福井街角放送
福井街角放送本社が入居するフェニックス・プラザ | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒910-8503 福井県福井市田原一丁目13番6号 フェニックス・プラザ3階 |
設立 | 2001年(平成13年)9月20日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8210001004772 |
事業内容 | 放送法に基づく超短波放送事業 |
代表者 | 代表取締役社長 鳴尾健[1][2] |
資本金 | 1500万円(2020年時点) |
主要株主 |
鳴尾健 23.4% 福井ケーブルテレビ 13.1% 鳴尾裕子・稲津悦郎 各10.7% (2020年11月1日時点)[3] |
外部リンク | https://fm773.com/ |
特記事項:2002年6月より福井市出資第三セクター(比率0.3%) |
福井街角放送 | |
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愛称 |
福井街角放送 (旧愛称:Radioあいらんど) |
コールサイン | JOZZ5AI-FM |
周波数/送信出力 | 77.3 MHz/20 W |
本社・所在地 |
〒910-8503 |
設立日 | 2001年9月20日 |
開局日 | 2001年12月15日[1] |
演奏所 | 所在地と同じ |
送信所 |
福井県福井市足羽上町147番地 福井市自然史博物館屋上(足羽山) |
中継局 | なし |
放送区域 | #概要参照 |
公式サイト | https://fm773.com/ |
福井街角放送株式会社(ふくいまちかどほうそう)は、福井県福井市およびその周辺地域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行っている特定地上基幹放送事業者である。福井街角放送の愛称でコミュニティ放送をしている。日本国内150番目、同県では最初に開局したコミュニティ放送局。
概要
[編集]- 識別符号:ふくいまちかどエフエム
- 放送区域:福井県福井市、鯖江市、坂井市の大部分、吉田郡永平寺町の一部。また福井ケーブルテレビ、さかいケーブルテレビではケーブルテレビで(555ch、ガイドチャンネル)、旧こしの国ケーブルテレビ(2018年4月に福井ケーブルテレビに統合)ではラジオのFM77.3MHzでそれぞれ再送信を行っている[4]。
- 送信所の隣接地には福井放送(FBC)のアナログテレビ塔がある。
自主制作以外の番組はミュージックバードの番組を放送。また、インターネットラジオへの配信は、2016年4月1日に北國新聞系列で石川県・富山県にあるコミュニティ放送局4社(ラジオかなざわ・ラジオこまつ・ラジオななお・ラジオたかおか)が一斉に開始したことに伴い、2021年時点で北陸3県のラジオ局で唯一ネット配信を行っていない[注釈 1]。
歴史
[編集]2001年開局。福井放送のアナウンサーであった鳴尾健が本放送局構想を興し、それまで勤めていた同社を退職[1]、出資者を募り開局に至る。その多くは地元の商店主など出資額5万円の一株株主で、福井市も一株株主として開局翌年に加わっている。
開局当初の愛称はRadioあいらんど(レディオあいらんど)であった。福井街角放送に愛称変更後も、平日生ワイド番組のタイトルに2021年時点も「あいらんど」が付いている。
沿革
[編集]- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)6月 福井市より出資を受け第三セクター化。
- 2005年(平成17年)
- 10月 従前のミュージックバードに加えJ-WAVEの再送信を開始。
- 12月15日 音声出力を10Wから20Wに増強。
- 2006年(平成18年)
- 11月 J-WAVEの再送信を終了。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)
- 11月 福井駅西口のサテライトスタジオ「駅前情報館」からの放送開始。
- 2010年(平成22年)
- 12月 宝島王国内のサテライトブースからの生放送終了。
- 12月 福井市江守中町の100満ボルト内のサテライトブースからの生放送開始(翌年3月に閉鎖)。
- 2016年(平成28年)
- 4月 本社・スタジオを福井市中央1丁目から同市田原1丁目のフェニックス・プラザ内へ移転[4]。
- 12月10日 開局15周年の企画として、周波数にちなんだ「773分落語会」をハピリンで開催[4]。
- 2021年(令和3年)
主な自社制作番組
