おニャン子Sailing夢工場'87LIVE
『おニャン子Sailing夢工場'87LIVE』 | ||||
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おニャン子クラブ の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1987年4月4日 - 4月5日 | |||
ジャンル | アイドル歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル |
ポニーキャニオン(LP) CBS・ソニー(CD) EPIC・ソニー(CT) | |||
おニャン子クラブ アルバム 年表 | ||||
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『おニャン子Sailing夢工場'87LIVE』(おニャンこ セイリング ゆめこうじょう エイティセブン ライヴ)は、おニャン子クラブのライブ・アルバム。1987年6月3日発売。発売元はキャニオンレコード。規格品番:C28A0574(LP)。本LPと同時にCBS・ソニーからCD(規格品番:32DH681)、EPIC・ソニーからカセットテープ(規格品番:28・6H-237)が発売された。
解説
[編集]1985年に歌手デビューした女性アイドルグループ“おニャン子クラブ”が、1980年代に唯一発表したライブ・アルバム[1]。
1987年4月4日・5日に国立代々木第一体育館で開催されたコンサート「卒業記念 1987 おニャン子クラブSPRINGコンサート "おニャン子Sailing夢工場"」の実況録音盤となる。「卒業記念」とは、テレビ番組『夕やけニャンニャン』放送開始初期からおニャン子クラブ会員メンバーだった樹原亜紀(会員番号6番)、国生さゆり(8番)、内海和子(13番)、立見里歌(15番)、高井麻巳子(16番)の5名が同グループを卒業すること指す。また、高井と岩井由紀子(19番)によるユニット・うしろゆびさされ組も実質的に解散となった[2]。
ライブの詳細・日程・セットリストについては、項目『おニャン子クラブ#コンサート』内の項番4「卒業記念1987おニャン子クラブSPRINGコンサート "おニャン子Sailing・夢工場"」を参照のこと。なお、「NO MORE 恋愛ごっこ(#5)」「蒼いメモリーズ(#9)」「あんまりじゃない?〜恋なし子(#21)」「PINKのCHAO(#24)」「星屑の狙撃手(#27)」「技あり(#31)」「春一番が吹く頃(#35大阪公演)」の7曲は映像化・音源化共にされていない。
本アルバムは、キャニオンレコードから発売されたアナログレコード(LP)の他、コンパクトディスク(CD)・カセットテープ(CT)の計3形態で発売された。それぞれ収録曲目も異なっている。歌唱曲以外に、CBS・ソニーから発売されたCD盤に岩井由紀子と渡辺美奈代(29番)のおしゃべりが、EPIC・ソニーから発売されたカセットテープ盤には渡辺満里奈(36番)と生稲晃子(40番)のおしゃべりが収録されている。
LPサイズの写真集が予約特典として店頭で渡された。
ライブ映像作品『卒業記念SPRINGコンサート Sailing 夢工場』も1987年5月15日にVHSで発売されており、のちにDVD化もされた。なお、映像化されていて音源化されていない曲は、「流氷の手紙(#14)/城之内早苗」「かげろう(#19)/高井麻巳子」「私は里歌ちゃん(#22)/ニャンギラス~樹原亜紀・立見里歌・白石麻子」の3曲。
LP盤はのちに、デジタルリマスター音源CD-BOX『おニャン子クラブ大全集・下巻』(2005/7/6発売、PCCA-2153)のディスク4で初CD化された。さらに2008年9月17日には、特別なCDプレーヤーを購入することなく高音質再生が可能と喧伝されているハイ・クオリティCD仕様の『おニャン子クラブ大全集 for HiQualityCD 上・下巻 限定CD-BOX』(PCCA-50002)にも収められている。
なお、バックバンドのメンバーの一人(キーボード担当)として、後にアニメ・CMなどの作・編曲家として有名になる菅野よう子が参加している[3]。
収録曲
[編集]※ 楽曲名の後にある(#)はLIVEでのセットリストナンバー。「★」がある曲は、その版のみの収録曲。
LP版
[編集]- Side A
- 新・新会員番号の唄 (#3)
- 作詞: 遠藤察男、作曲: 見岳章、歌: おニャン子クラブ
- 深呼吸して (#8)
- 20歳 (#10)★
- ハートに募金を (#12)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 白井良明、歌: おニャン子クラブ
- 星のバレリーナ (#15)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ
- 天使のボディーガード (#16)★
- 作詞: 秋元康 、作曲: 後藤次利、歌: ゆうゆ with おニャン子クラブ
- Side B
- 時の河を越えて (#17)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: うしろ髪ひかれ隊
- シンデレラたちへの伝言 (#20)
- TOO ADULT (#23)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 渡辺美奈代
- バレンタイン・キッス (#28)
- 作詞: 秋元康、作曲: 瀬井広明、歌: 国生さゆり with おニャン子クラブ
- うしろゆびさされ組 (#30)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: うしろゆびさされ組
