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ゲームアーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社ゲームアーツ
GAME ARTS Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
100-6221
東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
パシフィックセンチュリープレイス丸の内
設立 1985年(昭和60年)3月2日
業種 情報・通信業
法人番号 6013301003581 ウィキデータを編集
事業内容 オンラインゲーム及びコンシューマー用ゲーム・ソフトウェア開発
代表者 森下一喜(代表取締役社長)
資本金 7836万7500円
純利益
  • △1376万9000円
(2023年12月期)[1]
総資産
  • 2億0493万8000円
(2023年12月31日現在)[1]
従業員数 24名
決算期 12月31日
主要株主 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 100.0%
関係する人物 宮路洋一
宮路武
五代響
岩垂徳行
外部リンク www.gamearts.co.jp/ja/ ウィキデータを編集
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株式会社ゲームアーツ: GAME ARTS Co., Ltd.) は、日本のゲームソフトウェア制作会社。ガンホー・オンライン・エンターテイメントの完全子会社。

概要

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1985年設立。アクションシューティングゲーム『テグザー』は、開発中のゲーム画面を見たNECより発売から半年前の最新機種PC-8801mkII SRを提供されるなど支援を受け、1985年4月に発売[2]。海外のPCにも数多く移植され全世界累計で50万本を売り上げる大ヒットを記録するなど、その技術力を知らしめた。その後も『ファイアーホーク』や『シルフィード』などPC-8800シリーズを中心にプログラム技術を駆使したゲームを数多くリリースする。OPN、OPM、OPNA等に搭載されるCSMモードを利用した音声合成を使ったメーカーロゴ、演出があった。

家庭用ゲーム機ソフトはライセンス契約による移植タイトルのみで、発売は他社に一任していたが、1990年12月にメガドライブ版『ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場』を自社で発売し、コンシューマゲーム市場への参入を果たした。以降メガCDセガサターンドリームキャストといったセガのゲーム機向けにゲームソフトを積極的にリリース、有力サードパーティーとしての地位を確立し、セガハード専門誌、セガユーザーからも高く評価されていた。かつては、アルファ・システムトレジャーなど他のゲーム開発会社と共同でパブリッシング専門の会社ESP(Entertainment Software Publishing)を設立していた。

メガドライブ参入後は『SDガンダムワールド ガチャポン戦士』シリーズなど他機種家庭用ゲーム機ソフトの開発も手掛けるようになり、『グランディア』の移植を機にプレイステーションにも参入。2005年10月17日よりガンホー・オンライン・エンターテイメントの連結子会社となり、親会社となったガンホーの意向によりオンラインゲームの開発を行っている。また任天堂Wii用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズX』の開発には『グランディアIII』の開発を終えたゲームアーツのスタッフが多数参加した[3][4]

