広江礼威
広江 礼威 | |
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生誕 |
1972年12月5日(51歳) 日本・神奈川県 |
職業 |
漫画家 イラストレーター |
活動期間 | 1993年 - |
ジャンル | 青年漫画 |
代表作 | 『BLACK LAGOON』 |
広江 礼威(ひろえ れい、1972年(昭和47年)12月5日[1] - )は、日本の漫画家、同人作家。神奈川県出身。男性。血液型はO型。イラストレーターとしても活躍しており、書籍やゲーム作品などの表紙絵も手掛けている。代表作は『BLACK LAGOON』。
概要
[編集]10代後半に、友人から声を掛けられてゲーム会社に入社した事が作家活動のきっかけになる。ゲーム会社を退社後、ゲーム関連のアンソロジーなどで『れっどべあ』名義で活動をしていた。それ以前に同じ名義でナムコ(現・バンダイナムコグループ)の情報誌『NG』のオフィシャルファンクラブ『NGクラブ』にも在籍していた。
『月刊コミックコンプ』で『翡翠峡奇譚』が掲載される。しかし、メディアワークス独立騒動で休刊し、『翡翠峡奇譚』は単行本2巻が発刊されて未完となった(『月刊コミックコンプ』には1年半ほど在籍した)。その後、『れっどべあ』(サークル名「TEX-MEX」)名義で18禁ジャンルの同人誌などを描く。角川書店の『月刊コミックドラゴン』で『SHOCK UP!』が連載される。しかし、打ち切りとなった。
ワニマガジンの『コミックガム』に掲載された『PHANTOM BULLET』を描いていた頃に誘われ、『月刊サンデージェネックス』で掲載した『BLACK LAGOON』の読み切りが好評を集め、連載へと発展して人気を集めた。
しかし、2009年(平成21年)に『BLACK LAGOON』は連載を中断して長期休載した。同人誌やTwitterなどで定期的に再開を仄めかすような発言が行われ、2012年(平成24年)に『月刊サンデージェネックス』で『ブラック・ラグーン』の連載が2013年(平成25年)の1月又は2月に再開されると報じられた。
2013年(平成25年)1月19日から中断箇所の連載を再開するも、2014年(平成26年)の単行本10巻刊行直後から、オリジナルテレビアニメ作品『Re:CREATORS』の制作に携わるため再び連載を中断する。この時期を境に『月刊サンデージェネックス』の次号予告からは名前が消えていたが、2017年(平成29年)1月号にて『Re:CREATORS』の描き下ろしポスターを掲載、また同年春より『BLACK LAGOON』の連載も再開されることが併せて報じられた。
戦争物の映画やスティーヴン・キングが好きということで、自身の作品にその影響が見られる。好きな映画は『シャイニング』、『ゾンビ』[2]など。銃や軍事情勢などを好み、『BLACK LAGOON』においてもその傾向を見ることが出来る。
現在[いつ?]も『れっどべあ』(サークル名「TEX-MEX」)名義で同人活動を行っている。また、2012年(平成24年)に『週刊少年サンデー』で連載を開始した『電波教師』の作者・東毅とは友好関係にあり、『電波教師』の登場キャラのキャラデザインを提供している。
人物
[編集]- 3人家族の一人っ子。東京都生まれの神奈川県育ち。
- 小学生の頃からテレビゲームやミリタリーが大好きだったという。
- 担当編集者にも減煙を進言される程のヘビースモーカーであり、愛煙家でもある。銘柄は「サムタイムライト」などを愛煙。
- 漫画の違法アップロードには強烈な嫌悪感を示しており、過去にはTwitter上で違法アップロード者に対し「はやく膵臓癌とかになりますように」といった過激な発言まで行っていた[3]。
嗜好
[編集]- 好きな映画は『シャイニング』、『ワイルド・ギース』など。クエンティン・タランティーノ、ロバート・ロドリゲス、ジョン・ウー、サム・ペキンパーら監督作品。
- 好きなミュージシャンはレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ラクーナ・コイルなど。ロブ・ゾンビやギターウルフなど、作中にも時折ポピュラー音楽が登場する。
