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2012年3月19日 (月) 15:23時点における版

ソニーモバイルコミュニケーションズ(AB)
Sony Mobile Communications AB
ソニーモバイルコミュニケーションズ ロゴ
種類 LLC
略称 SMC
本社所在地  スウェーデン
Nya Vattentornet
SE-221 88 Lund[1]
本店所在地 イギリスの旗 イギリス
Sony Ericsson House
202 Hammersmith Road
W6 7DN London[1]
設立 2001年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 7010401045660 ウィキデータを編集
事業内容 携帯電話端末等の製造販売
代表者 バート・ノードバーグ
売上高 62億9400万ユーロ(2010年)[2]
純利益 9,000万ユーロ(2010年)[2]
従業員数 7,500人(2010年12月)[2]
主要株主 ソニー (100%)
外部リンク http://www.sonymobile.com/
特記事項:スウェーデンの本社は登記上の本社
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ソニーモバイルコミュニケーションズSony Mobile Communications、略称SMC)は、日本の大手家電メーカーであるソニーの100%出資による携帯電話メーカーである。ソニーグループの一員であり、英国に本社がある。以前はエリクソンとの合弁事業であり、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(Sony Ericsson Mobile Communications、略称SEMC)と称していた。

本項目では本部の概要と、日本法人であるソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社(旧:ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社)の事業展開について記す。

本部の概要

スウェーデンルンド(エリクソンの本社所在地でもある)は、登記上の本社所在地であり、グループの実質的な本部機能は英国ロンドンに置いている[1]。また、以下の都市に地域拠点を置いている。

ソニーの携帯電話は高いデザイン性であったものの、後発で市場シェアも低く単独では生き残れないと判断し、同じく端末世界最大手のノキアフィンランド)の攻勢で端末事業が苦境にあったエリクソン(スウェーデン)との合弁事業の道を選んだ。前社長までマイルス・フリント、小宮山英樹とソニー出身者が続いたが、2009年10月15日にエリクソン出身のバート・ノードバーグと交代している。2009年第1四半期は、世界的な販売不振により、赤字を記録した。

世界シェアはノキア・サムスン電子LG電子Apple Inc.Research In Motionに続く第6位(2010年第3四半期)。Android端末に限定すると、2011年度第3四半期時点で11%のシェアを有する[2]

2011年10月27日、ソニーはエリクソンの保有するソニー・エリクソンの50%分の株式を10億5,000万ユーロ(当時の日本円で約1,123億円)の現金で取得し、ソニー・エリクソンをソニーの完全子会社とすることで両社が合意したと発表した[2]。その後、両社の取締役会での承認や各国において必要とされる政府当局または監督官庁の承認を得た上で2012年2月15日に株式移転が行われ、ソニー・エリクソンはソニーの完全子会社となった[3]。なお、ソニーとエリクソンは合弁解消後もワイヤレス分野での協業を継続するとしている。

なお、株式移転に先立つ2012年1月9日、アメリカラスベガスでのコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES) のプレスカンファレンスの席上で、ソニー副社長の平井一夫により、合弁解消後のソニー・エリクソンの新社名を「ソニーモバイルコミュニケーションズ」 (Sony Mobile Communications) とし、ブランドはSonyを使用することを発表している[4]

日本国外での販売機種

欧州・アジア向け機種のうち主なものをとりあげる。 一部ではあるが、日本国内の海外携帯電話販売店にて販売されている。

モデル名先頭の英字の意味はおおむね以下の通り。

  • C - Cyber-shot携帯(2008年に新たにカテゴライズされた)
  • D - T-Mobile向けモデル
  • F - Vodafone向けモデル
  • G - コンパクトタッチスクリーン(2008年に新たにカテゴライズされた)
  • J - ストレート(ローエンド
  • K - ストレート(ハイエンド)・Cyber-shot携帯(~2008年)
  • M - UIQスマートフォン
  • P - ビジネス向けUIQスマートフォン
  • R - AM/FMラジオ搭載モデル
  • S - 回転型もしくはスライド型のファッション、カメラ重視モデル
  • T - ストレート(旧機種)
  • TM - T-Mobile USA向けモデル
  • U - エンターテイメント重視モデル
  • V - Vodafone向けモデル
  • W - ウォークマン携帯
  • X - コンバージェンス・Xperiaシリーズ(2008年に新たにカテゴライズされた)
  • Z - 折りたたみ型のデザイン重視モデル