作品

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発売年 タイトル 機種 発売元 備考
1985 テグザー MSX、PC-88 ゲームアーツ
キュービーパニック PC-88
テグザー FC スクウェア
1986 シルフィード PC-88 ゲームアーツ
1987 ぎゅわんぶらあ自己中心派 PC-88、PC-98、MSX
ゼリアード英語版 PC-88
ぎゅわんぶらあ自己中心派2 自称! 強豪雀士編 PC-88、PC-98、MSX2
雀皇登龍門 PC-98
1988 ソリテア ロイヤル MSX2、PC-88
プロ野球ファミリースタジアム ペナントレース版 PC-88
ぎゅわんぶらあ自己中心派3 望郷さすらい雀士編
ヴェイグス
1989 ファイアーホーク MSX2、PC-88
ファリア 封印の剣英語版 FC ハイスコアメディアワーク
ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀パズルコレクション PC-88 ゲームアーツ
プロ野球ファミリースタジアム '89年度ペナントレース版
1990 HARAKIRI
プロ野球ファミリースタジアム '90年度ペナントレース版 FM-TOWNS
ぎゅわんぶらあ自己中心派 片山まさゆきの麻雀道場 MD
1991 天下布武~英雄たちの咆哮~ MCD
雀皇登龍門II PC-98、DOS/V
1992 アリシアドラグーン MD
ルナ ザ・シルバースター MCD
ぎゅわんぶらあ自己中心派 2 激闘! 東京マージャンランド編
ワンダーMIDI ワンダーメガ 日本ビクター
1993 ゆみみみっくす MCD ゲームアーツ
Jリーグチャンピオンサッカー MD 小学館プロダクション
シルフィード MCD ゲームアーツ
1994 うる星やつら 〜ディア マイ フレンズ〜
ルナ エターナルブルー
1995 ゆみみみっくすREMIX SS
1996 LUNAR さんぽする学園 GG
ガングリフォン SS
LUNAR シルバースターストーリー 角川書店 日本アートメディアと共同開発
ぎゅわんぶらあ自己中心派 トーキョーマージャンランド ゲームアーツ
だいな♥あいらん <予告編>
1997 だいな♥あいらん
LUNAR シルバースターストーリー COMPLETE 角川書店 日本アートメディアと共同開発
魔法学園LUNAR!
グランディア ゲームアーツ、ESP
1998 ガングリフォンII ESP
LUNAR シルバースターストーリー PS 角川書店 日本アートメディアと共同開発
グランディア デジタルミュージアム SS ESP
LUNAR 2 エターナルブルー 角川書店
LUNAR シルバースターストーリー PC ESP 日本アートメディアと共同開発
1999 LUNAR 2 エターナルブルー PS
グランディア
角川書店
2000 ぎゅわんぶらあ自己中心派 〜イッパツ勝負!〜 PS、DC ESP
グランディアII DC セガ
ガングリフォン ブレイズ PS2 カプコン
SILPHEED -THE LOST PLANET- トレジャーと共同開発
グランディア パラレルトリッパーズ GBC ESP
2001 ANIMANIACS 約束の地リヴィエラ PS 角川書店
LUNAR 〜レジェンド〜 GBA メディアリング 日本アートメディアと共同開発
鄭問之三國誌 PS2 ESP
2002 グランディアII エニックス
グランディア エクストリーム
ボンバーマンジェネレーション GC ハドソン
2004 ガングリフォン アライド ストライク XB テクモ
2005 LUNAR -ジェネシス- DS マーベラスインタラクティブ 日本アートメディアと共同開発
グランディアIII PS2 スクウェア・エニックス
2006 PROJECT SYLPHEED Xb360 スクウェア・エニックス スクウェア・エニックス、セタと共同開発
2008 ANIMANIACS 時代を越える想い ハーモニー PS3 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
刀龍-Legend of Kroll- iOS ガンホー・オンライン・エンターテイメント
2009 グランディア オンライン PC
Teenage Mutant Ninja Turtles: Smash-Up英語版 Wii、PS2 ユービーアイソフト
Shadow Walker 影の少年と光の妖精 Wiiウェア ガンホー・オンライン・エンターテイメント
LUNAR ハーモニーオブシルバースター PSP 日本アートメディアと共同開発
2010 霊界電話 Android
シルフィード オルタナティブ
2011 ツイモン
2012 ピコットナイト PS Vita
ラグナロクオデッセイ
Dokuro PS Vita、PS3
2013 ラグナロクオデッセイエース
2014 ピコットナイト iOS、Android
2015 Grandia II Anniversary Edition PC
レジェンド オブ キングダム〜王国騎士団の絆〜 iOS、Android
2023 Grandia III Anniversary Edition PC
2024 ANIMANIACS メモリーズ・フラグラグ PS5、PS4、Switch マーベラスインタラクティブ
ANIMANIACS 時代を越える想い ハーモニー HD
LUNAR シルバースターストーリー HD
LUNAR 2 エターナルブルー HD
二ノ国 クレストリア PS5、PS4、Switch レベルファイブ

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 株式会社ゲームアーツ 第40期決算公告、2024年(令和6年)5月8日付「官報」(号外第110号)41頁。
  2. ^ 太田出版 CONTINUE 『メガドライブ大全』 Special Interview Vol.3 ゲームアーツ社長宮路洋一氏、p206参照
  3. ^ Game Developers Conference 2008現地レポート”. 2019年12月13日閲覧。
  4. ^ 任天堂株式会社ホームページ 社長が訊く『大乱闘スマッシュブラザーズX』”. 2010年12月18日閲覧。

参考文献

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  • 製品情報”. ゲームアーツ. 2019年12月13日閲覧。

外部リンク

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