「スーパーラグビー」の版間の差分
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2016年1月27日 (水) 12:19時点における版
開始年 | 1996 |
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主催 | SANZAR |
チーム数 | 18チーム |
公式サイト | |
公式ウェブサイト |
スーパーラグビー(英語: Super Rugby)は、ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ共和国・アルゼンチン・日本の5か国、計18のクラブチームにて行われるラグビーユニオンの国際リーグ戦の呼称である。
概要
南アフリカ共和国(SA)、ニュージーランド(NZ)、オーストラリア(AR)で組織されるSANZARにより運営されるラグビーの国際リーグ戦。SANZARはザ・ラグビーチャンピオンシップ運営も担当する。
毎年2月から7月までの21週間に渡り、期間限定のスーパークラブを編成。
2015年シーズンまで
南アフリカ共和国、ニュージーランド、オーストラリアの各国ごとにカンファレンスを構成し、レギュラーシーズンとして、各チーム16試合を行う。 その内訳は、同一カンファレンス内では、ホーム&アウェーで各チームが8試合、異なるカンファレンスとは、4試合ずつ(異なるカンファレンスでは1チームずつ対戦しない相手がいる)の計8試合である。 各週5~7試合が開催され(期間中、各チームは5週(5試合)休み)、計120試合が行われる。各チーム8試合が本拠地開催となる。 各カンファレンスの勝ち点(ポイント)とボーナスポイントを合わせた総勝ち点数1位と残り12チームのうちの総勝ち点上位3チームが、ファイナルシリーズに進出し、プレーオフトーナメントを行う。総勝ち点数の1位と2位がシードとなり、3位から6位のチームが準決勝進出決定プレーオフを行う。3位決定戦は行われない。
2016年シーズン
18チームに増加したことを受けて、カンファレンス構成を変更した。南アフリカグループ、オーストラリア・NZグループの2つに大別し、さらに南アフリカグループ内では、アフリカ カンファレンス1(4チーム)、アフリカ カンファレンス2(4チーム)の2カンファレンス、オーストラリア・NZグループ内では、ニュージーランド カンファレンス(5チーム)、オーストラリア カンファレンス(5チーム)に分けた。
レギュラーシーズンとして、各チーム15試合を行う。対戦相手として、南アフリカグループのチームは、所属カンファレンス内で全チームとホーム&アウェー戦を実施(6試合)し、所属しないカンファレンスチームとは1回ずつ対戦(4試合)、オーストラリア・NZグループのうちの5チームと各1試合対戦(5試合)する。
オーストラリア・NZグループのチームは、所属カンファレンス内では全チームと対戦(うち2チームとはホーム&アウェー)(6試合)、所属しないカンファレンスのチームおよび南アフリカグループのチームと9試合対戦する。
各カンファレンス1位の4チームとワイルドカード4チーム(南アフリカグループは各カンファレンス1位を除く6チームで勝ち点が一番多い1チーム、オーストラリア・NZグループは各カンファレンス1位を除く8チームで勝ち点の多い上位3チーム)の計8チームがファイナルシリーズに進出し、プレーオフトーナメントを行う。
歴史
オーストラリアでのラグビーリーグ(13人制ラグビー/RLF)人気に対抗するため、ニューサウスウェールズラグビー協会の招待試合を始まりに、1986年から1991年まで開催された6チーム参戦の“サウスパシフィック・チャンピオンシップ”に起源を持つ。当時の参加チームは、オーストラリア(ニューサウスウェールズ、クイーンズランド)、ニュージーランド(オークランド、ウェリントン、カンタベリー)、フィジーの6チーム。サウスパシフィック・チャンピオンシップは1992年にトーナメント制試合“スーパー6”へ移行する。
1993年に、南アフリカとパシフィック・トライネイションズの優勝国が新たに参戦する国際トーナメント“スーパー10”が開催されスーパー6から名称変更される。参加チームはオーストラリア(ニューサウスウェールズ、クイーンズランド)、ニュージーランド(前年のニュージーランド州代表選手権上位4チーム)、南アフリカ(前年のカリーカップ上位3チーム)、パシフィック・トライネイションズ(前年のフィジー、トンガ、西サモアによるラグビー国際試合の優勝国)の計10チーム。スーパー10は1993年から1995年までの3シーズン開催された。
