初狩駅

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初狩駅
JR Chuo-Main-Line Hatsukari Station building.jpg
駅舎(2021年5月)
はつかり
Hatsukari
JC 32 大月 (6.1 km)
(6.5 km) 笹子 CO 34
所在地 山梨県大月市初狩町下初狩3390
北緯35度35分40.6秒 東経138度53分3.8秒 / 北緯35.594611度 東経138.884389度 / 35.594611; 138.884389座標: 北緯35度35分40.6秒 東経138度53分3.8秒 / 北緯35.594611度 東経138.884389度 / 35.594611; 138.884389
駅番号 CO33[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 中央本線
キロ程 93.9 km(東京起点)
電報略号 ハカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[2]
乗車人員
-統計年度-
393人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1910年明治43年)2月10日[2]
備考 無人駅
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初狩駅(はつかりえき)は、山梨県大月市初狩町下初狩にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)中央本線である[2]駅番号CO 33[1]

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する地上駅[2]スイッチバック構造を持ち、構内の大月寄りで本線から分岐した着発線と側線が駅舎の脇、笹子方面(旧ホーム跡)へ伸びている。

駅舎は1951年昭和26年)に竣工した木造建築。駅事務室の一部のみが2階建てになっている。駅舎の内部には駅事務室と待合所がある。待合所には自動券売機が設けられている。自動改札機は未設置で簡易Suica改札機1組が設置されている。無人化直前は大月駅管理のJR東日本ステーションサービスによる業務委託駅であった。工事列車発着時に大月駅からJR東日本の社員が派遣され、信号取扱業務や入換業務を行っている。

ホームは駅舎などより少し高い位置にあるため、ホームから駅舎へ向かうには、まずホーム中ほどから階段を下り、その後地下通路を通る。すると側線が残された場所に出るのでそこから構内踏切(旧ホーム跡)を通って到達できる。

かつての中央本線にはこの付近だけでも笹子駅勝沼ぶどう郷駅(旧勝沼駅)など多数のスイッチバック構造を持つ駅が存在したが、当駅のスイッチバック構造は当駅発着の工事列車・貨物列車および近くの甲州砕石大月営業所へと延びる専用線バラスト)が発着するために必要な設備として残されているに過ぎない。また、当駅の側線脇には保線基地があり、ここへJR東日本東京レールセンター(越中島貨物駅接続)からの工事資材用のレールの到着がある。

現在でも当駅からはJR東日本の砕石(バラスト)輸送列車の発駅およびレール輸送列車の着駅となっている[2]が、既にJR貨物の貨物列車の発着はなく、また工事列車自体の編成も短い事から、スイッチバック施設も大部分が遊休化しており、末端部の引き上げ線付近が道路拡張によって一部撤去されている。なお、同様に砕石輸送がある水郡線西金駅吾妻線小野上駅とは違い、JR貨物の駅の登録が残っている。

かつては当駅に停まる旅客列車もスイッチバックを行っていたが、1968年(昭和43年)の複線化の際、勾配のある本線上に新しくホームが設けられ、スイッチバックは行われなくなった。

カーブの途中に駅が位置する関係で、電車とホームの間が広く開く(特に1番線)。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 CO 中央本線 上り 大月八王子新宿方面
2 下り 甲府上諏訪松本方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況[編集]

JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2012年度(平成24年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 505 [利用客数 1]
2001年(平成13年) 486 [利用客数 2]
2002年(平成14年) 478 [利用客数 3]
2003年(平成15年) 469 [利用客数 4]
2004年(平成16年) 461 [利用客数 5]
2005年(平成17年) 440 [利用客数 6]
2006年(平成18年) 411 [利用客数 7]
2007年(平成19年) 422 [利用客数 8]
2008年(平成20年) 429 [利用客数 9]
2009年(平成21年) 398 [利用客数 10]
2010年(平成22年) 391 [利用客数 11]
2011年(平成23年) 380 [利用客数 12]
2012年(平成24年) 393 [利用客数 13]

駅周辺[編集]

駅前広場(2021年5月)

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
CO 中央本線
大月駅 (JC 32) - 初狩駅 (CO 33) - 笹子駅 (CO 34)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

  1. ^ a b “中央本線 初狩~小淵沢駅間へ「駅ナンバリング」を拡大しました” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道八王子支社, (2020年3月23日), オリジナルの2020年3月23日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200323070544/https://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20200323/20200323_info001.pdf 2020年3月23日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、20頁。 
  3. ^ 「鉄道院告示第4号」『官報』1910年2月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. ^ a b 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、181頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ “「通報」●中央本線初狩駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1984年5月25日) 
  6. ^ 曽根悟(監修)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、 27頁。
  7. ^ a b “首都圏でSuicaをご利用いただけるエリアが広がります” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2004年8月23日), オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190709202725/https://www.jreast.co.jp/press/2004_1/20040807.pdf 2020年3月25日閲覧。 

利用状況[編集]

  1. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]