コンテンツにスキップ

AFCチャンピオンズリーグ2019

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
AFCチャンピオンズリーグ2019
AFC CHAMPIONS LEAGUE 2019
大会概要
日程 2月5日-11月24日
チーム数 最大53チーム(24協会から)
大会結果
優勝 サウジアラビア アル・ヒラル (3回目)
準優勝 日本 浦和レッズ
大会統計
試合数 126試合
ゴール数 354点
(1試合平均 2.81点)
総入場者数 1,796,810人
(1試合平均 14,260人)
得点王 フランス バフェティンビ・ゴミス(11点)
最優秀選手 フランス バフェティンビ・ゴミス
 < 20182020

AFCチャンピオンズリーグ2019 (: AFC Champions League 2019) は、2002-2003年に第1回大会が行われて以来、17回目のAFCチャンピオンズリーグである (前身も含めれば38回目)。優勝チームはFIFAクラブワールドカップ2019の出場権を獲得する。

出場枠

[編集]

46のAFC加盟協会 (国・地域。準会員北マリアナ諸島を除く)は、AFC大会における過去4年間のナショナルチームおよびクラブの実績に基づいてランク付けされ、2019年および2020年のAFCクラブ大会の出場枠が配分されている (エントリーマニュアル第2.3条(以下、「第◯条」とあるのはエントリーマニュアルの条数を示す))[1]

地区の割り当て

出場枠の割り当て

  • 各地域に4つのグループステージがあり (1グループは4クラブなので全16クラブ)、12枠は協会別に与えられる直接の出場権により決定、残り4枠はプレーオフで決める。
  • AFCランキングによる各地区の上位12の協会は、AFCチャンピオンズリーグの基準を満たしている限り参加する資格がある。
  • 各地区の6位までの協会は、グループステージで少なくとも1つの出場枠を獲得し、残りの協会はプレーオフ枠だけを獲得する (プレーオフ枠だけを獲得した協会は、AFCカップのグループステージ出場枠も得る)(第4.2条)。
    • 東西両地区の上位2協会は3つのグループステージ出場枠と1つのプレーオフ枠を有する。
    • 東西両地区の3位・4位の協会は2つのグループステージ出場枠と2つのプレーオフ出場枠を有する。
    • 東西両地区の5位の協会は1つのグループステージ出場枠と2つのプレーオフ出場枠を有する。
    • 東西両地区の6位の協会は1つのグループステージ出場枠と1つのプレーオフ出場枠を有する。
    • 東西両地区の7位~12位の協会は1つのプレーオフ出場枠を有する。
  • よって東西両地域のランキング上位12協会には以下のように出場権が割り当てられる
順位 直接
出場枠
プレーオフ
出場枠
備考
1 3 1
2 3 1
3 2 2
4 2 2
5 1 2
6 1 1
7 1 * プレーオフ出場クラブが負けた場合AFCカップのグループステージの出場権を得る

* プレーオフ出場クラブがグループステージに出場した場合、AFCカップの次の対象クラブがAFCカップのグループステージの出場権を得る
8 1
9 1
10 1
11 1
12 1
12 15 * 各地区でプレーオフによって4クラブがグループステージに出場できる

協会に割り当てられる出場枠の最大数

  • 各協会の出場枠数は、各協会の国内リーグ最上位ディビジョンの総クラブ数の3分の1まで認められる (オーストラリアは最上位ディビジョンであるAリーグの総クラブ数が10なので、基準を満たしていても最高3枠までとなる)(第5.4条)。

協会の出場枠を満たすクラブ数が足らない場合

  • いずれかの協会が出場基準を満たさず、自協会に与えられた出場枠を満たすクラブ数を出場させなかった場合は、以下の通りとする。
    • グループステージ出場枠を充足できなかった場合は、本来プレーオフから出場するクラブをグループステージからの出場に繰り上げる。そのクラブは、充足できなかった当該協会以外で、地区内でランキング最上位の協会とする。ただし1協会からのグループステージ出場枠は最大3枠までであり、それが充足されている場合は次点の協会に再配分する。
    • プレーオフ枠を充足できなかった場合は、それらは無効にされ、他の協会には再配分されない。本来プレーオフの下位のラウンドから出場するクラブを上位のラウンドに繰り上げる。

