小淵沢駅

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小淵沢駅*
駅舎(2018年3月12日)
駅舎(2018年3月12日)
こぶちざわ
Kobuchizawa
所在地 山梨県北杜市小淵沢町[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 コチ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,612人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1904年明治37年)12月21日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 中央本線
キロ程 173.7km(東京起点)
長坂 (7.4km)
(4.5km) 信濃境**
所属路線 小海線
キロ程 0.0km(小淵沢起点)
(7.1km) 甲斐小泉**►
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口[1]
*周辺の駅では「小沢」との表記も見られる。
** この間に八王子支社長野支社境界あり(当駅から中央本線長坂寄りは八王子支社管内)
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旧駅舎
旧駅舎
ホーム
ホーム
供用開始直後の新駅舎・駅前広場整備工事(2017年7月4日)
供用開始直後の新駅舎・駅前広場整備工事(2017年7月4日)

小淵沢駅(こぶちざわえき)は、山梨県北杜市小淵沢町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである[1]。標高は886.7m[1]。山梨県の鉄道駅としては最西端となる。

乗り入れ路線[編集]

中央本線小海線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。このうち、中央本線を当駅の所属線[2]としており、小海線は当駅が起点である。

中央本線は新宿方面(吉祥寺駅)から当駅までが八王子支社の管轄であり、塩尻・松本方面および小海線は長野支社の管轄である。両支社の境界は、中央本線では下り第4閉塞信号付近、小海線は県道11号線との交差付近(この付近に上り遠方信号機あり)に置かれている。

中央本線の特急列車あずさ」は最速達・速達便(4往復)を除き全列車が停車する。なお、「かいじ」が当駅まで運行することがある。

土休日に215系で運行される「ホリデー快速ビューやまなし」の山梨県側の終着駅でもあるほか、毎年1月に臨時快速列車「成田山初詣やまなし号」が当駅と成田駅の間を往復で、毎年4月に臨時快速列車「お座敷桃源郷パノラマ号」が当駅と千葉駅の間を往復で運行している。

2018年には夏の臨時列車として特急列車「山かいじ」が立川駅から当駅までの下り列車のみで運行[3]、特急列車「諏訪しなの号」が当駅と名古屋駅の間を往復で運行された[4]

小海線の臨時快速列車、「HIGH RAIL 1375」のすべての列車が当駅から発着する。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅。3番線はホームなしの待避線である。5番線からは当駅始発の松本方面行列車も発車する。4番線は小海線の始発専用ホームとなっており、非電化かつ甲府方面が行き止まりになっている。駅舎とホームは跨線橋で結ばれている。旧駅舎時代は、駅舎と中央本線が発着する1・2番線とは地下通路で結ばれていたが、駅舎と4・5番線(主に小海線が発着)は直接行き来することができず、1・2番線から跨線橋を渡る必要があった[1]。新駅舎が竣工したことに伴い、地下通路は閉鎖されたが、代わりに両ホームとも同じ跨線橋で行き来することができるようになった。1・2番線ホームはかさ上げ工事が実施されており、都市部の駅と同等の高さが確保されている。

旧駅舎は開業当初からのものという記録が残る木造平屋建てで、内部にはコンコース、待合所のほかに売店駅弁など)や信州そば・うどん店(丸政)があった。2017年7月3日には新駅舎とその中に丸政が営業するMASAICHI本店、丸政そば、駅レンタカー小淵沢営業所、北杜市観光案内所、市の交流スペース、駅前広場などが完成・開業した[9][10]。切り替え後、旧駅舎は2017年9月に解体された。

直営駅駅長配置)であり、管理駅として日野春駅長坂駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 7時00分 - 18時00分)・自動券売機指定席券売機(営業時間 初電車-23:15 5:30までと23:00以降はインターネット予約の受け取り不可)・簡易Suica改札機が設置されている。自動改札機は設置されていない。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 中央本線 下り 上諏訪塩尻松本長野方面  
2 上り 甲府大月八王子新宿方面  
3 (待避線) ホーム無し
4 小海線 - 清里野辺山小諸方面  
5 小海線 - 清里野辺山小諸方面  
中央本線 下り 上諏訪塩尻松本長野方面 当駅始発の3本のみ

(出典:JR東日本:駅構内図

駅弁[編集]

丸政が調製・販売しており「高原野菜とカツの弁当」などで知られている[1]

主な駅弁は下記の通り[11]

  • 小淵沢丸政の鶏めし
  • 高原野菜とカツの弁当
  • やまのごはん
  • 信州安養寺味噌弁当
  • 元気甲斐
  • 小淵沢丸政の信州牛御辨當

利用状況[編集]

JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員1,612人である[JR統計 1]

