gポテト

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Gポテト
企業形態 ゲームポータル
所有者 ガーラジャパン
ウェブサイト http://www.gPotato.jp
登録 必須
ユーザー数 69万[1]
対応言語 日本語
現況 閉鎖

gポテト（ジーポテト、ガーラポテト、英: gPotato）は、日本のガーラグループが運営していたオンラインゲームポータルサイト。

国内でのサービス開始は2006年10月2日であり、元は株式会社ガーラによってサービスが運営されていたが、2008年7月1日よりガーラジャパンに運営が移管された。その後、2018年2月28日にサービス終了となった。

2011年11月14日時点で、全世界での会員数は2066万人（ID）で、国内の会員数は69万人（ID）である[1]。ただし、各国のサービスは独立している為、ある国で取得したgポテトIDは他国のgポテトサービスでは使用できない。

gポテトにて提供されているゲームの特徴として、全て基本プレイ無料・ゲームアイテム販売型のゲームであることがあげられる。

以下、特記なき場合は日本版のサービスについて述べる。

概要[編集]

主にMMOと呼ばれる多人数が同時にサーバーにアクセスしてプレイするオンラインゲームを提供している。ユーザーはgポテトIDと呼ばれる共通のIDでいずれのゲームもプレイすることができる。また、gポテトと呼ばれる専用の電子通貨も各ゲーム共通となっており、ユーザーが保持しているgポテトはアカウントのウォレットに蓄えられる。なお、100gポテトは現在100円にて購入できる。

現在のgポテトは提供しているゲームをプレイするためのポータルサイトであるが、当初はサービスタイトルがRappelzのみだったこともあり、gポテトの名称は使用されていたが独立したポータルサイトは存在していなかった。2番目に提供されることになったストリートギアーズのティザーサイトオープンに合わせて、独立したgポテトのサイトが作成され、ポータルとしての機能を開始した。

各タイトルはブラウザゲーム以外はクライアントから起動することができるため、ポータルにアクセスする必然性は低い。コミュニティ機能等は各ゲームのホームページに存在しているため、gポテトポータルサイトにはコミュニティ機能はない。

提供されているゲームのうち、Rappelzとフリフオンラインはガーラグループの傘下にあるGala Labが開発したゲームとなる[2]。またかつて提供していたストリートギアーズおよびIL:Soulbringerも同様にGala Labによって開発されている[2]。グループ会社のゲーム以外のゲームや他社ゲームのチャネリングサービスによるゲームも提供している。

歴史[編集]

  • 2006年（平成18年）
    10月2日 - Rappelzオープンβサービス開始。gポテトサポートサービス開始。[3]
    10月25日 - Rappelz正式サービス開始。gポテト決済機能追加。[4]
  • 2007年（平成19年）
    5月7日 - ストリートギアーズのティザーサイトオープン。gポテトポータルサービス公開。[5]
  • 2008年（平成20年）
    7月1日 - gポテト事業、ガーラジャパンに運営移管。[6]
  • 2009年（平成21年）
    1月21日 - ストリートギアーズのオープンβサービス開始。[7]
    12月10日 - 英雄の城〜Castle of Heroオープンβサービス開始。[8]
    12月14日 - 英雄の城〜Castle of Hero正式サービス開始。[9]
  • 2010年（平成22年）
    4月2日 - Flyff Onlineのgポテトからのサービス提供開始（エキサイトからの運営移管）。[10]
    5月20日 - Iris Onlineオープンβサービス開始。[11]
  • 2011年（平成23年）
    2月1日 - ヴァンディアブレイカーのチャネリングサービス開始。[12]
    4月8日 - ヴァンディアブレイカーのチャネリングサービス商業化開始。[13]
    6月2日 - IL:Soulbringerオープンβサービス開始。[14]
    6月8日 - IL:Soulbringer正式サービス開始。[15]
    9月1日 - ヴァンディアブレイカーのチャネリングサービス終了。[16]
    11月15日 - IL:Soulbringerサービス一時休止。[17]

主なゲームタイトル[編集]

運営中止・終了[編集]

  • ストリートギアーズ（2009年9月15日にオープンサービス中止[18]） ※韓NFlavor (後のガーララボ) 開発
  • IL:Soulbringer（2011年11月15日にサービス中止[17]） ※韓NFlavor (後のガーララボ) 開発
  • 英雄の城（2011年12月20日にサービス終了） ※中Snail Games開発
  • アイリスオンライン（2012年12月25日にサービス終了[19]） ※韓EYA Interactive開発
  • フリフオンライン（2017年9月29日にサービス終了[20]） ※韓Aeonsoft開発
  • Rappelz（2018年2月28日にサービス終了[21]） ※韓NFlavor (後のガーララボ) 開発

gポテト（通貨）[編集]

gポテトはゲームの特別アイテムを買うための電子通貨の名称でもある（例：100gポテト）。WebMoney、クレジットカード、NetCash、ビットキャッシュ、Edy、ドコモケータイ払い等、多様な決済手段が用意されている。[22]

gポテトは譲渡、移転、貸与、売買等一切することはできない。また、gポテトには有効期限が設定されており、入手した日から180日以内に利用されなかった場合、その期間の満了をもって消滅し、その後は利用できなくなる。ただし、会員が2010年4月30日以前までに、入手したgポテトは有効期限なく利用できる。

購入する以外にも以下の方法で入手できる場合がある。

  • キャンペーンやイベントなどに参加し、抽選などに当たる。
  • アンケートに回答し、その報酬として得る。

運営[編集]