協会ランキング

[編集]

2019年のAFCチャンピオンズリーグ出場枠は、2017年12月15日に発表されたアソシエーションランキング [2] にに従って、協会ごとに出場枠が割り当てられる。これはAFCチャンピオンズリーグとAFCカップの成績、ならびに代表チームの2014年から2017年までのFIFAランキングに基づいてランク付けされたものである。

予選・グループステージの出場クラブならびに組み合わせは2018年11月22日に発表された[3][4]

各国協会の評価
基準をクリア
出場枠を認められず
  1. ^ オーストラリア (AUS):本来であれば、ポイントが東西各地区で4位の協会はグループステージ出場2枠とプレーオフ出場2枠を得られる (エントリーマニュアル[5] 第4.2節)ものの、当該協会の最上位リーグのチーム数の3分の1までしか出場枠が認められないため (エントリーマニュアル[5] 第5.4節)、出場枠が3しか認められなかった (直近のシーズンのAリーグは10チームで実施)。
  2. ^ シリア (SYR):協会としてACLの出場枠を認められなかった[6] (理由は不詳)。
  3. ^ バーレーン (BHR):ACLのクラブライセンスを申請したクラブが3つあったものの、いずれも認められなかった[6]

参加クラブ

[編集]
  1. ^ タイトルホルダー (TH): 鹿島アントラーズ2018年大会の優勝者である。
  2. ^ シンガポール (SIN): Sリーグ2018を優勝したのがアルビレックス新潟シンガポールであり、シンガポールを代表して出場する資格を有しないため、2位のホーム・ユナイテッドが代わって出場する。
  3. ^ マレーシア (MAS): マレーシアFAカップ王者であるパハンFAはAFCライセンスを取得出来なかったため、マレーシア・スーパーリーグ2位であるペラFAが繰り上げで予選2回戦から出場する[7][8][9]

日程

[編集]

2019年度のAFCチャンピオンズリーグの日程は以下のとおりである[10]

区分 抽選日 第1戦 第2戦
予選ステージ 予選1回戦 抽選なし 2019年2月5日
予選2回戦 2019年2月12日
プレーオフステージ プレーオフラウンド 2019年2月19日
グループステージ 第1節 2018年11月
(プタリン・ジャヤ, マレーシア)
2019年3月4-6日
第2節 2019年3月11-13日
第3節 2019年4月8-10日
第4節 2019年4月22-24日
第5節 2019年5月6-8日
第6節 2019年5月20-22日
ノックアウトステージ ラウンド16 2019年6月16-19日 2019年6月24-26日
準々決勝 2019年6月-7月 2019年8月26-28日 2019年9月16-18日
準決勝 2019年10月1-2日 2019年10月22-23日
決勝 2019年11月9日 2019年11月24日

予選プレーオフ

[編集]

プレーオフは、予選1回戦、予選2回戦、プレーオフラウンドの計3回戦制で行われ、プレーオフラウンドに勝利した両地区の8クラブがグループステージに進出する。プレーオフの組み合わせは2018年12月22日に発表された[3]

1回戦

[編集]

2019年2月5日に行われる。

チーム #1 スコア チーム #2
西地区
アル・ワフダート ヨルダン 2 - 3 クウェート アル・クウェート
東地区
セレス・ネグロス フィリピン 1 - 2 ミャンマー ヤンゴン・ユナイテッド
ホーム・ユナイテッド シンガポール 1 - 3 インドネシア ペルシジャ・ジャカルタ

2回戦

[編集]

2019年2月12日に行われる。

チーム #1 スコア チーム #2
西地区
パフタコール ウズベキスタン 2 - 1 イラク アル・クウワ・アル・ジャウウィーヤ
FCアルマリク ウズベキスタン 4 - 2 タジキスタン イスティクロル
サイパ イラン 4 - 0 インド ミネルウァ・パンジャーブ
ゾブ・アハン イラン 1 - 0 (延長) クウェート アル・クウェート
東地区
ペラFA マレーシア 1 - 1 (6-5 (p)) 香港 傑志
バンコク・ユナイテッド タイ王国 0 - 1 ベトナム ハノイFC
チェンライ・ユナイテッド タイ王国 3 - 1 ミャンマー ヤンゴン・ユナイテッド
ニューカッスル・ジェッツ オーストラリア 3 - 1 (延長) インドネシア ペルシジャ・ジャカルタ

