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泣かせるあいつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
泣かせるあいつ
ジャンル テレビドラマ
脚本 吉田剛立町陽太市川森一尾中洋一篠崎好永原秀一塩田千種
演出 千野皓司長谷和夫広瀬襄渡邊祐介前田陽一
出演者 田中邦衛
佐藤佑介
檀ふみ
北林谷栄
ミヤコ蝶々
坊屋三郎
ホーン・ユキ
火野正平
オープニング 上田正樹とサウス・トゥ・サウス『やせた口笛で』
(第1話 ― 第9話)
上田正樹とサウス・トゥ・サウス
『始発電車』
国・地域 日本の旗 日本
言語 日本語
話数 17
製作
制作 日本テレビ
放送
放送チャンネル日本テレビ系列
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1976年3月17日 (1976-03-17) - 1976年9月22日 (1976-9-22)
放送時間水曜 20:00 - 20:54
放送枠日本テレビ水曜8時枠連続ドラマ
放送分54分
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泣かせるあいつ』(なかせるあいつ)は、日本テレビ系列で放映されたテレビドラマ毎週水曜日20:00 - 20:54の枠で放送された。

1976年3月17日~1976年9月22日まで放送。なお、当初は1976年9月29日までの放送予定だった(この日放送予定だった回が休止になったことについては後述)。

概要

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鈴木雷太はラーメン屋、歌代俊平は長野県の大きな味噌問屋「歌代味噌本舗」の跡取り息子だが、目下予備校生。雷太は学が無いが、居直ったような不敵さを持つたくましさを持つ一方で照れ屋で人懐こい性格で、俊平は神経質でナイーブで青春の気負いと甘えがのぞかせると言った性格。この二人に、俊平の高校の先輩の夕子が絡んでドラマは展開する。

俊平は東京大学の受験に失敗して帰郷、しかしそこで父の死を知って愕然とする。だが、そこで父の愛人の息子(雷太)も父の葬儀に来ることを聞かされ、つまり腹違いの兄が居たことを知って不安になる。そんな、この異母兄弟の二人の交流をコミカルに描いた兄弟愛の物語[1][2]

本作では、長野県大町市周辺で行われたロケのシーンがふんだんに登場した[2]

本作が放映されていた時間帯には巨人戦のプロ野球中継が19時30分~20時55分の枠で度々放送(13回)されたため、本作はその合間の放送となった。第17話(1976年9月29日放送予定)の『翼よ!心あらば伝えて』は、最初第13話(1976年8月4日)に放送が予定されていた[3][4]が、差し替えとなって順番が入れ替わった。しかしこの1976年9月29日当日に巨人対広島戦の中継が組み込まれて予定通り中継され、しかも1週繰り下げとはならず次回作の『気まぐれ天使』は予定通り1976年10月6日に放映が開始されたため、最終回となる17話がそのまま休止となって再放送まで放映を待たなければならないという事態となった。

キャスト

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ゲスト

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スタッフ

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主題歌

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  • 上田正樹とサウス・トゥ・サウス『やせた口笛で』(第1話 ― 第9話)
    (作詞・作曲:上田正樹とサウス・トゥ・サウス ポリドール
  • 上田正樹とサウス・トゥ・サウス『始発電車』(第10話 - 第17話)
    (作詞・作曲:上田正樹とサウス・トゥ・サウス ポリドール)
  • 挿入歌:古井戸『スーパードライバー5月4日』『四季の詩』(以上、第7話のみ)

サブタイトル

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話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
1 1976年3月17日 どなた様かは存じませんが 吉田剛 千野皓司
2 1976年3月24日 ステキな兄貴と呼ばれたい
3 1976年3月31日 弟は生きがいなのです! 長谷和夫
4 1976年4月14日 つっぱって生きてます! 立町陽太 広瀬襄
5 1976年4月21日[注釈 1] 雨降りだから夢でもみよう! 市川森一
6 1976年4月28日 ブギを唄おう!風の中 尾中洋一 渡邊祐介
7 1976年5月12日 君ニューミュージック!オレ艶歌!! 立町陽太
8 1976年6月2日 二人だけで見たUFO! 長谷和夫
9 1976年6月16日 幸福行きの列車はどれ? 吉田剛
10 1976年6月30日 レディが街にやって来た! 篠崎好
11 1976年7月21日 北海道・幸福な愛はどこにもない! 永原秀一 広瀬襄
12 1976年7月28日 ラーメン戦争は札幌で! 立町陽太
13 1976年8月4日 金魚鉢より愛をこめて! 篠崎好 前田陽一
14 1976年8月18日 蝶よ飛べ!空高く 塩田千種 広瀬襄
15 1976年9月8日 九州で歌った、私の“からたちの花 立町陽太
16 1976年9月20日 されどわれらが夏――でした! 吉田剛 前田陽一
17 (1976年9月29日放送予定) 翼よ!心あらば伝えて 篠崎好

脚注

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注釈

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  1. ^ 当日は巨人戦のナイター中継が予定されていたが、雨天中止となったため本作が放送された。

出典

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  1. ^ 京都新聞 1976年3月17日テレビ欄での本作の紹介記事より。
  2. ^ a b 週刊TVガイド 1976年3月19日号 p.104 本作の紹介記事より。
  3. ^ 週刊TVガイド 1976年8月6日号 p.107、p.111
  4. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1976年8月6日号 p.39

外部リンク

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日本テレビ 水曜20時台
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