なお、末尾の英小文字は販売地域の違いを表している。i は全世界向け(international )、a はアメリカ州向け、c は中国大陸向けである。

GSM端末

J210i
低価格のトライバンドの重さわずか74gのストレート端末。
Z200
低価格のトライバンドで重さ98gのフリップ式端末で、折りたたみ式着せ替え端末。
T68i
エリクソン端末のテイストを残す、背の低い小型ストレート端末。カメラはオプション。後の機種にも受け継がれる特徴的なジョイスティックを採用。Mac OS XiSyncBluetoothにてシンクロする機能の紹介において、シンクロ先の携帯電話のモデルとなっていた。東南アジアではニセモノが出回る。
Z600
カメラ、Java、Bluetoothを搭載。高機能トライバンド携帯。折りたたみ式着せ替え端末。大ヒットモデルとなる。
T610
premini-IIに似た外見をもつ、ソニー色の強い端末。カメラ、Java、Bluetoothを搭載。高機能トライバンド携帯。機能的にはZ600とほぼ同じ。筐体やボタンが高級テイストなT630もある。大ヒットモデルとなる。
W800i
初のウォークマン携帯。2メガピクセルカメラ搭載。スタイリッシュなデザイン。
S700i
SO505iSに似た180°回転モデル。
K790
サイバーショット携帯。3.2メガピクセルで、フラッシュも搭載。カメラ時には「Cyber-shot」と似たようなユーザーインターフェースになる。K800と機能とデザインは同じ。
C902
サイバーショット携帯。5.0メガピクセルで、タッチ・スクリーン式のパネルとなる。映画007 慰めの報酬においてダニエル・クレイグ扮するジェームス・ボンドは銀色のモデルを実際に使用している。

W-CDMA端末

W880i
Z750i
ソニー・エリクソン初のUMTSとGSMクワッドバンドのデュアルモード対応端末。HSDPAにも対応している。
Z750a
Z750iの基本スペックに加え、北米圏のUMTSの周波数帯に対応させたタイプ。もちろん、HSDPAにも対応している。
Z1010
ソニー・エリクソン初のUMTS端末。大型の折りたたみ。
Z800i/V800
802SE発売の後にリリースされた海外版。欧州では高い評価を得ている。V800は欧州Vodafone向け。
K600i/V600i
ストレートのUMTS / GSM端末。V600iは欧州Vodafone向け。
W900
UMTS初のウォークマン携帯。大容量内蔵メモリ・2メガピクセルAFカメラなどの特徴を持つ。
W910
スライド式のウォークマン携帯。GSM AssociationのBest Mobile Handset or Deviceを受賞した(2008年)。
W880
ウォークマン携帯。9.4mmという薄さを実現。日本では未発売だが東京で開発された。[5]
K800
世界初のサイバーショット携帯。 2006年2月販売開始。3.2メガピクセルAFカメラとキセノンフラッシュを搭載。BestPic機能により1回のシャッターで9カット分自動連写しその中から好きなベストショットを保存する事が出来る。欧州を中心に大ヒットした。2007年にGSM AssociationのBest 3GSM Mobile Handset or Deviceを受賞。側面左側にメモリースティックマイクロ(M2)スロットを備える。3G対応以外は全てK790と同じ。2006年10月に映画007とのコラボレーション企画として銀色モデルが発売された。
W950
Symbian OS v9.1+UIQ 3搭載。スマートフォン兼Walkman携帯。タッチスクリーンとテンキーを備える。4GBのフラッシュメモリを内蔵していて最大1000曲入れることが出来る(1曲4分、128Kbpsで換算)。また、RDS搭載FMラジオ、RSS対応Opera 8.0搭載。BluetoothがA2DPに対応しているのでBluetoothヘッドホンで音楽を聴くことも可能である。