プレーオフ

[編集]

2019年2月19日に行われる。

チーム #1 スコア チーム #2
西地区
アル・ナスル・ドバイ アラブ首長国連邦 1 - 2 ウズベキスタン パフタコール
アル・ナスル・リヤド サウジアラビア 4 - 0 ウズベキスタン FCアルマリク
アル・ラーヤン カタール 3 - 1 イラン サイパ
アル・ガラファ カタール 2 - 3 イラン ゾブ・アハン
東地区
蔚山現代 大韓民国 5 - 1 マレーシア ペラFA
山東魯能 中華人民共和国 4 - 1 ベトナム ハノイFC
サンフレッチェ広島 日本 0 - 0 (4-3 (p)) タイ王国 チェンライ・ユナイテッド
鹿島アントラーズ 日本 4 - 1 オーストラリア ニューカッスル・ジェッツ

グループステージ

[編集]

予選・グループステージの出場クラブならびに組み合わせは2018年11月22日に発表された[3][11]。32チームは、西地区 (グループAーD)と東地区 (グループEーH)のそれぞれ4つのグループ、8つのグループに分かれた。

地区 グループ 1 2 3 4
西地区 A アラブ首長国連邦 アル・ワスル イラク アル・ザウラー イラン ゾブ・アハン (PO4勝者) サウジアラビア アル・ナスル・リヤド (PO2勝者)
B サウジアラビア アル・イテハド アラブ首長国連邦 アル・ワフダ ウズベキスタン ロコモティフ・タシュケント[note 1] カタール アル・ラーヤン (PO3勝者)
C カタール アル・ドゥハイル サウジアラビア アル・ヒラル アラブ首長国連邦 アル・アイン イラン エステグラル
D イラン ペルセポリス カタール アル・サッド サウジアラビア アル・アハリ ウズベキスタン パフタコール (PO1勝者)
東地区 E 大韓民国 慶南FC [note 1] マレーシア ジョホール・ダルル・タクジム 日本 鹿島アントラーズ(PO4勝者) 中華人民共和国 山東魯能(PO2勝者)
F 中華人民共和国 広州恒大 大韓民国 大邱FC [note 1] オーストラリア メルボルン・ビクトリー 日本 サンフレッチェ広島(PO3勝者)
G 日本 浦和レッズ [note 1] 中華人民共和国 北京国安 大韓民国 全北現代モータース タイ王国 ブリーラム・ユナイテッド
H オーストラリア シドニーFC 日本 川崎フロンターレ 中華人民共和国 上海上港 大韓民国 蔚山現代 (PO1勝者)


グループA

[編集]
チーム 出場権 イラン ZOB サウジアラビア NAS イラク ZAW アラブ首長国連邦 WAS
1 イラン ゾブ・アハン 6 3 3 0 10 5 +5 12 ラウンド16進出 0–0 0–0 2–0
2 サウジアラビア アル・ナスル・リヤド 6 3 1 2 11 7 +4 10 2–3 4–1 3–1
3 イラク アル・ザウラー 6 2 2 2 14 9 +5 8 2–2 1–2 5–0
4 アラブ首長国連邦 アル・ワスル 6 1 0 5 4 18 −14 3 1–3 1–0 1–5
出典: AFC

グループB

[編集]
チーム 出場権 アラブ首長国連邦 WAH サウジアラビア ITH ウズベキスタン LOK カタール RAY
1 アラブ首長国連邦 アル・ワフダ 6 4 1 1 14 9 +5 13 ラウンド16進出 4–1 3–1 4–3
2 サウジアラビア アル・イテハド 6 3 2 1 13 9 +4 11 1–1 3–2 5–1
3 ウズベキスタン ロコモティフ・タシュケント 6 2 1 3 10 11 −1 7 2–0 1–1 3–2
4 カタール アル・ラーヤン 6 1 0 5 9 17 −8 3 1–2 0–2 2–1
出典: AFC

