コンテンツにスキップ

ノゾミ・カナエ・タマエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ノゾミ・カナエ・タマエ』
筋肉少女帯スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ハードロック
パンク・ロック
プログレッシブ・ロック
時間
レーベル ナゴムレコード
プロデュース 筋肉少女帯ケラ
筋肉少女帯 アルバム 年表
とろろの脳髄伝説
1985年
ノゾミ・カナエ・タマエ
(1987年)
仏陀L
1988年
テンプレートを表示

ノゾミ・カナエ・タマエ』は、筋肉少女帯インディーズ最後のアルバム。45回転の12インチ盤である。型番はNG-036。バンドの第14期メンバーにより製作された。

解説

[編集]

ジャケットの表面には「ノゾミ・カナエ・タマエ」とあるが、ジャケット裏面には「フォースの暗黒面いわゆる ノゾミ・カナエ・タマエ」と題されている。また、「1986年冬 六本木エコーハウス」と、収録された時期と場所と思しき記載もみられる。
タイトルの「ノゾミ・カナエ・タマエ」は、「望み叶え給え」のことと同時に、当時のテレビ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』に出演していたアイドルグループわらべ」のメンバーの名前に由来する。

なお、タイトル曲となる『ノゾミ・カナエ・タマエ』は、当時、ナゴムレコード所属のバンド仲間内で「~~、かぁ?」と、些細なことでも囃し立てるのが流行しており、大槻が内田に曲のことをバカにされたのに腹を立てたため、収録されなかった。また、ジャケットは内田がデザインしたものであったが、ケラに無断で手を加えられてしまった[1]。当時の楽曲と考えられるテイクは、後に発売された『80年代の筋肉少女帯』にライブバージョンとして収録され、さらにリテイクされたものが『レティクル座妄想』において改めて発表された。

収録曲

[編集]
  1. 最期の遠足
    (作詞:大槻モヨコ / 作曲:ユウ)
  2. 外道節
    (作詞:大槻モヨコ / 作曲:筋肉少女帯)
  3. 猿の左手 象牙の塔
    (作詞:大槻モヨコ / 作曲:三柴江戸蔵)
  4. ドリフター
    (作詞:大槻モヨコ、ユウ / 作曲:カイシュー、ベラ、ユウ)

レコードのため、1と2がA面、3と4がB面に収録されている。
なお、「ドリフター」は現在流通している筋肉少女帯 ナゴムコレクションと、iTunesには歌詞の問題ゆえか楽曲が収録、配信されていないため、この音源を聴くには12インチ盤の本作品を捜し求めるしかない。

演奏者

[編集]

脚注

[編集]