- 好きな銃はカラシニコフAK-74、戦車は九五式軽戦車、軍隊はソ連軍。
- 好きなゲームは『コール オブ デューティ』など。
- 好きな漫画家はいましろたかし、伊藤明弘、山田芳裕、東陽片岡など。
- 好きな小説家はスティーブン・キング、ギャビン・ライアル、船戸与一、ジャック・ヒギンズなど。
- 好きな色は赤、青系統。
作品リスト
[編集]漫画
[編集]- 翡翠峡奇譚(月刊コミックコンプ、全2巻)
- SHOOK UP!(月刊コミックドラゴンおよびサンデーGXコミック、全1巻)
- PHANTOM BULLET(コミックガム、画集『Barrage』に4話収録)
- BLACK LAGOON(月刊サンデージェネックス、連載中。既刊13巻)
- 341戦闘団(ゲッサン、2019年7月号より隔月連載中)
コミック小説版
[編集]イラスト
[編集]- 特命転攻生(テーブルトークRPGルールブック)メインビジュアル(イラスト、巻頭漫画)
- 天使は容赦なく殺す(著:グレッグ・ルッカ、訳:佐々田雅子)表紙絵
- GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS ギャラリーに1枚参加
- Generation XTH -CODE HAZARD-(Windows XP用ゲームソフト)パッケージイラスト
- Fate/hollow ataraxia ファンディスク収録イラスト
- Fate/stay night アニメDVD 第8巻「Complimentary Booklet」収録イラスト
- 空の境界 劇場版第五章 『矛盾螺旋』 パンフレット内イラスト
- 萌え萌えナチス読本(著:ナチス読本制作委員会、監修:森瀬繚)表紙絵
- 戦争大臣(著:遠藤徹)表紙絵
- 黄門漫遊(あさ川製菓(株))のご当地お菓子パッケージイラスト 平野耕太との合作
- 戦国大戦 SS雑賀孫市イラスト、着色は山中虎徹
- いまさらですがソ連邦(著:速水螺旋人、ほか) - イラストコラム「僕とソ連邦」を寄稿、BLACK LAGOONのバラライカの若いころを描いている。
- デュエル・マスターズ「ウマキン☆プロジェクト」コラボカードイラスト[4]
イラスト集
[編集]キャラクターデザイン・原画
[編集]- 対魔忍アサギ 決戦アリーナ 八津愛子(カードイラスト/アダルトシーン原画)
- ビキニ・ウォリアーズ (ハンター)
- Fate/Grand Order(一部キャラクターデザイン)
- アリス・ギア・アイギス (春日丘もえ 波佐見利佳)
アニメーション
[編集]- 聖痕のクェイサー 第22話(エンドカードイラスト)
- 夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜 第6話(エンドカードイラスト)
- RAIL WARS! 第11話(エンドカードイラスト)
- Re:CREATORS(原作、シリーズ構成、脚本)
脚注
[編集]- ^ 2006年(平成18年)当時の公式サイトのプロフィールに「ベトナムからアメリカが撤退した年のウォルト・ディズニーと同じ日」との記載。
- ^ GX作家&作品紹介「広江礼威」 [リンク切れ]
- ^ 違法コピーにマンガ家過激発言 「膵臓癌になれ」「隕石に当たって死ね」 J-CASTニュース 2010年08月23日19時44分 (2022年11月15日閲覧)
- ^ デュエル・マスターズ公式アカウント 2021年11月30日のツイート、2021年12月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 広江礼威 公式サイト VIOLENT DOGS DIVISION
- 広江礼威 (@hiroerei) - X(旧Twitter) (2009年9月17日 23時58分37秒 - )
- 広江礼威 (@hiroerei.bsky.social) - Bluesky
- 小学館コミック サンデーGENE-X