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伊藤博英

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
いとう ひろひで
伊藤 博英
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 岩手県遠野市
生年月日 (1955-02-27) 1955年2月27日(69歳)
最終学歴 早稲田大学卒業
勤務局 NHKさいたま放送局
部署 放送部
職歴 福島長野名古屋東京アナウンス室仙台→東京アナウンス室→福島→東京アナウンス室→さいたま
活動期間 1977年 -
ジャンル 報道
公式サイト NHK
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照

伊藤 博英(いとう ひろひで、1955年昭和30年〉2月27日 - )は、NHKの元エグゼクティブ・アナウンサー[1]、嘱託アナウンサー

人物

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経歴

宮城県仙台第二高等学校を経て早稲田大学卒業後、1977年入局。

仕事について

アナウンサーにとって必要なものは「常識を身に着けること」だと主張しており、常に自らに常識とは何か問いかけることが必要だと説いている。[2]

ラジオとテレビ

アナウンサーとしては、ラジオテレビの双方で多様な経験を持つ。両者の違いについて問われた際には、テレビの視聴者とラジオの聴取者の見方・聴き方の違いを例示したうえで、「テレビというのはどちらかというと『皆さんにお伝えする』という性質のもの」[2]と指摘するとともに、それに対して「ラジオの方はどちらかというと、むしろ『あなたにお伝えしていますよ』というようなもの」[2]と評している。

東日本大震災

岩手県生まれ、宮城県育ち、NHKでの初任地が福島県、という経緯があり[3]、東日本大震災の被災地に縁が深い。そのため、地震に際して「私を育ててくれた人たちが苦しんでおられる」[3]との思いに至り、2年後輩の渡部英美アナウンス室長(当時)より「異動があるとしたらどうしますか?」との問いに「福島だったら行ってもいいよ」と返事した[4]。その結果、エグゼクティブアナウンサー(以下、EA)まで昇格としては異例となる、福島局への異動につながった[3][5]。異動が内定した際には、「現地で同じ空気を吸いながら、みなさんの悩みや願いを全国に発信したい」[3]との意気込みをコメントとして発表した。

趣味

囲碁4段、寄席通い、水泳とベイスターズ

過去の出演番組

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脚注

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  1. ^ 平成27年度 第3回 視聴者のみなさまと語る会〜NHK経営委員とともに〜in大津 (平成27年7月4日(土))”. 日本放送協会. 2015年8月30日閲覧。
  2. ^ a b c darkhorse「『必要なのは常識です』NHK勤続30年超の大ベテラン伊藤博英アナウンサーインタビュー」『「必要なのは常識です」NHK勤続30年超の大ベテラン伊藤博英アナウンサーインタビュー - GIGAZINE』OSA、2012年2月3日
  3. ^ a b c d 磯村健太郎 (2012年3月10日). “「ひと――初任地・福島に赴くNHKベテランアナウンサー伊藤博英さん(57)」”. 朝日新聞 (朝日新聞社東京本社)): p. 2 
  4. ^ 福島ロータリークラブ ゲストスピーチ NHK伊藤アナウンサー。
  5. ^ 同時期には、東京より後輩の畠山智之が夕方のニュース番組『てれまさむね』のキャスターとして伊藤の古巣である仙台局に異動。これにより、後輩で伊藤の地元にある盛岡局に2019年7月まで在籍していた上原康樹(現岩手県議会議員)を含め、東北3県にEAが配属となった。
  6. ^ 大橋信之 (2012年3月19日). “NHK福島アナウンサー&スタッフブログ「まもなく!」”. NHK福島放送局. 2014年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月19日閲覧。

外部リンク

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