- かしこ (#33)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: うしろゆびさされ組
- じゃあね (#36)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: おニャン子クラブ
CD版
[編集]- OVERTURE 〜 STAND UP (#1)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: おニャン子クラブ
- 新・新会員番号の唄 (#3)
- 作詞: 遠藤察男、作曲: 見岳章、歌: おニャン子クラブ
- 恋はくえすちょん (#4)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 見岳章、歌: おニャン子クラブ
- ホワイトラビットからのメッセージ (#6)
- 作詞: 秋元康、作曲: 山川恵津子、歌: 渡辺満里奈
- 雨のメリーゴーランド(#11)
- 作詞: 秋元康、作曲: 見岳章、歌: おニャン子クラブ
- あじさい橋 (#13)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 見岳章、歌: 城之内早苗
- 星のバレリーナ (#15)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ
- シンデレラたちへの伝言 (#20)
- 作詞: 売野雅勇、作曲: 八田雅弘、歌: 高井麻巳子
- TOO ADULT (#23)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 渡辺美奈代
- 瞳に約束 (#25)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 渡辺美奈代
- 夏を待てない (#26)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 国生さゆり
- バレンタイン・キッス (#28)
- 作詞: 秋元康、作曲: 瀬井広明、歌: 国生さゆり with おニャン子クラブ
- あの夏のバイク (#29)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 国生さゆり
- 渚の『・・・・・』 (#32)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: うしろゆびさされ組
- かしこ (#33)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: うしろゆびさされ組
- あなただけおやすみなさい (#34)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ
- 瞳の扉 (#35)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ(樹原・国生・内海・立見・高井)
- じゃあね (#36)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ
CT版
[編集]- Side A
- OVERTURE 〜 STAND UP (#1)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: おニャン子クラブ
- お先に失礼 (#2)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: おニャン子クラブ
- 新・新会員番号の唄 (#3)
- 作詞: 遠藤察男、作曲: 見岳章、歌: おニャン子クラブ
- ホワイトラビットからのメッセージ (#6)
- 作詞: 秋元康、作曲: 山川恵津子、歌: 渡辺満里奈
- マリーナの夏 (#7)★
- 作詞: 秋元康、作曲: 岸正之、歌: 渡辺満里奈
- 深呼吸して (#8)
- 作詞: 秋元康、作曲: 山本はるきち、歌: 渡辺満里奈 with おニャン子クラブ
- 雨のメリーゴーランド (#11)
- 作詞: 秋元康、作曲: 見岳章、歌: おニャン子クラブ
- Side B
- 星のバレリーナ (#15)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ
- 約束 (#18)★
- 作詞: 売野雅勇、作曲: 八田雅弘、歌: 高井麻巳子
- TOO ADULT (#23)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 渡辺美奈代
- 夏を待てない (#26)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: 国生さゆり
- かしこ (#33)
- 作詞: 秋元康、作曲: 後藤次利、歌: うしろゆびさされ組
- 瞳の扉 〜 卒業生あいさつ (#35)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ(樹原・国生・内海・立見・高井)
- じゃあね 〜 エンディング (#36)
- 作詞: 秋元康、作曲: 高橋研、歌: おニャン子クラブ
関連作品
[編集]脚注
[編集]- ^ ライブ・アルバムは本作品のみであるが、映像作品は複数タイトル発売されている。「おニャン子クラブ#映像作品」参照。
- ^ うしろゆびさされ組は、同年9月の「おニャン子クラブ解散記念 全国縦断ファイナルコンサート」国立代々木第一体育館公演で再結成された。この日以降の再結成は一度も無い。
- ^ クレジットは”菅野洋子”名義。