コムドクスリ級ミサイル艇

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コムドクスリ級ミサイル艇
Gumdoksuri-class (ROKS Yoon Youngha).jpg
概歴
艦種 ミサイル艇
建造期間 2005年 -
就役期間 2008年 - 現役
前級 チャムスリ級哨戒艇
次級 最新
性能諸元
排水量 基準:440t
満載:570t
全長 63m
全幅 9m
吃水 3m
機関 CODAG方式
GE LM500ガスタービンエンジン 2基
MTU 12V 595 TE90ディーゼルエンジン 2基
ウォータージェット推進 3軸
速力 40ノット
乗員 40人前後
武装 海星 SSM 4連装発射筒 2基
オート・メラーラ 62口径76mm速射砲(1番艇)
WIA 62口径76mm速射砲(2番艇以降)
1基
露蜂40mm連装機関砲 1基
12.7mm重機関銃 2基
爆雷 複数
C4I CEROS 200 FCS
サムスン・タレス FLIR/EOTS
レーダー STX RadarSys SPS - 100K 水上捜索用
LIG Nex1 SPS - 540K 3次元式
電子戦
対抗手段
LIG Nex1 SLQ-200(V)K Sonata ECM装置
KDAGAIE MK2 チャフ/フレア発射機

コムドクスリ級ミサイル艇(別名: 犬鷲級ミサイル艇、尹永夏級ミサイル艇、: Gumdoksuri class patrol vessel: 윤영하급 고속함)は、大韓民国海軍ミサイル艇

概要[編集]

コムドクスリ級ミサイル艇は、チャムスリ級哨戒艇の後継となる沿海哨戒用のミサイル艇である。計画では、高度な戦闘システムと対艦ミサイルと砲熕兵器が連接されたことにより、浦項級コルベットの任務の一部を代替することも可能になり、北朝鮮と武力衝突が繰り返されている北方限界線近くの西海五島付近の海域に仁川級フリゲートと共に投入される予定である。当初は24隻を建造する計画であり、これに10隻追加建造する構想もあったが[1]、最新の計画では当初の計画から6隻減じた18隻を建造する計画である[2]。1隻あたりの建造費は850億ウォンである[2]

1番艇は第2延坪海戦で戦死したチャムスリ級357番艇の尹永夏(ユン・ヨンハ)艇長から名付けられ、初代艇長には第1延坪海戦で活躍したアン・ジヨン少領が任命された。

本級の初期型に関しては様々な欠陥が報道されていた。1番艇は就役前に、ウォータージェットエンジンから潤滑油が漏れる、ディーゼルエンジンのエアタンクから空気が漏れる、航海レーダーが消える等の理由で61件の改修を行い、さらに就役後2カ月間だけでも、ウォータージェットエンジンのタービン翼と冷却装置が腐食する、ディーゼルエンジンから潤滑油燃料油が漏れる、磁気羅針盤に20度以上の誤差が出る、艦内通信システムの交信が不可能などの理由で95件の改修を余儀なくされた。その後もレーダーとエンジンに再び欠陥が発見されたことから改修の必要が生じ、大青海戦中も改修中で参戦できなかった[3]。これらの問題が完全に解決されていないため、1番艇は就役後も極めて運用が低調である。2番艇以降は外国製のウォータージェット推進装置に変えて新たに韓国の斗山が独自開発した推進装置を装備するが、これが原因で、高速走行時に直進できなかったり、推進軸のベアリングの問題により速度が急に落ちる等の新たな欠陥が発生し、戦力化が当初の2010年9月末から2012年8月以降に遅延していた[4]

2014年現在、以上の問題は解決され[5]、同年4月1日には15番艇が就役している。[6]

本級とあわせて運用する予定の、より小型の200トンクラスのPKG-Bを36隻建造することも計画中である[2]

同型艇[編集]

末尾が4と0のPKG-714、PKG-720、PKG-724は欠番。PKG-711~PKG-717は第2延坪海戦の戦死者、PKG-718~は朝鮮戦争時の将軍や戦功者の名前、PKG-729はベトナム戦争での戦功者の名前である。

番号 艦名 建造 進水 就役
PKG-711 尹永夏(ユン・ヨンハ) 韓進重工業 2007年7月6日 2008年12月17日
PKG-712 韓相国(ハン・サングク) STX造船海洋 2009年9月23日 2011年9月14日
PKG-713 趙天衡(チョ・チョンヒョン) 2009年9月23日 2011年9月14日
PKG-715 黄道顯(ファン・ドヒョン) 2009年12月11日 2011年1月13日
PKG-716 徐厚源(ソ・フウォン) 2009年12月11日 2011年11月28日
PKG-717 朴東赫(パク・ドンヒョク) 韓進重工業 2010年7月28日 2011年11月28日
PKG-718 玄時學(ヒョン・シハク) 2010年7月28日
PKG-719 鄭兢謨 (ジョン・グンモ) 2010年11月2日 2011年12月19日
PKG-721 池德七 (ジ・ドクチル) 2010年11月2日 2011年12月23日
PKG-722 林炳来 (イム・ビョンレ) STX造船海洋 2012年11月20日 2013年9月3日
PKG-723 洪時旭 (ホン・シウク) 2012年11月20日 2013年10月10日
PKG-725 洪大善 (ホン・デソン) 2012年11月20日 2013年11月4日
PKG-726 韓文植 (ハン・ムンシク) 韓進重工業 2013年04月24日 2014年1月28日
PKG-727 金昌学 (キム・チャンハク) 2013年04月24日 2014年3月4日
PKG-728 朴東鎭 (パク・トンジン) 2013年04月24日 2014年4月1日
PKG-729 金寿鉉 (キム・スヒョン) STX造船海洋 2014年4月30日 2014年9月30日

事件・事故[編集]

出典[編集]

  1. ^ 軍“서해 방어 유도탄고속함 10대 더 도입”、東亜日報 2011年7月13日
  2. ^ a b c “차기고속정 30여척 건조“、naeil.com 2011年8月31日
  3. ^ "걸핏하면.." 최신예 고속함 '하자투성이'、SBSニュース 2009年11月13日
  4. ^ "欠陥だらけ"高速艦‥西海戦力化、また遅延、MBCニュース 2011年8月28日
  5. ^ 열 번째 유도탄고속함 ´임병래함´ 해군에 인도
  6. ^ 해군 15번째 유도탄 고속함 '박동진함' 취역、連合ニュース 2014年04月1日
  7. ^ 強風により建造中の海軍高速艇1隻沈没、聯合ニュース 2013年11月25日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]