青春×機関銃
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青春×機関銃 | |
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ジャンル | サバゲー、青春 |
漫画 | |
作者 | NAOE |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | 月刊Gファンタジー |
レーベル | Gファンタジーコミックス |
発表号 | 2013年2月号 - |
発表期間 | 2013年1月18日 - |
巻数 | 既刊6巻(2015年2月現在) |
アニメ | |
原作 | NAOE |
監督 | 中野英明 |
シリーズ構成 | 古怒田健志 |
脚本 | 古怒田健志 |
キャラクターデザイン | 山中純子 |
音楽 | 橘麻美 |
アニメーション制作 | ブレインズ・ベース |
放送局 | TBS、BS-TBSほか |
放送期間 | 2015年7月 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『青春×機関銃』(アオハル きかんじゅう)は、NAOEによる日本の漫画作品。『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)で2013年2月号から連載中。ガンガンONLINE掲載の読み切り版、その後『月刊Gファンタジー』に掲載された読み切り短編が好評を博し、連載に昇格した。
単行本第6巻が発売された2015年2月にテレビアニメ化が発表された。
ストーリー
ある出来事から、半ば無理やりサバイバルゲームを始めることとなった女子高生・立花蛍。
ホストとエロマンガ家という個性たっぷりな仲間に囲まれ、仕方なくプレイしつつも、いつの間にかサバゲーの魅力にハマっていき、とうとう大きな大会を目指すことになる。
登場人物
- 立花 蛍(たちばな ほたる)
- 声 - 小松未可子
- 松岡に勧誘されてサバゲーを始めた高校生。言動や格好のせいで周囲には男だと思われているが、歴とした女の子。周囲の勘違い故に松岡・雪村の両名から度々セクハラを受けることも(ただし当人達は立花を男だと思っているためセクハラの自覚はない)。サバゲーの腕は未熟で仲間内からはノーコンだと揶揄されるものの、野性的勘は強く、思い入れの強いバトルにおいては真の実力を発揮する模様。正義感の強い性格で、それゆえに闘争心に火が着くこともあるが、正義感が触発される以外にもトリガーとなる部分が多く、雪村からはその性質に疑問を持たれている。名前の由来は「立花宗茂」から。
- 松岡 正宗(まつおか まさむね)
- 声 - 前野智昭
- 立花をサバゲーに引き込んだホスト。立花、雪村が所属するチームトイ☆ガンガンのリーダーで、仕事で鍛えた動体視力が武器。日本一のサバゲーマーを決める大会TGC(トップ・ガン・コンバット)での優勝を目指している。立花の実力を買っており、しばしばゲーム中にフォローすることも。また、雪村とは学生時代からの友人だったらしく、過去に苛めを受けていた雪村を助けたことがある。学力は低いのか、「デザート・イーグル」の「デザート」をおやつの意味と勘違いし、愛銃に「つぶあん/こしあん」と名付けていた。ネーミングセンスも酷く、自身が命名した「トイ☆ガンガン」というチーム名は他チームから「ダサイ」と酷評される場面も目立つ。同じサバゲーマーの緑とは何か因縁めいた関係にある。名前の由来は「伊達政宗」から。
- 雪村 透(ゆきむら とおる)
- 声 - 松岡禎丞
- 松岡に懐いているSM専門のエロマンガ家。エロゲーが大好きなセクハラ男。チームでの役割はスナイパー。過去、苛められていた時に助けてもらった経験からか松岡に異様な執着を見せ、当初はトイ☆ガンガンの新メンバーである立花を追い出そうとしていた。だが、立花のある意味自分勝手な正義感に触発され、のちにチームメンバーとして認める。その後は自身の作品の単行本を立花にプレゼントしている様子(ただし一度も受け取ってもらえていない)。緑とは松岡に関連した因縁関係にあり、遭遇した際はいつもの穏やかな性格は形を潜め、怒りに任せて殴り掛かるほど嫌っている。名前の由来は「真田幸村」から。
- 細川 春樹(ほそかわ はるき)
- 声 -
