海上自衛隊呉史料館

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海上自衛隊呉史料館
JMSDF Kure Museum
海上自衛隊呉史料館の位置(広島県内)
海上自衛隊呉史料館
海上自衛隊呉史料館の位置
施設情報
愛称 てつのくじら館
専門分野 海上自衛隊の広報
事業主体 海上自衛隊
開館 2007年4月5日
所在地 737-0029
広島県呉市宝町5-32
位置 北緯34度14分32秒 東経132度33分19.4秒 / 北緯34.24222度 東経132.555389度 / 34.24222; 132.555389
プロジェクト:GLAM
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あきしお(2008年7月24日
あきしお、ゆめタウン呉の駐車場
潜水艦あきしおの内部

海上自衛隊呉史料館(かいじょうじえいたいくれしりょうかん JMSDF Kure Museum)は、広島県呉市にある海上自衛隊の広報を目的とした施設で、愛称は「てつのくじら館」。2007年4月5日より一般公開されていて、入館料は無料である。

展示内容[編集]

海上自衛隊の歴史や装備品の紹介などが展示されており、1階部分では海上自衛隊の歴史について、2階では機雷の脅威と掃海艇の活躍、3階では潜水艦の活躍について、実物・模型・絵図や映像などの資料を用いて紹介している。

展示の目玉は国内では初めてとなる実物の潜水艦の屋外展示で、この潜水艦は実際に海上自衛隊で就役していたゆうしお型潜水艦の「あきしお」 (SS-579) である。「あきしお」は2004年3月に除籍となった後、展示用に内部機器の交換や汚れを落とすなどし、2006年9月24日から26日に建設中の呉史料館への搬入が実施された。この様子はマスコミでも報じられ、巨大な船体などは関心をよんだ。この「あきしお」は展示の一環として艦内にも入ることができるが、公開されているのは発令所のある甲板のみであり、船殻や艤装は防諜の処置をしている他、案内係員が監視をしている。「あきしお」の推進器スクリュープロペラ)など、一部は防諜上ダミーのものに差し替えて展示されている。

所在地[編集]

広島県呉市宝町5-32

アクセス[編集]

出来事[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「てつのくじら館 22日再開決まる」『中国新聞』2020年6月20日 呉・東広島版

関連項目[編集]

外部リンク[編集]