粕淵駅

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粕淵駅
駅舎(2008年7月27日)
駅舎(2008年7月27日)
かすぶち
Kasubuchi
明塚 (3.1km)
(2.0km) 浜原
所在地 島根県邑智郡美郷町粕渕407
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 F 三江線
キロ程 48.1km(江津起点)
電報略号 カフ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
25人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1937年昭和12年)10月20日
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日
備考 簡易委託駅
POS端末設置
路線廃止に伴う廃駅
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粕淵駅の位置
粕淵駅の位置
粕淵駅の
位置
粕淵駅の位置

粕淵駅(かすぶちえき)は、島根県邑智郡美郷町粕渕407番地にかつて存在した、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である。

地名は俗字(異体字)の「渕」を用いているが、駅名には正字の「淵」を用いていた。三江線の廃止に伴い、2018年(平成30年)4月1日に廃駅となった。

歴史[編集]

構内(2008年7月27日)
  • 1937年昭和12年)10月20日 - 三江線の石見簗瀬駅 - 浜原駅間延伸に伴い、有人駅として開業。
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 三江南線開業に伴い、従来の三江線が三江北線に改称され、当駅も同線の所属駅となる。
  • 1975年(昭和50年)8月31日 - 当駅を含む江津駅 - 三次駅間が全通したため三江北線が現行の三江線の一部となり、当駅も同線の所属駅となる。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道が継承。
  • 1990年平成2年)3月10日 - 無人駅[1]
  • 2005年(平成17年) - 美郷町商工会が駅業務を受託する、簡易委託駅となる[2]
  • 2018年(平成30年)4月1日 - 三江線の全線廃止に伴い、廃駅となる。

駅構造[編集]

浜原方面に向かって左側に、単式1面1線のホームを持つ地上駅停留所)であった。

駅舎は美郷町商工会館と合築で、商工会の係員が出札業務を受託(管理は浜田鉄道部が担当)する簡易委託駅であり、平日の日中のみPOS端末による発券を行っていた。また、駅前を発着する石見交通の定期券・バスカードの発売も行っていた。なお、自動券売機などは設置されていなかった。ホーム上に待合室があった。

ホームはかつて島式1面2線であったが、片側の線路は撤去され、その路盤は現駅舎及び駅前駐車場の用地に転用された。

駅周辺[編集]

三瓶山への最寄り駅である。

バス乗り場[編集]

当駅前の乗り場は「粕渕駅」と称される。

国鉄時代には、広浜線連絡の国鉄バスも発着していた。三江線廃止に伴うバス路線再編により粕淵都賀線は廃止され、現在は石見交通粕淵線、美郷町営バス粕淵竹線、大和観光の運行する川本美郷線が乗り入れている。

利用状況[編集]

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は103人、1984年度は184人だった。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 58
2000 55
2001 53
2002 57
2003 64
2004 64
2005 60
2006 53
2007 37
2008 28
2009 26
2010 21
2011 22
2012 23
2013 17
2014 23
2015 25

業務上の主要駅である、隣の浜原駅よりも多い。

その他[編集]

  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「神武」の愛称が付けられていた[3]

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道
F 三江線
明塚駅 - 粕淵駅 - 浜原駅
かつて明塚と当駅との間に野井仮乗降場が存在した[4]

脚注[編集]

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  1. ^ 『JR気動車客車編成表』90年版 ジェー・アール・アール 1990年 ISBN 4-88283-111-2
  2. ^ 町商工会館併設の駅舎(駅 三江線35の物語:4)朝日新聞 2018年3月29日閲覧)
  3. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。
  4. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 2』 JTB、1998年。ISBN 4-533-02980-9

関連項目[編集]

外部リンク[編集]