ユーザーサポート窓口は各ゲーム毎に異なっており、独立している。 各ゲームのサポートとは別に、gポテトのサポート窓口もあり、アカウントに関連したトラブルや課金決済に関連する相談を受け付けている。ゲームのユーザーサポートを利用するにはサイトにログインする必要があるが、gポテトのサポート窓口に関してはログインは必須ではない。

gポテトでのサポートポリシーの大綱を公式サイト上にて掲げており、各タイトルのサポートはこの大綱に基づいて行われているものと思われる[23]。

世界のgポテト[編集]

gポテトは株式会社ガーラの各国グループ会社により運営されている。

  • gPotato.com および es.gPotato.com はGala-Net (サニーベール, アメリカ合衆国)によって運営されており、北米を中心とした英語圏（イギリス）およびスペイン語圏市場をサービス対象としている。
  • gPotato.jp はガーラジャパン(東京, 日本)によって運営されており、日本市場をサービス対象としている。
  • gPotato.eu はGala Networks Europe Ltd. (ダブリン, アイルランド)によって運営されており、ヨーロッパをサービス対象としている。
  • gPotato.com.br はGala-Net Brazil Ltd. (サンパウロ, ブラジル)によって運営されており、南米を中心としたポルトガル語圏をサービス対象としている。
  • gPotato.kr はGala Lab Corp. (ソウル, 大韓民国) によって運営されており、韓国市場サービス対象としている。
ポータル 言語 会社 設立
gPotato.com
es.gPotato.com 		英語
スペイン語 		Gala-Net Inc. 2005
2010
gPotato.jp 日本語 ガーラジャパン 2006
gPotato.eu 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、トルコ語 Gala Networks Europe Ltd. 2006
gPotato.kr 韓国語 Gala Lab Corp. 2010
gPotato.com.br ポルトガル語 Gala-Net Brazil Ltd. 2010

脚注[編集]

  1. ^ a b “2012年3月期（第19期）第2四半期アナリスト向け決算説明会” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年11月14日). 2011年12月2日閲覧。
  2. ^ a b “Gala Lab Games” (Japanese). Gala Lab Ltd.. 2011年12月2日閲覧。
  3. ^ “オンラインゲーム「RAPPELZ（ラペルズ）」のオープンβ版 日米同日提供開始のお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2006年10月2日). 2011年12月2日閲覧。
  4. ^ “オンラインゲーム「RAPPELZ（ラペルズ）」10月25日よりアイテム販売開始” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2006年10月25日). 2011年12月2日閲覧。
  5. ^ “新作オンラインゲーム「Street Gears」（ストリートギア）の発表ならびに中国でのライセンス契約締結に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2007年5月7日). 2011年12月2日閲覧。
  6. ^ “連結子会社の商号および代表取締役の変更に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2008年6月30日). 2011年12月2日閲覧。
  7. ^ “日本におけるオンラインゲーム「Street Gears」（ストリート・ギアーズ）オープンβ版サービス提供に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2009年1月21日). 2011年12月2日閲覧。
  8. ^ “日本におけるオンラインゲーム「英雄の城」～Castle of Hero～のサービス提供開始に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2009年12月10日). 2011年12月2日閲覧。
  9. ^ “日本におけるオンラインゲーム「英雄の城」～Castle of Hero～の商業化開始に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2009年12月14日). 2011年12月2日閲覧。
  10. ^ “日本ならびにスペイン語圏におけるオンラインゲーム「Flyff Online」の商業化開始に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2010年4月2日). 2011年12月2日閲覧。
  11. ^ “日本におけるオンラインゲーム「Iris Online」のサービス提供開始に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2010年5月20日). 2011年12月2日閲覧。
  12. ^ “オンラインゲーム「ヴァンディアブレイカー」の日本におけるチャネリングサービス開始に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年2月1日). 2011年12月2日閲覧。
  13. ^ “日本におけるオンラインゲーム「ヴァンディアブレイカー」のチャネリングサービス商業化開始に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年4月8日). 2011年12月2日閲覧。
  14. ^ “日本におけるオンラインゲーム「IL（アイエル）」のオープンβ版サービス開始についてのお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年6月2日). 2011年12月2日閲覧。
  15. ^ “日本におけるオンラインゲーム「IL（アイエル）」の商業化開始についてのお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年6月8日). 2011年12月2日閲覧。
  16. ^ “日本におけるオンラインゲーム「ヴァンディアブレイカー」のチャネリングサービス終了に関するお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年9月1日). 2011年12月2日閲覧。
  17. ^ a b “オンラインゲーム「IL（アイエル）」一時サービス休止についてのお知らせ” (PDF) (Japanese). Gala Inc (2011年10月14日). 2011年12月2日閲覧。
  18. ^ “エンタメ系MMOストリートレースゲーム 「ストリートギアーズ」公式サイト” (Japanese). Gala Inc.. 2011年12月2日閲覧。
  19. ^ アイリスオンライン、12月25日をもってサービスを終了―今後のスケジュールを公開 ixll 2012年11月27日
  20. ^ ガーラ、『Flyff Onlline』の日本でのサービスを2017年9月29日をもって終了…今夏配信予定のスマホ向け新作『Flyff Legacy』に注力へ Social Game Info 2017年7月3日
  21. ^ MMORPG「RAPPELZ」のサービスが2018年2月28日15：00をもって終了 4Gamer.net 2018年1月16日
  22. ^ “gポテトサービス会員利用規約” (Japanese). Gala Japan Inc.. 2011年12月2日閲覧。
  23. ^ “gポテトサポートポリシーにつきまして” (Japanese). Gala Japan Inc.. 2011年12月2日閲覧。

外部リンク[編集]

作品
関連項目
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