その後、オーストラリアとニュージーランドでのラグビーリーグの人気への対抗、また、南アフリカラグビーチームの強化を目的として、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3協会による合弁事業としてSANZARが設立される。 SANZARは、1996年から2005年まで12チーム参戦の国際リーグ戦“スーパー12”を開催。放映権売却による大型スポンサー契約を獲得し、期間限定のプロラグビーチームを結成。ラグビーの世界的な強豪3か国による国際リーグ戦が開始された。当初はオーストラリアから3チーム、ニュージーランドから5チーム、南アフリカから4チームの計12チームが参戦し国際リーグ戦を展開したが、2006年シーズンに新たに2チームが新規参入したため、“スーパー14”へと名称変更された。さらに2011年シーズンからレベルズ(オーストラリア・メルボルン)が新規参入するため“スーパーラグビー”となった。
そして2014年11月20日に2016年シーズン以降からのスーパーラグビーへの南アフリカチームのキングスと日本チームのサンウルブズとアルゼンチンチームのジャガーズ[1]の参加が決定し、18チームになる予定である[2]。
ルール
- ラグビーユニオンルールを採用している。
- レギュラーシーズンにおける勝ち点(ポイント)は以下の通り。
- 勝利:4ポイント
- 引き分け:2ポイント
- 敗戦:0ポイント
- ボーナスポイント
- 勝利、引き分け、敗戦を問わず、各チーム4トライ以上を得た場合ボーナスポイント1が加算される。
- 敗戦チームは勝利チームとの総得点差が7点またはそれ以下の場合ボーナスポイント1が加算される。
- 上記より、1試合につき勝利チームには最大5ポイント、敗戦チームでも最大2ポイントを獲得することができる。
参加チーム
プール戦のグループ | 国・地域名 | チーム | 参加年 | 本拠地 | ホームスタジアム | 優勝回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オーストラリア・ニュージーランドグループ | オーストラリアディビジョン | オーストラリア | ブランビーズ | 1996 | 首都特別地域キャンベラ | キャンベラ・スタジアム | 2 |
ワラタス | 1996 | ニューサウスウェールズ州シドニー | アリアンツ・スタジアム | 1 | |||
レッズ | 1996 | クイーンズランド州ブリスベン | サンコープ・スタジアム | 1 | |||
フォース | 2006 | 西オーストラリア州パース | nibスタジアム | 0 | |||
レベルズ | 2011 | ビクトリア州メルボルン | AAMIパーク | 0 | |||
ニュージーランドディビジョン | ニュージーランド | ブルーズ | 1996 | オークランド地方オークランド | イーデン・パーク | 3 | |
チーフス | 1996 | ワイカト地方ハミルトン | ワイカト・スタジアム | 2 | |||
クルセイダーズ | 1996 | カンタベリー地方クライストチャーチ | AMIスタジアム | 7 | |||
ハイランダーズ | 1996 | オタゴ地方ダニーデン | フォーサイスバー・スタジアム | 1 | |||
ハリケーンズ | 1996 | ウェリントン地方ウェリントン | ウエストパック・スタジアム | 0 | |||
南アフリカグループ | グループ1 | 南アフリカ共和国 | ブルズ | 1996 | ハウテン州プレトリア | ロフタス・ヴァースフェルド | 3 |
ストーマーズ | 1996 | 西ケープ州ケープタウン | ニューランズ・スタジアム | 0 | |||
チーターズ | 2006 | フリーステイト州ブルームフォンテーン | フリーステイト・スタジアム | 0 | |||
日本 | サンウルブズ | 2016 | 東京都港区 | 秩父宮ラグビー場,シンガポール・スポーツ・ハブ[3] | 0 | ||
グループ2 | 南アフリカ共和国 | キングス | 2013 | 東ケープ州ポートエリザベス | ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアム | 0 | |
ライオンズ | 1996 | ハウテン州ヨハネスブルグ | エミレーツエアライン・パーク | 0 | |||
