旭橋駅
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旭橋駅 | |
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駅舎(2012年8月) | |
あさひばし Asahibashi | |
◄5 壺川 (0.8 km) (0.6 km) 県庁前 7► | |
左は那覇港、右は那覇バスターミナル | |
所在地 | 沖縄県那覇市泉崎一丁目105 |
駅番号 | 6 |
所属事業者 | 沖縄都市モノレール |
所属路線 |
■沖縄都市モノレール線 (ゆいレール) |
キロ程 | 5.4 km(那覇空港起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,598人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2003年(平成15年)8月10日[1][2] |
旭橋駅(あさひばしえき)は、沖縄県那覇市泉崎一丁目にある、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の駅である。駅番号は6。
歴史
[編集]- 2003年(平成15年)8月10日:那覇空港駅 - 首里駅間開業と同時に開業[1][2]。
- 2014年(平成26年)10月20日:ICカード「OKICA」の利用が可能となる[3][4]。
- 2020年(令和2年)3月10日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[5][6][7]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。エスカレータ・エレベーターの設備がある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■沖縄都市モノレール線 | 下り | てだこ浦西方面 |
2 | 上り | 那覇空港方面 |
駅設備
[編集]- コインロッカー - 改札外に設置
- ATM - 改札内に設置
- 公衆電話 - 改札外に設置
- 自動販売機(飲料)
- トイレ - 改札内に設置
- 売店 - 改札外横にコーヒーショップ(35 COFFEE SHOP)がある[8]。
利用状況
[編集]開業後の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[10] |
1日平均 乗車人員[11] |
出典 |
---|---|---|---|
2003年(平成15年) | 3,469 | 1,694 | [* 1] |
2004年(平成16年) | 3,781 | 1,810 | [* 2] |
2005年(平成17年) | 4,079 | 1,951 | [* 3] |
2006年(平成18年) | 4,091 | 1,949 | [* 4] |
2007年(平成19年) | 4,194 | 1,966 | [* 5] |
2008年(平成20年) | 4,368 | 2,026 | [* 6] |
2009年(平成21年) | 4,168 | 1,959 | [* 7] |
2010年(平成22年) | 4,407 | 2,084 | [* 8] |
2011年(平成23年) | 4,456 | 2,115 | [* 9] |
2012年(平成24年) | 5,016 | 2,407 | [* 10] |
2013年(平成25年) | 5,562 | 2,677 | [* 11] |
2014年(平成26年) | 5,752 | 2,775 | [* 12] |
2015年(平成27年) | 6,069 | 2,959 | [* 13] |
2016年(平成28年) | 6,444 | 3,163 | [* 14] |
2017年(平成29年) | 6,817 | 3,361 | [* 15] |
2018年(平成30年) | 3,893 | [* 16] | |
2019年(令和元年) | [12]8,749 | 4,308 | |
2020年(令和 | 2年)[13]4,492 | 2,194 | |
2021年(令和 | 3年)2,392 | ||
2022年(令和 | 4年)3,598 |
駅周辺
[編集]那覇市の中心市街地の西側に位置している。当駅の西側には国道58号、東側には久茂地川がモノレールに並行して通っているほか、駅南側の旭橋交差点で国道58号・国道330号・国道390号(サンシャイン通り)が交差している。
駅から久茂地川を挟んで東側に那覇バスターミナルがあり、久茂地川の上に架かる連絡橋を渡って行くことができる。なお、かつてこの場所には沖縄県営鉄道の那覇駅があった。
久茂地川東側の約4.5ヘクタールの地域では2002年から再開発事業が進められている。国道330号南側(旭町)の再開発区域全域に「カフーナ旭橋」の愛称が付けられている。久茂地川沿いのB-1街区と、B-1街区から沖縄国税総合庁舎を挟んで東側のC街区では官公庁ビル・オフィスビル・ホテルなどが、C街区の東隣のD-1街区ではマンション「フレスコア旭橋」が、C街区の南隣のE-1街区では駐車場がそれぞれ建てられた。那覇バスターミナルはA街区として再開発区域に含まれており、2018年10月1日に新ターミナルが完成した[14][15]。
-
沖縄県立図書館(カフーナ旭橋A街区)
-
那覇ふ頭旅客待合所
バス路線
[編集]- 旭橋駅前バス停
- 9番・小禄石嶺線 (那覇バス)
- 14番・繁多川開南線 (那覇バス) ※那覇バスターミナル側のみ停車。
- 北谷ライナー・美ら海ライナー(カリー観光) ※降車のみ
- 沖縄エアポートシャトル ※降車のみ
- 那覇バスターミナル・旭橋バス停・バスターミナル前バス停
→「那覇バスターミナル」を参照
「旭橋駅前バス停」は駅の直下にある。
ほかに、国道330号側に旭橋バス停、北東側(国際通り側)にバスターミナル前バス停、東側に上泉バス停、南東側に旭町バス停があり、那覇バスターミナル構内に発着している路線は路線ごとにこれらの停留所も通過する。
その他
[編集]- 駅到着時の車内チャイムは、沖縄民謡「海のチンボーラー(うみぬちんぼーらー)」を編曲したものが流れる[16]。
- 2021年4月26日から同年6月27日まで駅構内に寝台特急「なは」号で使われていたヘッドマークが展示されていた[17][18]。これは最終列車の運転後、九州旅客鉄道(JR九州)から列車名のゆかりの地である那覇市に贈呈されたもので、譲渡後は長らくゆいレール展示館で展示されていた[17]。
- 戦前に当駅の周辺は沖縄県営鉄道の那覇駅があったため、出入口前には転車台跡が残っている[19]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b “モノレール、けさ開業/渋滞緩和に期待 関係者ら祝賀式典”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社): p. 1. (2003年8月10日). オリジナルの2003年12月10日時点におけるアーカイブ。 2020年6月23日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、12頁。