近年の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
年間乗車人員
2000年(平成12年) 1,526[JR統計 2] 556,903[山梨統計 1]
2001年(平成13年) 1,503[JR統計 3] 548,711[山梨統計 2]
2002年(平成14年) 1,389[JR統計 4] 506,848[山梨統計 3]
2003年(平成15年) 1,390[JR統計 5] 508,659[山梨統計 4]
2004年(平成16年) 1,401[JR統計 6] 511,426[山梨統計 5]
2005年(平成17年) 1,395[JR統計 7] 509,263[山梨統計 6]
2006年(平成18年) 1,376[JR統計 8] 502,240[山梨統計 7]
2007年(平成19年) 1,430[JR統計 9] 523,380[山梨統計 8]
2008年(平成20年) 1,381[JR統計 10] 503,700[山梨統計 9]
2009年(平成21年) 1,344[JR統計 11] 490,839[山梨統計 10]
2010年(平成22年) 1,291[JR統計 12] 471,497[山梨統計 11]
2011年(平成23年) 1,306[JR統計 13] 478,139[山梨統計 12]
2012年(平成24年) 1,352[JR統計 14] 493,768[山梨統計 13]
2013年(平成25年) 1,401[JR統計 15] 511,365[山梨統計 14]
2014年(平成26年) 1,419[JR統計 16] 518,179[山梨統計 15]
2015年(平成27年) 1,482[JR統計 17] 542,522[山梨統計 16]
2016年(平成28年) 1,458[JR統計 18] 532,189[山梨統計 17]
2017年(平成29年) 1,532[JR統計 19]  
2018年(平成30年) 1,612[JR統計 1]  

駅周辺[編集]

北杜市小淵沢地区の中心部に位置している。駅前には商店・飲食店・旅館などが並んでいるほか、小淵沢タクシーの営業所もある。なお、駅名と違い地区名では「こぶちわ」と濁らない[1]

バス路線[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
小淵沢駅 北部巡回線(右回り) 総合スポーツセンター前・小淵沢ICスパティオ小淵沢・大芦 ひまわり市場前 北杜市民バス
北部巡回線(左回り) 小淵沢総合支所前・篠尾郵便局前・中島公民館・清春芸術村長坂駅甲陽病院前・大泉総合支所・ひまわり市場前・大芦 スパティオ小淵沢 北杜市民バス
小淵沢巡回線(Aルート) 尾根公民館南・フィオーレ小淵沢 スパティオ小淵沢 北杜市民バス 水・土曜日運行
小淵沢巡回線(Bルート) 小淵沢総合支所前・神田北・女取公民館・リゾナーレ北・大東豊公民館 スパティオ小淵沢 北杜市民バス 水・土曜日運行
小淵沢巡回線(Bルート) 小淵沢総合支所前・上笹尾公民館・城山公園・下久保・岩窪北 スパティオ小淵沢 北杜市民バス 水・土曜日運行
八ケ岳高原リゾートバス スパティオ小淵沢・えほん村・平山郁夫シルクロード美術館 泉郷 八ヶ岳高原リゾートバス実行委員会(山交タウンコーチ 運休中
鉢巻リソートバスハッピー号 ホテル風か(アウトレット入口)・スパティオ小淵沢(道の駅こぶちさわ)・富士見高原ペンションビレッジ・八峯苑鹿の湯・八ヶ岳美術館八ヶ岳自然文化園 たてしな自由農園 山交タウンコーチ ゴールデンウィーク・夏季運転

隣の駅[編集]

※当駅に一部が停車する中央本線の特急「あずさ」(臨時運行の「かいじ」・「山かいじ」)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
※臨時列車「ホリデー快速ビューやまなし号」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
※臨時快速「HIGH RAIL 1375」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道(JR東日本)
中央本線
長坂駅 - 小淵沢駅 - 信濃境駅
小海線
小淵沢駅 - 甲斐小泉駅

脚注[編集]

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記事本文[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、127頁。ISBN 9784784071647
  2. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  3. ^ “夏の増発列車のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道八王子支社, (2018年5月18日), http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20180518/20180518_info2.pdf 2018年5月26日閲覧。 
  4. ^ “「信州アフターデスティネーションキャンペーン」の展開について” (PDF) (プレスリリース), 東海旅客鉄道株式会社, (2018年5月18日), http://jr-central.co.jp/news/release/nws002468.html 2018年5月26日閲覧。 
  5. ^ 「鉄道省告示第317号」『官報』1904年12月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 「逓信省告示第504号」『官報』1933年07月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ “Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます” (pdf) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道株式会社, (2013年11月29日), オリジナルの2013年12月3日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20131203005229/http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf 2017年10月1日閲覧。 
  8. ^ 小淵沢駅新駅舎の店舗開業と「八ヶ岳フェア」の実施について”. JR東日本八王子支社プレスリリース. 2017年5月19日閲覧。
  9. ^ 中央線 小淵沢駅が生まれ変わります”. JR東日本八王子支社プレスリリース. 2017年5月19日閲覧。
  10. ^ 小淵沢駅新駅舎の店舗開業と「八ヶ岳フェア」の実施について”. JR東日本八王子支社プレスリリース. 2017年5月19日閲覧。
  11. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、 552頁。

利用状況[編集]

JR東日本(1日平均乗車人員)
  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月10日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月16日閲覧。
山梨県統計年鑑(年間乗車人員)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]