浦項級コルベット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
浦項級コルベット
23番艦新興(PCC-783)
23番艦新興(PCC-783)
艦級概観
種別 コルベット (PCC)
艦名
建造者
運用者
建造期間 1982年 - 1993年
就役期間 1984年 - 就役中
同型艦
前級 東海級コルベット
次級
主要諸元
排水量 満載:1,220トン
全長 88.3 メートル (290 ft)
全幅 10.0メートル (32.8 ft)
吃水 2.9メートル (9.5 ft)
深さ {{{深さ}}}
機関 CODOG方式 1軸推進

MTU 538 TB82 ディーゼルエンジン
(6,260hp)×2基

LM2500 ガスタービンエンジン
(26,820hp)×1基
機関出力 {{{機関出力}}}
電力 {{{電力}}}
速力 32 ノット (59 km/h)
燃料 {{{燃料}}}
航続距離 4,000 海里 (7,400 km)(15ノット)
潜航深度 {{{潜航深度}}}
乗員 90人
搭載量 {{{搭載量}}}
装甲 {{{装甲}}}
兵装 {{{兵装}}}
搭載機 {{{艦載機}}}
搭載総数 {{{総艦載機数}}}
搭載艇 {{{艦載艇}}}
C4ISTAR {{{C4I}}}
レーダー {{{レーダー}}}
ソナー {{{ソナー}}}
電子戦
対抗手段
{{{電子戦}}}
特殊装備 {{{特殊装備}}}
その他 {{{その他}}}
リムパック演習にて楊万春(DDH-973)の左舷に停泊する原州(PCC-769)

浦項級コルベット(ポハンきゅうコルベット、朝鮮語: 포항급 초계함: Pohang-class corvette)は、韓国海軍コルベットである。

艦名は韓国国内の都市名に因んでおり24隻が建造された。日本では2010年3月26日に発生した天安沈没事件に際し、PS:哨戒艦として翻訳・報道[1]されたが、これはハングル表記の초계함を直訳した事によるものであり、正式な艦種はPCC(Patrol Combat Corvette)である。

概要[編集]

東海級コルベットに続いて建造されたコルベットであり、同級の拡大型である。初期の4隻をエグゾセ艦対艦ミサイルを主兵装とする対艦型、残る20隻を対潜型と区分するケースが多く見られるが、対潜兵装の短魚雷発射管爆雷は全艦に装備されており、対潜型も就役後ハープーン艦対艦ミサイルの搭載が行われている。これらのことから、任務で区分するより、建造時期により前期/後期として区分する方が適当と思われる。尚、後期型もレーダー等の違いから、更に前期/後期に区分できる。機関砲とレーダーの変更は、同時期に整備された蔚山級フリゲートと同様である。

1番艦の浦項が2009年に退役したことから、本級は今後順次退役して行くと見られる。沿岸域の防衛を担う本級や東海級コルベットや蔚山級フリゲートの代替として仁川級フリゲートが整備される予定である。また同じく沿岸域の防衛を担うチャムスリ級哨戒艇の後継としてコムドクスリ級ミサイル艇が整備されている。


兵装・電装要目[編集]

初期型 中期型 後期型
兵装 76 mm 62口径単装砲 ×1基 76 mm 62口径単装砲 ×2基
30mm連装機関砲 ×2基 40mm連装機関砲 ×2基
ミストラル近SAM単装発射機 × 1基
エグゾセMM38 SSM連装発射筒×2基 ハープーンSSM連装発射筒×2基(一部の艦)
Mk.32 3連装短魚雷発射管×2基
Mk.9爆雷投下軌条×2基(爆雷12発)
C4I SEWACO-7K WSA-423
レーダー レイセオンAN/SPS-64(V) 航海用 レイセオンAN/SPS-64(V) 航海用、Type-1810 対水上
WM-28 射撃指揮 Type 1802 射撃指揮
照準装置 LIROD×1基 Rademac 2400×2基
ソナー AN/SQS-58 PHS-32パッシブ・ソナー
電子戦 ULQ-11K ECM装置
Mk.36 SRBOCデコイシステム(Mk.137 6連装チャフ発射機×2基 9連装チャフ発射機×4基

同型艦[編集]

建造時期 # 艦名 建造 就役 退役
初期型 PCC-756 浦項(ポーハン) 韓国造船(現韓進重工業 1984年12月18日 2009年6月30日
PCC-757 郡山(クンサン) 韓国タコマ(現韓進重工業 1984年12月18日 2011年9月29日
PCC-758 慶州(キョンジュ) 現代重工業 1986年11月
PCC-759 木浦(モクポ) 大宇造船海洋 1986年8月
中期型 PCC-761 金泉(キムチョン) 韓国造船(現韓進重工業 1987年5月
PCC-762 忠州(チュンジュ) 韓国タコマ(現韓進重工業 1987年5月
PCC-763 晋州(チンジュ) 現代重工業 1988年6月
PCC-765 麗水(ヨス) 大宇造船海洋 1988年11月
後期型 PCC-766 鎮海(チンハエ) 韓国造船(現韓進重工業 1989年2月
PCC-767 順天(スンチョン) 韓国タコマ(現韓進重工業 1989年6月
PCC-768 裡里(イリ) 現代重工業 1989年6月
PCC-769 原州(ウォンジュ) 大宇造船海洋 1989年8月
PCC-771 安東(アンドン) 韓国造船(現韓進重工業 1989年11月
PCC-772 天安(チョナン) 韓国造船(現韓進重工業 1989年11月 2010年3月26日沈没
PCC-773 城南(ソンナム) 大宇造船海洋 1989年5月
PCC-775 富川(プチョン) 現代重工業 1989年4月
PCC-776 堤川(チェチョン) 韓国タコマ(現韓進重工業 1989年5月
PCC-777 大川(テチョン) 現代重工業 1989年4月
PCC-778 束草(ソクチョ) 現代重工業 1990年2月
PCC-779 栄州(ヨンジュ) 現代重工業 1990年3月
PCC-781 南原(ナムウォン) 大宇造船海洋 1990年4月
PCC-782 光明(カンミョン) 韓国タコマ(現韓進重工業 1990年7月
PCC-783 新興(シンフン) 韓国造船(現韓進重工業 1993年3月
PCC-785 公州(コンジュ) 韓国タコマ(現韓進重工業 1993年7月

末尾が0と4の艦番号は欠番である。

外部リンク[編集]

脚注[編集]