キンダ型巡洋艦
| キンダ型巡洋艦 | ||
|---|---|---|
| 艦級概観 | ||
| 艦種 | 巡洋艦 | |
| 艦名 | ||
| 前級 | スターリングラード級重巡洋艦(82型) | |
| スヴェルドロフ級巡洋艦(68-bis型) | ||
| 次級 | クレスタ-I型巡洋艦(1134型) | |
| 性能諸元 | ||
| 排水量 | 基準 4,450 トン | |
| 満載 5,500 トン | ||
| 全長 | 142.7メートル (468 ft) | |
| 全幅 | 15.8メートル (52 ft) | |
| 吃水 | 5.3メートル (17 ft) | |
| 機関 | 蒸気タービン(91,000hps); 2軸推進 | |
| ボイラー×4基+タービン×2基 | ||
| 速力 | 最大34ノット | |
| 乗員 | 339名(士官27名) | |
| 兵装 | AK-726 76mm連装砲 | 2基 |
| AK-630M 30mmCIWS | 4基 | |
| ZIF-101 連装ミサイル発射機 (M-1 ヴォルナSAM用; V-600 SAM×16発) |
1基 | |
| SM-70 4連装ミサイル発射機 (P-35 SSM×16発) |
2基 | |
| RBU-6000 12連装対潜迫撃砲 (RGB-60型対潜ロケット×96発) |
2基 | |
| 533mm 3連装魚雷発射管 (SET-65/53-65K型魚雷×6本) |
2基 | |
キンダ型巡洋艦(英語: KYNDA class Guided Missile Cruiser) または グロズヌイ級巡洋艦(ロシア語: Крейсера тип «Грозный», 英: Grozny class Guided Missile Cruiser) とはソビエト連邦で建造され使用されたミサイル巡洋艦。「キンダ型」とはNATOコードネームであり、ソ連ではプロィエークト58 (Проект 58) と呼ばれていた。
概要 [編集]
キンダ型の建造は1960年より開始され、1962年から順次に就役しはじめた。当初は12隻建造される予定であったが、1965年に竣工した4番艦で建造は打ち切られ、より大型の1134型ミサイル巡洋艦(クレスタ-I型)の整備に移行した。
キンダ型の前に建造されたスヴェルドロフ級巡洋艦までが砲を主兵装としていたのに対し、キンダ型は主兵装として、長射程の艦対艦ミサイルであるP-35 プログレス(SS-N-3b)の4連装発射機を1基ずつ、艦の前後にダブルエンダー方式で配置している。これはアメリカ海軍の機動部隊を意識した上での装備で、対艦ミサイルを主兵装とした巡洋艦はキンダ型がソ連では初めてであった。この他、艦対空ミサイルとしても、M-1 ヴォルナ (SA-N-1) 艦隊防空ミサイル・システム用のZIF-101 連装発射機×1基を艦前部に搭載し、艦後部には、AK-726 76mm連装砲×2基を背負い式に配置するなど、艦のサイズの割には重武装の艦となった。また、格納庫は無いもののヘリコプター用の甲板を艦尾に設けていたため、限定的ではあるがヘリ運用能力も有していた。
本型は、ソ連崩壊後に次々と現役を去っていったが、黒海艦隊のアドミラル・ゴロフコのみは1995年に現役復帰して黒海艦隊の旗艦となり、1999年のユーゴスラビア空爆の際には、偵察艦(情報収集艦)援護のため、カシン型、クリヴァク型と共にアドリア海に展開している。同艦は2002年まで在籍していた。
| # | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 | 配備先 | 除籍 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 780 | グロズヌイ Грозный |
1960年2月 | 1961年3月 | 1962年12月 | バルト艦隊 | 1991年6月 |
| 781 | アドミラル・フォーキン Адмирал Фокин |
1960年10月 | 1961年11月 | 1964年11月 | 太平洋艦隊 | 1993年6月 |
| 782 | アドミラル・ゴロフコ Адмирал Головко |
1961年4月 | 1962年6月 | 1964年12月 | 黒海艦隊 | 2002年末 |
| 783 | ワリャーグ Варяг |
1961年10月 | 1963年4月 | 1965年7月 | 太平洋艦隊 | 1990年4月 |