グループC

[編集]
チーム 出場権 サウジアラビア HIL カタール DUH イラン EST アラブ首長国連邦 AIN
1 サウジアラビア アル・ヒラル 6 4 1 1 10 5 +5 13 ラウンド16進出 3–1 1–0 2–0
2 カタール アル・ドゥハイル 6 2 3 1 11 8 +3 9 2–2 3–0 2–2
3 イラン エステグラル 6 2 2 2 6 8 −2 8 2–1 1–1 1–1
4 アラブ首長国連邦 アル・アイン 6 0 2 4 4 10 −6 2 0–1 0–2 1–2
出典: AFC

グループD

[編集]
チーム 出場権 カタール SAD サウジアラビア AHL ウズベキスタン PAK イラン PER
1 カタール アル・サッド 6 3 1 2 7 8 −1 10 ラウンド16進出 2–1 2–1 1–0
2 サウジアラビア アル・アハリ 6 3 0 3 7 7 0 9 2–0 2–1 2–1
3 ウズベキスタン パフタコール 6 2 2 2 7 7 0 8 2–2 1–0 1–0
4 イラン ペルセポリス 6 2 1 3 6 5 +1 7 2–0 2–0 1–1
出典: AFC

グループE

[編集]
チーム 出場権 中華人民共和国 SDL 日本 KAS 大韓民国 GYE マレーシア JDT
1 中華人民共和国 山東魯能 6 3 2 1 10 8 +2 11 ラウンド16進出 2–2 2–1 2–1
2 日本 鹿島アントラーズ 6 3 1 2 9 8 +1 10 2–1 0–1 2–1
3 大韓民国 慶南FC 6 2 2 2 9 8 +1 8 2–2 2–3 2–0
4 マレーシア ジョホール・ダルル・タクジム 6 1 1 4 4 8 −4 4 0–1 1–0 1–1
出典: AFC

グループF

[編集]
チーム 出場権 日本 SAN 中華人民共和国 GZE 大韓民国 DAE オーストラリア MVC
1 日本 サンフレッチェ広島 6 5 0 1 9 4 +5 15 ラウンド16進出 1–0 2–0 2–1
2 中華人民共和国 広州恒大 6 3 1 2 9 5 +4 10 2–0 1–0 4–0
3 大韓民国 大邱FC 6 3 0 3 10 6 +4 9 0–1 3–1 4–0
4 オーストラリア メルボルン・ビクトリー 6 0 1 5 4 17 −13 1 1–3 1–1 1–3
出典: AFC

グループG

[編集]
チーム 出場権 大韓民国 JEO 日本 URA 中華人民共和国 BJG タイ王国 BUR
1 大韓民国 全北現代モータース 6 4 1 1 7 3 +4 13 ラウンド16進出 2–1 3–1 0–0
2 日本 浦和レッズ 6 3 1 2 9 4 +5 10 0–1 3–0 3–0
3 中華人民共和国 北京国安 6 2 1 3 6 8 −2 7 0–1 0–0 2–0
4 タイ王国 ブリーラム・ユナイテッド 6 1 1 4 3 10 −7 4 1–0 1–2 1–3
出典: AFC

グループH

[編集]
チーム 出場権 大韓民国 ULS 中華人民共和国 SSI 日本 KAW オーストラリア SYD
1 大韓民国 蔚山現代 6 3 2 1 5 7 −2 11 ラウンド16進出 1–0 1–0 1–0
2 中華人民共和国 上海上港 6 2 3 1 13 8 +5 9 5–0 1–0 2–2
3 日本 川崎フロンターレ 6 2 2 2 9 6 +3 8 2–2 2–2 1–0
4 オーストラリア シドニーFC 6 0 3 3 5 11 −6 3 0–0 3–3 0–4
出典: AFC