スマートフォン

P990i
M600
SymbianOS v9.1、 UIQ 3.0を採用。2006年2月に発売開始。通信方式はUMTSとGSM。タッチパネルとシーソー型のQWERTYキーパッド搭載(キーの数は20個)。Bluetoothと赤外線に対応しているが無線LANには対応していない。カメラ機能は搭載されていない。メモリースティックマイクロ(M2)スロットを備える。
P800
SymbianOS/UIQプラットフォームを採用したスマートフォン。タッチパネルとフリップ型のキーパッド、メモリースティックDuoスロットを備える。
P900
P800の後継機。動画撮影可能。
P910
P900の後継機。フリップの裏にフルキーボードを備える。P990、P1と共に、BlackBerryコネクトというBlackBerryクライアントソフトを利用できる。
P990
P910の後継機。Symbian 9.1、UIQ 3とUMTSを採用したPシリーズ機種。2006年8月に発売。
P1
P990の後継機。2007年発売。Symbian OS v9.1、UIQ 3.1。通信方式はUMTSとGSM。M600と同様にタッチパネルとシーソー型のQWERTYキーパッドを搭載。Bluetoothと赤外線に加え無線LANに対応。
XPERIA X1
Sony Ericsson初のWindows Mobile機。台湾のHTC社のOEM製品。独自UI「XPERIAパネル」を搭載。対応周波数はGSMが、850/900/1800/1900MHz。EDGE対応。UMTSは850/900/1700/1900/2100MHz。HSDPAだけでなくHSUPAにも対応している。さらにBluetoothGPSも搭載している。
XPERIA X2
XPERIA X5
XPERIA X10
Sony Ericsson初のAndroid機。クアルコムSnapdragonチップセット(プロセッサコアは1GHz動作)、384MバイトのRAMと1GバイトのROMを搭載。独自インターフェースとなる「UXプラットフォーム」を搭載している。
Xperia X10 mini
Xperiaシリーズのエントリーモデルとして登場したモデルで、X10を小型化・低スペック化したモデルである。
Xperia X10 mini Pro
X10 miniにキーボ-ドを搭載したモデル。
Xperia X8
Xperiaシリーズのミドルグレードモデル。サイズもX10とX10 miniの中間に位置するモデルである。
Xperia arc
X10の後継機種。アークデザインが特徴。
Xperia PLAY
プレイステーション スイートに対応したモデル。スライド式のゲームコントローラーを備える。
Xperia neo
Vivazのデザインを継承したモデルで、arcと同様のスペックを備えたモデルである。
Xperia pro
neoにキーボードを搭載したモデル。
Xperia mini
X10 miniの後継機種。ディスプレイ、メモリ、プロセッサなどがスペックアップしている。
Xperia mini pro
miniにキーボードを搭載したモデル。
Xperia ray
スリム化軽量化したモデル。
Xperia S
HDディスプレイを採用したハイエンドモデル。NFCを搭載。
Xperia ion
米国・AT&T専用のモデル。LTEに対応。

Bluetoothアクセサリー

型番は全世界共通である。以下の商品は日本でも販売されている。

  • MH1 Xperia向けマイク付きステレオヘッドセット (Sony Ericsson Store限定)
  • DK300 Xperia PLAY専用マルチメディアドック (Sony Ericsson Store限定)
  • MW600 ワイヤレスステレオヘッドセット
  • LiveView MN800 Xperia向けマイクロディスプレイ (Sony Ericsson Store限定)
  • MS430 メディアスピーカースタンド  (Sony Ericsson Store限定)
  • VH410 ワイヤレスヘッドセット

日本法人の概要

ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
Sony Mobile Communications Japan, Inc.
ソニーモバイルコミュニケーションズ ロゴ
種類 株式会社
略称 SMC(J)
本社所在地 108-0075
東京都港区港南1丁目8番15号 Wビル
設立 2001年10月1日
業種 情報・通信業
法人番号 7010401045660 ウィキデータを編集
事業内容 携帯電話機器の製造販売
代表者 代表取締役社長 仲井一雄
資本金 30億円
従業員数 約1,000人
主要株主 SMC 100%
外部リンク http://www.sonyericsson.co.jp/
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XPERIA Play(SO-01D)
XPERIA arc(SO-01C)
XPERIA(SO-01B)
SO906i
SO905i
SO903i
SO902iWP+
SO505i

