ハート』発表以降のイエスのライブで「光陰矢の如し」をフィーチャーした「ホワイトフィッシュ」というソロを演奏している。

収録曲[編集]

全作詞・作曲: Geoff Downes, Trevor Horn, Steve Howe, Chris Squire, Alan White

# タイトル 時間
1. 「マシン・メシア
"Machine Messiah"」  
10:27
2. 「白い車
"White Car"」  
1:21
3. 「夢の出来事
"Does It Really Happen?"」  
6:35
4. 「レンズの中へ
"Into The Lens"」  
8:33
5. 「光を越えて
"Run Through The Light"」  
4:43
6. 「光陰矢の如し
"Tempus Fugit"」  
5:15
合計時間:
36:55

尚、本作に入るはずであった「ゴー・スルー・ディス」と「ウィー・キャン・フライ・フロム・ヒア」の二曲はデモの段階で没となり、結局ライブでのみ演奏された。その模様はライブアルバム『ライヴ・イヤーズ』に収録されているほか、後者は2011年のアルバム『フライ・フロム・ヒア』のタイトルトラックとして20分を超える大作へ大幅に改作された上で公式に発表された。

リマスター盤[編集]

2004年にCDのリマスター盤が発売された。音質の向上が図られている他、以下のボーナス・トラックが追加収録されている。

# タイトル 備考 時間
7. 「レンズの中へ(アイ・アム・ア・カメラ)(シングル・ヴァージョン)
"Into The Lens (I Am A Camera)" (Single Version)」  
  3:47
8. 「光を越えて(シングル・ヴァージョン)
"Run Through The Light" (Single Version)」  
  4:31
9. 「ゴー・スルー・ディス
Have We Really Got To Go Through This」  
当時のライブでのみ披露された楽曲のデモで、クリス、スティーヴ、アランの3人による演奏。 3:43
10. 「ソング・No.4
"Song No.4 (Satellite)"」  
  7:31
11. 「光陰矢の如し(トラッキング・セッション)
"Tempus Fugit" (Tracking Session)」  
  5:39
12. 「白い車(トラッキング・セッション)
"White Car" (Tracking Session)」  
  1:11
13. 「ダンシング・スルー・ザ・ライト
"Dancing Through The Light"」  
1979年にジョン・アンダーソン、スティーヴ・ハウ、クリス・スクワイア、リック・ウェイクマン、アラン・ホワイトの黄金期メンバーで演奏されたパリス・セッションの音源。当楽曲は「光を越えて」の原型となった[4] 3:16
14. 「ゴールデン・エイジ
"Golden Age"」  
同じくパリス・セッションの音源。 5:57
15. 「イン・ザ・タワー
"In The Tower"」  
同じくパリス・セッションの音源。 2:54
16. 「フレンド・オブ・ア・フレンド
"Friend Of A Friend"」  
同じくパリス・セッションの音源。 3:38

レコーディング・メンバー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ChartArchive - Yes
  2. ^ Drama - Yes : Awards : AllMusic
  3. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.73
  4. ^ 国内リマスター盤オフィシャル・ブックレットより。