- 立花が所属する以前からチーム☆トイガンガンに在籍していた元3人目。かつて参加したTGCにてホシシロに完膚無きまでに負けた事が原因で、チームを去っている。その際引き留めようとした松岡に対し「お前のせいでサバゲーが嫌いになったんだよ」と暴言を吐いてしまう。性格は自分勝手でゲスな面が目立つが、松岡たちへの謝罪についてずっと悩んでいた一面もあり、本来は仲間思いの素直な青年。自分より全てにおいて優れている双子の弟・春花を苦手としており、チームを去ったのも実は春花が原因だった。春花を倒してトイ☆ガンガンに戻ることを望んでいる。名前の由来は「細川忠興」から。
- 緑 永将(みどり ながまさ)
- 声 - 興津和幸[1]
- 松岡・雪村と何らかの因縁を持つサバゲーマー。チーム「ホシシロ」のリーダーで普段は小児科の医師として働いている。銃を買いに来た立花と出会い、その際に彼女の体を触診しH&K G3HCを勧める。雪村からは恨みを買っているのか出会い頭に殴り掛かられるが、それを簡単にいなし抑え込むことが出来るほどの実力を持つ。過去に「トイ☆ガンガン」と戦ったことがある。またそれ以前は松岡と組んでサバゲーをしていた。名前の由来は「浅井長政」から。
- 藤本 高虎(ふじもと たかとら)
- 声 - 木村良平
- 愛称は「ふじもん」。「チーム ホシシロ」のメンバーで、撃滅王の別名を持つ。普段の姿は緑を敬愛する研修医。緑からは合鍵を渡されており、毎朝彼の起床を促し朝食をふるまっている。さらに自転車で送迎するつもりでもいるが、交通ルールを理由に毎度断られている様子。優しい性格だが、コワモテで不器用であるため、患者である子供とその保護者からは怖がられてしまっている。さらに対緑限定で、苛められるほど興奮を覚える体質のようで、立花とのゲームに負けた際は、緑からのおしおきを待ち望んでいる様子を見せた。サバゲーにおいては、総重量20kg以上あるミニガンを軽々持ち、走って敵を追い込むほどの怪力の持ち主。緑が「殺っておいで」とスイッチを入れるにより、撃滅王の顔に切り替える。名前の由来は「藤堂高虎」から。
- 赤羽 市(あかばね いち)
- 声 - 喜多村英梨[1]
- ホシシロのメンバーで、チームでの役割は主にスナイパー。普段の姿は緑を敬愛する看護師。藤本よりも後輩だが、尊敬している様子はなく隙あらばチームから追い出そうとしている。緑に対しては狂信的な一面があり、緑の笑顔を「気持ち悪い」と貶した春花に対し激しい怒りを見せた。普段はクールで感情の起伏は薄いが、ヒットした敵の顔を間近で見たいという加虐心を満たすために、しばしば接近戦を仕掛ける癖がある。作中では1・2を争う巨乳の持ち主で、雪村から「漫画の参考にしたい」と言われたほど。名前の由来は「お市の方」から。
- 細川 春花(ほそかわ はるか)
- 声 -
- 星白病院の呼吸器系担当の研修医。以前は兄・春樹に教えてもらいサバゲーをやっていたものの今はやめている様子。春樹に対し病的なまでの執着を見せており、本来すべての能力値は自分の方が上のはずだが、それらはすべて、春樹が本気を出していないだけ、手を抜いているだけだと心から信じており、春樹と改めてサバゲーで戦い自身が負けることを望んでいる。兄が考えることはすべて分かると自称するが、自分の思考が兄を追い詰めていることには気付いていない。
- 宇佐木 歳三(うさぎ としぞう)
- 声 -
- サバゲーショップ「ECHIZEN」の店長。元傭兵で当時は亀梨とあともう一人と共にスリーマンセルを組んで行動していた模様。傭兵をやめショップを開いた後も、傭兵時代の空気をまとっているのか立花を始め多くの客に怖がられている(立花は初めてショップに訪れた際に門番と勘違いしていた)。顔に似合わず世話焼きで、TGC当日の立花を気遣ったり、立花と鉢合わせたくない春樹を匿ったりしていた。またショップには宇佐木独自の秘密ルールがあり、「上に上がります」という合言葉と共に秘密の2階でサバゲーの腕試しをさせてもらえ、店長の眼鏡にかなった者は希望の銃が格安で購入できるらしい。既婚者で娘のらんを溺愛している。名前の由来は「土方歳三」から。
- 亀梨 総司(かめなし そうじ)
- 声 -
- サバゲー大会TGCの主催者。普段は塾の講師をしており、口癖は「いつやるのか、と問う前にやれ」。以前は宇佐木と共に傭兵として活躍していた。クールで常に無表情だが、宇佐木の娘のらんに求婚された際は取り乱し宇佐木を「おとうさん」と呼ぼうとし窘められている。またTGC開始の挨拶の時に茶々を入れた参加者に対し激しい怒りを見せた。名前の由来は「沖田総司」から。
- 相楽 華子(さがら はなこ)
- 声 -
- 立花が定例会で出会った女性サバゲーマー。周囲からは「相楽隊長」と慕われている。普段の姿ははOLで、同じ社に勤める上司の油川恵、部下の河本三木三郎と共に定例会に参加することも。彼らの下心と水面下での異性への牽制には気付いていない様子。
- 矢島 鼎(やじま かなえ)