日本法人はソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社 (Sony Mobile Communications Japan, Inc.) で、略称はSMC(J)。SMC本部の100%子会社(ソニーの孫会社)である。本社は東京都港区。旧社名は「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社」。

旧エリクソン製の携帯が日本国内ではほとんど販売されていなかったこともあり、エリクソンとの合弁当初から事実上ソニーの携帯ブランドを引き継いだ形となっている。

2009年7月時点ではKDDIおよび沖縄セルラー電話の各auブランド向け端末(iidaブランドを含む)を供給している。NTTドコモ向けについては一部見直しを図っており、2008年冬モデルから2010年4月にXperia (SO-01B) をリリースするまで、新規端末を一旦休止していた(休止前後にはNTTドコモ向け端末の供給中止の噂も流れたが、公式リリースにて否定している[6])。ただし、2010年以後もドコモ向けはスマートフォンのみであり、フィーチャーフォンはauからのみの発売となっている。

2012年3月8日付をもって、親会社の商号変更に追随する形で現社名に変更している[7]


横須賀リサーチパークに研究施設を持つ。

日本での販売機種

旧ソニー、旧エリクソン時代を含む。

NTTドコモ

SO-03D (Xperia acro HD)
2012年3月発売予定。新たに防水性能・デュアルコアCPU・HD液晶を搭載。
SO-02D (Xperia NX)
20122月24日発売。ディスプレイとキーの間に透明なパーツを配置した独特のデザインを採用している。
SO-01D (Xperia Play)
2011年10月発売。PlayStation Storeよりダウンロードすることによりプレイステーションのゲームを楽しむことが出来る世界初のandroid OSを搭載したスマートフォン。
SO-03C(Xperia ray)
2011年8月27日発売。Xperia arcをベースに小型化およびテザリングを実現したスマートフォン。Android 2.3を搭載。
SO-02C(Xperia acro)
2011年7月9日発売。Xperia arcをベースにワンセグや赤外線通信、FeliCaを搭載したスマートフォン。Android 2.3を搭載。
SO-01C(Xperia arc)
2011年3月24日発売。Xperiaの後継機種。Xperia arcの日本版・ドコモ向けモデル。Android 2.3を搭載。
SO-01B (Xperia)
2010年4月1日発売。およそ2年ぶりとなるドコモ向け端末。Android搭載のスマートフォンXperia X10の日本語版・ドコモ向けモデル。
SO706i
2008年7月4日発売。ワンセグ、Style-Upパネルに対応。
SO906iBRAVIAケータイ
2008年6月2日発売。加速度センサーを搭載。
SO705i
2008年2月22日発売。Style-Upパネルに対応。
SO905iCSCyber-shotケータイ)
2008年2月15日発売。日本向けで初めてCyber-shotの名を冠した携帯。
SO905i
2007年11月29日発売。ワンセグに対応し、初のFOMAハイスピード対応端末。
SO704i
2007年7月13日発売。SO703iのマイナーチェンジモデルで、基本的な部分は同じとなっている。
SO903iTV(BRAVIAケータイ)
2007年6月22日発売。NTTドコモ向けでは初のワンセグ対応機種。
SO703i
2007年2月23日発売。着せ替えパネルにパネルに合わせた「アロマシート」が貼れ、香りも着せ替えられる。
SO903i
2006年11月25日発売。携帯電話初のメモリースティック DuoとminiSDカードの2種類の外部メモリーに対応。
SO902iWP+
2006年6月30日発売。SO902iのマイナーチェンジバージョン。防水機能を搭載している。
SO702i
2006年5月26日発売。SOシリーズ初の70xiシリーズのFOMA端末。
