呉章銀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
呉章銀 Football pictogram.svg
Oh Jang-Eun.jpg
2011年、水原三星所属時。
名前
愛称 チャン
カタカナ オ・チャンウン
ラテン文字 OH Jang-Eun
ハングル 오장은
基本情報
国籍 韓国の旗 韓国
生年月日 1985年7月24日(27歳)
出身地 済州特別自治道
身長 175cm
体重 73kg
選手情報
在籍チーム 韓国の旗 水原三星ブルーウィングス
ポジション MF (DH,OH)、DF (SB)、FW (ST)
背番号 9
ユース


2001-2003
西帰浦小学校
朝天中學校
FC東京U-18
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2002-2004 FC東京 13 (0)
2005-2006 大邱FC 40 (9)
2007-2010 蔚山現代 93 (7)
2011- 水原三星ブルーウィングス 29 (4)
代表歴2
2006- 韓国の旗 韓国 14 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2012.09.23現在。
2. 2010.07.22現在。
テンプレート(ノート 解説)サッカー選手pj

章銀(オ・チャンウン、1985年7月24日-)は、韓国出身のサッカー選手。日本でのニックネームは「チャン」。

目次

来歴 [編集]

中学卒業後、15歳で訪日しFC東京U-18に入団(同期には梶山陽平李忠成鎌田次郎斎藤雅也。訪日当時は日本語が不自由だったため李が通訳を務めていた[1]。)。ユース在籍ながら能力を買われトップチームに選手登録されると、2002年のリーグ戦・対G大阪戦(万博)にて16歳8ヶ月20日でトップチームデビュー[2]。後に森本貴幸が更新(15歳10ヶ月6日)するまでの約2年間、J1リーグ最年少出場記録を保持していた。

2005年からは韓国Kリーグ大邱FCに移籍し、ボランチとしてプレー。ボランチでの自身のプレーについては「攻守のバランスをとり、見えないところでチームを助ける役割を担っている」と語る[3]。2006年のKリーグ第19節全北現代戦でハットトリック達成[3]。また、韓国A代表として試合出場も果たした。

2007年は、FA権取得者の中で最大の目玉選手と目され、済州などが獲得を目指していたが[4]、中盤での豊富な運動量を評価していた[5]蔚山現代FCへ移籍[4]同年7月に行われたAFCアジアカップに於いても韓国代表に選ばれ、日本代表との対戦となった3位決定戦で守備的ミッドフィールダーとして先発出場、日本のFW陣(主に高原直泰山岸智のマークについた)を封じ韓国の3位獲得に貢献した。2008年北京オリンピックを目指す韓国オリンピック代表チームの中核として常時招集され、本大会にも出場した。2010年には東アジアサッカー選手権2010決勝大会に廉基勳の負傷を受けて追加招集され[6]全3試合に出場した。

2011年より水原三星ブルーウィングスに所属。当初は趙源熙とのトレードとされており、これが不調に終わったものの、尹星孝 (en監督の強い要望により移籍が実現した[7]。水原ではボランチに加え、左右のSBや攻撃的MF、シャドーストライカーとしてもプレー[8][9]マルチプレーヤーとしてチームを支え、水原の「隠れた英雄」とも評された[9]

人物 [編集]

  • 梶山陽平とはFC東京U-18時代の同期で、トップチームへの昇格も同時。梶山はライバルの存在を問われると「呉章銀」と回答する。
  • 日本で4年を過ごしたこともあり日本語は堪能で、日本のファンとの交流も日本語でにこやかにこなす。日本メディアに対しての記者会見の際には、今も日本語で語ることもしばしばある。
  • 韓国への帰国の最大の理由は外国人枠[10]。2007年2月発売の「週刊サッカーダイジェスト」誌上にて、将来再びJリーグでのプレーを希望しているとコメント。

所属クラブ [編集]

ユース経歴
  • 韓国の旗 西帰浦小学校
  • 韓国の旗 朝天(ジョチョン)中學校
  • 2001年-2003年 日本の旗 FC東京U-18
プロ経歴

個人成績 [編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 ナビスコ杯 天皇杯 期間通算
2002 FC東京 33 J1 2 0 1 0 0 0 3 0
2003 4 0 3 0 1 0 8 0
2004 4 7 0 4 0 0 0 11 0
韓国 リーグ戦 リーグ杯 FA杯 期間通算
2005 (en 大邱 30 Kリーグ 16 3 7 0 1 1 24 4
2006 (en 24 6 8 0 2 0 34 6
2007 (en 蔚山 16 17 0 7 0 3 1 27 1
2008 (en 24 2 9 0 3 1 36 3
2009 (en 24 4 4 0 0 0 28 4
2010 (en 27 1 5 1 2 1 34 3
2011 (en 水原 9 29 4 0 0 4 1 33 5
2012 (en
通算 日本 J1 13 0 8 0 1 0 22 0
韓国 Kリーグ 161 20 40 1 15 5 216 26
総通算 174 20 48 1 16 5 238 26
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2009 蔚山 16 4 2
2011 水原 9 9 2
通算 AFC 13 4
  • 2002年・2003年はFC東京U-18所属

タイトル [編集]

代表歴 [編集]

脚注 [編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 慎武宏 『祖国と母国とフットボール ザイニチ・サッカー・アイデンティティ』 武田ランダムハウスジャパン2010年、290頁。ISBN 978-4270005651
  2. ^ 呉 章銀選手が『Jリーグ最年少出場記録』達成! FC東京公式ウェブサイト、2002.04.13
  3. ^ a b [한국축구유망주 37]오장은, 생애 첫 해트트릭 기록한 대구의 살림꾼(朝鮮語) 韓国サッカー協会公式ウェブサイト、2006.09.23
  4. ^ a b FA최대어 오장은, “돈이 아닌 성장의 기회 택했다”(朝鮮語) 韓国サッカー協会公式ウェブサイト、2007.01.21
  5. ^ 울산, 오장은과 현영민 영입 성공!!(朝鮮語) 蔚山現代FC公式ウェブサイト、2007.01.26
  6. ^ 대표팀, 미드필더 오장은 추가 발탁(朝鮮語) 韓国サッカー協会公式ウェブサイト、2010.02.05
  7. ^ [인터뷰]오장은,"어릴 때 인연 맺은 수원행은 운명"(朝鮮語) マネートゥデイ、2011.02.11
  8. ^ ‘멀티 플레이어’오장은, "전북 '닥공' 막을 수 있다" (朝鮮語) スポーツ朝鮮、2011.10.06
  9. ^ a b [숨은영웅]전반엔 섀도 후반엔 윙백…수원 오장은‘오! 짱’(朝鮮語) 東亜日報、2011.11.21
  10. ^ 当時はいわゆる「アジア枠」(AFC加盟国の国籍を持つ選手に対しての外国籍枠。2009年度より導入)が存在しなかった。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]