[編集]現在の番組
[編集]2022年1月時点。現在の番組の詳細は、公式サイトのタイムテーブルを参照。
- 上方演芸会(月曜 - 金曜 7:00 - 8:00)
- 富山シティエフエム(City-FM、土曜 5:00 - 6:00)および新川コミュニティ放送(ラジオ・ミュー、日曜 9:00 - 10:00)にネット。
- モーニングあいらんど(月曜 - 金曜 8:00 - 10:00)
- Radioあいらんど(月曜 - 金曜 16:00 - 18:00)
- デイリーよしもとラジオ(月曜 - 金曜 17:30 - 17:40)
- 50'Sコレクション(毎日 0:00 - 7:00)
- 単独放送
- ひるDOKIあいらんど(金曜 12:00 - 13:00)
- Campus Station(金曜 18:00 - 19:00)
- アーティストセレクション(土曜 12:00 - 13:00、再放送:水曜 18:00 - 19:00)
過去の番組・コーナー
[編集]- たんたん竹本あっぱれ鳴尾(月曜 - 金曜 17:30 - 17:40)
- Goodevening Goodtiming Goodmusic (平日 18:00 - 18:15、18:45 - 19:00)
- What's new?(日曜 18:00 - 18:30)
- 福井競輪最終日・最終レースの実況中継
- 現在、福井競輪の中継は福井ケーブルテレビでのみ実施している。
パーソナリティ
[編集]現在
[編集]- 鳴尾健(代表取締役社長)[1]:モーニングあいらんど・J-POPグラフィティ・上方演芸会
- 織田玲子:モーニングあいらんど(月曜 - 金曜)・アーティストセレクション
- 大村麻紀:ひるDOKIあいらんど・Radioあいらんど(水曜・木曜)
- 野田祐美子:Radioあいらんど(月曜・火曜)
- 飯めしあがれこにお[6]:ウイークリーよしもとラジオ
- 橋詰充子:Campus Station
過去
[編集]- 高山ちえみ:モーニングあいらんど(月曜)
- さかいちよみ。:Radioあいらんど(金曜)
- 竹本浩三:たんたん竹本あっぱれ鳴尾
万博関連
[編集]2005年日本国際博覧会(愛・地球博)のイベント放送局「FM LOVEARTH」と同じ周波数であることから、「77.3MHz」のネオンサインとログハウス風のスタジオを中部日本放送(当時、現在のCBCラジオ)およびZIP-FMより無償で譲渡された[7]。このスタジオを利用し、福井駅西口に観光案内所とFMラジオスタジオ、イベント用ステージを併設した「アテンダント館」が2009年11月8日にオープンした。なお、福井駅西口の再開発に伴い、スタジオは閉鎖されている。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “北陸の「20歳」たち:/4 県内初のコミュニティーFM局「福井街角放送」 リスナーと同じ距離感で/ 北陸”. 毎日新聞. (2021年1月6日). オリジナルの2021年1月6日時点におけるアーカイブ。 2021年12月27日閲覧。
- ^ a b “福井で三浦春馬さん主演「天外者」特別上映会 地元FM局20年記念、監督トークも”. 福井経済新聞 (2020年12月17日). 2021年12月27日閲覧。
- ^ 基幹放送事業者の議決権保有状況等 コミュニティ放送事業者 - 総務省電波利用ホームページ
- ^ a b c “福井街角放送が「773分落語会」 開局15年記念、ラジオ周波数にちなみ”. 福井経済新聞 (2016年12月2日). 2018年9月17日閲覧。
- ^ “三浦春馬さん撮影現場で見せた心意気 映画「天外者」、田中光敏監督の思い出”. 福井新聞ONLINE. (2021年1月24日). オリジナルの2021年1月24日時点におけるアーカイブ。 2021年12月27日閲覧。
- ^ “お笑い 古里で向き合う”. 読売新聞オンライン. (2021年11月19日). オリジナルの2021年11月18日時点におけるアーカイブ。 2021年12月27日閲覧。
- ^ “愛・地球博公式ラジオステーション「FM LOVEARTH」スタジオの再利用について”. 中部日本放送 (2005年9月29日). 2018年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月27日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 福井街角放送
- 【公式】福井街角放送 FM77.3 (@fukuimachikado) - X(旧Twitter)
- 福井街角放送株式会社 - YouTubeチャンネル