SO902i (FOMA STICK)
2006年3月21日発売。SOシリーズ初のFOMA端末かつFOMA初のストレート端末。開発コンセプトを紹介する書籍「MISSING PIECE」が全国の書店で販売された。
SO213iWR (RADIDEN)
2005年10月1日発売。FM、AM、TVの3バンドラジオチューナーつき携帯電話。AMチューナーが携帯電話に装備されるのは世界初。
SO506iS (premini-IIS)
2005年5月27日発売。premini-IIのマイナーチェンジモデル。
SO506i (premini-II)
2005年2月10日発売。premini、premini-Sのフルチェンジモデル。
SO213iS (premini-S)
2004年11月26日発売。preminiのマイナーチェンジモデル。
SO506iC
2004年7月23日発売。iモードFeliCaおサイフケータイ)搭載初モデルのひとつ。
SO213i (premini)
2004年7月1日発売。超小型ストレートモデル。
SO505iS
2003年12月12日発売。SO505iのマイナーチェンジモデル。機能はSO505iと共通。ジョグダイヤルがディスクジョグに変わった。ATRAC3形式の音楽再生機能搭載。
SO505i
2003年6月4日発売。形が180°回転型に変わった。この機種以降、地域で異なっていた発売日が全国統一された。
SO212i
2002年11月発売。ドコモ向けのソニー・エリクソン端末としては初めて着せ替えパネルを採用。なお、au向けの着せ替えモデルとはパネルの互換性はない。
SO504i
2002年6月発売。折りたたみ式。同社製品としては初めてサブディスプレイを搭載(名称は「クイックディスプレイ」)。「どこでもいっしょ」の人気キャラクター「トロ」を内蔵。旧型の「SO503i・SO503iS」とは対照的なシックなデザインで、センタージョグも健在であり、既に販売終了から3年以上経過しても、使いやすさには好評であり人気は根強い。
SO211i
2002年2月発売。ドコモ向け初のソニー・エリクソン製端末。平均的なスペックで、シンプルな端末。
SO503iS
2001年9月発売。SO503iのマイナーチェンジモデル。前作の問題点を改善したのみにとどまり、外観やスペックに劇的な変化は見られなかった。
SO210i
2001年8月発売。小型折りたたみ端末。メール検索機能を搭載。重量は80g台で、かなりの軽量。
SO503i
2001年3月発売。ソニー初のJava対応端末。予測変換機能「POBox」をドコモ向けとして初導入し、変換性能に磨きをかけた。当時としては珍しい大型TFT液晶を搭載して当初の人気は上々だったが、折りたたみ時に画面とボタンが干渉して傷がつく、ジョグダイヤルが外れる、ソフトにバグが発見される等のトラブルを起こし、欠陥端末というレッテルを貼られてしまった。
ER209i
2000年12月発売。旧エリクソン最後のドコモ向け端末で、iモード対応端末としては最初で最後となった。
SO502iWM
2000年12月発売。「WM (With Music)」端末1号機。64MBのメモリースティックを同梱し、ATRAC音楽再生機能を搭載する。ドコモ向けとしては初のカラー液晶・折りたたみ。
SO502i
2000年6月発売。同社初のiモード対応端末。当時としては秀逸な連文節変換機能を持つ。ストレート型。
SO601ps
1999年12月発売。SO206がベースのぷりコール対応機種。東北地区では未提供。
ER207
1999年11月発売。方位磁石を装備。
SO207
1999年4月、東北地区東海地区関西地区中国地区のみで発売。
ER205
1998年9月発売。SO206より後の発売であるが、ショートメール非対応のため205が付与されている。
SO206
1998年1月発売。この機種よりショートメールに対応(ER205を除く)。
SO201
1997年1月発売。
SO101
1996年5月発売。
CM-D800
フルレート端末、サイドにジョグダイヤル前進となるダイヤルが付けられており、ドコモ端末では稀なローミング表示領域が液晶に存在した。

KDDI

Xperia acro IS11S(SOI11)
G9(SOX01)

