広野駅 (福島県)

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広野駅
Hirono station.jpg
駅舎(2017年8月)
ひろの
Hirono
末続 (4.8km)
福島県双葉郡広野町大字下浅見川字築地[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 232.4km(日暮里起点)
電報略号 ロノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
402人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1898年明治31年)8月23日[1]
備考 業務委託駅
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広野駅(ひろのえき)は、福島県双葉郡広野町大字下浅見川字築地にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[1]

概要[編集]

当駅は広野町の中心部に位置し、折木温泉、目の湯温泉の最寄り駅である。

当駅における運行形態[編集]

  • 上り(久ノ浜いわき高萩日立水戸方面)
    • 日中は概ね1時間に1本の普通列車(いわき行)が停車する。一部列車はいわき以南の水戸にも乗り入れ、当駅始発の列車も設定されている[2]
  • 下り(竜田富岡方面)
    • 日中は概ね2-3時間に1本の普通列車(富岡行)が停車する。一部、当駅止の列車も設定されている[2]

歴史[編集]

駅構造[編集]

相対式ホーム島式ホーム計2面3線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。 いわき駅管理の業務委託駅である。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 常磐線 下り 富岡方面
2・3 上り いわき水戸上野方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 2番線は主にいわき方面からの折り返しに使用される。
  • 東日本大震災後の運行再開から2014年6月の当駅 - 竜田駅間の運行再開までは、1番線と2番線の間の空間に仮設ホームを設置し、この仮設ホームと1番線を仮設通路で連絡させていた[1]
  • 夜間留置は設定されておらず、当駅止まりの終電は、回送される。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は402人である[利用客数 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 465 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 461 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 468 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 437 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 396 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 388 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 358 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 354 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 346 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 336 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 336 [利用客数 12]
2011年(平成23年)    
2012年(平成24年) 81 [利用客数 13]
2013年(平成25年) 132 [利用客数 14]
2014年(平成26年) 175 [利用客数 15]
2015年(平成27年) 250 [利用客数 16]
2016年(平成28年) 351 [利用客数 17]
2017年(平成29年) 435 [利用客数 18]
2018年(平成30年) 402 [利用客数 1]

駅周辺[編集]

広野町の中心部であり、駅前に商店と少し大きな住宅地がある。

その他[編集]

  • 駅前には「今は山中 今は浜 今は鉄橋わたるぞと」で始まる童謡汽車』碑が建っている。この曲の舞台になったのは、常磐線のこの辺りであったという説に基づいている[7]。この説には異論も唱えられており、『愛唱歌ものがたり』(読売新聞社)に挙げられた説によると、この説を提唱する人は大和田建樹が常磐線の開通式典に招待された際に作詞したとしているが、大和田が招待された時点では久ノ浜駅しか開業していなかったといった矛盾点があり、より信憑性の高い別の作詞者が存在するとしている。
  • 福知山線(JR宝塚線)にも兵庫県三田市に同名の「広野駅」があることから、乗車券類の券面には「(常)広野」と表記される。
  • 本駅と隣の末続駅との間には旧線で使っていたトンネルの跡がある。これは常磐線の車窓からも確認することができる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日のダイヤ改正で急行「ときわ」が特急「ひたち」に統合され優等列車は全列車通過の予定だったが住民の要望により停車駅になった。ただしホームが短いため仙台寄りの先頭車の11号車の自由席ドアカットした。
  • 2002年(平成14年)6月13日、近隣のJヴィレッジがキャンプ地だった2002 FIFAワールドカップアルゼンチン代表の選手たちが、当時この駅に停車していた上野行きのスーパーひたちの自由席に乗って出発した。前日6月12日、宮城スタジアムでのスウェーデン戦で引き分けグループリーグ敗退が決まり、アルゼンチン代表は現地で解散となったからである。
  • 2011年(平成23年)10月10日から2014年(平成26年)5月31日までは、列車が発着する駅の中で、福島第一原子力発電所および事故に関連する避難指示区域(事故発生当初は警戒区域)との境界線にもっとも近い駅となっていた。
  • 東日本大震災の発生時、いわき発原ノ町行き(669M列車)として運行されていた415系K544編成[8]は、後に当駅に移動して留置されていた。この編成は同年10月9日、勝田車両センターに移動されたが、この作業に関し、組合員の被曝を強制するものとして労働組合(動労水戸)がストライキを構える事態となった[9]

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
末続駅 - 広野駅 - (Jヴィレッジ駅 - 木戸駅

脚注[編集]

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記事本文[編集]

  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。
  2. ^ a b 広野駅時刻表”. 駅探. 2019年9月20日閲覧。
  3. ^ 常磐線の運転計画について”. JR東日本水戸支社 (2011年10月3日). 2011年10月3日閲覧。
  4. ^ “JR常磐線:広野−竜田の復旧着工へ 来春再開目指す”. 毎日新聞. (2013年7月30日). オリジナルの2013年7月30日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20130730070250/http://mainichi.jp/select/news/20130730k0000e040137000c.html 2013年8月1日閲覧。 
  5. ^ 常磐線(広野〜竜田間)の運転再開について (PDF) 東日本旅客鉄道水戸支社 (2014年5月30日) 2014年6月1日閲覧。
  6. ^ a b “Suicaご利用可能エリアの拡大について 〜2020年春より常磐線の一部区間で新たにSuicaをご利用いただけるようになります〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2019年10月29日), オリジナルの2019年10月29日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20191029104046/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191029_ho04.pdf 2019年10月29日閲覧。 
  7. ^ 日本鉄道旅行地図帳、第2号「東北」p.3
  8. ^ 『日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録』ISBN 9784107900470 43頁
  9. ^ JR東による労働者への被曝強制に、動労水戸がストライキで決起!” (日本語). 前進 (2011年10月9日). 2011年10月10日閲覧。

利用状況[編集]

  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月4日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]