ノックアウトステージ

[編集]
ラウンド16 準々決勝 準決勝 決勝
                    
アラブ首長国連邦の旗 アル・ワフダ 1 2 3
サウジアラビアの旗 アル・ナスル・リヤド 1 3 6
サウジアラビアの旗 アル・ナスル・リヤド 2 1 3
カタールの旗 アル・サッド 1 3 4
カタールの旗 アル・ドゥハイル 1 1 2
カタールの旗 アル・サッド 1 3 4
カタールの旗 アル・サッド 1 4 5
西地区
サウジアラビアの旗 アル・ヒラル 4 2 6
サウジアラビアの旗 アル・イテハド 2 4 6
イランの旗 ゾブ・アハン 1 3 4
サウジアラビアの旗 アル・イテハド 0 1 1
サウジアラビアの旗 アル・ヒラル 0 3 3
サウジアラビアの旗 アル・アハリ 2 1 3
サウジアラビアの旗 アル・ヒラル 4 0 4
サウジアラビアの旗 アル・ヒラル 1 2 3
日本の旗 浦和レッズ 0 0 0
中華人民共和国の旗 上海上港(PK) 1 1 2 (5)
大韓民国の旗 全北現代モータース 1 1 2 (3)
中華人民共和国の旗 上海上港 2 1 3
日本の旗 浦和レッズ (a) 2 1 3
日本の旗 浦和レッズ 1 3 4
大韓民国の旗 蔚山現代 2 0 2
日本の旗 浦和レッズ 2 1 3
東地区
中華人民共和国の旗 広州恒大 0 0 0
中華人民共和国の旗 広州恒大 (PK) 2 2 4 (6)
中華人民共和国の旗 山東魯能 1 3 4 (5)
中華人民共和国の旗 広州恒大 (a) 0 1 1
日本の旗 鹿島アントラーズ 0 1 1
日本の旗 鹿島アントラーズ (a) 1 2 3
日本の旗 サンフレッチェ広島 0 3 3

ラウンド16

[編集]
チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
西地区
アル・ナスル・リヤド サウジアラビア 4 - 3 アラブ首長国連邦 アル・ワフダ 1 - 1 3 - 2
アル・イテハド サウジアラビア 6 - 4 イラン ゾブ・アハン 2 - 1 4 - 3
アル・ドゥハイル カタール 2 - 4 カタール アル・サッド 1 - 1 1 - 3
アル・アハリ サウジアラビア 0 - 1 サウジアラビア アル・ヒラル 0 - 1 0 - 0
チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
東地区
鹿島アントラーズ 日本 3 - 3 (a) 日本 サンフレッチェ広島 1 - 0 2 - 3
広州恒大 中華人民共和国 4 - 4
(6-5 PK)
中華人民共和国 山東魯能 2 - 1 2 - 3 (延長)
浦和レッズ 日本 4 - 2 大韓民国 蔚山現代 1 - 2 3 - 0
上海上港 中華人民共和国 2 - 2
(5-3 PK)
大韓民国 全北現代モータース 1 - 1 1 - 1 (延長)

準々決勝

[編集]

準々決勝から決勝までの組み合わせ抽選会は、2019年7月2日に行われた。準々決勝から決勝までの組み合わせ抽選では、異なるゾーンのチームは決勝まで対戦することはなく、「カントリー・プロテクション (同一協会所属で2チーム以上が勝ち残った場合、当該チーム間の対戦を避ける)」は適用されない。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
西地区
アル・ナスル サウジアラビア 3 - 4 カタール アル・サッド 2 - 1 1 - 3
アル・イテハド サウジアラビア 1 - 3 サウジアラビア アル・ヒラル 0 - 0 1 - 3
東地区
上海上港 中華人民共和国 3 - 3 (a) 日本 浦和レッズ 2 - 2 1 - 1
広州恒大 中華人民共和国 1 - 1 (a) 日本 鹿島アントラーズ 0 - 0 1 - 1

準決勝

[編集]
チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
西地区
アル・サッド カタール 5 - 6 サウジアラビア アル・ヒラル 1 - 4 4 - 2
東地区
浦和レッズ 日本 3 - 0 中華人民共和国 広州恒大 2 - 0 1 - 0

決勝

[編集]
チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
アル・ヒラル サウジアラビア 3 - 0 日本 浦和レッズ 1 - 0 2 - 0

二試合合計スコア 3 - 0 でアル・ヒラルが優勝


AFCチャンピオンズリーグ 2019 優勝
サウジアラビア
アル・ヒラル
19大会ぶり3回目

表彰

[編集]
選手 チーム
MVP[12] フランス バフェティンビ・ゴミス サウジアラビア アル・ヒラル
得点王[12] フランス バフェティンビ・ゴミス サウジアラビア アル・ヒラル
フェアプレー賞[12] 日本 浦和レッズ
ベストゴール[13] イラン ショジャー・ハリルザデー イラン ペルセポリス

得点ランキング

[編集]