※ 機種名の括弧内は製造型番

Xperia acro HD IS12S(CDMA SOI12)
2012年3月10日より順次発売。IS11Sの後継機種で新たに防水性能・デュアルコアCPU・HD液晶を搭載。SO-03Dの兄弟機種である。
URBANO AFFARE(CDMA SOY05)
2011年10月27日より順次発売。URBANOシリーズ初のWIN HIGH SPEED(EV-DO MC-Rev.A)に対応。
S007(CDMA SO007)
2011年7月8日より順次発売。31個のLEDを搭載し、キー操作時などさまざまなシーンで明滅パターンを設定できる。WIN HIGH SPEED(EV-DO MC-Rev.A)およびWi-Fi WINに対応。
Xperia acro IS11S(CDMA SOI11)
2011年6月24日発売。同キャリア向けでは初のISシリーズかつXperiaブランドを冠した機種。Xperia arcをベースにワンセグや赤外線通信、FeliCaを搭載したスマートフォン。Android 2.3を搭載。SO-02Cの姉妹機。
G11(CDMA SOX02)
2011年3月25日より順次発売。S006をベースにしたiida端末。WIN HIGH SPEED(EV-DO MC-Rev.A)およびWi-Fi WINに対応。
S006(CDMA SO006)
2011年1月28日より順次発売。同キャリア向けCyber-Shotケータイ第4弾。タッチパネルに対応した。カメラが携帯端末では世界初1,620万画素にまでアップグレードされている。WIN HIGH SPEED(EV-DO MC-Rev.A)およびWi-Fi WINに対応。(2010年12月1日現在 Sony Ericsson調べ)
S005(CDMA SO005)
2010年11月5日より順次発売。同キャリア向けBRAVIA Phone第3弾。前モデルのS004をベースとし、WIN HIGH SPEED(EV-DO MC-Rev.A)に対応した。
URBANO MOND(CDMA SOY04)
2010年10月23日より順次発売。URBANOシリーズとしてはこの機種より防水仕様となる。なおこの機種は同社製のKCP+ & EV-DO Rev.A対応した最終機種となった。
S004(CDMA SO004)
2010年5月28日より順次発売。同キャリア向けBRAVIA Phone第2弾。防水仕様の筐体を採用し、4倍速ワンセグやSnapdragonでの高速処理が実現されている。
S003(CDMA SO003)
2010年5月28日より順次発売。同キャリア向けCyber-Shotケータイ第3弾。防水仕様の筐体を採用し、カメラは1209万画素にまでアップグレードされている。
URBANO BARONE(CDMA SOY03)
2010年2月中旬発売。40代-50代のユーザーを対象とした準ハイエンド機種。
BRAVIA Phone U1(CDMA SOY02)
2009年12月1日全国同時発売。同キャリア向けでは初のBRAVIA Phoneブランドを冠した機種であり、防水仕様。同社製のau電話機としては初のmicroSDHCメモリーカードに対応(最大16GBまで・KDDI公表)
S002(CDMA SO002)
2009年10月30日全国同時発売。W64Sの後継機種。ワンセグチューナーを搭載した携帯電話としては世界最小を誇る(2010年1月現在の時点において)。
G9(CDMA SOX01)
2009年4月17日全国同時発売。デザイン重視の新ブランド「iida(イーダ)」第1弾モデル。グローバルパスポートGSM & CDMA対応機種。S001ベース。
S001(CDMA SO001・Cyber-Shotケータイ)
2009年3月19日全国同時発売。同キャリア向けCyber-Shotケータイ第2弾。同キャリア向け、および同社製の機種としては初のグローバルパスポートGSM & CDMAに対応している。
Walkman Phone, Premier3(CDMA SOY01)
2009年2月6日より順次発売。国内向けならびに同キャリア向け「Walkman Phone,」シリーズの第3弾。
W65S (CDMA W65S・Walkman Phone, Xmini
2008年12月23日より順次発売。音楽機能に特化した機種で、約4GBフラッシュメモリを搭載する。
W64S(CDMA W64S)
2008年11月1日全国同時発売。W62Sをベースにワンセグチューナーを搭載。
W63S(CDMA W63S・フルチェンケータイ re
2008年7月4日全国同時発売。本体の外装をより本格的にチェンジできる機種。
W62S(CDMA W62S)
2008年3月21日より順次発売。同キャリア向け初の本格的なGSMローミング(グローバルパスポートGSM)対応機種。
W61S(CDMA W61S・Cyber-Shotケータイ)
2008年5月3日全国同時発売。同キャリア向けとしては初のCyber-Shotケータイ。
W54S(CDMA W54S)
