日産・リヴィナジェニス

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日産・リヴィナジェニス
L11型
グランドリヴィナ (2013)
グランドリヴィナ (2006)
グランドリヴィナ リア (2006)
概要
別名 日産・グランドリヴィナ
製造国 中国大陸
インドネシアの旗 インドネシア
中華民国の旗 台湾
 ベトナム
販売期間 2006年 -
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動方式 FF
プラットフォーム Bプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 1.5L 直4 HR15DE型
1.6L 直4 HR16DE型
1.8L 直4 MR18DE型
最高出力 HR15DE型/HR16DE型
80kW(109PS)/6,000rpm
MR18DE型
93kW(126PS)/5,200rpm
最大トルク HR15DE型
148N·m(15.1kgf·m)/4,400rpm
HR16DE型
153N·m(15.6kgf·m) /4,400rpm
MR18DE型
174N·m(17.7kgf·m)/4,800rpm
変速機 4速AT/5速MT/6速MT
前: ストラット式
後: トーションビーム式
前: ストラット式
後: トーションビーム式
車両寸法
ホイールベース 2,600mm
全長 4,420mm
全幅 1,690mm
全高 1,595mm
車両重量 1,185-1,250kg
系譜
後継 日産・リヴィナ(2代目)に統合(事実上)
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リヴィナジェニスLIVINA GENISS )は日産自動車が製造・販売していた日本国外向け3列シート7人乗りの小型ミニバンである。

概要[編集]

日産の世界戦略車種として位置づけられる。まず2006年11月に中国大陸市場に投入された(中国名:駿逸)。2007年4月にはインドネシアにも「グランドリヴィナ」の名称で投入され、以降台湾やベトナムなどで発売されている。

プラットフォームノートなどと共通のBプラットフォームが採用された。エンジンは直列4気筒 1.5L HR15DE型、同1.6L HR16DE型および同1.8L MR18DE型を搭載し、トランスミッションは4速ATに加え、1.5L車および1.6L車には5速MTが、1.8L車には6速MTが用意される。当初は東風汽車有限公司の中国花都工場のみで製造され、以降インドネシア日産チカンペック工場、台湾裕隆日産汽車三義工場でも製造が開始された。2010年からはベトナムモーターズコーポレーションでも委託生産された。

年表[編集]

  • 2006年
    • 7月 - 広州国際モーターショーで初公開。
    • 11月 - 北京国際モーターショー(オートチャイナ)に出展し中国大陸で販売開始。
  • 2007年
  • 2010年4月6日 - ベトナムで「グランドリヴィナ」が販売開始。
  • 2013年5月 - インドネシアで「オール ニュ グランドリヴィナ」
  • 2019年2月 - 実質的後継車種となる2代目リヴィナの登場により廃止。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]