  当該ラウンドまでに敗退

  チームは勝ち残っているが、当該選手は(移籍等により)不参加
順位 選手 チーム MD1 MD2 MD3 MD4 MD5 MD6 2R1 2R2 QF1 QF2 SF1 SF2 F1 F2 合計
1 フランス バフェティンビ・ゴミス サウジアラビア アル・ヒラル 1 1 2 3 2 1 1 11
2 ブラジル レオナルド アラブ首長国連邦 アル・ワフダ 2 1 4 1 1 9
3 日本 興梠慎三 日本 浦和レッズ 1 1 1 2 1 1 1 8
4 シリア オマル・アッ=ソーマ サウジアラビア アル・アハリ 2 2 1 1 1 7
5 イラク アラー・アッバス英語版 イラク アル・ザウラー 2 1 1 2 6
ブラジル ジュリアーノ サウジアラビア アル・ナスル 1 1 1 2 1
ブラジル フッキ 中華人民共和国 上海上港 1 2 1 2
イタリア グラツィアーノ・ペッレ 中華人民共和国 山東魯能 2 2 1 1
9 ウズベキスタン テムルフジャ・アブドゥホリコフ英語版 ウズベキスタン ロコモティフ・タシュケント 1 1 1 2 5
カタール アクラム・アフィーフ カタール アル・サッド 1 1 1 1 1
ブラジル ロマリーニョ サウジアラビア アル・イテハド 1 1 1 2
ブラジル タリスカ 中華人民共和国 広州恒大 1 1 2 1

注記:予選プレーオフ、並びに(相手チームの撤退による)無効試合のゴールは得点ランキングにおいてカウントされない(規約第64.4条)。 出典:AFC[14]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ a b c d ウズベキスタンの第1シードチームと韓国の第2・第3シードチームと日本の第2シードチームは組み合わせ抽選時点で確定していなかった。

出典

[編集]
  1. ^ Entry Manual: AFC Club Competitions 2017-2020”. 2019年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月19日閲覧。
  2. ^ AFC Club Competitions Ranking (as of 15 December 2017)” (PDF). the-afc.com. Asian Football Confederation. 2017年12月15日閲覧。
  3. ^ a b c Continent's elite set for 2019 campaign”. アジアサッカー連盟 (2018年11月22日). 2018年11月22日閲覧。
  4. ^ AFC CHAMPIONS LEAGUE 2019 Official Match Schedule”. アジアサッカー連盟. 2018年11月22日閲覧。
  5. ^ a b ENTRY MANUAL AFC CLUB COMPETITIONS 2017-2020”. アジアサッカー連盟. 2018年1月20日閲覧。
  6. ^ a b List of Licensed Clubs for the 2019 AFC Champions League”. アジアサッカー連盟. 2018年12月10日閲覧。
  7. ^ Pahang can forget playing AFC Cup competitions for 2 years”. nst.com.my (2017年12月21日). 2019年2月5日閲覧。
  8. ^ Two years can't apply for AFC Club License”. hmetro.com.my (2017年12月21日). 2019年2月5日閲覧。
  9. ^ Pahang FA was suspended for 2 years”. utusan.com.my (2017年12月22日). 2019年2月5日閲覧。
  10. ^ AFC Competitions Calendar 2019” (PDF). AFC. 2018年2月12日閲覧。
  11. ^ AFC CHAMPIONS LEAGUE 2019 Official Match Schedule”. アジアサッカー連盟. 2018年11月22日閲覧。
  12. ^ a b c “Al Hilal's Gomis wins MVP, Top Scorer awards”. Asian Football Confederation. (24 November 2019). https://www.the-afc.com/competitions/afc-champions-league/latest/news/al-hilal-s-gomis-wins-mvp-top-scorer-awards 24 November 2019閲覧。 
  13. ^ “Khalilzadeh voted best goal of AFC Champions League 2019”. Asian Football Confederation. (9 December 2019). https://www.the-afc.com/competitions/afc-champions-league/archive/2019/latest/news/khalilzadeh-voted-best-goal-of-afc-champions-league-2019 30 October 2020閲覧。 
  14. ^ Top Goal Scorers (by Stage) – 2019 AFC Champions League (Group stage, Round of 16, Knock-out stage)”. the-afc.com. Asian Football Confederation. 2020年12月2日閲覧。

外部リンク

[編集]