2008年2月1日より順次発売。同社初のCDMA 1X EV-DO Rev.Aおよび「KCP+」対応機種。東芝製au携帯電話W56TのOEM機種。
W53S(CDMA W53S)
2007年10月4日より順次発売。キャッチコピーは「あなたを彩る100のケータイ」。
W52S(CDMA W52S・ウォークマンケータイ)
2007年6月19日より順次発売。ウォークマンケータイ第2弾で、メモリースティック マイクロとmicroSDの2種類の外部メモリーに対応。
W51S(CDMA W51S)
2007年2月23日より順次発売。キャッチコピーは「すべてのあなたに美しいケータイ。」。
W44S(CDMA W44S)
2006年12月8日より順次発売。キャッチコピーは「それでも、人は、ケータイと呼ぶ。」。
W43S(CDMA W43S)
2006年9月14日より順次発売。beauty×beautyをコンセプトに、“あかり”と称する背面が光るギミックを搭載。
W42S(CDMA W42S・ウォークマンケータイ)
2006年6月20日より順次発売。同社の日本向け携帯電話としては初めてウォークマンブランドをつけた。
W41S(CDMA W41S)
2006年1月27日より順次発売。auの総合音楽サービス「LISMO」対応第1号端末。
W32S(CDMA W32S)
2005年9月16日より順次発売。WIN初の着せ替えケータイ。EZ FeliCa対応機種第1号の1つ。
W31S(CDMA W31S)
2005年4月14日より順次発売された、CDMA 1X WIN(WIN)端末。スライド式の端末でワンプッシュスライドボタンを持つ。
W21S(CDMA W21S)
2004年7月27日より順次発売されたソニー・エリクソン初のWIN機種。
A1404S II(CDMA A1404S II)
A1404Sのマイナーチェンジモデル。
A1404S(CDMA A1404S)
2005年1月下旬発売。FMラジオチューナー搭載機種。Style-Upパネル対応。業界初のルミナスエンジン? を搭載。
A1402S II(CDMA A1402S II)
A1402Sのマイナーチェンジモデル。
A1402S(CDMA A1402S)
2004年2月下旬発売。形はA5404Sの縮小版。
A5404S(CDMA A5404S)
2003年12月発売。ヒンジを始め、形がA5402Sに比べ大幅変更。以後のソニー・エリクソンのau機種のデザインはすべてこれが基になっている。
A5402S(CDMA A5402S)
2003年6月中旬発売。光る着せ替えモデル。(au:ソニー・エリクソン)回転型カメラはこれで終わり。au初のQVGA液晶搭載。しかしそれにも関わらずフォントがQVGA仕様に作られていないため、文字はそれ程見やすくない。
A1301S(CDMA A1301S)
2003年3月下旬発売。着うた・ムービーメール対応。A3014Sにカメラをつけたようなデザイン。
A1101S(CDMA A1101S)
2002年11月上旬発売。同社初のアンテナ内蔵型モデル。背面がかなり派手に光る。このモデルから、メインディスプレイで常時時計表示になる。
A3014S(CDMA A3014S)
2002年6月上旬発売。同社初のCDMA 1XGPSEZアプリ (Java)(当時の名称はezplus)対応モデル。デザインはC1002Sにサブディスプレイがついたような感じ。
C1002S(CDMA C1002S)
2001年12月22日出荷開始。着せ替えモデル。同社最後のcdmaOneモデル。日本におけるソニー・エリクソンブランド第一号商品。
C413S(CDMA C413S)
2001年6月下旬出荷開始。携帯電話初のBluetooth内蔵モデル。
C406S(CDMA C406S)
2000年12月26日発売。初めて「着せ替え」を採用したモデル。予測変換機能『POBox』もこの機種より搭載。また、タカラ(現・タカラトミー)がこの機種をベースに筐体や待ち受け画面、ストラップにスヌーピーをデザインした『スヌーピーフォン』を5000台限定で発売すると発表したが諸々の事情で中止となった。
C404S (CDMA C404S・DIVA)
2000年11月20日発売。64MBのメモリースティックを同梱し、ATRAC音楽再生機能を搭載する。この機種よりメールシステムがEZweb@mailになる。この他、メモリースティック同梱を省いたDIVAライトが2001年5月に発売。型番、機能、メモリースティック以外の同梱物は同じである。
C305S(CDMA C305S)
PacketOne対応。4階調モノクロ液晶搭載。デュアルジョグ(サイド&スティック)搭載。IDO・DDIセルラーバージョンはカラーバリエーションがシルバー・グレー・パープルで、auバージョンは透明感のあるブルーとピンクだった。
C101S(CDMA C101S)
初のcdmaOneシングルモード携帯電話。メールはCメールのみ。サイドジョグ搭載。ディスプレイがやや特殊で、バックライトが点灯すると文字が見難くなってしまう。
デジタルミニモ511G
IDO PDC時代の携帯電話。プチメールに対応。サイドジョグ搭載。