- ^ “沖縄初交通系ICカード、先行運用開始”. 沖縄タイムス. (2014年10月20日). オリジナルの2019年7月22日時点におけるアーカイブ。 2021年4月29日閲覧。
- ^ “来月20日から「オキカ」稼働 モノレールのIC乗車券”. 琉球新報. (2014年9月1日). オリジナルの2018年11月1日時点におけるアーカイブ。 2019年8月17日閲覧。
- ^ 『「Suica」サービスを開始します』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2020年2月20日。オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ 。2020年3月12日閲覧。
- ^ “Suica、「ゆいレール」での使用始まる 国内外の観光客に便利に”. 沖縄タイムス. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。 2020年3月12日閲覧。
- ^ “ゆいレールでSuicaの利用開始 那覇空港駅で記念セレモニー 「シームレスに乗車できるように」”. 琉球新報. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。 2020年3月12日閲覧。
- ^ SHOP LIST - 35COFFEE
- ^ “駅別乗客数 年度比較表(2021年3月末日現在 1日当り平均)” (PDF). 沖縄県. 2021年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月13日閲覧。
- ^ “駅別乗降客数” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2019年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
- ^ “駅別乗客数(1日平均)” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2020年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月29日閲覧。
- ^ “移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和元年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 2. 2020年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
- ^ “移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和2年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 3. 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月7日閲覧。
- ^ “カフーナ旭橋A街区の完成について”. 旭橋都市再開発 (2018年10月1日). 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
- ^ “バスターミナル開業に伴う バス路線、時刻表の変更!!” (PDF). 旭橋都市再開発. 2021年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月28日閲覧。
- ^ “オンライン美術館 ゆいレールサウンド”. 沖縄都市モノレール. 2012年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月23日閲覧。
- ^ a b “なは号ヘッドマークの移設について”. 沖縄都市モノレール (2021年4月26日). 2021年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月26日閲覧。
- ^ “「なは」号ヘッドマークの展示について”. 沖縄都市モノレール (2021年7月1日). 2021年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月1日閲覧。
- ^ “沖縄「ゆいレール」駅の近くの「円形の遺構」…戦前に軽便鉄道があった”. 読売新聞 (読売新聞社). (2022年4月30日). オリジナルの2022年5月3日時点におけるアーカイブ。 2022年5月3日閲覧。
利用状況
[編集]- 那覇市統計書
- ^ 第44回那覇市統計書(平成16年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第45回那覇市統計書(平成17年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第46回那覇市統計書(平成18年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第47回那覇市統計書(平成19年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第48回那覇市統計書(平成20年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第49回那覇市統計書(平成21年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第50回那覇市統計書(平成22年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第51回那覇市統計書(平成23年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第52回那覇市統計書(平成24年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第53回那覇市統計書(平成25年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第54回那覇市統計書(平成26年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第55回那覇市統計書(平成27年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第56回那覇市統計書(平成28年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第57回那覇市統計書(平成29年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第58回那覇市統計書(平成30年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第59回那覇市統計書(令和元年版) (PDF) - 165ページ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 06 旭橋駅 | ゆいレール - 沖縄都市モノレール
- モノレール旭橋駅周辺地区 再開発事業(旭橋都市再開発) - ウェイバックマシン(2004年3月22日アーカイブ分)