シャークス | 1996 | クワズール・ナタール州ダーバン | キングス・パーク・スタジアム | 0 | |||
アルゼンチン | ジャガーズ | 2016 | ブエノスアイレス州ブエノスアイレス自治市 | エスタディオ・ホセ・アマルフィターニ | 0 |
歴代優勝決定戦結果
年 | 開催日 | 開催地 | 勝利チーム | スコア | 敗戦チーム |
---|---|---|---|---|---|
1996年 | 5月25日 | イーデン・パーク | ブルーズ | 45-21 | シャークス |
1997年 | 5月31日 | イーデン・パーク | ブルーズ | 23-7 | ブランビーズ |
1998年 | 5月30日 | イーデン・パーク | クルセイダーズ | 20-13 | ブルーズ |
1999年 | 5月30日 | カリスブルック | クルセイダーズ | 24-19 | ハイランダーズ |
2000年 | 5月27日 | ブルース・スタジアム | クルセイダーズ | 20-19 | ブランビーズ |
2001年 | 5月26日 | ブルース・スタジアム | ブランビーズ | 36-6 | シャークス |
2002年 | 5月25日 | ジェイド・スタジアム | クルセイダーズ | 31-13 | ブランビーズ |
2003年 | 5月24日 | イーデン・パーク | ブルーズ | 21-17 | クルセイダーズ |
2004年 | 5月22日 | キャンベラ・スタジアム | ブランビーズ | 47-38 | クルセイダーズ |
2005年 | 5月28日 | ジェイド・スタジアム | クルセイダーズ | 35-25 | ワラタス |
2006年 | 5月27日 | ジェイド・スタジアム | クルセイダーズ | 19-12 | ハリケーンズ |
2007年 | 5月19日 | ABSAスタジアム | ブルズ | 20-19 | シャークス |
2008年 | 5月31日 | AMIスタジアム | クルセイダーズ | 20-12 | ワラタス |
2009年 | 5月30日 | ロフタス・ヴァースフェルド | ブルズ | 61-17 | チーフス |
2010年 | 5月29日 | オーランド・スタジアム | ブルズ | 25-17 | ストーマーズ |
2011年 | 7月9日 | サンコープ・スタジアム | レッズ | 18-13 | クルセイダーズ |
2012年 | 8月4日 | ワイカト・スタジアム | チーフス | 37-6 | シャークス |
2013年 | 8月3日 | ワイカト・スタジアム | チーフス | 27-22 | ブランビーズ |
2014年 | 8月2日 | ANZスタジアム | ワラタス | 33-32 | クルセイダーズ |
2015年 | 7月4日 | ウエストパック・スタジアム | ハイランダーズ | 21-14 | ハリケーンズ |
テレビ中継
世界41か国に中継され、1000万人以上が視聴している。
日本ではJ SPORTSが全試合放送していたが、2009年は各週4試合のみの放送となった。2015年は日本人選手が所属するチームを主に毎節2~3試合生中継を中心に放送した。
日本代表選手(現在・過去)
- 田中史朗 - ハイランダーズ
- 堀江翔太 - レベルズ
- マレ・サウ - レベルズ、ブルーズ
- リーチマイケル - チーフス
- 稲垣啓太 - レベルズ
- ツイヘンドリック - レッズ
- 松島幸太朗 - ワラタス
- 山田章仁 - フォース
- 五郎丸歩 - レッズ
※スーパーラグビーチーム所属後に代表入りした選手は除く、太字はキャップ獲得選手(上段より獲得順)
サンウルブズ所属選手については当該ページを参照
脚注
- ^ SRアルゼンチンチームはジャガーズ! W杯4強のスターが多数スコッド入り
- ^ 日本ラグビーフットボール協会.2016年シーズン以降の『スーパーラグビー』日本チーム参加決定
- ^ 秩父宮ラグビー場で主にホームでの試合を行い、ホームの内で3試合をシンガポールのシンガポール・スポーツ・ハブで行う予定。
外部リンク
- 公式ウェブサイト (英語)
- スーパーラグビー (SuperRugby) - Facebook (英語)
- スーパーラグビー (@SuperRugby) - X(旧Twitter) (英語)
- スーパーラグビー - YouTubeチャンネル (英語)
- J SPORTSによる紹介