イー・アクセス

S51SE
2011年10月28日発売。「Xperia mini」の日本向けモデルであるが、Xperiaブランドではなく「Sony Ericsson mini」として販売される。

ボーダフォン等

ソフトバンクモバイルとなってからは供給なし。

Vodafone 802SE
2004年12月15日発売。ソニー・エリクソンとしては最初で最後の(日本の)ボーダフォン機種。
J-SY01
1999年10月発売。J-PHONE時代のソニー製機種。ジョグダイヤル付きストレート端末。J-0xシリーズなのでパケット通信には対応しない。

TU-KAブランド

ソニー単独時代に供給する。

TH291
1999年1月発売。
TH281
TH271
TH261
TH251

デジタルツーカー

ソニー単独時代に供給し、ツーカー仕様の端末がベース。

タイプSO4(TH291ベース)
タイプSO3(TH281ベース)
タイプSO2(TH271ベース)

ソニー・エリクソン時代のシンボルマーク

ファイル:Sony Ericsson Logo.tif
ソニー・エリクソン時代のロゴ

コンセプト・キーワードは「Liquid Identity」と「Another Me」の2つ。細胞をイメージし、親会社である Sony の S、Ericsson の E をシンボル化した銀色の外殻が、内側の緑色に光る「生命体」を包みこむデザインがソニークリエイティブセンターによって作成された。まるで細胞のように有機的に活動し続ける様を表現する[8]。光ったり動いたりする「核」も存在し、ネットや映像媒体で使用され、より表現力の高いものとした。

このシンボルマークは海外端末とiidaブランドを除くau向け端末に本体に立体的な加工で施されており、SO905iCSSO-01B以降の端末を除くNTTドコモ向け端末、ボーダフォン向け端末には施されていない。但し、ボーダフォン純正Bluetoothイヤホンマイク「SELA02」には施されている。

注釈

  1. ^ a b c http://www.sonyericsson.com/cws/corporate/company/company/contacts
  2. ^ a b c d e "ソニー、ソニー・エリクソンのエリクソン保有株式を完全取得" (Press release). ソニー株式会社. 27 October 2011. 2011年12月22日閲覧
  3. ^ "ソニー、ソニー・エリクソンの100%子会社化を完了 社名をソニーモバイルコミュニケーションズに変更し、事業の融合を加速" (Press release). ソニー株式会社. 16 February 2012. 2012年3月10日閲覧
  4. ^ 【CES 2012】ソニー・エリクソン、買収後の新社名は「Sony Mobile Communications」に - アンドロワイア2012年1月10日
  5. ^ 厚さ9.4ミリのウォークマンケータイ──ソニエリ「W880」が生まれた理由(前編) (1/2)
  6. ^ 10月17日付 一部報道に関して - SEMC(J)2008年10月17日付ニュースリリース
  7. ^ ソニー・エリクソン、日本法人社名を「ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社」に変更 - ソニーモバイルコミュニケーションズ公式サイト2012年3月8日
  8. ^ Sony Ericsson company シンボルマーク

関連項目

外部リンク