- 声 - 堀江由衣
- 立花と同じ学校に通う高校生で彼女の親友。立花がサバゲーに関わる原因を作った人物だが、鼎自身は立花がサバゲーをやることについて快く思っていない。しかしTGCを経て落ち込む立花を見てられず、彼女独自のやり方で励まそうとした。松岡に一目ぼれし彼の勤めるホストクラブに来店しようしたかと思えば、立花に「可愛い」と微笑まれ、思わず赤面して逃げ出したり、立花とのデートに喜ぶ様子を見せるなど、彼女に対し友情以上の情があるように窺わせる描写がある。
単行本
- NAOE『青春×機関銃』 スクウェア・エニックス〈Gファンタジーコミックス〉、既刊6巻
- 2013年07月27日発行 ISBN 978-4-7575-4020-0
- 2013年07月27日発行 ISBN 978-4-7575-4021-7
- 2013年11月27日発行 ISBN 978-4-7575-4152-8
- 2014年04月26日発行 ISBN 978-4-7575-4298-3
- 2014年09月27日発行 ISBN 978-4-7575-4431-4
- 2015年02月27日発行 ISBN 978-4-7575-4574-8
テレビアニメ
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2015年7月よりTBS、MBS、CBC、TUT、BS-TBS、TBSチャンネル1にて放送開始予定。
スタッフ
※出典:[1]
- 監督 - 中野英明
- シリーズ構成・脚本 - 古怒田健志
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 山中純子
- サブキャラクターデザイン - 小林利充
- プロップデザイン - 杉村友和
- 美術監督 - 黛昌樹
- 色彩設計 - 加藤里恵
- アクション作画監督 - 才木康寛
- スーパーバイザー - 更一灯
- 撮影監督 - 浅川茂輝
- 編集 - 木村佳史子
- 音響監督 - なかのとおる
- 音楽 - 橘麻美
- アニメーション制作 - ブレインズ・ベース
主題歌
- オープニングテーマ「The Bravest Destiny」
- 作詞・作曲 - James Panda Jr. / 編曲 - 大島賢治、James Panda Jr. / 歌 - トイ☆ガンガン(前野智昭、松岡禎丞、小松未可子)
- エンディングテーマ「群青サバイバル」
- 作詞・歌 - 小松未可子 / 作曲・編曲 - ナカムラヒロシ
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [3] | 備考 |
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2015年7月3日 - | 金曜 1:46 - 2:16(木曜深夜) | TBSテレビ | 関東広域圏 | 製作局 |
金曜 2:47 - 3:17(木曜深夜) | CBCテレビ | 中京広域圏 | ||
2015年7月6日 - | 月曜 1:20 - 1:50(日曜深夜) | チューリップテレビ | 富山県 | |
2015年7月8日 - | 水曜 3:30 - 4:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第3部 |
2015年7月12日 - | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | BS-TBS | 日本全域 | BS放送 |
2015年7月20日 - | 月曜 1:00 - 1:30(日曜深夜) | TBSチャンネル1 | 日本全域 | CS放送 |
出典
- ^ a b c “「青春×機関銃」に興津和幸&喜多村英梨、制作はブレインズ・ベース”. コミックナタリー (2015年5月18日). 2015年5月19日閲覧。
- ^ “青春×機関銃 公式ホームページ”. TBSテレビ. 2015年6月6日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
外部リンク
- :::: GFantasy Website :::: 青春×機関銃 -月刊Gファンタジーオフィシャルサイト
- 青春×機関銃公式ホームページ - TBSテレビ
- 青春×機関銃TVアニメ公式 (@aoharu_anime) - X(旧Twitter)
TBS 金曜 1:46(木曜深夜)枠 | ||
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